日刊IWJガイド・非会員版「参院選終盤! 自公の与党が大苦戦! 自民は政権維持のため、公明だけでなく、維新、国民民主、参政党など『ゆ党』に連立を持ちかけるか!?」2025.7.18号~No.4574


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~2025参院選終盤!『朝日新聞』世論調査で自公の与党が大苦戦! 石破総理の目標「非改選を含めた与党過半数」達成は厳しい情勢! 自民党の票を食っているのが、全選挙区に候補者を擁立した参政党!「参政党の一人勝ち」との声も! 昨日発行した号外を、サイトにも掲載! トランプ関税25%という危機に対し、対処するための政策がなく、回答がなかったのは、10与野党のうち、参政党、日本保守党、公明党だけ! 参政党は、連絡先すら公開しておらず、国政政党として機能しているのか不明!

■今期最後の月、7月になりました! IWJの今期第15期の期末である7月末まで、あと半月です! 7月のご寄付・カンパは、49万5000円で14%の目標達成率です! 86%、300万5000円が不足しています! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から6月までの11ヶ月間で、約2140万円にのぼっています! 代表の岩上安身の個人貯金で支えるのは、もはや限界です! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひ、よろしくお願いいたします!

■【中継番組表】

■【IWJ検証レポート!】トランプ共和党の新たな強敵か? イーロン・マスクが新党「アメリカ党」結成! 上院下院で共和党と民主党の差が僅差のため、少数派でも、アメリカ政局のキャスティングボートを握る可能性がある!?

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! トランプ米大統領が、ウクライナ紛争の停戦合意が進展しないロシアに不満!「世界最先端」の米国製兵器を「全額NATO負担」でウクライナに送ると発表! 米国の防衛産業は大喜び、欧州の同盟国は経済負担と、ロシアからの報復リスクまで背負わされる! さらにロシアが50日以内に停戦合意しなければ、中・印など、ロシアからの石油輸入国に「100%の非常に厳しい『2次関税』」!】中・印が中東の石油輸入に替えれば、需給バランス大崩れ、原油価格高騰! 石油を全面輸入依存の日本は、重大なマイナス影響! トランプ政策は同盟国に重い負担で自国は儲ける、身勝手で強欲!(『日本経済新聞』、2025年7月15日)
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■はじめに~2025参院選終盤!『朝日新聞』世論調査で自公の与党が大苦戦! 石破総理の目標「非改選を含めた与党過半数」達成は厳しい情勢! 自民党の票を食っているのが、全選挙区に候補者を擁立した参政党!「参政党の一人勝ち」との声も! 昨日発行した号外を、サイトにも掲載! トランプ関税25%という危機に対し、対処するための政策がなく、回答がなかったのは、10与野党のうち、参政党、日本保守党、公明党だけ! 参政党は、連絡先すら公開しておらず、国政政党として機能しているのか不明!

 2025年夏、猛暑の中の参議院選挙もいよいよ終盤に入りました。各社の世論調査が、与党のみならず、野党にも衝撃を与えています。

 朝日新聞が13、14日に実施した世論調査では、自公の与党の苦境が鮮明に現れました。情勢調査の中心値(調査データ全体の真ん中の値を示す)を見ると、各党の予想獲得議席は、以下の通りになっています。

・自民(改選前52議席) 序盤39議席 終盤34議席(序盤-5、改選前-18)
・公明(改選前14議席) 序盤10議席 終盤9議席(序盤-1、現有-5)
・立憲(改選前22議席) 序盤26議席 終盤27議席(序盤+2、現有+5)
・維新(改選前5議席) 序盤7議席 終盤6議席(序盤-1、現有+1)
・共産(改選前7議席) 序盤5議席 終盤4議席(序盤-1、現有-3)
・国民(改選前4議席) 序盤15議席 終盤17議席(序盤+11、現有+13)
・れいわ(改選前2議席) 序盤4議席 終盤3議席(序盤+2、現有+1)
・参政(改選前1議席) 序盤10議席 終盤15議席(序盤+5、現有+14)
・社民(改選前1議席) 序盤1議席 終盤1議席(序盤+0、現有+0)
・保守(改選前0議席) 序盤1議席 終盤1議席(序盤+1、現有+1)
・無所属(改選前7議席) 序盤7議席 終盤8議席(序盤+0、現有+1)

 朝日新聞の調査を見ると、自民党が-18議席、公明党が-5議席で、合計-23議席。あわせて43議席ですから、このままだと、石破総理の目標「非改選(75)を含めた与党過半数(125議席)」を7議席割り込むことになります。

 与党から減った議席は、そのまま野党第一党である立憲民主党に回っていくわけではありません。維新、れいわ、社民党、日本保守党も横ばいです。共産党は、現有議席を割り込む見込みです。

 大きく増やしているのは、13議席増の国民民主党と14議席増の参政党です。特に全選挙区に候補者を擁立した参政党が、自民党の票を食い、1人区で自民党に苦戦を強いています。

※終盤情勢に与野党衝撃 劣勢の自民・公明、勢いづく参政・国民民主(朝日新聞、2025年7月15日)
https://digital.asahi.com/articles/AST7H3TKPT7HUTFK003M.html

 与党が大幅に議席を減らし、国民民主党と参政党が躍進し、いずれも10議席超になるだろうという予測は、『日本経済新聞』の調査でも同様です。

 10議席を超えれば、参議院で、参政党単独で法案を提出することも可能になります。また、自民党は、公明党だけでなく、維新、国民民主、参政党等に、連立の打診や、法案ごとに賛成するように働きかけています。

※自公大幅減で過半数微妙、国民と参政が躍進 参議院選挙・終盤情勢(日本経済新聞、2025年7月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA156CO0V10C25A7000000/

 『読売新聞』も自公の過半数割れ、国民民主党と参政党の10議席超との調査結果を出しています。

※自公の過半数厳しく、立民堅調・国民大幅増…参院選終盤情勢(読売新聞、2025年7月15日)
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250715-OYT1T50156/

 朝日新聞政治部次長を務めた政治ジャーナリストの鮫島浩氏は16日、自身のYouTube番組『SAMEJIMA TIMES』で、「もはや自民党の敵は立憲民主党ではない。参政党だ」と述べ、自民対立憲の2大政党体制は崩壊したと主張しています。

 鮫島氏は、「自民党は参政党に支持基盤を切り崩され、歴史的惨敗」、立憲民主党は賛成党に無党派層の支持を奪われ、苦戦」とし、「参政党の一人勝ち」と評しました。

 鮫島氏は、国民民主党は伸びているが昨年の勢いを失い、参政党に飲み込まれていると分析しています。

※【参院選終盤情勢】参政党一人勝ち 自民も立憲も飲み込んだ!比例野党トップの衝撃~二大政党時代の終焉(SAMEJIMA TIMES、2025年7月16日)
https://youtu.be/HCn2qKL80B4?si=eI1vVp0ti_Vls1OS

 参議院選挙の台風の目となっている参政党ですが、その排外主義的な政策を危ぶむ声もあります。

 『NHK』が15日に発表した政党支持率では、参政党は野党第2位の支持率をとっています。

・自民党24.0%
・公明党3.5%
――
・立憲民主党7.8%
・参政党5.9%
・国民民主党4.9%
・日本維新の会3.1%
・共産党3.0%
・れいわ新選組2.8%
・日本保守党1.4%
・社民党0.7%
――
・特に支持している政党はない33.7%

※政党支持率 自民は政権復帰後最低24.0% 立民7.8% 参政5.9%(NHK、2025年7月15日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250714/k10014862701000.html

 昨日の『IWJ号外』でお知らせした通り、参政党は、連絡の窓口すら不明です。

※【IWJ号外】米トランプ政権が日本に対して一方的に通知してきた25%以上の「相互関税」が日本経済に与える影響と対策、日米関係への影響などについて、IWJは、与野党10党にアンケートを実施! 締め切りを2日延ばして待った上で、回答のあった、れいわ新選組、国民民主党、立憲民主党、日本共産党、日本維新の会、社民党、自民党の公式見解を発表します! 2025.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528412

 参政党が「イスラエル支持」であること、神谷宗幣代表は、日本のクリスチャン・シオニズムの宗教団体「キリストの幕屋」とつながりがある可能性については、『日刊IWJガイド』7月11日号でお伝えしました。

 参政党の母体であるYouTubeチャンネル「政党DIY」を立ち上げた創設メンバーや元中部大学特任教授の武田邦彦氏(82)や医療問題アナリストで歯科医師の吉野敏明氏(57、現在は日本誠真会党首)、右翼活動家の故・赤尾敏の姪、赤尾由美氏(60)らを排除して、神谷氏個人の「独裁」になりつつあることを、『日刊IWJガイド』7月14日号でお伝えしています。

 そして、反グローバリズムを看板にして影響力を拡大してきたにも関わらず、選挙後半になって「選挙後は与党の自公に寄り添っていく」とをあっけなく翻すような発言を神谷宗幣代表がしていることを『日刊IWJガイド』7月16日号でお伝えしました。

※<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第18回>反グローバリズムが大看板の参政党は、地方議会でグローバリズム勢力の自民党と日本維新の会と共同会派を多数組んでいた! しかも神谷宗幣代表自身が演説で、「選挙後は与党の自公に寄り添っていく」と反グローバリズムのポリシーをあっけなく翻すトンデモ発言! そればかりか、神谷代表と関連会社2社に4年間で約1億円の政治資金が流れていた! 参政党鹿児島県連に架空支出疑惑も! れっきとした政党である参政党は、選挙前にこれらの裏金疑惑に対して、有権者に対する説明責任があるはず!(日刊IWJガイド2025.7.16号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250716#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54870#idx-4

※全文公開中!■<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第17回>支持率が急騰の参政党の神谷宗幣代表は、2022年7月の参院選で当選して以降、豹変!? 創設メンバーや初期の党幹部は、次々に離党! 元公設秘書の「パワハラ自殺」疑惑、地元石川の能登半島地震直後に、家族でシンガポール旅行! 元幹部の吉野敏明氏は、「(地震直後、SNSに)『あけましておめでとう』って書いただけだった」と証言し、「政党の党首は、被災地に対して何かしなきゃいけないし、彼は地元」だと批判!(日刊IWJガイド2025.7.14号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250714#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54857#idx-5

※全文公開中!■<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第16回>参政党の神谷宗幣代表は、「ヤマト・ユダヤ協会」の理事をつとめていた経歴があり、イスラエルに心酔! 彼はジェンタイル(ユダヤ教以外の異教徒の)・シオニストだった!?「こんな国会活動なんかしたくないわけですよ」!「なかなかイスラエルにいけなくなっちゃった、というのが残念」!「イスラエルの友好を外務省を使って『正式ルート』でやっていく」! 憲法から「基本的人権」を抜こうとする参政党は、シオニストに支えられたトランプ共和党、バイデン民主党と瓜二つだった!?(日刊IWJガイド2025.7.11号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250711#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54825#idx-4

 これらの記事や参院選関連の記事は、以下の特集ページでもお読みになれます。投票日が来る前に、ぜひご一読ください。

※【シリーズ特集】「参院選!票を投じる前に、まず読もう!」2025年参議院選挙
https://iwj.co.jp/wj/open/2025election-sangiin

 参政党の躍進が、参院選のあとも続くのか、一過的なブームとして終わるのかは、まだわかりませんが、その動向を注視していきたいと思います。

■今期最後の月、7月になりました! IWJの今期第15期の期末である7月末まで、あと半月です! 7月のご寄付・カンパは、49万5000円で14%の目標達成率です! 86%、300万5000円が不足しています! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から6月までの11ヶ月間で、約2140万円にのぼっています! 代表の岩上安身の個人貯金で支えるのは、もはや限界です! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひ、よろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJの財政が、危機的状況です!

 IWJの今期第15期は、昨年8月にスタート、6月末で11ヶ月が経過し、7月末の期末まで、あと半月となりました。

 7月は、1日から17日までの17日間で、26件、49万5000円のご寄付・カンパをいただきました。これは、目標額の約14%に相当します。

 ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます!

 残念ながら、昨年8月からの今期第15期は、6月までの11ヶ月間で一度も、月間目標額に達していません!

 この不足総額は、寄付部門だけで、2140万5645円にもなります! 現在、こうした不足額は、IWJ代表の岩上安身が、個人の貯金を投じて穴埋めしていますが、限界があります! その限界は近づいています!

 IWJが7月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 今期11ヶ月間の累計のマイナス約2140万円を少しでも埋められるよう、皆様の緊急のご支援をお願いしたいと存じます!

 インフレが続きますが、会費の値上げをせず、値段を据え置きながら、より一層、支出を切りつめる努力もしています。

 今後は、土曜日に発行していた『日刊IWJガイド』は、原則として、お休みさせていただきます。もちろん、何か事件などがあれば、『速報』や『号外』などは、週末であっても、発行させていただきます!

 目標額を下げ、支出を切りつめても、収支が改善されないようならば、IWJは今後、活動を続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字に転落しないように、無料でご視聴の方は、ぜひとも有料会員登録を、また、会員・非会員を問わず、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 なお、IWJでは、インタビューなどを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます!

 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。

 「IWJ特報」のバックナンバーも、1ヶ月遅れの分から、すべて読むこともできます!

 皆様、会員登録を、ぜひ、よろしくお願いします!

※会員登録のご案内
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 6月末現在、IWJ会員の総数は1720人、このうちサポート会員の方は664人でした。

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、サポート会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営はご寄付を募らなくても格段に安定します!

 また、休会中の皆様は、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆様、米国の従属下のまま、憲法に緊急事態条項を導入し(自民党、公明党、維新、国民民主らが賛成)、無謀な戦争へと駆り立てられてゆく日本の対米従属権力(与野党を問わず)に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身 拝


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◆中継番組表◆

**2025.7.18 Fri.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2025.7.19 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2025.7.20 Sun.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】日本に対して25%以上の「相互関税」を一方的に通知してきた米トランプ政権に対し、IWJは、日本経済に与える影響と対策、日米関係への影響などについて、与野党10党にアンケートを実施! 締め切りを2日延ばして待った上で、回答のあった、れいわ新選組、国民民主党、立憲民主党、日本共産党、日本維新の会、社民党、自民党(回答の届いた順)の公式見解を発表します! 参政党、日本保守党、公明党からは、締め切りを延ばしても回答がありませんでした。
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54876#idx-5

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

<シリーズ特集! 7.20.2025参院選>国民民主党から公認取り消しを受けた山尾志桜里候補が、「他の候補者が誰も言わない、本当に大事なこと」として、女性天皇・女系天皇の実現とともに、「(改憲で)自主防衛を、憲法9条2項で、しっかり打ち出そう」と主張! しかし対米従属の根本である、日米安保・地位協定をそのまま、緊急事態条項を認めて自立・自主防衛などできるのか大いに疑問!!~7.10 無所属・東京選挙区 山尾志桜里候補 街頭演説
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528275

親米・親イスラエルへのイランの体制転覆は、パキスタンが受け入れない! インド・パキスタン紛争の空中戦で、圧勝したパキスタンが使ったのは、中国製戦闘機! ロシア製の最新兵器を提供してもらえないイランも、中国製兵器の導入を検討中! 岩上安身によるインタビュー第1199回ゲスト 放送大学名誉教授・高橋和夫氏(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528289

◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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<シリーズ特集 7月20日参院選!投票に行こう! 第1回>
「消えた50億」の二階俊博氏の三男伸康氏が立候補!「すごい鈍感力」!「50億返せ」!(日刊IWJガイド、2025年5月14日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54666#idx-5

<シリーズ特集 7月20日参院選!投票に行こう! 第2回>
西田昌司参議院議員が、「ひめゆり平和祈念資料館」が歴史修正していると批判して大炎上!「沖縄戦の実相をゆがめる」!「認識錯誤」!「西田昌司・神谷宗幣の沖縄への冒涜を許さない」! 自民党の総裁である石破総理さえ、「歴史認識が、西田議員と私では違う」と発言!(日刊IWJガイド、2025年5月15日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54668#idx-1

<シリーズ特集 7月20日参院選!投票に行こう! 第3回>
国民民主党が、いったんは「見送り」と報じられた元維新衆議院議員の足立康史氏や、元国民民主党衆議院議員・菅野(山尾)志桜里氏、元参議院議員の須藤元気氏、元参議院議員の薬師寺道代氏を夏の参議院選挙の公認内定予定候補者として発表! 玉木雄一郎代表は、党の方針に反すれば、公認取り消し、議席返上を求める「確認書」に「一筆取った上で、公認決定をしている」と明らかに! 過去のダブル不倫スキャンダルで相手の妻が自死に至った菅野氏に対する反発が急浮上! 党の合意事項として、憲法に緊急事態条項加えることを進めることも入っていると玉木代表は明言!(日刊IWJガイド、2025年5月19日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54676#idx-5

<シリーズ特集 7月20日参院選!投票に行こう! 第4回>
江藤拓農林水産大臣が、急遽、辞任!「令和の米騒動」米価高騰の最中、江藤大臣が、まさかの「米は買ったことがない。支援者がたくさんくれるので、売るほどある」発言で大炎上! 江藤大臣は「講演会なので、ちょっと強めに」「実態と違うような言い方をしてしまったことは、大変遺憾」などと弁明するも、進退については「進退??… 責任の取り方…?」と、辞任など毛ほども考えていない答をしていた! 結局、野党の不信任決議案直前に、辞任! 参院選を前に、石破政権に大ダメージ! 後任は小泉進次郎氏?(日刊IWJガイド、2025年5月21日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54682#idx-6

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第5回>
ガソリン1リットルあたり10円の補助制度が、5月22日から開始! しかし、現実にはすでに原油安! なのに円安や人件費高騰などの理由で、ガソリン価格は高止まり! 政府・与党は、野党が求める、不合理なガソリン税の暫定税率25.1円の撤廃に応じず、石油元売各社への10円定額補助に固執! しかも、毎週1円ずつのガソリン価格引き下げで、消費者への恩恵は「雀の涙」!(日刊IWJガイド、2025年5月22日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54685#idx-6

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第6回>
日本維新の会・前原共同代表が記者会見で、「おそらく自公以外は(ガソリン税の)暫定税率の廃止については賛成でありましょう」「野党と協力して法案を出す」などと、まるで与党であるかのごとき発言! 4月に立憲民主党が要請したガソリン税暫定税率廃止法案の共同提出を蹴って法案を潰しておきながら、今更何を!? 大阪関西万博で首根っこをつかまれている維新は、もはや与党の「言いなり」!(日刊IWJガイド、2025年5月22日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54685#idx-7

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第7回>
政治団体「日本誠真会」の党首・吉野敏明氏が街頭演説で、橋下徹氏と維新が「丸ごと中国の性接待を受けている」などと大批判を展開! 早速、橋下氏が「訴える」、吉野氏が「やってみろ」とX(旧ツイッター)上でバトル! 吉野氏の側近には、維新副代表元秘書である貝塚市議会出原秀昭議員も!(日刊IWJガイド、2025年5月28日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54697#idx-5

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第8回>
庶民目線の政策で人気を集めてきた国民民主党は、「参院選の投票先」で支持率を4月よりも3%落として、人気に翳り! 39歳以下では27%と自民党を抜いてトップであるにもかかわらず、女性からの支持はわずか8%!「汚物まみれの四人衆」と言われた追加公認候補が足を引っ張る!? 特に、「不倫」の代名詞ともなった菅野志桜里(山尾しおり)氏の公認は大きなマイナスに? 昨年末の玉木雄一郎代表の不倫スキャンダルに加えて、榛葉幹事長の過去の女性秘書とのスキャンダルも暴かれ、国民民主党はダーティーイメージが確定!?(日刊IWJガイド、2025年5月29日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54701#idx-4

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第9回>
ネット世論調査で、テレビがまったく無視する参政党が、人気急落の国民民主党を抜き第1位に! ところが参政党はごたごたが絶えない! 参政党と日本保守党と橋下徹氏の因縁のバトル!(第1回)(日刊IWJガイド、2025年5月30日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54705#idx-2

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第10回>
7月20日は衆参同時選挙か!? 立憲民主党とその他野党の真価が問われる! 6月下旬の都議選と参議院会期末が一つの指標!(日刊IWJガイド、2025年6月6日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54726#idx-4

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第11回>
なんと山尾志桜里氏公認に反発して、国民民主党員が「落選運動」目的で、「山尾しおり」の同姓同名で出馬! 玉木代表が山尾氏に固執する本当の理由は、東大法学部卒、司法試験合格、検事だった彼女の法学的知識によって、改憲による緊急事態条項導入の即戦力となる論客が、欲しいからだった!! どれほど人気を下げても、どれほど不倫スキャンダルまみれでも、緊急事態条項導入のために、山尾氏が必要な国民民主党! 維新と同じく、第2自民が、国民民主の本質! 改憲して軍備増強するためのキーパーソンが山尾志桜里氏だった!!(日刊IWJガイド、2025年6月9日)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54729#idx-5

<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第12回>
衆参ダブル選挙になれば、東京24区(八王子市)から衆院選への出馬の意向を示す、ITビジネスアナリストの深田萌絵氏への注目度が急上昇! 裏金と統一教会問題で、萩生田光一・自民党元政調会長に失望した、新たな保守層の受け皿へ! 深田氏の特筆すべき点は、保守的スタンスながら、改憲による緊急事態条項の導入に、明確に反対しているところ!(日刊IWJガイド、2025年6月10日)
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<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第13回>
憲法審査会(その1)れいわ新選組の大石晃子委員が、「6月12日の幹事会で、改憲5派が共同で、緊急事態条項を盛り込んだ憲法改正の骨子案を出す」、これが正念場だと暴露! 改憲5派とは、自民党、公明党、維新、国民民主、有志の会! 大石委員は、「こんなことやっちゃいけないです。反対します」! 大石委員は、「なぜ、今なお日本国民の6割が生活が苦しいと言ってるんですか? なぜいまだに、能登の復興をちゃんとやらないんですか? なぜ、万博やってカジノを推進しようとしてるんですか?」と、「憲法前文に照らせば、今の日本政府は違憲状態だ」と非難!!(日刊IWJガイド、2025年6月12日)
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<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第14回>
憲法審査会(その2)沖縄選出の赤嶺政賢委員は、戦後80年、「憲法9条の精神は、凄惨な地上戦を経験した、私達沖縄県民の『命どぅ宝(ぬちどぅたから、「命こそ宝」の意味)』の思いと重なるもの」だと訴え! 沖縄戦で裏付けられた「揺がすことのできない歴史の教訓」とは「軍隊は住民を守らない」である! 沖縄戦の実相をねじまげる動きが「自民党政権が進めている大軍拡と一体で進められている」と警鐘! 必要なのは「憲法を生かした平和外交」だと訴える!(日刊IWJガイド、2025年6月20日)
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<シリーズ特集! 7.20.2025参院選 第15回>
トラックドライバーの甲斐正康氏「そもそも、『この国に主権はあるのか』ということを、今回の選挙で、どうしても訴えたい! 私は、この国に『主権はない』と思っています!」~社民党全国比例公認候補 甲斐正康氏 7.3公示日街宣(日刊IWJガイド、2025年7月7日)
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<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第16回>
参政党の神谷宗幣代表は、「ヤマト・ユダヤ協会」の理事をつとめていた経歴があり、イスラエルに心酔! 彼はジェンタイル(ユダヤ教以外の異教徒の)・シオニストだった!?「こんな国会活動なんかしたくないわけですよ」!「なかなかイスラエルにいけなくなっちゃった、というのが残念」!「イスラエルの友好を外務省を使って『正式ルート』でやっていく」! 憲法から「基本的人権」を抜こうとする参政党は、シオニストに支えられたトランプ共和党、バイデン民主党と瓜二つだった!?(日刊IWJガイド、2025年7月11日)
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<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第17回>
支持率が急騰の参政党の神谷宗幣代表は、2022年7月の参院選で当選して以降、豹変!? 創設メンバーや初期の党幹部は、次々に離党! 元公設秘書の「パワハラ自殺」疑惑、地元石川の能登半島地震直後に、家族でシンガポール旅行! 元幹部の吉野敏明氏は、「(地震直後、SNSに)『あけましておめでとう』って書いただけだった」と証言し、「政党の党首は、被災地に対して何かしなきゃいけないし、彼は地元」だと批判!(日刊IWJガイド、2025年7月14日)
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<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第18回>
反グローバリズムが大看板の参政党は、地方議会でグローバリズム勢力の自民党と日本維新の会と共同会派を多数組んでいた! しかも神谷宗幣代表自身が演説で、「選挙後は与党の自公に寄り添っていく」と反グローバリズムのポリシーをあっけなく翻すトンデモ発言! そればかりか、神谷代表と関連会社2社に4年間で約1億円の政治資金が流れていた! 参政党鹿児島県連に架空支出疑惑も! れっきとした政党である参政党は、選挙前にこれらの裏金疑惑に対して、有権者に対する説明責任があるはず!(日刊IWJガイド、2025年7月16日)
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「トランプ関税」の衝撃波が世界を襲う! 貿易政策と安全保障政策の融合!? 逆に米国と同盟国に、経済破綻と社会崩壊の危機が迫る!? 岩上安身によるインタビュー第1188回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第1弾 2025.5.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527367

40年間続いた米国債の価格上昇が、下落へ! 世界一米国債を保有する日本には、巨大な含み損が発生! 米国債務は対GDP比100%を超え、利払い費だけで、米防衛費を超過!「アメリカの、世界に対する覇権を支えている財政システムが、大変動を起こしている」! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 前編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527763

フォン・デア・ライエン委員長は「我々が知っていた西側は、もはや存在しない」と宣言!「日本人がもっと真面目に考えないと。日本の立ち位置って何ですか?『西側の一員です』と。でも、その『西側』はないんです」! 米国債がクラッシュしてしまえば、最大保有国である日本は、最大の被害国に! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 後編 2025.6.8
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ヒンドゥー至上主義のインド・モディ政権によって酷い差別を受けているカシミールは、ユダヤ人至上主義によって民族浄化を受けるガザと共通性がある! パレスチナ問題とカシミール問題はともに大英帝国支配の負の遺産! しかし、英国は責任を果たさない! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第1回 2025.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527633

イスラエルは、トランプ米大統領のリゾート開発構想のために、ガザ戦争を再開! 毎日100人単位でパレスチナ人を殺害しているのに、主要メディアではほとんど報じられず、批判もされない! ユダヤ教の極右政党と連立するネタニヤフ政権は、UNRWA施設を破壊し、職員も殺害! 人道援助を妨害し、ガザは「国際法の墓場」に! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第2回 2025.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527726

「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、キリスト教シオニストの福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!~岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058

「戦争をやめさせる」はずのトランプ内閣が、ウクライナ紛争を剛腕で停戦させようとしているのに対し、イスラエルのジェノサイドはなぜ野放し!? その謎に迫る!!【ガザ戦争とハマス】15ヶ月に及ぶ戦争は中東地域に何をもたらしたか? トランプ政権によってパレスチナはどうなるのか? 岩上安身によるインタビュー第1184回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 2025.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526531

2024年を振り返る! そして1ヶ月後に始まる第2次トランプ政権で、米国は、そして世界はどう変わる!?~岩上安身によるインタビュー第1175回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525988

ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575

「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515

イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519713

「絶望」に突き動かされたハマスがイスラエルを急襲! イスラエルは、「報復」の名のもとに「民族浄化」を開始! パレスチナ人の「完全追放」まで至るのか!?「第2のナクバ」に~岩上安身によるインタビュー第1137回 ゲスト 放送大学名誉教授 高橋和夫氏 2023.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519653

対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527

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■【IWJ検証レポート!】トランプ共和党の新たな強敵か? イーロン・マスクが新党「アメリカ党」結成! 上院下院で共和党と民主党の差が僅差のため、少数派でも、アメリカ政局のキャスティングボートを握る可能性がある!?

 7月4日のアメリカ独立記念日に、イーロン・マスク氏は、『X』で、2大政党からの独立を問うアンケート調査をしました。

 「独立記念日は、二大政党(一党独裁と言う人もいる)体制からの独立を望むかどうかを問う絶好の機会です!

 アメリカ党を作るべきか?」

※イーロン・マスク氏の7月4日の『X』へのポスト
https://x.com/elonmusk/status/1941119099532378580

 この結果、アメリカ党を作るべきと回答した人が、65.4%。作るべきではないと回答した人が、34.6%でした。

 翌、7月5日(現地時間)、マスク氏は、『X』上で、「アメリカ党」の結成を宣言しました。

 「2対1の比率で、あなた方は新しい政党を望んでいる――ならば、それを持つことになる!

 無駄と汚職がこの国を破綻させるという意味では、我々は、一党制に生きています。民主主義ではありません。

 本日、『アメリカ党(America Party)』を結成し、あなた方の自由を取り戻すために立ち上がります」。

※イーロン・マスク氏の7月6日の『X』へのポスト
https://x.com/elonmusk/status/1941584569523732930

 このアメリカ党結党は、マスク氏が率いた政府効率化省の仕事と真逆の、トランプ政権の「大型減税・歳出法案(メガビル、One Big Beautiful Bill、Megabill)」への批判であることは、結党の宣言からもわかります。

 マスク氏は、結党直前の7月1日には、『X』でこう述べていました。

 「政府支出の削減を掲げて選挙運動を行い、その直後に史上最大の債務増加に賛成した議員は全員、恥じて頭を垂れるべきだ!

 そして、もし私が地球上で最後にできることがあれば、彼らは来年の予備選挙で落選するだろう」。

※マスク氏の7月1日の『X』へのポスト
https://x.com/elonmusk/status/1939776586989150590

 そもそも、マスク氏とトランプ大統領の対立は、このメガビル法案が直接の原因となっています。

 メガビル法案は、インフレや財政赤字を拡大するばかりか、政治的取引によって無駄な歳出が盛り込まれており、新興企業や未来技術への戦略的投資ではなく、既得権益や軍事産業などへの歳出が中心となっています。

 このような政策は、マスク氏の理念と明確に矛盾します。

 さらに、トランプ政権・共和党保守派は、バイデン政権のグリーン補助金政策で恩恵を受けてきたテスラ(テスラは米国のEV市場シェアの50%以上)のEV補助金を「左派的」と批判、EV補助金の大幅削減・廃止を含む条項が盛り込まれたのです。

 石油・ガス業界への優遇が強化され、再生可能エネルギー産業は後退する可能性が出てきました。

 そればかりか、メガビルは、支出対象が伝統的軍事企業に偏り、新興テクノロジー企業への予算が減少する可能性があるのです。

 トランプ氏側近からは「SpaceXの契約再検討」の声も出ており、マスク氏のスペースXやStarlink事業に、今後悪影響が出るリスクがあります。

 「大型減税・歳出法案(メガビル、One Big Beautiful Bill、Megabill)」は、上院では2025年7月1日、52議席中51票(副大統領J.D. Vance氏の賛成票を含む)の僅差で成立しました。

 下院では、2025年7月3日に、218対214で可決し、7月4日、ドナルド・トランプ大統領が署名し、公法第119―21号として正式に成立しました。

 マスク氏が、来年の予備選(中間選挙の前の春から夏に行われる党内選挙)で落選させると宣言しているのは、歳出削減を公言しながら、上院・下院で、「大型減税・歳出法案(One Big Beautiful Bill、Megabill)」に賛成した、ほとんどの共和党議員達です。

 トマス・マッシー議員や、ビクトリア・スパルツ議員、ブライアン・フィッツパトリック議員、キース・セルフ議員など、一部の財政保守派・穏健派共和党員が反対票を投じました。

 マスク氏は、来年の予備選挙で、こうした反対票を投じた議員以外の、ほとんどの共和党議員達を落選させると明言しています。

 現実問題として、それはできるのでしょうか?

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! トランプ米大統領が、ウクライナ紛争の停戦合意が進展しないロシアに不満!「世界最先端」の米国製兵器を「全額NATO負担」でウクライナに送ると発表! 米国の防衛産業は大喜び、欧州の同盟国は経済負担と、ロシアからの報復リスクまで背負わされる! さらにロシアが50日以内に停戦合意しなければ、中・印など、ロシアからの石油輸入国に「100%の非常に厳しい『2次関税』」!】中・印が中東の石油輸入に替えれば、需給バランス大崩れ、原油価格高騰! 石油を全面輸入依存の日本は、重大なマイナス影響! トランプ政策は同盟国に重い負担で自国は儲ける、身勝手で強欲!(『日本経済新聞』、2025年7月15日)

 米国のトランプ大統領は、米国時間の7月14日、NATO(北大西洋条約機構)のマルク・ルッテ事務総長とホワイトハウスで会談を行い、会談後の記者会見で、「ロシアが50日以内に(ウクライナと)停戦しなければ、『2次関税(Secondary Tariffs)』を実施する。100%の非常に厳しい関税を課す」と表明しました。

※President Trump Participates in a Meeting with the Secretary General of NATO(The WHITE HOUSE、2025年7月14日)
https://www.whitehouse.gov/videos/president-trump-participates-in-a-meeting-with-the-secretary-general-of-nato/

 この『2次関税』について、7月15日付『日本経済新聞』は、「ロシアから石油やガスを調達した国に100%の追加関税を課し、ロシアに間接的な圧力をかける」ものだと報じました。

 この『日経』の記事は、『CNN』を引用して、「米国のマシュー・ウィテカーNATO大使は、米CNNのインタビューで『インドや中国のような石油を購入している国への関税だ。ロシアに劇的な影響を与えるだろう』と述べた」と報じています。

 この「2次関税」について、トランプ大統領は、前述の記者会見の中で、「議会の承認を必要としないもの」だと主張しています。

※対ロシア「2次関税」とは 間接的に圧力、移民問題でベネズエラにも(日本経済新聞、2025年7月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN150140V10C25A7000000/

 一方、同じく15日付『日経』の別の記事では、「中印が原油調達先を中東産に切り替えれば、原油価格が上昇し世界経済の重荷となりかねない」と指摘しています。

※トランプ氏制裁警告で原油高の懸念 「ロシア貿易国に100%関税」(日本経済新聞、2025年7月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN150PV0V10C25A7000000/

★トランプ大統領は、14日の記者会見で、「あなた(ルッテ氏)が今日、ここにいる理由の一つは、我々(NATOと米国)がロシアに対して、非常に不満を抱いているという話を聞くためだ」と述べ、次のように語りました。

 「ご存知の通り、我々は、ロシアとウクライナとの戦争に、およそ3500億ドル(約52兆円)も費やしており、この戦争を終わらせたいと思っています。

 これは私達(トランプ政権)の戦争ではなく、バイデンの戦争です。私は、あなた方(米国民、あるいは欧州を指しているのか?)をそこから救い出そうとしています。戦争が終わるのを見たいのです。

 私は、プーチン大統領に失望しています。2ヶ月前には、(停戦)『合意が成立した』と思っていたのに、(いまだに)そうなってはいません。

 ですから、50日以内に(停戦)合意が得られなければ、100%の『2次関税』を実施することにします」。

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