築地市場移転問題で業界専門紙記者が講演 豊洲にホームセンターが誕生?~築地市場労組従組連絡会 学習懇談会 2014.4.8

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 長年にわたり、東京都の築地市場移転計画について取材している、日刊食料新聞の木村岳記者が、4月8日(火)、築地市場労組従組連絡会の学習懇談会に招かれ、記念講演をおこなった。日刊食料新聞は、生鮮食品流通の業界専門紙。木村記者は築地市場の豊洲新市場への移転計画についての取材を続け、移転問題に精通している。


「政府の要求は無視せよ」教科書問題で竹富町を応援 〜学者ら、背後に見える「安倍圧力」指弾 2014.4.8

記事公開日:2014.4.8取材地: テキスト動画

 「育鵬社版の教科書は『戦後日本の平和は、自衛隊の存在とともに米軍の抑止力に負うところも大きい』と強調。他社版は憲法9条と平和主義のことが、最初に書かれている」──。

 2014年4月8日、沖縄県八重山地区(石垣市、竹富町、与那国町)で、竹富町だけが他地区とは違う中学公民教科書を使っている問題を巡って、市民グループ「命どぅ宝を継承する会」が、沖縄県那覇市の教育福祉会館で勉強会を開いた。


原水禁全国交流集会 ―講師 伴英幸氏ほか 2014.4.5

記事公開日:2014.4.5取材地: 動画

 4月5日(土)、第29回 4・9反核燃の日全国集会が開催され、リンクステーションホール青森(青森市文化会館)では、講師に原子力資料情報室共同代表の伴英幸氏を迎え、原水禁全国交流集会が行われた。


「魂の脱植民地化とヨガ」 ―安冨歩教授、深尾葉子准教授ほか 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29取材地: 動画

 2014年3月29日(土)15時半より、大阪天満橋のヨガスタジオ「ヨガロータス天満橋」で、安冨歩氏(東京大学教授)、深尾葉子氏(大阪大学准教授)が参加してイベント「魂の脱植民地化とヨガ」が行われた。深尾氏の『魂の脱植民地化とは何か』に始まる一連の著作で、社会や他人の期待に「植民地化」されタガをはめられた「魂」を解放していく過程を論じてきた両氏と、ヨガによって同じ体験をしたというヨガスタジオのU-co氏が両者の接点を語った。


「安倍政権を支持する若者たちも、憲法改正の被害者になりうる」講演 中谷雄二弁護士 〜秘密保護法を廃止に! 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29取材地: テキスト動画

 「対外的な危機感を煽り、国民に我慢を強いる。不満や疑問はナショナリズムで押さえつける。今の時代、一人ひとりがよく考えないと、えらい所に連れて行かれる」──。

 2014年3月29日、三重県津市の三重県教育文化会館で、「秘密保護法に反対する市民ネットワーク・三重」主催の集会が開催され、弁護士の中谷雄二氏が「〈憲法情勢〉と秘密保護法撤廃の闘いの展望」と題して講演を行った。

 中谷氏は、安倍政権による改憲の動きと、その非民主的な進め方に危機感を表明した上で、「しかし、憲法96条の先行改正は大きな批判を受け、強引に進められなくなった。秘密保護法も、廃止を求める運動を盛り上げていくことが重要だ」と力説した。


「特定秘密保護法、そして市民を狙い撃ちにする共謀罪」 〜 講師 梓澤和幸弁護士 深井剛志弁護士 2014.3.27

記事公開日:2014.3.27取材地: テキスト動画

特集 秘密保護法|特集 共謀罪|特集 憲法改正

 「NSA(アメリカ国家安全保障局)は1日に17億件を盗聴する。『テロを防止するためだ、安心できないからだ』という。誰が? 甘い汁を吸っている人たちだ」──。

 2014年3月27日、東京都国分寺市にある国分寺労政会館で、講師に梓澤和幸弁護士を迎え、「戦争への道を許すな!『外に軍隊を派遣、内に自由を圧殺 秘密保護法と共謀罪』」が開催された。梓澤和幸弁護士が、特定秘密保護法案と共謀罪について講演した。「政府が秘密保護法で隠したいのは、原発の嘘と戦争の嘘。そして、共謀罪で市民への監視を強化しようとしている」と警鐘を鳴らした。


「日本人に足りないのは知識と怒り。私たちは『知りたがりの怒りんぼ』になろう!」 2014.3.22

記事公開日:2014.3.22取材地: テキスト動画

 「福島第一原発で、今、とても危険だと思うのは、1号機と2号機の間の排気塔。毎時25シーベルトという高線量で人が近づけないが、この塔には何ヵ所も亀裂や破断がある。倒壊したら、とても怖い」──。

 2014年3月22日、茨城県土浦市の土浦市民会館で、おしどりマコ氏とケン氏を招き、トークイベント「暴く!東電の実態 語る…福島の今」が行われた。3.11の福島第一原発事故を契機に、東京電力の記者会見などに出席し、福島の現状や、被曝の問題を追求し続けてきた両氏が、最近の活動を語り、2月に視察したドイツとベラルーシの模様なども報告した。


「東電に、柏崎刈羽原発の再稼働を申請する資格はない」 〜福島みずほ氏講演会 『新しい社会』について語ろう 2014.3.21

記事公開日:2014.3.21取材地: テキスト動画

 「ファシズムがやってくるのではないかと、危機感を持っている。今はまだ、声を上げることができる。多くの人とつながり、新しい社会を作っていきたい」──。

 2014年3月21日(金・祝)、社民党の福島みずほ副党首は、新潟駅前で12時前から街頭演説を行い、集団的自衛権の行使容認に前のめりの安倍政権の暴走を批判した。また、「この豊かな新潟を放射能まみれにさせるわけにはいかない」とし、柏崎刈羽を含めた原発再稼働について警鐘を鳴らした。

 14時半からは、新しい社会・プロジェクトによる講演会「福島みずほさんと一緒に『新しい社会』について語ろう」に登場し、新潟で新しい生き方を模索しているパネリストたちと意見交換を行なった。


【IWJブログ】元オバマ政権中枢人物が語る、日米同盟の今後とオバマ訪日の目的 ~トーマス・ドニロン前米大統領補佐官による、米シンクタンクでの講演の翻訳を公開 2014.3.19

記事公開日:2014.3.19 テキスト

 米国の意向を知るためには、当然のことながら、オバマ政権に「より近い」専門家や有識者の声に耳を傾ける必要がある。2014年3月6日、米国の有力シンクタンクであるブルッキングス研究所で、昨年7月までオバマ大統領の補佐官を務めたトーマス・ドニロン氏による講演が行われた。

 オバマ大統領は、4月に日本を含めたアジア諸国を訪問する予定である。本講演でドニロン氏は、オバマ大統領がどのような目的を持って、今回のアジア訪問に臨むのか、その戦略や意図を明らかにした。直近までオバマ政権の中枢にいた人物による非常に重要な講演であるが、日本のメディアではほとんど報じられていない。


「森は命です」森の長城プロジェクト講演会に細川護熙氏・宮脇昭氏が登壇 ~東日本復興支援チャリティ 2014.3.19

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特集 3.11

 元首相で、「脱原発」を訴え前回の東京都知事選に立候補した細川護熙氏が理事長を務める「森の長城プロジェクト」が、3月19日、三越日本橋本店で、初めてとなる講演会を開催した。この日は、細川氏の他、副理事長の宮脇昭氏、三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋氏らが出席。宮脇氏は「いのちを守る森の防潮堤」と題し、講演を行なった。


新原昭治氏「非核『神戸方式』は秘密保護法の対象にならない」と力説 ~米国の身勝手さについても指摘 2014.3.18

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 2014年3月18日、神戸市内の神戸勤労会館で、「非核『神戸方式』決議39周年記念集会」が開催され、国際問題研究者の新原昭治氏が講演を行った。この集会は、1975年、神戸市議会で「核兵器積載艦船の神戸港入港拒否に関する決議」が全会一致で採択されたことを記念して、毎年行われている。


「『魔王』には文明に対する直感が込められている」 〜「ゲーテの会」安冨歩氏講演 2014.3.17

記事公開日:2014.3.17取材地: テキスト動画

 「合理的な神秘主義が、神秘的な合理主義に覆われた時、魔王がやって来る」──。

 2014年3月17日、京都府木津川市の公益財団法人国際高等研究所のコミュニティホールで、けいはんな哲学カフェ「ゲーテの会」が開催され、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏が「合理的な神秘主義 ~命を破壊する暴力についての厳密な学の構想~」と題して講演を行った。


「原発事故に終わりはない。常に、現在進行形だ」堀潤氏 講演会 2014.3.16

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 「アメリカで50年前に起きた原発事故が、今も進行中だ。福島の原発事故も現在進行形であり、それらは同じタイムラインに乗っている」──。

 2014年3月16日、新潟県長岡市の長岡商工会議所で、「福島原発事故から3年 原発問題を考える市民のつどい」が行われ、元NHKアナウンサーで、8bitNews主宰の堀潤氏が講演を行った。


秘密保護法対策弁護団・結成式 講演会「秘密保護法の刑事法上の問題点」 2014.3.12

記事公開日:2014.3.12取材地: 動画

 3月12日(水)、参議院議員会館で、秘密保護法対策弁護団・結成式が開催され、講師に一橋大学名誉教授の村井敏邦氏と弁護士の落合洋司氏を迎え、講演会『秘密保護法の刑事法上の問題点』が行われた。


「国家機構の大改革と脱原発で、野党はまとまる」 ~小沢一郎講演会 in 奈良県 2014.3.9

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 「このまま、衆参ダブル選挙になったら、明らかに野党は全滅だ」──。小沢一郎氏は「政権交代の意味がなかった、という論調は間違っている。1回の失敗くらいで、民主主義を放棄してはいけない。戦前の日本は、政党が信用できないと言って、戦争に突入した。政党不信、民主主義不信になったら、絶対にダメだ」と語った。

 また、中村哲治氏との対談では、「野党をまとめるためには、国民主導の政治を。つまり、官僚政治と一極集中の国家機構の大改革と、脱原発だ」と述べた。


さよなら原発3.9関西行動 ―すべてのいのちと未来のために― 2014.3.9

記事公開日:2014.3.9取材地: 動画

特集 3.11

 2014年3月9日(日)、東日本大震災から3年を目前に大阪市で「さよなら原発3.9関西行動―すべてのいのちと未来のために―」が行われた。午前中は特別企画として、大阪市の北区民センターで小出裕章氏(京都大学原子炉実験所)講演会、福島・福井からの報告、音楽演奏が行われた。また、原発問題・エネルギー問題などをテーマとして小中高校生から募集した作文の最優秀作品が朗読された。午後には、扇町公園で前段集会・本集会が行われ、集会後は、参加者らが西梅田、市役所、天六・梅田コースの3手に分かれパレードを行った。


原発再稼働「空母時代に戦艦大和を作るようなもの」 ~金子勝氏、景気循環「変容」の議論も 2014.3.8

記事公開日:2014.3.8取材地: テキスト動画

 2014年3月8日、京都市下京区の池坊短期大学こころホールで、金子勝氏(慶応大学教授)の講演会「日本経済のゆくえ~原発やTPPにもふれながら~」が行われた。

 前半は経済に関するスピーチで、金子氏が指摘したのは、1980年代以降、日本の景気循環の中身が、高度成長期のそれとは様変わりしている点。80年代バブル期以降、日本でも「金融資本主義」が景気循環に多大に影響しているとの見方で、設備投資の強弱や在庫の増減を視点にした古い景気観では、日本経済のこの30年間の流れを、正しく把握することはできないと力説した。


「小規模発電は、現代の自由民権運動だ」 ~孫崎享・飯田哲也 対談「原発と安全保障を語る-都知事選を終えて-」 2014.3.8

記事公開日:2014.3.8取材地: テキスト動画

 「原子力村、という造語は、自分が作った」──。飯田哲也氏は、10年ほど政府のエネルギー政策に関わった経験から、原子力村の体質を「旧日本軍と同じだ。誰も責任をとらない」と批判した。


「原発事故は、起きないことになっていた」 〜3.11福島原発メルトダウンその時 菅直人元総理ほか 2014.3.8

記事公開日:2014.3.8取材地: テキスト動画

特集 3.11

 「ほとんどの人は避難して、残ったのは病人や障害者、高齢者など。あんたたちが残ってるから役場も避難できない、と言われても、遠方へ移るのは困難だった」──。

 2014年3月8日、札幌市中央区の共済ホールで「泊原発の廃炉をめざす会」主催の講演会「3.11福島原発メルトダウンその時ー現場と官邸からの真実」が行われた。福島県南相馬市在住の看護師、大和田みゆき氏と、元内閣総理大臣の菅直人氏が、それぞれから見た福島第一原発事故について語った。また、菅氏と市川守弘弁護士との対談のあと、泊原発廃炉訴訟原告で高校生の戸苅春香氏が、大人に向けてのメッセージを読み上げた。


新自由主義は「機能不全の経済」 ~ノーム・チョムスキー教授講演会 第2回「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」 2014.3.6

記事公開日:2014.3.6取材地: テキスト

 現代における最高の「知の巨人」の一人、マサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー氏による講演「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」が、2014年3月6日(木)、上智大学四谷キャンパスで行われた。

 チョムスキー教授の講演は、前日の第1回「言語の構成原理再考」に引き続き、今回が第2回となる。チョムスキー教授の研究テーマである「言語学」からさらに発展し、人類にとって「資本主義」「民主主義」とは何か、という深い命題を問う講演となった。