岩上安身です。いつもお世話になっています。【号外第31弾】をお届けします。今回も大手メディアが報じない内容です! ぜひ御覧ください!
【号外第31弾】ゼレンスキー大統領は、大統領になってからも、オフショア会社の配当金を得ていた! 「大統領はオフショア会社を所有すべきではない。一般に、オフショア会社は、それが大統領の所有物であろうとなかろうと、悪いものです」(ルスラン・リャボシャプカ前ウクライナ検事総長)! IWJはゼレンスキー大統領の保有資産状況を調査した独立系調査報道プラットフォーム「組織犯罪と汚職報告プロジェクト(OCCRP)」の調査報告書「パンドラ文書がウクライナ大統領とそのインナー・サークルのオフショア資産を暴く」を全文仮訳(後編)!
追求第一弾であるICCRP調査報告書「パンドラ文書がウクライナ大統領とそのインナー・サークルのオフショア資産を暴く」の全文仮訳(前編)は、以下から御覧いただけます。
第1弾では、OCCRP報告書の次の重要な調査結果4つのうち、最初の2つが詳述されました。第2弾では、後半の2つが詳述されています。
1. ウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーとコメディ制作のパートナーは、英領ヴァージン諸島とキプロス、ベリーズに拠点を置く事業に関連した複数のオフショア会社のネットワークを所有していた。
2. ゼレンスキーの現在の首席補佐官であるセルヒイ・シェフィール(Serhiy Shefir)と同国の保安庁長官イワン・バカノフ(Ivan Bakanov)も、このオフショアネットワークの一員だった。
3. 複数のオフショア会社は、シェフィール首席補佐官ともう一人のビジネスパートナーが、高額なロンドンの不動産を購入するのに利用した。
4. 2019年の大統領選挙の頃、ゼレンスキー大統領は重要なオフショア会社の株式をシェフィール首席補佐官に譲渡したが、2人はゼレンスキーの家族が引き続きそのオフショア会社からお金を受け取れるように取り決めをしたと見られる。
ゼレンスキー大統領とその愉快とはいえない仲間たちの、蓄財に賭けた強欲ぶりをどうぞ御覧ください。
以下から、追求第2弾となります。
「ホームズ氏の新たな隣人たち
(ゼレンスキーの)オフショアネットワークのほとんどが何に使われたのかは不明だが、その謎の答えの一端は、ロンドンのベーカー街にある。もう一人の有名な架空の人物の住居の近く、そうシャーロック・ホームズだ。
パンドラ文書によると、現在、アーサー・コナン・ドイル卿の伝説の探偵の住所であるベーカー街221bに建つ博物館から歩いてすぐのロンドンのアパートを購入するためにネットワークの会社が使われていたことが示されている。この地域は、匿名のペーパーカンパニーを利用する外国人投資家に好まれるロンドンの高額地域の一つである。
そのアパートは、グレントワース・ストリートの寝室が3つあるアパートで、シェフィールが所有するベリーズの会社、SHSN Limitedが2016年に158万ポンド(228万ドル、約2億5000万円)で購入したものである。この近くのベーカー街のチャルフォント・コートのビルの寝室が2つあるアパートも、2014年にシェフィールが220万ポンド(350万米ドル、約3億5000万円)で購入したが、2018年にSHSN Limitedに譲渡されている。
パンドラ文書には、クヴァータル95(Kvartal 95)の別の株主であるアンドリイ・ヤコブレフ(Andrii Iakovlev)が、国会議事堂から歩いてすぐのウェストミンスター・パレス・ガーデンのビルにある約150万ポンド(約230万ドル、約2億4000万円)のアパートを、2015年に手に入れたことも示されている。ヤコブレフの英領ヴァージン諸島(BVI)の会社がこの不動産を所有していた別のBVIの会社を購入したのだ。
記者から取材を受けたヤコブレフはこう言った。
『お嬢さん、私は知らない人とは話しません。弁護士に連絡してください』」
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