オスプレイ横田基地配備に舛添都知事、専門家会議設置による検討を否定「安全保障は国の専管事項」国の方針に従う姿勢か 2015.5.22

記事公開日:2015.5.25取材地: テキスト動画

特集 空飛ぶ欠陥機オスプレイ
※5月25日テキストを追加しました!

 舛添要一東京都知事は2015年5月22日(金)、東京都庁で定例の記者会見を行ない、オスプレイの横田基地配備について、IWJ記者の質問に応じた。

 舛添知事は、横田基地周辺の市町村とも話し合い、国に要望を出していくとするも、「安全保障は国の専管事項」であるとし、オスプレイ配備については国が判断することだとして、都としての判断を示すことを避けた。


福島第一原発2号機放水路で一時急上昇した放射線量、低下したが原因はいまだ不明、引き続き監視、原因究明を続ける構え~東電定例会見 2015.5.25

記事公開日:2015.5.25取材地: テキスト動画

 2015年5月25日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機放水路上流や地下水観測孔E-9で全βが上昇していたが、22日には低下した。原因はまだ特定できておらず、東電は継続して監視を続ける構えだ。


「戦争法案反対」木曜行動がスタート! 初日の21日は参加者850人以上!~「戦争だけは、多少の意見が食い違ってもやってはいけない」 2015.5.21

記事公開日:2015.5.23取材地: テキスト動画

特集 集団的自衛権|特集 憲法改正

※5月23日テキストを追加しました!

 「戦争する国にはさせない」「一括法案を許さない」「安倍政権の暴走を止めよう」

 まもなく、衆議院本会議での審議入りが予定されている安全保障関連法案。2015年5月27日以降は、安保法制の審議を行なう特別委員会で本格的な論戦が始まるが、「戦争法案」の成立を阻止しようと、国会前では毎週木曜日に行なわれる抗議集会が始まった。初日の21日は、主催者発表で850人以上の参加者が駆けつけ、「戦争反対」の声をあげた。


【IWJブログ】沖縄の基地負担軽減はウソ!? 横田基地配備後、オスプレイは沖縄・高江で訓練 〜欠陥輸送機の「対中国抑止力」という嘘 2015.5.22

記事公開日:2015.5.22 テキスト

 沖縄の基地負担に対する不安と不満が日本全土に広がりつつあるーー。

 ハワイのオアフ島で米海兵隊のオスプレイが着陸に失敗した事故で、2015年5月17日、海兵隊員1人が死亡した。さらに、事故から3日後の20日、重体だった隊員1人が新たに死亡したことが明らかになり、2017年に導入が決まっている東京・横田基地周辺の住民や、今年7月にオスプレイの日米共同統合防災訓練を控えている高知県などに衝撃が走った。


【岩上安身のツイ録】統一地方選で新風を吹き込んだ若い女性たちの活躍――「若者」と「政治」をつなぐ新しいコミュニケーションの可能性 2015.5.22

記事公開日:2015.5.22 テキスト

※5月20日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 日本列島は南北に細長く、気温や季節感がかなりずれる。同じ瞬間に同じように日本中が感じている、というのは、大きな勘違い。同様に、高齢化した日本の各世代の感受性の隔たりは、ずいぶん広がっている、と感じる。若い世代に意識的に近づいて理解しようとしないと、どんどんそのズレは大きくなる。

 大阪都構想騒動は、住民投票を終えた後も不愉快なくすぶりが続いている。所得格差を基準に、大阪の南北問題が露わになったという指摘はまだしも、大阪市解体消滅構想が否決されたのは、低所得層の南部の住民のせいだなどという非難が起きたり、


「TPPに反する法律は廃止され、将来にわたって立法できなくなる」~岩上安身によるインタビュー 第544回 ゲスト 「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」弁護団共同代表・岩月浩二氏 2015.5.19

記事公開日:2015.5.22取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題

※6月1日テキストを追加しました。

 「TPPは私たちの生命に対する権利、健康で文化的な生活を営む権利(憲法25条)を侵害する」——。

 2015年5月16日、世界で初めてTPPに対する違憲訴訟が提訴された。第一次提訴の原告は、一般市民、消費者団体、農業、保健・医療、NGO関係者ら計1000名以上にのぼり、福島瑞穂氏、山本太郎氏、糸数慶子氏、阿部知子氏、照屋寛徳氏、玉城デニー氏、仲里利信氏、主濱了氏など、現職の国会議員8名も原告に加わっている。


福島原発事故、東電・保安院が対策を無視していた事実が発覚――福島原発告訴団が東京地裁前でアピール、検察審査会に「強制起訴・刑事裁判」を求め訴え 2015.5.21

記事公開日:2015.5.22取材地: テキスト動画

※5月22日テキストを追加しました!

 福島原発告訴団は、2012年の告訴を審議している第五検察審査会と、2015年の告訴を審議している第一検察審査会の委員に対して、東電元会長らの強制起訴を求める激励行動を5月21日(木)、東京地裁前で行なった。

 福島のみならず、仙台や栃木、北陸などからも参加者が集結。地裁に向かって「検察審査会の皆さん、強制起訴を出してください。原発犯罪を追及してください。被害者を切り捨てないでください」と声をあげた。


「自国民の自由、平等、人権、民主主義を守れない国」翁長沖縄県知事が安倍政権に強く抗議、辺野古基地は「できない」と断言 2015.5.20

記事公開日:2015.5.21取材地: テキスト動画

※5月21日テキストを追加しました!

 辺野古新基地建設問題をめぐり、間もなく訪米する予定の翁長雄志・沖縄県知事の記者会見が2015年5月20日(水)、日本外国特派員協会主催で行われた。


中長期ロードマップ改定案を公表、リスク低減を重視した目標の明確化など5つのポイントに改定~東京電力定例記者会見

記事公開日:2015.5.21取材地: テキスト動画

 2015年5月21日18時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。中長期ロードマップの改定案を公表し、リスク低減を重視したマイルストーンの明確化をポイントとするが、燃料デブリ取り出し開始目標時期は変更していない。


超低賃金労働の果てに警官に射殺された中国人労働者 「現代の奴隷制」外国人実習制度がレイシズムへ連鎖 ――ジャーナリスト安田浩一氏が見た日本社会の根底に潜む闇 2015.4.21

記事公開日:2015.5.20取材地: テキスト動画

特集 秘密保護法

※5月20日テキストを追加しました!

 「ある縫製工場では、来日1年目の外国人実習生は時給200円。2年目に50円昇給。3年目にようやく時給300円。経営者は実習生を『うちの子』と呼びながら、過酷な労働を強いる。私は、これがレイシズムや人種差別、排外主義に結びつくと考えている」──。

 秘密保護法違憲訴訟東京原告団講演会が2015年4月21日、東京都千代田区の岩波セミナールームにて開催され、ジャーナリストの安田浩一氏が「外国人労働者問題と秘密保護法」と題して講演を行った。


「朝日新聞『吉田調書記事取り消し』はジャーナリズム史上最大の失態」――海渡雄一氏×鎌田慧氏トークライブ 2015.5.8

記事公開日:2015.5.20取材地: テキスト動画

※5月20日テキストを追加しました!

 「朝日新聞はこんなに重要な報道を、なぜ、全部取り消したのか。ジャーナリズム史上に残る大変な失態だ。社をあげてきちんと議論して、記事の取り消しそのものを、取り消してほしい」──。海渡雄一氏は、このように力説した。

 2015年5月8日、東京都千代田区の東京堂書店神田神保町店にて、『いいがかり:原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』(七つ森書館)と『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない』(彩流社)の刊行記念イベントとして、弁護士の海渡雄一氏とルポライターの鎌田慧氏によるトークライブが行われ、両者はそれぞれに、「正確に検証した上で、記事を取り消したことを、取り消すべきだ」と主張した。


「生活」と合流した山本太郎参議院議員 小沢一郎氏との関係から、国会での活動、野党再編の展望までを語る!~岩上安身によるインタビュー 第543回 ゲスト 山本太郎参議院議員 2015.5.19

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画独自

特集 山本太郎|特集 小沢一郎/陸山会事件|特集 れいわ新選組

※5月21日テキストを追加しました!

 2014年12月の衆院選で議席数を減らし、政党要件を失った、小沢一郎氏が代表を務める生活の党。その生活の党が、政党要件を得るために白羽の矢を立てたのが、これまで無所属で活動してきた山本太郎参議院議員だった。

 2015年1月、小沢一郎氏と山本太郎氏がそれぞれ共同代表に就任し、新しい政党「生活の党と山本太郎となかまたち」が発足。原発政策、TPP、集団的自衛権行使容認、辺野古新基地建設問題など、様々な政策において、安倍政権と対峙する姿勢を見せている。


「人類学者は『人種』という言葉を使わない」科学的無知に基づく人種差別の愚かしさ~岩上安身によるインタビュー 第542回 ゲスト 篠田謙一氏 第2弾! 2015.5.18

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画独自

特集 平成から令和へ天皇と日本の歴史を考える
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 「文化の多様性とは、あとになって生まれたもの。人類の普遍性は、6万年前から変わらない」──。

 「日本人とは何か」を人類学の視点から問い直し、大きな反響があった、2013年8月の分子人類学者・篠田謙一氏へのインタビュー。その第2弾を、2015年5月18日、岩上安身が行った。分子人類学とは、分子生命学を応用した遺伝子レベルでの人類研究の学問で、篠田氏はミイラや古代の人骨のミトコンドリアDNAなどを解析し、人類の起源やその広がりを調査研究している。

 篠田氏は、自身が人類研究部研究グループ長を務める、茨城県つくば市にある国立科学博物館で取材に応じ、「6万年ほど前に、アフリカから出た一部の集団が存在し、それぞれが突然変異を起こしながら、人類として特有のタイプを形成していった」と述べて、人類の普遍性は6万年前の時点から今に続いている、と強調した。


「TPP秘密主義=違憲」TPP交渉差し止め・違憲確認を求め国会議員を含む1063人もの原告が国を提訴!――「日本にとってのTPP交渉は、実に不利な中身で進んでいる」 2015.5.15

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画

特集 TPP問題
※5月19日テキストを追加しました!

 環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる交渉は、憲法が定める国民の生存権や幸福追求権、そして、「知る権利」に違反する──。2015年5月15日、「TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会」の1063人は、国を相手に交渉差し止めと違憲確認を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 その日のうちに東京都内で開かれた報告会には、原告の1人であるIWJ代表の岩上安身も出席し、「交渉内容がわからなければ、裁判が成り立たないのではないか」「海外からのTPP漏えい情報を、この裁判に集めるのも有意義だ」などと発言した。


「遺伝子組み換え作物を世界で一番食べているのは日本人です」――日本の農業と食をめぐる危機的状況、TPP参加でさらに悪化も~ジャーナリストらが警鐘 2015.5.2

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画

特集 種子法廃止の衝撃「食料主権」を売り渡す安倍政権
特集 TPP問題
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 「特許を制する者が、種子を制する。種子を制する者が、食料を制する。食料を制する者が、世界を制する」──。ジャーナリストの天笠啓祐氏は、米国政府、モンサント社、ビル・ゲイツ財団などによる食料支配が進んでいる、と警鐘を鳴らした。

 2015年5月2日、東京都大田区民ホールにて、「シンポジウム『種たねSeed』~種(たね)があぶない!食があぶない!命があぶない!」が開催され、天笠氏、詩人のアーサー・ビナード氏、在来種専門の種会社代表の野口勲氏が、農業が企業による巨大ビジネスになる危険性や、食の分野から見たTPPへの懸念を語った。


「昔は戦争で国益を奪ったが、今はTPPが経済的植民地化の最後の仕上げだ」――AIIBの衝撃、TPP医療崩壊、辺野古移設と安保法制を徹底解説~第41回ロックの会 2015.5.9

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
※5月19日テキストを追加しました!

 IWJのコーディネートによる「第41回ロックの会 ~IWJ NIGHT~」が2015年5月9日、東京都内で行なわれた。

 全体を3つのパートに分け、Part1「覇権拡大する中国」では経済評論家の宋文洲氏を、Part2「TPP~医療保険制度の崩壊」では北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏と元農林水産大臣の山田正彦氏を、また、Part3「辺野古基地建設と安保法制」では衆議院議員の玉城デニー氏をゲストに迎えて、ホスト役の岩上安身が話を聞いた。


強行配備された「空飛ぶ恥」オスプレイ 〜普天間ゲート完全封鎖してまで沖縄県民が阻止したかった理由(IWJ特報 58号 2012/10/28+67号 2013/01/15) 2015.5.19

記事公開日:2015.5.19 テキスト独自

 米海兵隊のオスプレイが5月17日、ハワイ・オアフ島にあるベローズ空軍基地の訓練区域で着陸事故を起こし、搭乗していた22人のうち1人が死亡、残る21人が病院に搬送された。事故原因は調査中だという。

 かねてから危険性が指摘されていたオスプレイ。東京・横田基地にCV22オスプレイ10機を配備する計画が発表された矢先の事故で、周辺住民には不安が広がっている。


「冤罪を生む可能性が極めて高い」――「司法取引」「盗聴法」で捜査権限拡大、「取調べの可視化」は一部に限定される「刑事訴訟法改正案」に国会議員らが警鐘 2015.5.14

記事公開日:2015.5.19取材地: テキスト動画

特集 共謀罪|特集 秘密保護法

※5月19日テキストを追加しました!

 「盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える」と題した超党派国会議員と市民の勉強会の第2回目が2015年5月14日、参議院議員会館で行われた。「刑事訴訟法改正案」は今国会に提出され、すでに衆議院で審議に入っている。

 厚労省元局長村木厚子氏の無罪事件(※)がきっかけとなり、「取調べと操作の可視化・透明化」を行い、冤罪を生み出してきた密室での糺問的な取調べに依存した捜査・公判のあり方を抜本的に改革することが新しい時代の刑事司法の課題とされていた。


【オスプレイ着陸失敗で1人死亡】 普天間・横田基地配備に不安と怒りの声 「欠陥輸送機」の危険性を指摘し続ける真喜志好一氏インタビューを緊急再配信! 2015.5.18

記事公開日:2015.5.18 テキスト動画

特集 空飛ぶ欠陥機オスプレイ
※5月18日18時50分より、「欠陥輸送機」オスプレイの危険性を指摘し続けている真喜志好一氏インタビューを、Ch1で緊急再配信!【Ch1はこちらから】

 2015年5月17日午前11時40分(日本時間18日午前6時40分)ごろ、ハワイのオアフ島で訓練中の米海兵隊のオスプレイが訓練中に着陸に失敗、炎上した。乗員の海兵隊員1人が死亡、残りの乗員21人が病院に搬送された。海兵隊によると事故原因は「調査中」だという。

 今回炎上したオスプレイは、海兵隊仕様のMV-22と呼ばれる機体で、日本ではすでに沖縄県の普天間基地に24機配備されている。さらに計17機の追加購入も決定しており、佐賀空港への配備が検討されている。他にも、5月11日には米国防総省が 空軍仕様のCV22と呼ばれる機体3機を2017年後半から東京都の横田基地に配備すると発表。2021年までに7機を追加配備し、計10機態勢とする計画も示している。


TPP交渉をめぐる米国のダブルスタンダード――首藤信彦氏、内田聖子氏らが政府担当官を徹底追及、認識の甘い日本側とそれを報じないメディア姿勢が露呈 2015.4.22

記事公開日:2015.5.18取材地: テキスト動画

特集 TPP問題
※5月18日テキストを追加しました!

 「TPA法案は、米大統領に対する脅迫状のようなもの。『米国の制度や法律に影響を与えてはならない』と要求しており、日本にとってはマイナス材料になる」──。

 元衆院議員の首藤信彦氏は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉をめぐって昨今の日本に流れる、「米国でTPA法案が成立すれば、TPP交渉妥結が一気に現実味を帯びる」との空気に釘を刺した。

 2015年4月22日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で、超党派の議員連盟「TPPを慎重に考える会」の勉強会が行われ、外務省、内閣官房、経済産業省、農林水産省の担当官に、議員らがTPA法案がらみの質問をぶつけ、白熱したものとなった。