記事一覧(公開日時順)

「親愛なる襲撃者へ」~自分を襲った男に「一緒に働こう」と呼びかけた山内斉氏~岩上安身によるインタビュー 第456回 ゲスト 山内斉氏 2014.9.15

記事公開日:2014.9.23取材地: | | テキスト動画独自

 約1年前、ベルリン在住の日本人男性が、深夜のバス停で白人男性から「中国人、韓国人は嫌いだ」と絡まれ、暴行を受けた。それから2ヵ月後、ベルリンの地下鉄駅に変わった広告が登場した。「親愛なる襲撃者へ。あなたに仕事を提供したい」。広告を出したのは、暴行事件の被害者だった──。

 2014年9月15日、ドイツのベルリン市内で、山内斉(ひとし)氏に岩上安身がインタビューを行った。山内氏は、自分を襲った男に向けて、「一緒に働こう」と呼びかける広告を出した人物だ。


第四原発の凍結を実現した台湾市民運動の軌跡と社会現象化した福島原発事故がもたらした影響 2014.9.22

記事公開日:2014.9.23取材地: テキスト動画

 映画『こんにちは貢寮』の監督で、台湾・緑色公民行動連盟事務局長のチェ・スーシン氏が来日し、福島原発事故以降の台湾の反原発運動について講演を行った。同講演は、ノーニュークス・アジア・フォーラムジャパンの主催で行われ、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった。

 チェ氏は、今年の立法院占拠行動と連動して『不核作運動』(非協力運動)を主導し、台湾第四原発の建設凍結を実現するまでの運動の軌跡を生々しく語った。


袴田事件は終わっていない!9.23再審無罪を勝ち取る全国集会 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23取材地: 動画

 9月23日(火)、東京の文京区民センターで、袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会主催による「袴田事件は終わっていない!9.23再審無罪を勝ち取る全国集会」が開催された。


【岩上安身のツイ録】欧州にならい、日本でも自転車との共生社会の実現を~真に”公共的”な公共事業とは何か 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23 テキスト

※9月23日の岩上安身の連投ツイートを再掲します

 今日、モニバで自転車の事故が増えている、というテーマが取り上げられた。この問題は個々人の注意が必要であると同時に大きな交通政策の問題でもある。ドイツで痛感したのは、欧州では自転車の社会的位置づけが高いという事実。この話、打ち合わせではしたのに本番ではできなかった。

 公共空間を、歩行者と車の二者で分け合ってきたのがこれまでの公共交通政策だったが、欧州各国は歩行者と車と自転車の三者で分け合う公共空間の再配分政策が戦略的に行われている。自転車を計算に入れない交通政策、都市政策、国土計画は、時代遅れ、発展途上国の政策。日本は完全に遅れている。


【IWJ検証レポート〈その3〉】113年の時を超えて届いた田中正造の「直訴状」 〜「足尾鉱毒事件」の跡をたどった天皇陛下の胸中を探る旅(記者:原佑介) 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23取材地: テキスト動画

(その2の続き)

足尾の山が緑を取り戻し始めた日

 昭和12年(1937年)頃から国や栃木県が足尾の山の緑化に乗り出したが、亜硫酸ガスを含む煙が出ているうちは効果があらわれなかった。しかし「自熔製精錬法」が確立した昭和31年以降、山は少しずつ緑を取り戻し始めた。


桜井勝延・南相馬市長 講演「原発に依存しないまちづくり」 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23取材地: 動画

 9月23日(火)13時より、青森市のアウガ5階にて、南相馬市長 桜井勝延氏による講演会「原発に依存しないまちづくり」が行われた。


「戦争をさせないために」集団的自衛権と秘密保護法に反対する大集会&デモ 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23取材地: 動画

 9月23日(火)、名古屋市 若宮大通公園で秘密保全法に反対する愛知の会主催による「集団的自衛権容認への閣議決定に対する街頭宣伝」が行われた。


2014動物愛護ふれあいフェスティバル 2014.9.23

記事公開日:2014.9.23取材地: 動画

 9月23日(火)長岡市のハイブ長岡大展示ホールで「2014動物愛護ふれあいフェスティバル」が開催された。テーマは「人と動物の絆(Human Animal Bond)」で、会場では様々なイベントが行われた。


ロックの会「IWJ NIGHT」集団的自衛権、ヘイトデモ、日本のエネルギー戦略で激論 ~藤和彦氏×岩上安身の「ウクライナ問題」詳解も 2014.9.9

記事公開日:2014.9.22取材地: テキスト動画独自

 2014年9月9日、東京・代官山で行われた「第35回 ロックの会」 は、IWJ主催の「IWJ NIGHT」だった。ゲストは元自衛官の泥憲和氏、現役の経産官僚である藤和彦氏、関東大震災の混乱に乗じた朝鮮人虐殺の問題に明るい、フリーライターの加藤直樹氏の3人。ホスト役の岩上安身との間で、くつろいだ雰囲気ながらも鋭い議論が展開された。


【IWJウィークリー66号】(PDF版を発行しました) 2014.9.22

記事公開日:2014.9.22 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー66号【PDF版・全98ページ】がご覧になれます。

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2号機海水配管トレンチ 凍結止水からグラウド剤での止水、閉塞に方針転換~東電会見 2014.9.22

記事公開日:2014.9.22取材地: テキスト動画

 2014年9月22日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチは、グラウド剤注入により止水、水平部の閉塞を行う方針。原子力規制委員会検討会で承認後に実施予定。


自衛隊が多国籍企業の私兵に!? 「辺野古と集団的自衛権のトリックを見抜け」 〜京都沖縄県人会事務局長・大湾宗則氏インタビュー(柏原資亮 記者) 2014.9.18

記事公開日:2014.9.22取材地: テキスト動画独自

 「Xバンドレーダーのために、ここが攻撃されたらどうするのか、と防衛省担当者に質問したら、『レーダーは他にもたくさんあるから大丈夫』と答えた。つまり、あってもなくても、どちらでもいいのだ」。京都沖縄県人会事務局長・大湾宗則氏は、Xバンドレーダーは役に立たないと主張した。

 2014年9月18日、京都市内にて、IWJ記者が大湾宗則氏に話を聞いた。大湾氏は「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」の共同代表を務め、京丹後市経ヶ岬での米軍基地建設を止めるために、さまざまな活動を行っている。


【告知】対「イスラム国」でシリア空爆秒読み段階に アサド大統領と米国の関係にも変化の兆し? 岩上安身による元シリア大使・国枝昌樹氏インタビューを会員限定で緊急再配信! 2014.9.22

記事公開日:2014.9.22取材地: 動画

 シリアへの空爆は秒読み段階に入った――

 米国のオバマ大統領は9月10日、米国民向けのテレビ演説を行い、イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム武装組織「イスラム国」の弱体化を目指す戦略を発表。既に行われているイラクへの空爆強化と、シリアでの空爆開始を表明した。


【IWJ検証レポート(その2)】113年の時を超えて届いた田中正造の「直訴状」 〜「足尾鉱毒事件」の跡をたどった天皇陛下の胸中を探る旅(記者:原佑介) 2014.9.22

記事公開日:2014.9.22取材地: テキスト動画

(その1の続き)

 「『古河市兵衛が日本の経済を支えた裏には大きな公害問題が大あって、それを止めようと田中正造が人生を捧げた。足尾銅山にはそういった光と影の二面性があるんですよ』と、両陛下に説明しました」

 天皇、皇后両陛下が私的旅行で訪れた足尾環境学習センターのセンター長・鈴木聡さんはそう語る。両陛下が訪れた際、鈴木さんがセンター内を案内し、展示物や足尾銅山の歴史の説明にあたった。IWJの突然の取材依頼にも快く応じてくれた。


辺野古海上 抗議者に怪我人発生も、遊泳する米兵には注意をしない!? 〜矛盾する海保の警備体制 2014.9.20

記事公開日:2014.9.21取材地: テキスト動画

 「日に日に強くなる海保の警備体制から、基地建設工事を強行しようとする、安倍政権の焦りを感じる」ーー。

 8月22日、辺野古海上でカヌー隊として抗議活動を行っていた岩田克彦さんは、海上保安庁に羽交い締めにされ、頚椎捻挫の怪我を負った。岩田さんは同月29日、羽交い締めにした海保に対して告訴。9月9日、那覇地検は、これを受理した。IWJのインタビューに対して、岩田さんは、日増しに強化されていく海保の警備体制から「安倍政権の基地建設工事に対する焦りを感じる」と語った。


「沖縄返還の教訓を辺野古問題解決へ活かせ」~沖縄返還交渉時の米国側担当者モートン・ハルペリン氏が47年ぶり沖縄訪問 2014.9.19

記事公開日:2014.9.21取材地: テキスト動画

 元米国国家安全保障会議(NSC)高官のモートン・ハルペリン氏は、1966年から69年にかけて、米国防総省の上級担当者として沖縄返還交渉に関わり、日本側と交渉にあたった。ハルペリン氏はこの度47年ぶりに沖縄を訪問。この日の講演会では、その印象とともに、自身の沖縄返還交渉時の教訓を語り、沖縄における米軍基地について論じた。講演会は、新外交イニシアティブ (ND)と琉球新報社の主催により開催された。


元NSCモートン・ハルペリン氏が提言 世界標準から逸脱した秘密保護法、「国際基準を満たすものに変更すべき」 2014.9.19

記事公開日:2014.9.21取材地: テキスト動画

 「米国は今まで日本と核兵器も含めた機密情報交換をしてきた。なぜ、この上秘密保護法が必要なのか?」

 元米NSC(国家安全保障会議)高官であるモートン・ハルペリン氏は9月19日、日本弁護士連合会主催の「秘密保護法と国民の知る権利―オープン・ガバメントを目指して―」と題したシンポジウムにおいて、日本の秘密保護法を批判するとともに、改訂を求めた。


【告知】ビキニ環礁水爆事件の非公開資料を厚労省が公開 ~「国は、私らを裏切った」 岩上安身による第五福竜丸の生存者・大石又七氏インタビューを緊急再配信!

記事公開日:2014.9.21取材地: 動画

 1954年、米国が太平洋のビキニ環礁で実施した水爆実験について、これまで「存在しない」とされてきた第五福竜丸以外の船の被曝を裏付ける資料が、19日、厚労省によって開示された。

 乗組員23人が被曝し、うち1人が死亡した第五福竜丸事件は、日本中で反核運動を盛り上がらせ、その中で制作された傑作映画が、水爆実験によって蘇った怪獣「ゴジラ」だった。今年、その「ゴジラ」がハリウッドでリメイクされた。新作「ゴジラ」には、核実験のことも、原発事故のことも、背景をなす要素として書き込まれている。

 そんな中、ビキニ環礁事件の未公開資料が開示されることになるというのは、何かの因縁だろうか。


9月15日、全原発停止の状態で1年が経過―「全原発未使用で、この1年間電気は足りました」~再稼働反対!首相官邸前抗議 2014.9.19

記事公開日:2014.9.21取材地: テキスト動画

 川内原発の再稼働に向けて政府が前向きな姿勢を崩さないなか、9月15日(金)、すべての原発が停止した状態で1年が経過した――。

 9月10日、原子力規制委員会が、鹿児島県の九州電力川内原発1、2号機の設置変更許可を決定。これをうけ、政府は12日、小渕優子経産大臣が会見を開き「再稼働に求められる安全性が確保された」として、資源エネルギー庁の職員を現地に派遣するなど、再稼働に向けて前向きな姿勢である。その一方、川内原発の設置許可決定に対して、火山対策や非難計画の不十分さを指摘する声も多く後を絶たない。


山本太郎参議院議員 北九州・福岡街宣 2014.9.21

記事公開日:2014.9.21取材地: 動画

 山本太郎・参議院議員が、9月21日(日)、福岡県北九州市の小倉駅南口と福岡市天神のパルコ前で街頭宣伝を行った。8月下旬より全国各地で街宣キャラバンを続けている山本議員は、福岡市で行われる元農水相・山田正彦氏との講演会を前に、道行く人に大企業・大資本のために進められていく自公政権の改革の危険を訴えた。