【岩上安身のニュースのトリセツ】東部ウクライナ避難民の大多数が「侵略者」扱いされているロシアへ逃げこむ!――黙殺を決め込む西側各国の政府・主要メディア(IWJウィークリー67号より) 2014.10.3

記事公開日:2014.10.3 テキスト

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 ウクライナの停戦は、9月5日から始まった。この停戦が、恒久的な和平への第一歩となるのか、あるいは、「停戦」後にいつもそうされてきたように、一方、あるいは双方によって破られるのか、まだわからない。

 ウクライナ東部での戦闘は、今年4月から、約5ヶ月間に渡って続いた。国連の発表によると、戦闘での死者は3000人を超えた。そこにはもちろん多数の非戦闘員、女性や子供、老人が含まれている。ウクライナ軍による空爆は、無差別的に住宅地や学校に対しても行われたからだ。自国の政府が、自国民に対して無差別爆撃を加えてきたというこの「異常」を、まず直視することから始めなくては、この問題についての議論はスタートを切れない。


岩上安身による、福島県知事選へ立候補を表明した元双葉町長・井戸川克隆氏インタビュー(報告ツイートまとめ) 2014.9.28

記事公開日:2014.10.3 テキスト

 9月28日(日)15:30から中継した「岩上安身による、福島県知事選へ立候補を表明した元双葉町長・井戸川克隆氏インタビュー」の報告ツイートをまとめました。

 岩上安身「注目の県知事選が、間近に迫ってきております。佐藤雄平・現福島県知事の任期満了に伴う福島県知事選が行われます。本日は、立候補を表明された井戸川克隆さんへお話をうかがいます。井戸川さん、目が赤いようにみえますが」。

 井戸川克隆氏「疲れ目ですかね。自由にならない。どこで寝ても、完全に安らいで寝るということができません。簡単に言うと、疲れですね」。


【141001 再配信】岩上安身によるジャーナリスト・黒薮哲哉氏インタビュー(報告ツイートまとめ) 2012.5.30

記事公開日:2014.10.3 テキスト

 新聞テレビでは決して報じられない事実。ほとんど黒薮氏しか取り上げていない問題、「押し紙問題」に取り組まれているジャーナリスト、黒薮哲哉氏へ、2012年5月30日にインタビュー。「押し紙問題」は、販売店だけでなく、紙面の内容にも関わってくる重要な問題。では、「押し紙問題」とは何か。タブーとされている領域について、黒薮氏に解説していただきました。


9日からの川内原発住民説明会に説明者を派遣~規制庁定例ブリーフィング 2014.10.3

記事公開日:2014.10.3取材地: テキスト動画

 2014年10月3日(金)13時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。10月9日から、鹿児島県が主催する九州電力川内原発に関する住民説明会に、規制庁は説明者を派遣することが報告された。


「御嶽山噴火は天の怒りだ」~川内原発再稼働に反対する市民による九州電力東京支社前抗議行動 2014.10.1

記事公開日:2014.10.2取材地: テキスト動画

 「九電も本音では原発必要とは思っていない。『もうやめましょう』と、みんなで九電の背中を押してあげましょう」

 再稼働阻止全国ネットワークなど、川内原発再稼働に反対する市民らによる抗議行動が、10月1日、九州電力東京支社前で行われた。


福島第一、凍土遮水壁設置予定箇所の埋設物内溜まり水の調査を開始~東電定例会見 2014.10.2

記事公開日:2014.10.2取材地: テキスト動画

 2014年10月2日(木)17時30分から、東京電力にて定例記者会見が開催された。福島第一原発凍土式遮水壁の設置予定箇所にある地下埋設物内の溜まり水の事前調査を3日から行うことを発表した。


【岩上安身のニュースのトリセツ】「世界の戦場」ウクライナ情勢を読み解く マレーシア航空機”撃墜”事件を徹底検証―交錯する各国の主張(IWJウィークリー66号より) 2014.10.2

記事公開日:2014.10.2 テキスト

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 7月17日、内戦の続く東ウクライナ上空でのマレーシア航空機墜落事故から一月以上が経った。通常の事故であれば、調査が進み、事故原因が明らかになっているはずである。だが、「戦闘地帯」で起きたこの事故については、いまだに不明な点が多く、情報が錯綜しており、対立する主張がなされている。

 当初から不可解なことは多かった。事故の直後、まだ事故の事実経過や全体像も明らかでないうちから、早々に東ウクライナ内戦の一方の当事者、親露派と、その支援をしているとされるロシアに、地対空ミサイルで撃墜したとの嫌疑がかけられ、「テロリスト」との大合唱が始まったのだ。

 親露派とロシアが一緒くたにされ、テロと誤射の可能性もごちゃごちゃになり、その他の事故原因や、他の「容疑者の可能性」についての追及は、ウクライナと西側ではまともに行われようとしなかった。


川内原発の火山噴火リスクに対し「巨大噴火と今回の御嶽山とは全く違う話だ」~原子力規制委員会 田中俊一 委員長 定例会見 2014.10.1

記事公開日:2014.10.1取材地: テキスト動画

 2014年10月1日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。川内原発の火山噴火対策について、田中委員長は「今回の御嶽山とは全く違う話だ」「一緒に議論することのほうが非科学的」などと述べたが、今後、さらに研究や検討を重ねていく必要があるとの考えを示した。


柏崎刈羽1号炉、冷温停止維持を前提に30年高経年化評価をすすめる~2014年度 第30回規制委員会 2014.10.1

記事公開日:2014.10.1取材地: テキスト動画

 2014年10月1日(水)10時30分から、原子力規制庁庁舎にて2014年度第30回規制委員会が行われた。東京電力柏崎刈羽原発1号炉について、冷温停止維持を前提に運転30年経過時の高経年化評価を進めることが承認された。


山谷えり子国家公安委員長に市民が辞任を要求、シュプレヒコールで怒りの抗議 2014.9.29

記事公開日:2014.10.1取材地: テキスト動画

 在特会の関西支部長だった増木重夫氏と、少なくとも2枚の写真を一緒に撮っていたことが発覚するなど、同会との関係が問題視される山谷えり子国家公安委員長の辞任を求めて、9月29日(月)、市民らは総務省前で抗議行動を行なった。

 「今すぐヤメロ。山谷ヤメロ」


【第165-169号】岩上安身のIWJ特報!何よりガザ封鎖解除を 尊厳ある生への戦い~京都大学教授・岡真理氏インタビュー 2014.9.30

記事公開日:2014.9.30 テキスト独自

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 メルマガ「IWJ特報」最新号「何よりガザ封鎖解除を 尊厳ある生への戦い~京都大学教授・岡真理氏インタビュー」を発行しました!インタビューをリライトし、豊富な注釈を付してお届けしています。ぜひ、ご購読ください!

 2014年7月8日から50日間に及んだ、イスラエルによるガザ地区への攻撃。市民に多数の死者を出した、今回のイスラエルによる傍若無人な振る舞いを、岡氏が痛烈批判。パレスチナの歴史を振り返りながら、今回の攻撃の背景を読み解いています。


安倍政権はセンチメンタルな「友情」論ではなく、国益を見極める判断力を〜国民安保法制懇が集団的自衛権行使の閣議決定を徹底批判 2014.9.29

記事公開日:2014.9.30取材地: テキスト動画

 「いったん、集団的自衛権の行使に踏み出せば、日本の立場から見てどんなに不当で、かつ、日本にとって利益の見出しがたい軍事行動でも、アメリカに付き合わざるを得なくなるおそれが大きい。世界各地で『テロとの戦い』を押しすすめるアメリカと軍事的協力関係を深めることは、日本をグローバルに展開するテロ組織の標的とする危険にさらすことでもある。

 要するに、集団的自衛権の行使容認は、日本および日本国民をより安全にするどころか、より危険とする蓋然性が高い。外交・防衛問題に関しては、同盟国同士で助け合おうという曖昧でセンチメンタルな『友情』論ではなく、冷徹に国益を見極める判断力が求められる」

 憲法学者や元内閣法制局長官、防衛官僚OBなどからなる「国民安保法制懇」が、臨時国会が開会した9月29日、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求め、政府に報告書を提出。同日、同制懇のメンバーらは記者会見を開き、討論を経てまとめたという9ページにわたる報告書の概要と閣議決定の問題点を説明した。


「ロシア=プーチン、プーチン=悪魔」?単純化された「西側」の構図に異論~岩上安身によるインタビュー 第459回 ゲスト ライプチヒ大学リヒター・シュテフィ教授 2014.9.16

記事公開日:2014.9.30取材地: | | テキスト動画独自

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 「ロシア=プーチン、プーチン=悪魔」

 日本や米国、ヨーロッパ、いわゆる「西側」の報道だけを見ていれば、自然とこうした見方になってしまっている人も多いのではないだろうか。しかし、実際はどうか。ドイツ取材中のIWJ代表・岩上安身が9月16日、ライプチヒ大学を訪れ、「東側」の事情に詳しい、リヒター・シュテフィ東アジア研究所日本学科主任教授にインタビューした。


「日本の国家主権が根底から覆される」TPP交渉差し止め・違憲訴訟準備会が発足 ~山田正彦元農相ら、呼びかけ人は約30人に 2014.9.24

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特集 TPP問題

 日本を売り渡す歴史的な譲歩が、密室で行われてようとしている。11月に開催されるAPECでTPP交渉の「大筋合意」を狙う日米両政府は、9月23、24両日、甘利明TPP担当相と米通商代表部のフロマン代表との間で会合を行った。結果は「物別れ」に終わったものの、日本側は相当の譲歩案を用意していたとの観測もある。

 問題は、日本側がどこまで譲歩を行うつもりなのか、現段階でどの程度両者のあいだで折り合いがついているのか、その一切が国民に開示されない「秘密交渉」である点だ。日本が歴史的な譲歩をしていても、それを国民は知ることができない。


TPP交渉 日本側の姿勢は「パフォーマンスで巧妙なごまかし」 ~専門家らが大手メディアによる「重大なミスリード」を指摘 2014.9.27

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特集 TPP問題

 9月22、23日に行われた米国ワシントンでの甘利明経済再生担当大臣と米通商代表部(USTR)のフロマン代表との閣僚協議で、日本側は牛肉などの関税に相当踏み込んだが、米国の譲歩しない強固な態度の前に、物別れに終わったと伝えられている。

 9月27日、「TPPをめぐる運動のこれからを考える9.27全国交流集会」と題した集会が、千代田区・明治大学リバティタワーで開催された。東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏、アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏、岩手県農協中央会常務理事の畠山房郎氏による講演が行われ、参加者らによるTPPに関する報告と多くの意見表明が行われた。


【御嶽山噴火】桜島噴火の前兆の可能性も!? 現在の火山予知の限界「モニタリングで川内原発周辺の巨大噴火を予知するなど夢物語」と火山学者・小山真人氏が緊急直言 2014.9.29

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 27日、前触れなく、突如として噴火した御嶽山。多くの登山客を巻き込み、29日午後8時時点で死者10名、心肺停止者が26名出ており、現在も自衛隊の救助は続いている。IWJは29日、火山学者であり、静岡大学防災総合センター副センター長で同大学教育学部教授の小山真人氏に緊急インタビューを行った。

 規制委は、九電の「火山の噴火をモニタリングで予知できる」とする主張を認めた。川内原発の再稼働へ向けた準備は着々と整いつつある。菅官房長官は29日、予期せぬ御嶽山の噴火を受けた上で、「(川内原発の再稼働に影響は)ないと思う」と発言した。楽観的にみえる国や事業者らの危機管理を、火山の専門家はどう見るのだろうか。


生活・小沢代表 沖縄県知事選で翁長氏支持の方向性を示唆「県民の支持を集めやすい候補を応援することになる」 2014.9.29

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 生活の党・小沢一郎代表は9月29日(月)、前回6月16日以来、約3ヶ月ぶりの定例会見を行った。11月16日に投開票を迎える沖縄県知事選や消費税増税について、見解を示した。


ヘイトスピーチ団体と安倍内閣閣僚との2ショット写真で舛添知事、関係性を非難せずに擁護 2014.9.30

記事公開日:2014.9.30取材地: テキスト動画

 東京都の舛添要一知事は9月30日(火)、都庁で定例の記者会見を行ない、ヘイトスピーチ団体と安倍内閣閣僚との関係性や、渋谷~六本木間の都バス24時間運行廃止などについて、それぞれ見解を示した。


自衛隊が米国と一緒に空爆する可能性も ~安倍政権を批判する市民団体による国会包囲共同行動 2014.9.29

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 「安倍政権の暴走を止めよう」  秋の臨時国会初日の9月29日、安倍政権に抗議する市民団体が共同で抗議行動を行ない、参加者による国会包囲を行なった。


「検察は自ら起訴すべき」~福島原発告訴団が東京地検に起訴を求め上申書を提出 2014.9.30

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特集 3.11

 「何故、東電だけ罰せないのですか」――。

 福島原発事故を起こし、被害を拡大させた東京電力の責任者らの刑事裁判を求め、福島地方検察庁へ告訴している「福島原発告訴団」が9月30日、東京地方検察庁に対して検察からの起訴を求める上申書を提出した。提出に先立ち、告訴団は参議院議員会館で院内集会を開き、上申書提出後、東京地検前にてアピール行動を行った。