【参院選2013争点解説⑤外交・安全保障】「目的」ではなく「手段」としての日米関係は可能か(IWJウィークリー10号より) 2013.7.15
「Japan is back」(日本は戻ってきました)――。
これは、日米首脳会談後、ワシントンのシンクタンク・米戦略国際問題研究所(CSIS)で行われた、安倍晋三首相の講演のタイトルです。
「Japan is back」(日本は戻ってきました)――。
これは、日米首脳会談後、ワシントンのシンクタンク・米戦略国際問題研究所(CSIS)で行われた、安倍晋三首相の講演のタイトルです。
参院選の第一の争点は衆院選同様、「経済」だそうです。大手マスコミは世論調査などを根拠にそう繰り返し、安倍政権がとった「アベノミクス」成果を並べています。例えば銀座のティファニーで久しく売れていなかった高級ジュエリーなどが売れ始め、富裕層に景気回復の恩恵がもたらされているなどと報じています。
ちょうど一年前の夏のことを思い出してみて下さい。
政府が決定した大飯原発の再稼働に反対するため、総理官邸前には、毎週末、数万人〜数十万人の市民が押し寄せました。当時の野田総理は、官邸前の主催者である「首都圏反原発連合」メンバーと面会の場を設定。政府が「脱原発を求める民意は無視できない」と考えたことがうかがえます。
参院選が、7月4日に公示されました。
各紙の世論調査を見ると、自民・公明の政権与党に多くの支持が集まっていることが分かります。大きく水を開けられつつも、それに続くのが民主、みんな、維新の各党です。生活、社民、みどりの風といった、「中道リベラル」政党への支持率は、1%にも満たないというのが現状です。自民・公明の政権与党が、圧倒的勝利をおさめるであろうことは、ほぼ動かしがたい趨勢であるようです。
2013年7月15日(月・祝)18時より、岡山市中区のコムコム会館で岡山選挙区・垣内京美候補(共産党)の個人演説会が行われた。
2013年7月15日(月・祝)、京都市役所前で全国比例区・三宅洋平候補(緑の党)の街頭演説「選挙フェス」が行われた。
2013年7月15日(月)19時より、新潟県胎内市B&G海洋センターで新潟選挙区・森ゆうこ候補(生活の党)の個人演説会が行われた。
2013年7月15日(月・祝)13時過ぎより、愛知選挙区・伊藤善規候補(社民党)が、福島党首を応援に迎え名古屋市栄・三越前で街頭演説を行った。
すずきかん候補は15日(月・祝)、参院選の街頭演説を銀座・数寄屋橋交差点前で行なった。
前日の14日には吉祥寺駅で街頭演説後に有権者へ握手をしに行った矢先に暴行を受けたすずきかん候補は「暴力や謂れの無いデマには絶対に屈しない」と力強く演説した。また前総理である野田佳彦氏や長島昭久・民主党選対本部長も応援演説に駆け付けた。
7月21日投開票の参院選に出馬したスマイル党・マック赤坂氏は、15日(月・祝)新宿駅西口で街頭演説を行った。
マック赤坂氏は、今回の参院選での街頭演説や政見放送でのテーマに、「平和」を掲げ非暴力と非協力の二つの言葉を旗に掲げて演説をおこなっている。憲法改正の論議の一つである9条について、マック赤坂氏は、「自民党は自衛隊を国防軍に変えようとしている。その先にあるのは、徴兵制と核武装だ」と、指摘した。また、参院選後の自民党の新しい総裁は、石破茂幹事長であると声を大にし、それは憲法を改正するためだと指摘した。
2013年7月15日(月・祝)、名古屋市中区の矢場公園で、参院選全国比例区・三宅洋平候補(緑の党推薦)の街頭ライブ演説「選挙フェス」が行われた。
2013年7月15日(月・祝)14時より、愛媛県松山市コムズ(松山市男女共同参画推進センター)で「フクシマとつながろう 謝れ!償え!なくせ原発」が行われた。
2013年7月15日(月・祝)14時45分より、名古屋駅高島屋前で愛知選挙区・酒井やすゆき候補(自民党)の街頭演説が応援に安倍晋三総裁をむかえて行われた。
2013年7月15日(月)13時30分から、北海道札幌市の市営地下鉄・白石駅前で、北海道選挙区・伊達忠一候補(自民党)の街頭演説が行われた。
2013年7月15日(月)13時15分から、北海道札幌市の市営地下鉄・白石駅前で、北海道選挙区・浅野貴博候補(新党大地)の街頭演説が行われた。
2013年7月15日(月)13時から、京都市の京福電鉄・四条大宮駅前で、京都選挙区・北神圭朗候補(民主党)の街頭演説が行われた。
2013年7月14日(日)、岩手県にて、岩手選挙区 自民党 田中真一候補による街頭演説が行われた。
応援には安倍晋三総裁が駆けつけた。
特集 TPP問題
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※サポート会員向けページに全文文字起こしを掲載しました(2013年7月25日)
今回の参院選にみどりの風から立候補している山田正彦・元農水相が7月14日、岩上安身のインタビューに応えた。山田氏は、TPPの危険性を改めて訴え、自身が農水相を辞めたときの経緯や、昨年の衆院選時からの水面下の動きなどを赤裸々に語った。