川内原発に続き、関電が高浜原発の原子炉設置変更許可申請補正書を提出、審査書案作成へ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.10.31

記事公開日:2014.10.31取材地: テキスト動画
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 2014年10月31日(金)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。関西電力が高浜原子力発電所の原子炉設置変更許可申請補正書を提出したことが報告された。内容を精査した後、審査書案作成の段階に移ることになる。

■全編動画

  • 会見者 米谷仁氏(原子力規制庁長官官房総務課長)
  • 日時 2014年10月31日(金) 14:00~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

規制委員会会合

  • 平成26年度第36回規制委員会会合
    • 日時:11月 5日(水)10:30~ 12:00
    • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A
    • 議題は調整中

検討チーム会議などの開催予定

  • 11月 4日(火)14:30 定例ブリーフィング
  • 11月 5日(水)14:30 委員長定例記者会見
  • 11月 6日(木)10:00 第155回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 11月 7日(金)10:00 第156回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 11月 7日(金)14:30 定例ブリーフィング

要人面会の予定

  • 日時 :2014年11月4日、17:00
  • 来庁者:David OSBORN(IAEA環境研究所所長)、Iolanda OSVATH(IAEA環境研放射分析研究所長)
  • 対応者:中村佳代子委員

高浜3、4号機の設置許可変更申請補正書提出

 関西電力は10月31日13時、原子力規制委員会へ高浜原子力発電所3、4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書を提出。事務方が内容を精査し、今後の対応を検討することになる。

 現時点で、規制庁広報官は設置変更許可申請に関する審査会合が終了したという考えを示している。今後、審査結果をまとめた”審査書案”の作成段階に移るわけだが、着手には委員会の決定は必要ではないという。

敦賀原発破砕帯調査に関する有識者評価会合、次回は未定

 日本原子力発電・敦賀原発破砕帯調査に関する有識者評価会合が9月4日にあったが、その後開かれていない。次回の目途はたっていないという。

 また、原子力規制委員会は、同有識者評価会合で不適切な発言があったと原電に厳重抗議することにしていたが、実際にどのようにするか、まだ決まっていないことを明らかにした。

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