「イスラエルに虐殺の武器を売るな」市民ら約40人が激しい雷雨の中、外務省に向けてシュプレヒコール 2014.7.24

記事公開日:2014.7.27取材地: テキスト動画

特集 中東

 7月7日から始まったイスラエル軍によるガザへの攻撃は、ハマスとイスラエル政府の間で停戦合意がいまだ実らず、泥沼化している。7月23日には、イスラエルを非難する決議案の採択するため、国連の人権理事会が特別会合を開いたが、賛成29、反対1の賛成多数で採択されるも、ヨーロッパ各国を始めとする17の国が棄権。日本もイギリス、フランス、ドイツと並び、棄権を表明した。

 翌日24日、激しい雷雨の中、約40名の市民らが外務省前に集まり、イスラエルに加担するかのような日本政府の姿勢に対し、反対の声をあげた。


震災の経験を伝え、福島で暮らし、福島の今を語る星巌氏(南相馬市在住)が講演 2014.7.21

記事公開日:2014.7.27取材地: テキスト動画

特集 3.11|特集 百人百話

 「どんなに苦労しても、風評被害は払拭できない」――。

 南相馬市で復興に向けた活動を続ける一般社団法人「いちばん星 南相馬プロジェクト」理事長の星巌(いわお)さんを招き、7月21日、震災当時の様子や復興・再生への活動が語られた。


【文化】暴力は微分化により「不可視化されている」 ~毛利嘉孝研究室主催「暴力の音楽と音楽の暴力」 2014.7.25

記事公開日:2014.7.27取材地: テキスト動画

 東京藝術大学大学院准教授の毛利嘉孝(もうり・よしたか)氏が、ジャーナリストの烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)氏、東京大学教授の安冨歩氏、そして、音楽家の片岡祐介氏を迎え、7月25日(金)に東京藝術大学で特別研究会を行った。


【速報・岩上安身のツイ録】キャンプ・シュワブで浮き桟橋が設置される 海上保安庁も出動~辺野古よりレポート 2014.7.27

記事公開日:2014.7.27取材地: テキスト

※7月27日(日)の岩上安身の連投ツイートをリライトして再掲します

 沖縄中継市民ちえぞうさん、辺野古の海上から連投。RT @tchiezinha: 岩上さん、キャンプシュワブの工事が始まってます。すでにいくつかツイートしたのでご覧ください。海保がこちらの船に乗り込もうとしており、今後なかなかツイートできなくなるかもですが、どうかご注目ください!


「政府の間違った判断が、悲劇を生んだ」 ~「青森空襲展」にて青森空襲を記録する会 今村修氏インタビュー 2014.7.26

記事公開日:2014.7.26取材地: テキスト動画

 2014年7月26日10時過ぎより、青森市の中央市民センターで行われている「青森空襲展」を、「青森空襲を記録する会」会長の今村修氏の案内で巡り、当時の様子や記録する会の活動内容などについて聞いた。

 終戦間近の7月28日に、市街地のおよそ90%を焼いた青森空襲では、空襲を恐れて郊外に避難・疎開をしていた住民を『防空法』を根拠に呼び戻したことによって、1000名以上の犠牲者を生んだ。「青森空襲展」は、空襲から69年となる7月28日まで開催された。


日本の性的なイメージの歪みが私の逮捕で表れた 漫画家・ろくでなし子さんが逮捕は不当と反論 2014.7.24

記事公開日:2014.7.26取材地: テキスト動画

 自身の女性器を3Dデータ化して配布したとして、今月12日、警視庁は、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで、漫画家のろくでなし子さんを逮捕した。

 ろくでなし子さんは、本を出版した経験があり、都内で個展を開催したことがあるにも関わらず、逮捕の際、大手メディアがろくでなし子さんの肩書を「自称芸術家」と報じたことについて、ネット上では、「警察の発表を鵜呑みにしている」として、批判の声があがっている。準抗告が認められ、釈放された後に開かれた会見で、ろくでなし子さんは、「私は信念を持って、活動してきた芸術家です」と「自称芸術家」と呼んだ報道を真っ向から批判している。


【岩上安身のツイ録】「棲み分け」進む海水浴場 「クラブ化」の影響で「モーニングバード!」で岩上安身がコメント 2014.7.26

記事公開日:2014.7.26 テキスト

 7月22日(火)朝8時から、テレビ朝日「モーニングバード!」に出演しました。

 スタジオでは、海水浴場で若者たちが飲酒し、大音量で音楽を流す、いわゆる「クラブ化」の規制の問題が取り上げられました。集客のために容認するのか、それとも風紀を保つために厳しい規則を設けるのか。対応の違いから、これからは海水浴場の間で、「棲み分け」が生まれてくるのではないか、と思います。

 その他、今年4月に韓国で沈没したセウォル号の運航会社の実質的オーナーで、指名手配されていた兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者の遺体が発見されたニュース、岡山県倉敷市で小学5年生の女の子が49歳男に監禁されていたニュースについてもコメントしました。


FREE GAZA(ガザに自由を)!! – 在日ムスリム有志によるイスラエル大使館抗議行動 2014.7.25

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画

 在日ムスリム有志の呼びかけにより7月25日(金)15時、イスラエル大使館前にてイスラエル軍によるガザ攻撃に対する抗議行動が行われた。


【ガザ侵攻】誰からも罰せられることのない者がいる、不均衡な世界〜岩上安身によるインタビュー 第440回 ゲスト モントリオール大学教授・ヤコブ・M・ラブキン氏 2014.7.23

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画独自

 ヤコブ・M・ラブキン氏は、旧ソ連レニングラード(現サンクトペテルブルグ)に生まれ、歴史学を修めた後、カナダに渡った経歴を持つ。歴史学者として研究・教育活動を行う一方、ユダヤ教徒であるラブキン氏は、著書『トーラーの名において』で、パレスチナにおけるイスラエル国家建設に帰結したシオニズム運動に対して強い批判を展開している。

 イスラエルによるガザ侵攻、ウクライナでのマレーシア機の「撃墜」事件など、世界を揺り動かす出来事が立て続けに起きている。これらをどう読み解けばいいのか。岩上安身のインタビューに応じたラブキン氏は、「免責性」「不均衡」という二つのキーワードを用い、現在の世界で何が起きているのかを明快に論じた。


(再UP)集団的自衛権とともに安保法体系に呑み込まれる日本〜岩上安身によるインタビュー 第439回 ゲスト 『検証・法治国家崩壊』著者・吉田敏浩氏 2014.7.24

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画独自

特集 日米地位協定集団的自衛権憲法改正
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 1959年に出された一つの最高裁判決が、その後の日本の歩みを決定づけた。しかも、その歩みは、一国の憲法の外部に、もう一つの法体系があるという異常な状態の中でなされてきた。

 『検証・法治国家崩壊』(創元社・2014年)は、駐留米軍基地に絡んだ日本での裁判に米国が関与し、その判決内容に決定的な影響を及ぼした経緯を、米国公文書の徹底調査により解明した労作である。この判決——砂川判決——により、日本には、一つの憲法に基づいた法体系が存在するにもかかわらず、日米安全保障条約に基づくもう一つの法体系が構築されていくことになる。

 その結果日本はどうなったか、またこれからどうなるのか。7月24日、著者の一人でジャーナリストの吉田敏浩氏に、岩上安身が聞いた。


ガザではジェノサイドが行われている――駐日パレスチナ常駐総代表部シアム氏会見 2014.7.23

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画

特集 中東

 7月8日に始まったイスラエル軍によるガザ空爆、そして17日から始まった地上作戦によって、パレスチナ人の死者は600人を超えた。多数の子どもたちを含めた一般市民が犠牲になっている。ガザで起きている事態について、7月23日、駐日パレスチナ常駐総代表部のワリード・アリ・シアム氏が記者会見を行った。


「ワクチンメーカーから計3500万円の資金提供」 ~浮き彫りになる製薬会社とワクチン推進派の不透明な関係 2014.7.17

記事公開日:2014.7.25 テキスト動画

 「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議は、マーケティングのためのプロモーション機関ではないか」──。

 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会と薬害オンブズパースン会議が2014年7月17日、「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議に対する公開質問書に関する記者会見」を開き、同専門家会議と製薬会社の関係性を明らかにするよう訴えた。

 被害者連絡会と薬害オンブズパースン会議は、6月18日に同専門家会議に対して、「ワクチンメーカーとの関係に関する公開再質問書」を送付したが、期限の7月10日を過ぎても回答がなかったため、再度追加の質問を加えた公開質問書を7月17日に送付した。


「生き延びるため、食べられるものは何でも食べた」 ~「青森空襲を記録する会」体験を聞く会シリーズ5 青森空襲体験者 松谷きみえさんの証言 2014.4.28

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画

 2014年4月28日、「青森空襲を記録する会」による青森空襲の体験を聞く会の第5回として、松谷きみえさんの話を聞いた。空襲のあった時は小学校1年生だった松谷さんは、4歳年上の姉から聞いた話も加えて、当時の生活の様子や、戦後の苦労したエピソードなどを話した。


不適切とされた奈良林委員の発言に規制委「発言の真意は委員自身が明らかにすること」~規制庁定例ブリーフィング 2014.7.25

記事公開日:2014.7.25取材地: テキスト動画

 2014年7月25日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。7月18日の事故分析検討会において、国会事故調での聞き取り調査と規制委の聞き取り調査とで作業員の証言が異なっていることから、有識者で北海道大学教授の奈良林直委員が国会事故調の聞き取り調査で作業員の証言が強要されたなどと発言したことに関し、規制委としては「発言の真意は委員自身が明らかにすることだ」と回答した。


福島第一、1号機建屋カバー・がれき撤去の方針について小野所長「ダストを出さない方針で対策をとっている」~東電定例会見 2014.7.24

記事公開日:2014.7.24取材地: テキスト動画

 2014年7月24日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。1号機建屋カバー・がれき撤去の際の方針について小野明福島第一原発所長は、「影響のないレベル以上にはダストを出さない方針で対策をとっている」と説明した。


病院でさえも10回以上の空爆――単純な宗派対立では語れない泥沼のイラクの現実 2014.7.23

記事公開日:2014.7.23取材地: テキスト動画

特集 中東

 イラク戦争開戦から11年が経った現在も、イラクでの犠牲者は後を絶たない。この半年間で少なくとも7,000人の人々が命を落とし、国内避難民は世界最大規模の120万人を超える。

 現地イラクの状況を精力的に取材しているジャーナリストの安田純平氏と、イラクで支援物資を配布しているエイドワーカーの高遠菜穂子氏、そして、ヒューマンライツ・ナウ事務局長で弁護士の伊藤和子氏が7月23日(火)、緊急報告会を行なった。


繰り返される「暴力」や「貧困」という名の負の連鎖――生活保護バッシングは何をもたらしたのか 2014.7.20

記事公開日:2014.7.23取材地: テキスト動画

 「生活保護バッシング」は、2012年春、芸人・タレントとして知られる次長課長の河本準一氏の母親が、生活保護を受給していると報じられたことに端を発した。2012年12月に政権を奪取した自民党は、社会保障費の削減に着手し、生活保護費もその対象になった。

 2013年8月には、これまでで最大の生活保護受給の基準引き下げがあり、同年12月には、不正受給の罰金を従来の30万円から100万円に引き上げるなど、保護費の抑制を目指した改正生活保護法、困窮者自立支援法が成立した。


「閣議決定した今だからこそ憲法9条にノーベル賞を」超党派議員らが外国特派員協会で会見 2014.7.22

記事公開日:2014.7.22取材地: テキスト動画

 日本国憲法9条が2014年4月、ノーベル平和賞候補にノミネートされた。

 日本が再び戦争をする国になることを危惧した神奈川県在住の主婦が思いたち、集めた署名をノーベル委員会に送り、ノミネートに至った。ノーベル賞受賞者は個人、もしくは団体に限られるため、憲法9条を保持し、戦後70年間、戦争せずにきた「日本国民」を受賞者に指定した。授与されれば、9条の存在は改めて世界に広く知られることになる。


【IWJブログ・特別寄稿】パレスチナからのか細い声~パレスチナに通い続ける女性フォトジャーナリストからの報告(写真家・高橋美香) 2014.7.22

記事公開日:2014.7.22 テキスト

特集 中東

 私が初めてパレスチナを訪れたのは2000年、ちょうど第二次インティファーダ直前だった。シャロンが次期首相に選ばれたことで、「これでまた戦争になる」と人々は暗い顔をしていたことを思い出す。そしてその予感は的中し、シャロンがイスラム教徒の聖地アルアクサ―を挑発的に訪問したことで、それに対する抗議が一気に抵抗運動へと変わっていった。

 二度目に訪れたのは、その第二次インティファーダのまっただなか。半年ぶりに訪ねたガザ地区の友達ハーゼムは、以前のような屈託のない笑顔が完全に消えていた。


「彼らの命を守るために声をあげるときだ。即時停戦を呼びかけよう」爆撃の続くガザへ向けたキャンドルアクション 2014.7.21

記事公開日:2014.7.22取材地: テキスト動画

特集 中東

 パレスチナ・ガザで続くイスラエルによる空爆に抗議する市民らが7月21日、明治公園で「キャンドル・アクション STOP!空爆 ~ガザの命を守りたい~」と題した集会を開いた。集会は、アムネスティ・インターナショナル日本やヒューマンライツ・ナウ、ピースボートなど多くの国際NGOが呼びかけた。