【沖縄名護市長選】米国の軍事戦略上「必要ない」辺野古基地を推進する日本政府の狙いとは?〜岩上安身によるインタビュー 第384回 ゲスト 玉城デニー衆院議員 2014.1.12

記事公開日:2014.1.12取材地: テキスト動画独自

 名護市を含めた沖縄3区選出であり、名護市長選で稲嶺ススム市長を強力に応援している、生活の党・玉城デニー衆議院議員に、市長選告示日である1月12日(投開票19日)、岩上安身が緊急インタビューを行った。インタビューは、玉城議員が名護市に設置した稲嶺候補の応援事務所で行われた。


【沖縄名護市長選】「次世代に負の遺産を受け渡してはならない」~岩上安身によるインタビュー 第383回 ゲスト 糸数慶子参院議員が「沖縄の思い」を語る 2014.1.11

記事公開日:2014.1.11取材地: テキスト動画独自

特集 2014年 沖縄県名護市長選挙
※ 全文文字起こしを掲載しました(2014年6月10日)

 名護市長選挙を目前に控えた11日、糸数慶子参議院議員に岩上安身がインタビューし、辺野古への米軍基地移転問題を中心に話をうかがった。沖縄選出の参議院議員である糸数氏は、沖縄に対する数々の差別を語りながら、安倍政権や仲井眞弘多沖縄県知事に対する批判を展開した。


【沖縄名護市長選】「これは沖縄だけでなく日本全体の問題」 ~岩上安身によるインタビュー 第382回 ゲスト 稲嶺進名護市長 2014.1.11

記事公開日:2014.1.11取材地: テキスト動画独自

特集 2014年 沖縄県名護市長選挙|特集 2014年名護市長選挙
※インタビュー全文(敬称略)を掲載しています

 普天間基地移設問題が焦点になっている名護市市長選。市長選に立候補する稲嶺進名護市市長に、岩上安身が独占インタビューを行った。

岩上「今度の名護市長選、焦点は辺野古の移設問題だと思います。稲嶺さんは認めないという立場ですね。自民党の議員や仲井眞知事も自らも、選挙の時には県外移設を主張していたのが一転して、昨年末、手の平を返して辺野古の埋め立てを承認すると言い出しました。どう思いましたか」


原発、TPP、秘密保護法をつなぐ「命のワン・イシュー」~岩上安身によるインタビュー 第381回 ゲスト 火炎瓶テツ氏 2013.12.30

記事公開日:2014.1.4取材地: テキスト動画独自

 首相官邸前や経済産業省前で、平日、休日を問わず抗議の声を上げる火炎瓶テツ氏。その対象は、原発だけにとどまらず、TPP、ACTA、特定秘密保護法、憲法改悪など、非常に多岐に渡る。

 問題意識を一つに絞る「シングルイシュー」ではなく、ともすれば視点や活動の方向性が分散しかねない「マルチイシュー」の方法を取るのはなぜなのか。テツ氏が街頭に立ち続ける理由について、岩上安身が聞いた。


キリスト教の「神話」のベールを取り去り、「史的イエス」の実像に迫る~岩上安身によるインタビュー 第380回 ゲスト 上村静氏 2013.12.25

記事公開日:2013.12.25取材地: テキスト動画独自

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 ユダヤ学・聖書学が専門で、『宗教の倒錯』(岩波書店、2008.09)、『キリスト教の自己批判~明日の福音のために』(新教出版社、2013.10)などの著書がある上村静氏に、岩上安身が6時間を超えるロングインタビューを行った。24日のクリスマス・イブ、25日のクリスマス当日の2回に分けて、「IWJクリスマス・スペシャル」と題して特別配信した。


秘密保護法とその先にある共謀罪「明らかに一般国民をターゲットにしている」 ~岩上安身によるインタビュー 第379回 ゲスト 山下幸夫弁護士 2013.12.20

記事公開日:2013.12.20取材地: テキスト動画独自

 秘密保護法の成立から1週間も経たぬうちに、次なる「悪法」が動き始めた。

 12月10日、政府が東京五輪のテロ対策のためとして「共謀罪」創設を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を、「来年の通常国会に提出する方向で検討」とのニュースが新聞各紙を駆け巡った。しかし政府は翌11日、菅官房長官が法案提出の「見送り」を発表。しかし、その翌12日には高市早苗政調会長が「早期整備」の必要性に言及し、13日には谷垣禎一法相が「共謀罪」の新設に積極的な考えを示した。


「秘密保護法は日本自ら批准した『国際人権条約』にも違反している」~岩上安身によるインタビュー 第378回 ゲスト 藤田早苗氏(英エセックス大学人権センター講師) 2013.12.18

記事公開日:2013.12.20取材地: テキスト動画独自

 秘密保護法について、国際社会で懸念の声が上がり続けている。岩上安身が12月18日にインタビューした藤田早苗氏(英エセックス大学人権センター講師)によれば、この法案についてBBCやガーディアン、ドイツやスイスの報道機関も大きく報じ、今や日本だけの問題ではなくなっているという。

 11月22日には国連人権理事会の特別報告者が「憂慮」を表明。12月2日には、国連の人権担当機関のトップである国連人権高等弁務官が懸念を表明した。彼らの懸念の根底にあるのは、世界70ヶ国以上約500人の専門家が会議を重ねて今年6月に発表した国際指針「ツワネ原則」である。


外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身によるインタビュー 第377回 ゲスト 矢吹晋氏 2013.12.10

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画独自

 尖閣諸島の領有権を巡り、日中関係が悪化の一途をたどっている。11月23日、中国政府は東シナ海上空に「防空識別圏」を設定。圏内に尖閣諸島上空を含んでいたことから、日本政府が中国側に強く抗議する事態となった。

 尖閣諸島の領有権に関して、日中間で見解が分かれるのが、問題の解決を将来の世代に託す「棚上げ」合意の有無である。1972年の日中国交正常化時、当時の田中角栄首相と周恩来首相との間で、「棚上げ」の合意がなされたという指摘がある。


【大義なき総選挙9】「バーナムの森は動いた」秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まり~岩上安身による緊急インタビュー 第376回 ゲスト 海渡雄一弁護士 2013.12.9

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画独自

 シェイクスピアの戯曲「マクベス」で、スコットランド王マクベスは、「バーナムの森が進撃して来ないかぎり安泰だ」との魔女の予言を聞き、森の木が進軍することなどあり得ない、と高を括っていた。

 しかし、木の枝を隠れ蓑に進軍するイギリス軍を見た兵士から、「バーナムの森が向かってくる」という報告を受けたマクベスは仰天し、自暴自棄になってしまう。

 12月6日、秘密保護法が参議院本会議で採決され、投票総数212、賛成130、反対82で可決、成立した。元日弁連事務総長の海渡雄一弁護士は、成立直後「バーナムの森は動いた」と題した檄文を発表。いくつかの問題点を提示したうえで、「明日から、この法律の廃止を求める活動を直ちに始めよう」と訴えた。


岩上安身による緊急インタビュー 第375回 ゲスト 海渡雄一弁護士 2013.12.9

記事公開日:2013.12.10取材地: テキスト

★本日、2013年12月9日(月)20時過ぎより、岩上安身が海渡雄一弁護士に緊急インタビューを行いました。以下、インタビュー概要です。

岩上安身「12月6日、秘密保護法が可決した直後『バーナムの森は動いた』とする檄文を発表した。温厚な海渡氏が『ふざけるな』と何度も口にされている。これをキーワードにインタビューを進めていきたい」


特定秘密保護法と日本版NSCで、自衛隊は米軍の「雇い兵」に! ~岩上安身によるインタビュー 第374回 ゲスト 政軍関係史の専門家・纐纈厚氏 2013.12.5

記事公開日:2013.12.5取材地: テキスト動画独自

 「今日は破局の始まりの日」――

 山口大学副学長の纐纈(こうけつ)厚氏は、岩上安身によるインタビューの最中、特定秘密保護法案の参院特別委員会での強行採決の報を受け、このように語った。


TPPで日本は「加害者」にもなる?「途上国の『伝統の知恵』を収奪していいのか」~岩上安身によるインタビュー 第373回 ゲスト 東大助教・神子島健氏 2013.12.3

記事公開日:2013.12.3取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
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※テキストを加筆しました(2014年10月24日)

 環太平洋連携協定(TPP)の交渉で、甘利明TPP担当代表とフロマン米通商代表部(USTR)代表との閣僚協議が、2014年9月25日未明(日本時間)にワシントン市内で行われたが、話がまとまらずに終了した。次回の閣僚会合は10月25日にオーストラリアで開催され、日米の農産物関税をめぐる協議が一気に進展するのではないかと懸念されている。


「TPPで沿岸の漁業権が外資に奪われる」~山田正彦元農水相が岩上安身によるインタビュー 第372回で明かす衝撃のリーク文書 2013.11.28

記事公開日:2013.11.28取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
※全文文字起こしを掲載しました(2014年4月21日)

 秘密裏に進むTPP交渉では、驚くべき内容が議論されていた。山田正彦元農水相が手に入れた「投資」に関するリーク文書によれば、TPPで日本の海域内での漁に外国企業が参入することになるという。


「秘密保護法は米国の要請」主権を明け渡す安倍政権の暴走 ~岩上安身によるインタビュー 第371回 ゲスト 孫崎享氏 2013.11.21

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画独自

特集 秘密保護法
※全文文字起こしをサポート会員ページに掲載しました(2014年4月23日)

 「日本はスパイ天国」「中国のスパイに対する防止策」ーー。特定秘密保護法の推進論に頻繁に使われるフレーズだが、前者は半分正解、後者は全くのでたらめである。

 11月21日、約半年ぶりに岩上安身のインタビューに応えた孫崎享氏(元外務省国際情報局局長・元駐イラン大使)は、「秘密保護法は日本発ではなく、米国の要請だ」と喝破する。

 インタビュー冒頭、「過去10年くらい、秘密が漏れて日本の外交・防衛にマイナスになるような大きな事件があったか」と問いかけた孫崎氏は、様々な観点から、この法案の真の目的と狙いを分析した。


TPP賛否で揺れる米国の実情 ―日米の共同歩調で進む「知的財産権強化」の危険性 ~岩上安身によるインタビュー 第370回 ゲスト トーマス・カトウ氏 2013.11.18

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
サポート会員議事に全文文字起こしを掲載しました(2014年6月10日)

 TPPを議論する際に、決定的に足りない情報がある。米国の戦略と狙いである。11月18日、米国在住の国際コンサルタントで、米国議会の専門家でもあるトーマス・カトウ氏に、岩上安身がインタビューした。TPPにおける米国の狙いとその背景、また賛成派と反対派に割れる米国議会の詳細な動向など、日本では決して報道されない内情について話を聞いた。


【大義なき解散総選挙6】「立ち直りかけては逆噴射する」アベノミクスと消費税増税がまねく「財政の落とし穴」とは ~岩上安身によるインタビュー 第369回 ゲスト 植草一秀氏 2013.11.15

記事公開日:2013.11.15取材地: テキスト動画独自

特集 天下の愚策 消費税増税|特集 総選挙2014

★安倍総理が、消費税増税の先送りと衆議院解散を表明。その解散に「大義」はあるのか!? 8%への消費税引き上げを決断した安倍総理の政治責任は問われなくてよいのか? 政治経済学者の植草一秀氏は、岩上安身のインタビューに応じ、「アベノミクス」の陥穽について、鋭く指摘していた。

 アベノミクスで本当に景気は良くなるのか。11月14日、その虚妄の一端が垣間見える数値が発表された。2013年7-9月期の実質GDP(国内総生産)が、前期比年率1.9%増となり、1-3月期、4-6月期に比べ落ち込んだ。

 11月15日、岩上安身のインタビューの応じた、経済学者の植草一秀氏は、アベノミクスの先には「政策逆噴射」「財政の絶壁」とも言える大きな落とし穴があるという。

※全文文字起こしを掲載しました(2014年4月30日)


特定秘密保護法案 安倍政権が開く軍事国家への道 国際指針「ツワネ原則」にもとづき白紙撤回を~岩上安身によるインタビュー 第368回 ゲスト 海渡雄一弁護士 2013.11.13

記事公開日:2013.11.13取材地: テキスト動画独自

 国家機密を漏洩した公務員や国会議員への罰則規定を盛り込んだ特定秘密保護法案が11月7日、衆議院で審議入りした。ひと足早く衆議院で可決し、参議院での審議が始まった日本版NSC(国家安全保障会議)設置法案とあわせ、政府と自民党は今国会での成立を目指している。
 11月13日(水)、日弁連で秘密保護法制対策本部副本部長を務める弁護士の海渡雄一氏が岩上安身のインタビューに応じた。海渡氏は、安倍政権が同法案の成立を急ぐ理由として日米の軍事的一体化が背景にあると指摘するとともに、国際社会が取りまとめた秘密保護に関するガイドライン「ツワネ原則」に明確に違反していると語った。


山本太郎議員 猛烈なバッシングに「萎縮はしない、これからも訴え続ける」~岩上安身による独占インタビュー 第367回 ゲスト で決意新たに胸中を明かす 2013.11.5

記事公開日:2013.11.5取材地: テキスト動画独自

特集 山本太郎
※全文文字起こしを掲載しました(2013年11月25日)

 園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことが波紋を呼んでいる、山本太郎議員に対し11月5日、参議院の議院運営委員会から「8日までに自分自身で進退を決めるように」との処分が下った。

 同日18時半から、岩上安身の単独インタビューに応えた山本議員は、「辞めるつもりはない。(参院選で投票した)67万人との約束を果たせていない。思慮深さが足りなかった部分は猛省している」と語り、委員会に対してもその旨を伝達済みであることを明かした。


映画「おじいちゃんの里帰り」岩上安身によるインタビュー 第366回でヤセミン・サムデレリ監督に聞く「対立を乗り越えるには、ほんの少しのジョークとユーモアを」 2013.9.4

記事公開日:2013.11.4取材地: テキスト動画独自

※全文文字起こしを掲載しました(2013年11月22日)
※9月4日のインタビューを11月2日に配信しました。

 家族とともにトルコからドイツへ移住した「フセインおじいちゃん」の奮闘を、ユーモア溢れる視点で描いた映画「おじいちゃんの里帰り」。日本での公開を前に、来日したヤセミン・サムデレリ監督に、岩上安身と同志社大学大学院教授の内藤正典氏がインタビューした。


【IWJ Blog】Exclusive interview with Taro Yamamoto, a Japanese upper house member, giving a letter to emperor “out of sheer desire to let him know what is going on” 2013.11.3

記事公開日:2013.11.3 テキスト

The act of a member of parliament to hand out a letter to His Imperial Majesty at the autumn garden party, which was held on October 31st, is causing big ripples.

The text of the letter, referring to growing health problems of children out of Fukushima Daiichi nuclear accidents, is gaining a deep appreciation and sympathy of not a few people, whereas harsh criticism is arising among politicians, saying that Yamamoto’s act is worth considering some kind of punishment. The Board Committee of The House of Councilors held the meeting on November 1st and each party agreed to see the incident as “the act with lack of integrity as a parliament member”. Mass media, both domestic and overseas, cover this news each and everyday.