「有権者を愚弄しているかのような選挙制度が日本の『おまかせ民主主義』を助長する!」宇都宮健児氏が痛烈批判 2014.5.7

記事公開日:2014.5.7取材地: テキスト動画

 日本の市民運動、民主主義をいかに作っていくか。市民団体「希望のまち東京をつくる会」が5月7日、「デモクラシーを取り戻せ 宇都宮けんじ × 想田和弘」と題した対談企画を文京区で開催。二度の東京都知事選に出馬した弁護士の宇都宮健児氏と、映画「選挙」などを発表した映画作家の想田和弘氏が、日本の選挙制度の問題点や民主主義のあり方について語り合った。


【速報】小保方氏側が不服申し立ての追加資料を提出も、理研調査委「再調査せず」 ~弁護団がコメント「事実なら到底承服できない」 2014.5.7

記事公開日:2014.5.7 テキスト

 小保方晴子氏側からの再三にわたる不服申し立てにも関わらず、理研の調査委員会は5月7日、再調査を「行わない」方針を決め、理事会に報告した。

 一部報道によれば、今後小保方氏には何らかの処分が下ったうえで、「ネイチャー」に掲載された論文についても「撤回」を勧告される見通しだという(「STAP論文:理研委、再調査せず 不正確定へ」毎日新聞 5月7日)。


地下水バイパス運用に伴う最初の海洋放水は560トン、日程は未確定~東電定例会見 2014.5.7

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 2014年5月7日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパスの運用を開始し、最初のくみ上げ水の詳細分析結果が近々出てくるが、具体的日程はまだ未定となっている。結果が得られ次第、タンクに貯留している地下水約560トンを放出する見込みであることが報告された。


狭山事件から51年 弁護団らが現場検証 足利事件の菅谷氏も同行し、石川一雄氏の無罪を確信 2014.5.1

記事公開日:2014.5.7取材地: テキスト動画

 狭山事件の発生から51年が経った。

 1963年5月1日、女子高生が下校中に行方不明となり、被害者宅に身代金を要求する脅迫状が届けられた。翌日、身代金受け渡しの場所周辺で警察が張り込みをしたが、現場に現れた犯人を取り逃がしてしまう。捜査体制が強化されたが、事件発生から3日後の5月4日、被害者の遺体が発見された。当時の警察庁長官は、この責任を取って辞任する事態になった。


元野宿者の労働者「週に5日、1日8時間働いても給料は生活保護以下の水準」 使い捨てにされる外国人労働者も 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6取材地: テキスト動画

 野宿者や失業者らが貧富の差などの改善を訴え、5月6日、「野宿者、失業者、持たざる者の全都メーデー」を開き、渋谷の街を練り歩いた。デモに先立って行われた集会では、各地で貧困問題に取り組んでいる市民らが近況を報告し合った。


【IWJルポルタージュ】「事故が忘れられていく」〜福島原発事故から3年と1ヶ月、立入りが制限された20km圏内の今(前編)━ぎぎまき記者 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6取材地: テキスト動画

特集 3.11

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 「原発事故が忘れられていく」——。

 原発事故から3年と1ヶ月の間、手入れされず朽ちていく我が家を、想像したことがあるだろうか。家の主がいなくなった部屋は、降り積もった埃で灰色に染まり、割れた窓ガラスからはみ出したカーテンが、物悲しく揺れている。そんな嘘のような日常が、福島県内のあちらこちらで今もなお、広がっている。


【岩上安身のツイ録】ぎぎまき記者の浪江町ルポに寄せて 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6 テキスト

※5月6日(火)の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 原稿を書き終えて、他の記者たちの原稿を読んで赤を入れて、明日の(起床は2時間後か)モニバの調べ物なども終えて、もろもろ仕事を終わらせて小雨の中、帰宅した午前3時半。少し嬉しい気分。ぎぎまき記者のルポ原稿を読んでのこと。明日、発行のIWJウィークリーに掲載予定の浪江町ルポである。


【IWJウィークリー48号】内戦続くウクライナ東部/福島20km圏内の今(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー48号【PDF版・全106ページ】がご覧になれます。

 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」!今号は、4月26日からの1週間分のIWJの取材を一挙お届けします!


【岩上安身のツイ録】ゴールデンウィークの高速道路事情、ガソリン高の背景に緊迫するウクライナ情勢 「モーニングバード!」で岩上安身がコメント 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6 テキスト

特集 IWJが追う ウクライナ危機
※5月6日の岩上安身の連投ツイートをリライトして再掲します。

 5月6日(火)放送のテレビ朝日「モーニングバード!」で、レギュラーコメンテーターとして出演している岩上安身は、消費税増税後初めてとなるゴールデンウィークの高速道路事情、韓国旅客船「セウォル号」沈没事故、中国に「ユニクロ」を真似た「メイソウ」という店舗が登場したという3つのニュースについてコメントした。


メディア交流会に岩上安身が参加 「ネットは”インターローカル”なメディア」 2014.5.5

記事公開日:2014.5.5取材地: テキスト動画

 市民メディアの交流を図ることが目的の、「第12回市民メディア全国交流集会 三河メディフェス2014」が、2014年5月5日、愛知県の刈谷市総合文化センターで開かれ、IWJ代表の岩上安身が、東京からSkype(スカイプ)を使って討議に加わった。

 岩上安身は、「市民メディアに携わっている人の中には『市民メディア』と『ローカルメディア』をイコールで結ぶ傾向があるが、インターネットで情報を発信すれば、地球の裏側にも届く。『地域』の枠を越え、国境も転々と越えて、『地域』と『地域』を結ぶ『インターローカル』なメディアだ」と強調し、市民メディア、特にネットメディアに従事する有志は、意識を高く持とうと呼びかけ、そうした意識の高さが「ネットメディアを力強いものにしていくのではないか」と語った。


現代社会が失ったもの ~新潟水俣病患者の暮らしを見つめた映画『阿賀に生きる』とアイヌ文化の共通項 2014.5.4

記事公開日:2014.5.4取材地: テキスト動画

 「太平洋戦争を経験したのに、戦争を忘れ、3.11で原発事故を経験したのに、それも忘れて、また再稼働。いったい、われわれは何をやってるのか」──。

 2014年5月4日、新潟県阿賀野市の阿賀野市安田公民館で、「映画『阿賀に生きる』22周年 阿賀の岸辺にて 2014年追悼集会」が開かれた。1992年に作られた映画『阿賀に生きる』は、新潟水俣病患者として苦しみながらも、川に寄り添ってたくましく生きる3組の夫妻の姿を描いたもの。監督や撮影スタッフが、この地域に住み込んで、3年にわたってカメラを回した記録映画だ。


福島第一の汚染水問題、止水できなければ凍土壁対策から撤退する可能性も~第21回 特定原子力施設監視・評価検討会 2014.5.2

記事公開日:2014.5.4取材地: テキスト動画

 福島第一原発に建設が予定されている凍土遮水壁をめぐり、5月2日(金)、原子力規制委員会は特定原子力施設監視・評価検討会を開き、凍土遮水壁の安全性などについて、事業者である東京電力らと議論した。

 検討会の冒頭、規制委員会の更田豊志委員は、「凍土遮水壁の問題をきっちりとやりたい」と汚染水対策への意気込みを述べた。また、会では事業者側と規制側との認識の不一致が見られ、議論が紛糾する場面も見られた。


ノーベル賞も日本人が取らないと無関心?「科学をおもしろく伝えたい」 〜サイエンスカフェにいがた 2014.4.19

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

 「科学は、なぜ伝わらないのか。科学者が、科学者同士のコミュニケーションに慣れきっているからだ。ブログやツイッターなどの手段で、一般の人たちに向けて発信することが重要」──。

 2014年4月19日、新潟市中央区の中央図書館ほんぽーとで、サイエンスカフェにいがたによる「累計100回記念『つながろう、新潟のカガク!』」が開かれ、2011年の第1回化学コミュニケーション賞受賞者の佐藤健太郎氏(有機化学美術館館長)らが講演を行った。


集団的自衛権は「攻撃権」、積極的平和主義は「積極的好戦主義」だ 〜5.3憲法集会 in 京都 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 「今年、10月10日に発表されるノーベル平和賞の候補に『日本人』が推薦された。敗戦から立ち上がったすべての日本人が、70年の長きにわたり、憲法9条を守ってきた。みんなで発表の日を待ちましょう」──。集会では、菅原文太氏からの、このようなメッセージが読み上げられた。

 憲法記念日の2014年5月3日、京都市の円山公園野外音楽堂で「生かそう憲法 守ろう9条 5.3憲法集会 in 京都」が行われた。「平和おどり」の演舞、シンガーソングライターの豊田勇造氏が憲法9条をテーマにした曲を披露したライブ、若者と憲法がテーマの「若者の主張」など、盛りだくさんのプログラムの中、記念講演では、岡野八代氏(同志社大学教授)、出口治男氏(元京都弁護士会会長)らが、集団的自衛権の行使容認を押し通そうとする安倍政権を糾弾した。


憲法最大の危機のなか開かれた護憲集会 「安倍内閣は、『無理を通せば道理が引っ込む』を実践している」 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 憲法記念日の5月3日、全国各地で護憲を訴える集会やデモが開催された。東京・日比谷公会堂では「5/3 憲法集会&銀座パレード2014」と題する集会とパレードが開かれ、約3700人(主催者発表)の参加者らが護憲の必要性、解釈改憲の危険性を訴えた。


貧困の定義引き下げで、保護から排除される人も~憲法記念日講演会 稲葉剛氏、貧困と憲法を語る 2014.5.3

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 自立生活センター「もやい」で理事長として活動する稲葉剛氏が、憲法記念日である5月3日(土)、「貧困と憲法」をテーマに北沢タウンホールで講演を行なった。稲葉氏は、自身の貧困に対する取り組みをふり返りながら、生活保護法の改悪など、弱者切り捨ての方向に進む安倍政権の政策に対し警鐘を鳴らした。


「戦時中、お国のために突き進んだ一本道。だが、道はひとつではない」小室等氏、熱唱 〜憲法記念日集会で 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 「今、非正規雇用者の数は2000万人台。改憲の議論など『特権階級の寝言』としか思っていない人が大勢いる。憲法問題を広く訴えるには、彼らへの支援も必要だ」と、雨宮処凛氏は力説した。

 憲法記念日の2014年5月3日、東京都千代田区の日本教育会館で、「いま『戦争をさせない』決意を新たに 施行67周年 憲法記念日集会」が、平和フォーラムの主催で開かれた。作家の雨宮処凛氏とシンガーソングライターの小室等氏によるトークと音楽、この2人に鎌田慧氏(ルポライター)と佐高信氏(評論家)が加わった4人による討議、という2部構成で行われた。


「都合の良い解釈で庶民が切り捨てられる。憲法は誰のもの?」 〜憲法に対する市民の想いをリレートーク 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 「戦争は、最大の人権侵害。それを可能にしようとしている安倍政権。私たちは、全力でこの動きを止めなければならない」──。

 2014年5月3日、新潟市立中央図書館にて、ナインにいがた主催の集会「どーしょば!? けんぽう ―『戦後』69年 いま『開戦前夜』?」が行われた。まず、戦場カメラマンの杉本祐一氏によるドキュメンタリー映画を上映。その後に行われた10名のリレートークでは、それぞれの視点から、憲法について、平和な社会のあり方について語った。


憲法記念日に学生が秘密保護法反対のデモ 歌やダンスで反対の意思を表現 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画

 昨年12月の臨時国会で可決・成立した特定秘密保護法に反対する学生によるデモが、憲法記念日の5月3日、東京・新宿周辺でおこなわれた。学生らがデモを行うのは、2月1日ぶり2回目となる。


【第140-142号】岩上安身がIWJ特報! 歴史修正主義者の詭弁を徹底論破! 能川元一氏インタビュー 第1部〜南京大虐殺編 2014.5.2

記事公開日:2014.5.2 テキスト独自

 過去の罪を素直に認める者に対し、「自虐史観」とトンチンカンな非難を繰り出す愚か者がいる。開き直りのあとに抗議を受けては謝罪を繰り返すという「自爆」を性懲りもなく繰り返す者こそ「自爆史観」の持ち主と呼ばれるべきである。

 どんな人間であれ、どんな国であれ、自らが振るった暴力の忌まわしい過去を喜々として思い出し、自ら吹聴して回りたいものなどいるわけがない。それは人の情である。

 しかし、忘れてしまいたい恥ずかしい過去を本当に忘れてしまうのは、「痴呆」である。