東京都の舛添要一知事は、10月21日に定例の記者会見を行ない、東京圏の国家戦略特区区域会議に新たに東京都都市再生分科会を設置すると発表した。
(IWJ・石川優)
東京都の舛添要一知事は、10月21日に定例の記者会見を行ない、東京圏の国家戦略特区区域会議に新たに東京都都市再生分科会を設置すると発表した。
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小渕優子氏、松島みどり氏と、女性閣僚2人が辞任した10月20日(月)、橋下徹・大阪市長と在特会・桜井誠会長が会談。互いの主張を「おまえ」「あんた」などの汚い言葉で罵り合い、30分を予定していた会談が、10分弱で終了した。
これについて舛添知事は、これまでヘイトスピーチ問題に関して積極的な発言をし、安倍総理にヘイトスピーチ規制を検討するよう働きかけたりしてきた。
橋下市長と桜井氏の会談映像をテレビで見たという舛添知事は、「あまり、見たくない映像でした。カメラが回っている。片一方は公人。やはり、礼儀作法というか、品格があったほうが良い」。「『おまえ』とか『あんた』とかいうような言葉遣いというのは、私はあまり愉快な感じがしませんでした」と不快感を露わにした。
加えて、「いつも申し上げているように、やはり、ヘイトスピーチというのは相当問題がある。皆、ナチスを思い出す。ユダヤ人虐殺というジェノサイドを思い出すので、とてもじゃないけれども、国際社会の受け入れるところではない」と、ヘイトスピーチの問題を改めて強調した。
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