地域: 東京都
福島第一のトレンチ止水壁、不完全だが一定の効果はあったと評価するも、工事が遅延すれば凍土遮水壁工事にも影響~東京電力記者説明会 2014.11.21
2014年11月21日(金)19時から原子力規制庁記者控室にて、海水配管トレンチの止水工事やサブドレンピットの状況について記者向けの説明会が行われた。東京電力は「止水は完全ではないが、一定の効果はある」と評価。止水ができなくてもトレンチ水平トンネル部分へグラウド充填を開始することを発表した。
「一票の格差」問題で12月14日投開票の衆院選に待った 選挙の事前差し止めを求め弁護士らが東京地裁に提訴 2014.11.18
特集 総選挙2014
「一票の格差」を是正せずに、衆院選挙を行なうのは違憲だとして、11月18日、弁護士の山口邦明氏らは、来月12月14日に投開票が行なわれる衆院選の差し止めを求め、東京地裁に提訴した。今回の訴訟は、選挙が始まる前の事前差し止めを求めるもの。
これまで山口弁護士らが行なってきた一票の格差是正を求める訴訟は、選挙後の事後訴訟だった。これについて、提訴後に開かれた会見では、「今後は事前訴訟を主流に変えたほうがいいのかと思う」と今後の方針が示された。
「我々は刑務所の中で闘うしかない、という時代が来るのではないか」――「逮捕間近」!? ジャーナリスト常岡浩介氏が講演 2014.11.14
特集 秘密保護法
「堂々と刑務所に、留置所に、拘置所に入る、というような時代になるのではないでしょうか。今回逮捕されるかもしれない私は、善いことをして逮捕されるのだ、と思っています」
フリーランス表現者43名が提起した「特定秘密保護法違憲確認訴訟」の原告団が主催で、11月14日(金)17時から、ジャーナリスト・常岡浩介氏による講演会が霞ヶ関・弁護士会館508号室にて行なわれた。
「消費増税を先送りするなら施行も先送りに!」解散総選挙のドサクサに紛れた秘密保護法施行に対し民主党らが延期を求め法案を提出 2014.11.18
特集 秘密保護法
「解散総選挙のどさくさに紛れて施行を急ぐ政府は、特定秘密保護法自体を隠蔽しているのではないか」――。
日本弁護士連合(日弁連)は11月18日(火)、「特定秘密保護法の施行をゆるさない!」と題した院内学習会を衆議院第二議員会館で開催した。市民団体や国会議員が発言し、それぞれの立場から、12月10日に施行される特定秘密保護法の危険性を訴えた。
民主党の階猛(しな・たけし)衆議院議員は、解散総選挙の混乱によって秘密保護法の存在そのものが隠されていると指摘。「消費増税を先送りするのであれば、施行をも先送りすべきだ」と主張した。
米国が死刑廃止できなければ日本もできないのか――ジュリア・ロングボトム英国公使「私たちはいかなる場合でも死刑に反対します」 2014.11.15
「死刑廃止を考える日」と題したシンポジウムが11月15日(土)、青山学院大学で開催された。駐日英国公使のジュリア・ロングボトム氏のスピーチをはじめ、袴田巖氏、秀子氏を迎えて袴田事件の報告、パネルディスカッションが行われた。
袴田事件の弁護団事務局長である小川英世弁護士は、警察による捏造を鋭く批判。「絶対的な刑である死刑を、不完全な制度、不完全な人のもとで、してはいけない」と強く訴えた。
敦賀原発の断層調査、評価書案は有識者間で調整 ~規制庁定例ブリーフィング 2014.11.21
2014年11月21日(金)14時から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。敦賀原発敷地内の断層調査評価会合の結果をまとめた評価書案は、今後メールを通じて有識者間で調整することが発表された。その先はまだ決まっていないという。
「福島原発事故・吉田調書」報道で「記事全体を取り消した朝日新聞の判断を追認したPRC(人権委員会)見解こそ誤報」 2014.11.17
※テキストを追加しました(2014年11月21日)
「真実にたどり着いていない者に、真実を明らかにしようとする者を批判する資格はない」
「福島原発事故・吉田調書」に関する朝日新聞報道と人権委員会(PRC)見解に対する記者会見が、11月17日、原発事故情報公開弁護団主催により開催された。
同弁護団の海渡雄一弁護士は、「朝日新聞の当初の『命令違反による撤退』とする報道の方が正確なものであって、誤報とされるようなものではなく、記事全体を取り消した朝日新聞の判断は誤りで、これを追認したPRC見解こそが誤報である」と主張した。
築地市場移転問題で業界が土壌汚染対策工事完了後の「安全宣言」を要求、舛添知事「別に安全宣言しなくても終わっていれば終わったと理解」 2014.11.18
特集 築地市場移転問題
江東区で見つかった野鳥から鳥インフルエンザウィルスが見つかった問題に関し、東京都の舛添要一知事は11月18日、定例の記者会見で、関係部局で行なう高病原性鳥インフルエンザ対策連絡会議をこの日、開いたと報告した。
この野鳥は、すでに鳥インフルエンザの陽性反応と判明しているが、強い毒性の高病原があるかについては、現在国の検査機関で検査中で、判定には一週間ほど時間がかかるという。
韓国の脱原発運動家が訴え「原発には国境がない」日韓両国の原発老朽化を懸念~再稼働反対! 首相官邸前抗議 2014.11.14
※テキストを追加しました(2014年11月21日)
2011年9月に立ち上がったネットワーク「首都圏反原発連合」は、毎週金曜日に原発再稼働に反対する抗議行動を行なっている。11月14日(金)にも、市民らは首相官邸前と国会正門前で、再稼働を推し進める安倍政権に抗議した。
この日は、韓国・釜山で長年、脱原発運動に取り組んできた金海蒼氏がマイクを握った。原発から30km圏内に住んでいるという金氏は、「原発には国境がない。アジアには日本、韓国、中国に何百基の原発があります。市民の力で連帯して、なくすほうがいいのではないか」と主張。老朽化が進む日韓両国の原発が30年を超えて稼働することに懸念を示した。
福島第一原発2号機海水配管トレンチの凍結、間詰め剤による止水効果の評価結果を規制委検討会で議論~東電定例会見 2014.11.20
2014年11月20日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの凍結、間詰め剤による”止水効果”の評価結果は、11月21日の規制委員会の検討会で説明、議論するため、この日の会見では具体的なことは答えられないと東電広報官は説明した。
使用済MOX燃料を処理できる再処理施設がないことに対し「今の政策では新しい再処理工場をつくることになる」 ~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.11.19
2014年11月19日(水)14時30分から、原子力規制庁庁舎にて田中俊一規制委員会委員長定例記者会見が行われた。今後、原子力発電所の審査書案に対するパブコメは「コミュニケーションを常に考えながら改善していく」との考えを示した。
全国で600を超える自治体議会から脱原発の意見書 ~ 原発ゼロ陳情書アクション・キックオフ集会 2014.11.14
原発ゼロ、再稼働阻止のための陳情書提出を全国の自治体へ呼びかける、「原発ゼロ陳情書アクション・キックオフ集会」が11月14日に開かれた。
「2011年4月以降、原発ゼロや川内原発をはじめとする原発再稼働に反対する意見書が、全国で600を超える自治体議会から、政府や国会に提出されています。この間も、東京都国立市や町田市、小金井市などで意見書が採択されています。その動きを加速させたい」
この日、集会の司会を務めたFoE Japanの吉田明子氏は、原発ゼロ陳情書アクションへの意気込みをこのように述べ、決意を新たにした。
まもなく審査書案作成段階に入る高浜原発3、4号機、パブコメ実施へ ~2014年度 第40回原子力規制委員会 2014.11.19
2014年11月19日(水)10時30分から、2014年度第40回原子力規制委員会が開催された。関西電力高浜原発3、4号機の設置変更許可申請の審査終了時に作成する審査書案に対して、川内原発の時と同様にパブコメを実施する方針が決まった。
福島第一、海水配管トレンチの止水効果を21日の検討会で議論の予定 ~規制庁定例ブリーフィング 2014.11.18
2014年11月18日(火)14時から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発海水配管トレンチの止水効果について、21日の検討会で状況を確認し、今後の工法について議論する予定だと発表された。
GDP二期連続マイナスを民主・海江田代表が痛烈に批判「2年経っても結果は出なかった。これがアベノミクス」 2014.11.17
「解散風」が吹き荒れるなか、最大野党・民主党の海江田万里代表が11月17日、定例会見に臨んだ。この日、内閣府は、GDPが2期連続マイナスになったことを発表。前日には沖縄県知事選で辺野古埋め立て反対を掲げる翁長雄志氏が当選した。安倍政権にとって厳しい向かい風が吹く今、海江田代表はどのように選挙戦に挑もうとしているのか、質問が集中した。
戦後70年の大きな節目である来年、日米防衛協力の指針(ガイドライン)が見直される。統一地方選後に浮上するであろう集団的自衛権などの問題もある。海江田代表は、こうした問題こそ「隠された争点」だと述べた。
「お前勘ぐれ(察しろよ)」と、またいつもの安倍氏独特のおかしな日本語で「忖度」するよう要求!? NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質 元NHKプロデューサー永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー〜 岩上安身によるインタビュー 第483回 ゲスト 元NHKプロデューサー永田浩三氏 後編 2014.11.12
特集 憲法改正|特集 平成から令和へ天皇と日本の歴史を考える
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※18/10/7 動画を追加。10/11タイトル改訂しました。
籾井勝人NHK会長。百田尚樹氏をはじめとするNHK経営委員の面々。そして安倍晋三総理——。NHKの周囲に目をやれば、「語るに落ちる人」たちが、引きも切らず舞台上に登場するように見えてしまうのはなぜか。