【号外第35弾】ブチャで起きたロシアによる「大量虐殺」は「見せ物」だった!? ウクライナで人道支援に従事したアドリアン・ボケ氏が、ウクライナ軍の悪行を暴露!(後編)なおIWJは経済的に大ピンチです! 2022.6.3

記事公開日:2022.6.3 テキスト動画
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特集 ロシア、ウクライナ侵攻!!
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 IWJ代表の岩上安身です。

 号外の第35弾をお送りします。

【号外第35弾】ブチャで起きたロシアによる「大量虐殺」は「見せ物」だった!? フランス陸軍の特殊部隊の元隊員で、ウクライナで人道支援に従事したアドリアン・ボケ氏が、出演したフランスのラジオ番組で、ウクライナ軍の悪行を暴露!(後編) なおIWJは経済的に大ピンチです! ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 昨日に引き続き、ウクライナで人道支援のために従事したアドリアン・ボケ氏が語ったウクライナ軍の悪行についてお届けします。

ボケ「リヴィウにいた時のことです。僕はホテルにいたんですが、空爆があって、僕がいたところの500メートル先にミサイルが着弾したんです。僕は眠っていたんですが、何もかも粉々になって、ガラス窓とか。僕は直ちに現場に向かいました。そして、ミサイル5発のうち4発が武器の保管場所に命中したことがわかりました。保管されていたのはヨーロッパからきた武器。キエフ(キーウ)や各隊に送られるためにリヴィウに一時保管されていた武器です。

 ヨーロッパから送られてきたこれらの武器が、どこに置かれていたかわかりますか? 一般市民の住んでる区画や家屋にですよ? 人々はそんなこと知らされてません。夜中に運び込まれてくるんです。頻繁に夜中に来るんですーー」

ベルコフ「でも人々は気づかないもんですかね」

(会員限定・インタビュー動画あり。続きを読む: https://iwj.co.jp/wj/member/archives/506749

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■SOSです! IWJは経済的に大ピンチです! 6月に入り、IWJの今期も残り2か月ですが、赤字が拡大し、非常に苦しい状態が続いています! IWJの活動には市民の皆さまのご寄付・カンパが欠かせません! 5月のご寄付は月間目標額の49%と5割にも届きませんでした! 第12期の5月までの10か月間にわたる累積の不足金額は513万7517円となります! ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、1カ月の間に必要なご寄付・カンパの目標額を月額400万円と見積もらせてもらっています。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、6月で11カ月目に入りました。

 5月のご寄付・カンパについて、集計が確定いたしましたので、ご報告させていただきます。

 5月は1日から31日までの31日間で、182件、195万8017円、目標額の49%相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます!

 とはいえ、月間目標の5割にも届かず、5月の未達成分は204万1983円となりました。これに伴い、今期スタートの8月1日から5月31日までの10か月間の累計の不足分は、513万7517円となっています。

 6月の未達成分370万4653円に、5月末までの累積の不足分513万7517円をあわせ、6月末までに884万2170円必要になります! 赤字幅が拡大してきました! 皆さまのご助力、ご支援が必要です!

 6月は2日までの2日間で、34件、29万5347円、目標額の7%相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます!

 今期は残すのは6月と7月のあと2ヶ月となりました。今期末までの残り2カ月でこの赤字を削って、不足分をゼロにし、次の期につなげられるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3177人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年5月31日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2784円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人8046円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した地震の際に大規模停電が起きて、その影響で、インタビューや動画配信に必要なIWJの設備が故障し、その修理費用が約70万円かかります。

 この故障を完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、いまだに再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。1日も早く復旧できるように、ご支援と、ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 ロシアによるウクライナへの侵攻と、それに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。

 米国の真の狙いは、実現できるかどうかは別として、恒久的に米軍が欧州を軍事的に支配し、ロシアを米国に抵抗できないレベルにまで弱体化することにあります。それが米国の単独覇権の維持・強化になると、一般の米国国民はともかくとして、少なくとも米国の支配的な一部、軍産複合体やネオコンらは思っているからです。

 ロシアのウクライナ侵攻は、その米国の単独覇権の維持・強化戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。

 バイデン大統領は、5月3日、「ロシアとの戦いは、民主主義と中国などの専制主義との戦いの戦線のひとつに過ぎない」と指摘したと、『AFP』は伝えています。

 また、同日『RT』は、「中露に対する『文明の戦い』の最初の『実戦の戦闘』を戦っている」とバイデン大統領の言葉を伝えました。

 これらのバイデン大統領の言葉を、驚くべきことに日本のマスメディアはほとんど報じていませんが、これは重要な発言です。

 バイデン大統領の本音が、ぽろりとこぼれ出たのでしょう。「主体」は米国であり、「民主主義」対「専制政治」というイデオロギー上の戦いのために、中国とロシアに対する「文明の衝突」をこれから戦うというのです。そして、「ウクライナはその最初の実戦なのだ」というわけです。

 次の標的は中国です。当然、「実戦」は、これからも続く予定なのでしょう。

 そして、さらに5月23日の訪日の際の記者会見で、バイデン大統領は「台湾を守るために軍事介入するか?」という記者の問いに対して、はっきりと「YES」と答え、「そう約束しましたから介入します」と明言しました。

 IWJは、侵攻直後から、このウクライナ侵攻から始まった動きが、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性があると、散々、警鐘を鳴らしてきました。バイデン大統領の一連の発言は、対露戦線と対中戦線を直接、つなげるものです。2つの地域での戦争を連動させようとしている「主体」は米国なのです。

 バイデン大統領は、彼が口にしている言葉通り、ロシアの次の標的は中国だ、と言わんばかりに、中国の排除を目的としたIPEFをひっさげて、アジアへやってきました。

 問題なのは、日本の岸田総理はIPEFの中身が何なのか、まだわからない段階で参加を表明してしまっていることです。しかも、TPPやRCEPなど、日本が既に参加している自由貿易協定のルールと、IPEFのルールが異なる場合、どちらを優先するのか、など、大切なことが国内で何も議論されていないうちから、バイデン政権の方針に盲従を表明してしまっているのです。これは、国会軽視もはなはだしいというべきでしょう。

 米国の「同盟国」という名の「従属国」である日本は、国民の大多数が気づかないうちに、米国が段取りしたロシアと中国を相手に「世界大戦(もしくは米国の代理戦争)」を戦う「連合国」のメンバーに加えられています。日本国民はまず、1人でも多く、この事実に気づかなければなりません。

 極東まで米国が戦線を広げてきた場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル最前線基地とさせられてしまう危険性があります。自民党が提言している「敵基地攻撃能力」改め「反撃能力」という名称での、中国本土に届く中距離ミサイル配備計画は、その一環です。

 日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供して、米国の「代理戦争」の道具と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアをも同時に相手して、日本が戦わなくてはならない可能性が出てきます。しかもミサイル戦の時代であり、日本全土がミサイルの射程距離内に収まっているので、すぐに列島全土が戦場となりえます。

 米国の支援があっても、そんな戦いを現実に遂行できるのか、その上で、核を保有したその3カ国に勝つことができるのかといえば、誰が考えてもまったく不可能でしょう。

 勝敗以前に、日本は開戦早々、全土をミサイルで空爆されて、軍事拠点と重要なインフラを破壊されるでしょう。日本は現在のウクライナのような状態となり、経済や、国民生活は破綻します。

 ウクライナの今年のGDPは、現時点で昨年の半分となる予想です。日本も参戦した場合は、GDPはそうしたレベルにまで落ちるでしょう。

 そんな状態に陥ったとき、少子高齢化に直面している「老いた」日本国民が、過酷な現実を受け入れ、乗り切れるでしょうか。仮に敵国に対して、日本列島に配備されたミサイルによって相手に一時的に一定の痛撃を与えることができたとしても、相手には最後の手段として、3カ国とも核攻撃というカードが残されています。日本に勝ち目はありません。

 米国から核弾頭をシェアリングされ、中距離ミサイルの弾頭を核弾頭に切り替えたとしても、核抑止が効くかどうか。

 日本に配備されたミサイルの弾頭を、通常弾頭から核弾頭に取り替え終わるまで、中・露・北朝鮮という、すでに核を保有済みの3カ国が、おとなしく待っているほどお人よしだとは思えません。

 イスラエルのように沈黙のうちに、秘密裏に核武装を行うのではなく、元首相の安倍晋三氏のような人が、国民的雑誌『文藝春秋』5月号で「ニュークリアシェアリング(核共有)」の必要性を鐘や太鼓を鳴らすように宣伝しているのですから、始末におえません。かえって敵の先制攻撃を誘発してしまうリスクとなります。

 しかも、日本は島国です。

 海上を封鎖されれば、エネルギー資源もなく、食糧自給もできない日本は、たちまち身動きもできなくなり、国民は飢餓に直面します。ウクライナ国民の多くは陸続きの隣国ポーランド等へと難を逃れましたが、日本国民の多くは陸伝いに「難民」になることもできません。海を越えていこうとしても、渡航の安全性は保証されていません。

 どこをどう考えても、米国と同調し、ロシアに制裁を下し、いたずらにロシアとの緊張を高めることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。

 同様に、米国に同調して、中国に対していたずらに敵対的となり、ミサイル配備や、ニュークリアシェアリングの可能性を大声で喧伝して回るなど、自ら戦争リスクを高めるだけですし、日本が火ダルマになるだけで何のメリットもありません。

 日本には原発が54基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。自国にミサイルが飛んでくる可能性のある戦争を、日本は遂行できるような国ではないのです!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。

 公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。

 しかし、その米国とウクライナのプロパガンダを、日本のマスメディアまでが鵜呑みにして垂れ流ししているようでは、ジャーナリズムの本来の役割を放棄していると言わざるをえません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、事実にもとづいた、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています!

 IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、7月に参院選もあります。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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店番号 022
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口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

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預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

<会員向け動画 特別公開中>

■「私はアゾフによって犯されたおぞましい犯罪の数々を見た」ウクライナから帰還したアドリアン・ボケ氏が語る(IWJによる字幕付き)

<ここから特別公開中>

(続き)

ボケ「必ずしもそうではないですね。民間のトラックがたくさんありますし、DHLとか、僕の言ってることお分かりですよね?武器が入った箱を中に運び入れるんですよ」

ベルコフ「民間人の建物の中に入れるわけですか、居住者がいる建物に?」

ボケ「その通り、民間の居住者がいる建物にです。あるいは住居に付属した建物にですね。で、リヴィウでどんなことが起こったか。ヒューッとドローンか何かが飛んできて、爆弾を落としていきましたね。その結果、民間人8人が死亡、2人の子どもが病院に。うち1人は亡くなったはずです。で、『ああ、ロシア人が殺した!』でしょ?

 ちょっと待てよと。説明してくださいよ、なぜヨーロッパから来た武器が民間人のすぐそばに保管されてるの、と。こういうの、なんていうかわかります?住民を『人間の盾』に使うというんですよ。違います? よくもまあこんなことーー」

ベルコフ「悲しいかな、そういうことがまかり通る国もありますよね。恐ろしいことです。あなたがそうおっしゃるのも、もっともです。

 ブチャについてお聞きしたい。ブチャのいろんな写真が出回っていますね。大きな論争を巻き起こしました。私は現地に行ったわけではないので、特定の意見を述べることは控えますけれども、ご存知の通り、死体がいっぱい転がっていて、みんなが『ロシアの大量殺戮』を目にしたわけですが、あれはあなたに言わせれば『見せ物』のようなものですか?

ボケ「あれは『見せ物』でした。つまりーー」

ベルコフ「いや、その、あれは本物ですか、本物ではないのですかということなんですが」

ボケ「本物です、ええ、本物ですとも。

 ただし、あの死体の数々はわざとあのように放置されたのですし、いくつかの死体に至っては運び込まれたものです。写真を撮らせるために。死体が偽物と言いたいわけじゃありません。本物の死体です。そこは問題じゃありませんけどもーー」

ベルコフ「戦争犯罪は両方からなされたもので、そこは繰り返し強調しなければならないとーー」

ボケ「その通りですよ、なのにーー」

ベルコフ「なのに、あなたがご指摘なさるのは、人々はそのように語らないことについてであってーー」

ボケ「そうです、みんなそれを言わない、その通りですよ、僕はロシアが戦争犯罪をやってないとは言ってません。いいですか、あれはロシアの過ちではないなどとは言ってないんです。

 僕が今日お伝えしているのは、結論として、もう少しウクライナ側のこと、ウクライナの戦争犯罪のことが、話題にされてもいいんじゃないかと思っているということなんです。それは確かに存在してるんですから。

 だから、テレビのスタジオで正反対のことを言ってる全ての人に、根拠のないことをペラペラ喋ってないで、ブチャに、現地に行ってみろ、そしてそこで起こっていることを見てみろと言いたい。もう耐えられませんよ。

 もうひとつ、アゾフ隊については提起すべき重大な問題があると思っています。だって、思い出していただきたい、武器が供与される先は主にそこの諸部隊なんですよ」

ベルコフ「しかし、アゾフはほんの一部に過ぎないですよね。それも小規模のーー」

ボケ「いやいや、それは違います、基本的に彼らは5ーー」

ベルコフ「アゾフは大した勢力じゃないと言ってる人もいてーー」

ボケ「待って待って、説明しますから。

 基本的に彼らは5000人ですが、それに加えて自発的やってきた志願兵がいますよ。世界中からやってきた人たちです。そういう人が正規の人数の3、4倍はいる。つまり、少なくとも2万人近くいるわけで、2万人といえばウクライナでは巨大な軍隊ですよ?

 いくらか散らばってはいますけど、彼らのあのネオナチのロゴを腕につけてウクライナ中にいるのに、何の問題もないわけですよ。そんな奴らがヨーロッパから武器をもらって、ナチスSS(親衛隊)のロゴを腕につけてる奴らがですよ?武器をもらって戦争犯罪を犯してまわる。

 元軍人の僕が言うんですよ?

 19歳とかの若いロシア兵とか、他の国からきた兵士がですね、膝に弾を2発打ち込まれて、もう降伏しているのにですよ? 両手を縛られて反応もない、ドクドク血が流れるままに放置されてる。こういうのを戦争犯罪というんです。そうですよね? 僕は十何本も動画を持ってますよ、今あなたにお話ししていることの証拠の動画を、あの戦争犯罪の数々の動画を。そうじゃなきゃあなたのスタジオに来て、こんなこと話せやしません」

ベルコフ「アドリアン・ボケさん、あなたは目撃されたんですもんね。リスナーの声コーナーに移る前に一つ質問をさせてください。あなたは外国人を目にされましたか? つまりウクライナ人ではない、自主的にやってきた、軍人という意味ですがーー」

ボケ「はい、確かに見ました。傭兵がいっぱいいましたよ、フランス人とか、アメリカ人とかの兵員が、ウクライナの領土にーー」

ベルコフ「兵員ですか、それとも自発的にやってきた活動家ですか。信念を持ってやってくる活動家というのはたくさんいるわけでーー」

ボケ「両方です。両方ですけど、僕が見たのはとりわけ傭兵の集団、各々自律した集団ですね。つまり、アメリカ人とかフランス人の傭兵が5、6人集まって、ウクライナ政府が所持を許可して武器を持っている、そういう人たちですね。

 この手の人らは、ウクライナの特定の人々の命令を密かに受けて特定のことをやります。いやいや、それが現実でーー」

ベルコフ「ええ、その通りですね」

ボケ「そういうのを、私からすれば傭兵集団というんですが」

ベルコフ「わかりました」

ボケ「何らかの仕方で、特定の勢力の影響下にある」

ベルコフ「いずれにせよ。こんなことを目にするなんて、出発した時には予想だにーー」

ボケ「しませんでした、まさかこんなことになるなんて。何よりですね、僕、任務を終えて帰国する直前に拘束されたんですよ。つまり引っ張っていかれて、十数時間、アゾフの兵士たちに。彼ら、僕の携帯電話とか何でもかんでも調べ上げてですねーー」

ベルコフ「なぜです?」

ボケ「僕のことを疑っていたんでしょうよ。実際、僕がいろんなことを目撃したことを知っていましたからね。成り行きでネットワークを作った時に、おそらく、僕の言ってることが本当か知りたい人がいたんでしょう。

 で、何も問題がなかったから、僕が取り組んでいたのは人道支援だけで、それが本当だと確認できたから、釈放したんです。それはよかったんですが、それでも緊急措置としてスロバキアに脱出しなければならなくなりました。外務省も、何が起こったのか、事情をよく知っていましたし。そうしてスロバキアに脱出してから、ポーランドに連れていかれ、クラクフで飛行機に乗ってフランスへ戻ってきたわけですね。

 今や僕はもう、ウクライナに出入り禁止です。今日ここでお話ししたことからすれば当然といえば当然なんですけど、でも、これが現実ですから。もっと多くの人が僕や他の人みたいに現地に行って色んなことをその目で見たらいいのにと思います」

ベルコフ「他にもたくさんおられますしね。いずれにせよ、あなたはご自分の責任でお話をされ、実際それは明確で一貫性がありますよね。お話しされたことの全責任を引き受けられると」

ボケ「ここまでお話ししたことを証明できますからね。それが何より一番大事なことですよ」

ベルコフ「それができる動画もお持ちであると。では、ここからは特に、このこともですが、ご著書『立ち上がれ、そして歩くんだ』についてもリスナーの方々と話をしていただくことにしましょう」。

 以上が、番組の放送内容です。

 ボケ氏の発言はある意味納得させられるものです。

 これまで日本を含む西側主要メディアは、侵略するロシア軍に果敢に立ち向かう「ウクライナ軍」とする一方、戦争犯罪を繰り返すロシア側、と報じ続けていました。

 しかし、これはウクライナ軍とロシア軍による軍事衝突であり、ロシア軍だけが戦争犯罪を犯して、ウクライナ軍だけは「清廉潔白」であると考えるのは無理があります。

 ボケ氏の詳細な報告は、西側メディアに隠されたウクライナ軍の悪行を掘り起こすものとなりました。

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