┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~<岩上安身によるインタビュー配信!! ゲストはIWJの記事を引用して国会で質問した高良鉄美参議院議員!>本日午後6時より、「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身による琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏インタビュー 第2回」を、続いて午後8時より、「第3回」を、撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします! ぜひ、お見逃しなく!
┃
┠■<岩上安身による最新インタビュー報告!>世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回!
┃
┠■5月です! 今期第15期の期末である7月末まであと2ヶ月あまりです! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から4月までの9ヶ月間で1582万9556円にのぼっています! 5月1日から19日までのご寄付・カンパは45万2411円で、月間目標額の約13%です。月の約3分の2を過ぎて、13%というのは非常に厳しい数字です。どうか、5月こそは、緊急のご支援を! 緊急のご寄付、カンパをお願いします!
┃
┠■【中継番組表】
┃
┠■少子化が危機的状況に! 2024年の日本の合計特殊出生率(1人の女性が15歳から49歳までの間に平均して何人の子どもを産むかを示す指標)は、過去最低だった2023年の1.20を大きく下回り、1.15を割り込む見込み!
┃
┠■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第5回>ガソリン1リットルあたり10円の補助制度が、5月22日から開始! しかし、現実にはすでに原油安! なのに円安や人件費高騰などの理由で、ガソリン価格は高止まり! 政府・与党は、野党が求める、不合理なガソリン税の暫定税率25.1円の撤廃に応じず、石油元売各社への10円定額補助に固執! しかも、毎週1円ずつのガソリン価格引き下げで、消費者への恩恵は「雀の涙」!
┃
┠■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第6回>日本維新の会・前原共同代表が記者会見で、「おそらく自公以外は(ガソリン税の)暫定税率の廃止については賛成でありましょう」「野党と協力して法案を出す」などと、まるで与党であるかのごとき発言! 4月に立憲民主党が要請したガソリン税暫定税率廃止法案の共同提出を蹴って法案を潰しておきながら、今更何を!? 大阪関西万博で首根っこをつかまれている維新は、もはや与党の「言いなり」!
┗━━━━━
■はじめに~<岩上安身によるインタビュー配信!! ゲストはIWJの記事を引用して国会で質問した高良鉄美参議院議員!>本日午後6時より、「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身による琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏インタビュー 第2回」を、続いて午後8時より、「第3回」を、撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします! ぜひ、お見逃しなく!
IWJ編集部です。
本日午後6時から、岩上安身による琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏インタビューの第2回を、続いて午後8時から、第3回を撮りおろし初配信します。
第1回は、以下のURLからご視聴ください。
※世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527398
高良議員は、3月24日の参議院外交防衛委員会で、ミュンヘン安全保障会議(MSC)が、「日本は典型的な現状維持勢力」だと指摘したことを取り上げたIWJの記事を引用し、岩屋毅大臣に「多極化」に関する認識について、質疑を行いました。
※2025.3.24 参議院 外交防衛委員会 高良鉄美参議院議員(沖縄の風所属)
https://youtu.be/h_kZOFLdMko
さらに4月22日の外交防衛委員会では、「日本の新聞・テレビは信用できないので、世界情勢を見るには他のソースが必要であると思っています。本日もIWJの記事から質問します」と前置きして、ジェフリー・サックス教授が2025年2月19日に、欧州議会で講演した「平和の地政学」を、IWJが全文仮訳・粗訳した号外の記事を詳細に引用しながら、ウクライナ問題と日米同盟を重ね合わせ、岩屋外務大臣や中谷元防衛大臣に、「日本は米国にとって都合のいい代理戦争の駒にされるだけではないか」などと、約20分の質問を行ないました。
※2025.4.22 参議院 外交防衛委員会(第九回)高良鉄美参議院議員(沖縄の風所属)
https://youtu.be/hha63oV8YkI
※IWJの記事が国会で取り上げられる! 沖縄の風・高良鉄美 参議院議員が、参院外交防衛委員会で「日本の新聞・テレビは信用できないので」とIWJ記事を引用し質問!!『日刊IWJガイド』から「米国民よりも米国信者となってしまい、米国に依存し、米国一極支配から多極化となると不安で仕方がない日本人」の記述を引き、世界構造が多極化に向け変わる認識少ないと危機感表明! IWJ号外のジェフリー・サックス教授講演を引用、ウクライナ同様「日本も『米国人が死なず、日本人が中国と戦ってくれるのだからいい。米国予算の使い方だ』と言われ、米国の友人であることは致命的であることを体現しかねない」と警鐘!!
(日刊IWJガイド、2025年4月25日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250425#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54620#idx-1
4月22日の外交防衛委員会で、高良議員は、「サックス教授が2月に欧州会議で行った講演は、ウクライナ紛争を含む米国の外交政策を強く批判するとともに、1989年の冷戦の終焉から現在に至るまでの米国の単独覇権を求める歴史を広くシンプルかつ明晰に語ったもので、世界的に評判になっています」と指摘し、サックス教授の講演の中の、次の発言を引用しました。
「私はウクライナ人に『生命を守り、主権を守り、領土を守り、中立を保ちなさい。アメリカ人の言うことを聞いてはならない』と助言しました。
私は彼らにヘンリー・キッシンジャーの有名な格言を繰り返し伝えました。『アメリカ合衆国の敵になることは危険だが、米国の友人なることは致命的だ』と」。
本日初配信する、岩上安身による琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏インタビューの第2回と第3回では、高良議員の外交防衛委員会での質問と、それに対する岩屋毅外務大臣、中谷元防衛大臣の答弁を振り返りながら、「米国人よりも米国信者である日本政府」について、お話をうかがっていきいます。
詳しくは、本日配信のインタビューを、ぜひご視聴ください!
インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、4日間、全公開で、その後はハイライトは公開、全編は会員限定となります。お見逃しの内容は、ぜひ、IWJの会員となって、全編を御覧ください!
―――――――
【撮りおろし初配信】18:00~
「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1190回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第2回」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527438
―――――――
【撮りおろし初配信】20:00~
「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1192回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第3回」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527503
―――――――
※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、明日23日は、IWJがこれまで取材し続けてきた、「Ceasefire Now! 今こそ停戦をCease All Fire Now!」の第8回目のシンポジウムが、参議院会館で行われ、ジェフリー・サックス教授のZoomによる講演と、質疑応答が行われる予定です。
IWJはこのシンポジウムを取材し、準備ができ次第、配信いたします。ぜひ御覧ください。
■<岩上安身による最新インタビュー報告!>世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回!
5月20日午後7時より、「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回」を撮りおろし初配信しました。
高良議員は、3月24日の参議院外交防衛委員会で、ミュンヘン安全保障会議(MSC)が、「日本は典型的な現状維持勢力」だと指摘したことを取り上げたIWJの記事を引用し、岩屋毅大臣に「多極化」に関する認識について、質疑を行いました。
※2025.3.24 参議院 外交防衛委員会 高良鉄美参議院議員(沖縄の風所属)
https://youtu.be/h_kZOFLdMko
さらに4月22日の外交防衛委員会では、「日本の新聞・テレビは信用できないので、世界情勢を見るには他のソースが必要であると思っています。本日もIWJの記事から質問します」と前置きして、ジェフリー・サックス教授が2025年2月19日に、欧州議会で講演した「平和の地政学」を、IWJが仮訳・粗訳した「号外」の記事を詳細に引用しながら、ウクライナ問題と日米同盟を重ね合わせ、岩屋外務大臣や中谷元防衛大臣に、「日本は米国にとって都合のいい代理戦争の駒にされるだけではないか」などと、約20分の質問を行ないました。
※2025.4.22 参議院 外交防衛委員会(第九回)高良鉄美参議院議員(沖縄の風所属)
https://youtu.be/hha63oV8YkI
※IWJの記事が国会で取り上げられる! 沖縄の風・高良鉄美 参議院議員が、参院外交防衛委員会で「日本の新聞・テレビは信用できないので」とIWJ記事を引用し質問!!『日刊IWJガイド』から「米国民よりも米国信者となってしまい、米国に依存し、米国一極支配から多極化となると不安で仕方がない日本人」の記述を引き、世界構造が多極化に向け変わる認識少ないと危機感表明! IWJ号外のジェフリー・サックス教授講演を引用、ウクライナ同様「日本も『米国人が死なず、日本人が中国と戦ってくれるのだからいい。米国予算の使い方だ』と言われ、米国の友人であることは致命的であることを体現しかねない」と警鐘!!
(日刊IWJガイド、2025年4月25日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250425#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54620#idx-1
20日に初配信した岩上安身によるインタビューの中で、高良議員はウクライナ紛争について、「(米国は)ロシアのことを潰そうと決めたら、その潰すための方策を、たくさん用意しているだろう」との見方を示し、そうした状況において、「日本は、憲法があるんだったら、『まず(戦争を)止めろ』という立場をとらなきゃいけない」と述べ、対露制裁や非難決議一色になった日本の国会を批判しました。
高良氏は、国民が生活に苦しんでいる状況の中で、防衛費が増額され、今後は税金が上がり、物価も上昇していくことを指摘し、「本当にそれでいいのか、ということを、主権者たる国民に示さなければいけないんじゃないか。そのためには、(IWJのような)ちゃんとした情報が入っていないと、主権者の権利として、正しい判断ができない」と述べました。
高良議員は、2022年3月2日に、参議院で「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」が採択された際、自らは棄権したことを明らかにし、次のように語りました。
「これ(非難決議案)の中身を見たら、これは、おかしいぞと(思った)。
『ウクライナ(国民)と共にある』って、誰が決めたの?
(決議案の)前半は、ロシアの侵攻の問題があったけど、後半になると、『対岸の火事ではない』みたいな言い方になってきて、『台湾有事』という言葉はないけれど、暗に中国を念頭に、それを想定したような形だったんです(採択された決議文には『この事態は、欧州にとどまらず、日本が位置するアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない極めて深刻な事態である』と書かれている)」。
※ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議(参議院、2022年3月2日)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/208/220302.html
高良議員は、さらにこう続けました。
「だから、これはおかしいと思った。何で、ウクライナの問題を、こっち(アジア)に持ってくるの? と。
これは絶対、沖縄の軍事要塞化を進める口実にするための決議だ、と言ったら、それから4ヶ月後に、もう石垣島や先島諸島地域(石垣市、宮古島市、竹富町、与那国町、多良間村)の住民避難計画の検討が始まった。
そして、これからまた4ヶ月経つと、(隔年で実施されている大規模日米共同統合演習の)『キーン・ソード23』が、2022年11月に、先島や奄美、喜界島も含む(南西諸島で)行われたんですよ。
さらにこの2022年の第3段階の最後の仕上げとして、安保3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)の改定が、12月16日に出ている(閣議決定された)んですね。
ということは、あの(対露非難)決議は何だったの? と言ったら、やはり、ここに(対中戦略の強化)つながっている。これが、ばっと、もう完結してしまった」。
高良議員は、参院で対露非難決議を棄権したことについて、当初は支持者からも反発を受けたが、「日本は平和憲法があるのだから、どちらかの味方をするのではなく、戦争を止めるために。まず最初に仲裁でも何でもやるべきだ」「決議文には、ロシアとウクライナの関係も、(ウクライナ政府がロシア系住民を迫害してきた)背景も、何も書かれていない」「決議は、沖縄や南西諸島の軍事要塞化を進めるためのものだろう」という見解を示したら、次第に理解が得られるようになってきた、と述べました。
高良議員は、「日米安保条約の本質は、日本の破滅のシナリオ」だと指摘し、「日本が日米安保条約からなかなか抜け出せないのは、日米経済協力を重視しているから」だとの見方を示しました。
これに対して、岩上安身が「米国市場より、中国市場の方が大きい。しかも近いので、輸送コストも少ない」と指摘すると、高良議員は、「政府は、中国の方が貿易量も多いことがわかっているはずなのに、なぜ米国にまだ(付き従っているのか)。国民にも、そこが共有されないといけないんじゃないかなと思う」と同意しました。
高良議員は、「本来の日本の立ち位置を、アジアの中でどうなのか、環太平洋の中でどうなのか、ということをきちんと考えるのはすごく重要」だと述べ、かつて琉球が中国と日本の間で橋渡しの役割を果たしてきたことを例にあげ、次のように論じました。
「東と西は、全然違う。一方は資本主義中心の国々で、もう一方は、社会主義中心の国々。
そこをきちんと結びつける、あるいは、そこをうまく渡り歩くというんでしょうか、本来日本は、そういうのが得意な資質を持っているんじゃないかな、と思うんですよ」。
最後に高良議員は、「『米国人よりも米国信者』というIWJの記事の表現には、衝撃を受けた」と明らかにし、「沖縄の中から、米軍基地の米兵を見ていると、米国の経済力は落ちたなと感じる」とも語りました。
「岩上安身による琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏インタビュー 第1回」の詳細は、会員向けサイトのアーカイブにて、ぜひ以下のURLから御覧ください! 会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします! 会員となって、IWJの活動をお支えください!
※「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527398
※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■5月です! 今期第15期の期末である7月末まであと2ヶ月あまりです! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から4月までの9ヶ月間で1582万9556円にのぼっています! 5月1日から19日までのご寄付・カンパは45万2411円で、月間目標額の約13%です。月の約3分の2を過ぎて、13%というのは非常に厳しい数字です。どうか、5月こそは、緊急のご支援を! 緊急のご寄付、カンパをお願いします!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
IWJの今期第15期は、昨年8月にスタート、9ヶ月が経過し、7月末の期末まで、あと2ヶ月あまりとなりました。
残念ながら、昨年8月からの今期第15期は、4月までの9ヶ月間で一度も、月間目標額に達していません!
この不足総額は、寄付部門だけで、1582万9556円にもなります。
財政が危機的状況です! IWJが5月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
5月は、1日から19日までの19日間で、33件、45万2411円のご寄付・カンパをいただきました。これは、目標額の約13%です。月の約3分の2を過ぎて13%というのは、非常に厳しい数字です!
今月5月は、残り10日で、残り87%分の月間目標額を達成するだけではなく、今期9ヶ月間の累計のマイナス1583万円を少しでも埋められるよう、皆様のご支援をお願いしたいと存じます!
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることにいたしました。さらになお、支出を切りつめる算段をしています!
目標額を下げても、その目標額にもまったく手が届かないようならば、IWJは今後、活動を続けてゆくことが困難になります!
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます!
なお、IWJでは、インタビューなどを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!
サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます! 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。「IWJ特報」のバックナンバーも、1ヶ月遅れの分から、すべて読むこともできます。
皆様、会員登録を、ぜひ、よろしくお願いします!
※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
4月末現在、IWJ会員の総数は1825人、このうちサポート会員の方は713人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
また、休会中の皆様は、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。
同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆様、米国に操られたまま、無謀な戦争へと駆り立てられてゆく日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2025.5.22 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【撮りおろし初配信】18:00~「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1190回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第2回」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527438
【撮りおろし初配信】20:00~「世界の中でも、際立って『多極化』をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が『多極化』に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1192回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第3回」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527503
岩上安身による高良鉄美氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた高良鉄美氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%ab%98%e8%89%af%e9%89%84%e7%be%8e
========
◆中継番組表◆
**2025.5.23 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
[IWJ日米地位協定スペシャルNo.4]日本全土が戦場に 在日米軍はまず逃げる!? 米軍「統合エアシーバトル」全容判明~岩上安身によるインタビュー 第295回 ゲスト伊波洋一元宜野湾市長 2013.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/72007
「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白!~岩上安身によるインタビュー第1186回ゲスト 立花孝志氏(NHK党党首) 2025.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526915
IWJの記事が国会で取り上げられる! 沖縄の風・高良鉄美 参議院議員が、参院外交防衛委員会で「日本の新聞・テレビは信用できないので」とIWJ記事を引用し質問!!『日刊IWJガイド』から「米国民よりも米国信者となってしまい、米国に依存し、米国一極支配から多極化となると不安で仕方がない日本人」の記述を引き、世界構造が多極化に向け変わる認識少ないと危機感表明! IWJ号外のジェフリー・サックス教授講演を引用、ウクライナ同様「日本も『米国人が死なず、日本人が中国と戦ってくれるのだからいい。米国予算の使い方だ』と言われ、米国の友人であることは致命的であることを体現しかねない」と警鐘!!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250425#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54620#idx-1
【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その1)>ソ連崩壊後、米国の一極覇権プロジェクトが始まり、2003年のイラク戦争後、「欧州は完全に発言力を失った」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける!東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526942
【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その2)>「ヨーロッパが米国の敵となることは危険だが、米国の友人となることは致命的である」! 欧州には、本物の外交政策が必要! 日本も同様! 他人事ではない! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526967
【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その3)>【質疑】「NATOと欧州の混同」こそ最悪、欧州は独自の現実主義的な外交をもつべき! NATOは米国の覇権維持装置、トランプ大統領が求める防衛費5%は「米国のためであって、あなた達のためではない」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526996
【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その4)>【質疑】「NATOはヨーロッパの代弁をやめて、ヨーロッパは自分をNATOだと考えるのをやめてくれませんか」冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.5.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527384
「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
◆しばらくフルオープン! 【ドンバスの真実】シリーズ!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
【IWJ号外】ドネツク国立大学政治学講座チェルカシン准教授著・松里公孝教授訳「ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策」(前半)「ドンバスの2共和国が生まれた諸前提」ほか 2025.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527086
米国から訓練・支援を受けていた「ウクロナチ」勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏 第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525684
◆しばらくフルオープン! 統一教会問題シリーズ!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
米共和党のギングリッチ元下院議長は、統一教会への解散命令について、「米国と日本の関係、そして日本の政治情勢に対する我々の見方に重大な影響を及ぼすことになるだろう。旧統一教会に対する現在の攻撃は、日米同盟を弱体化させ、中国共産党と日本の接近のきっかけを作ろうとする試みだ」などと、激しく非難しています。
しかし、統一教会の実態をよく知る必要があります。
AP通信やニューズウィーク誌に勤務し、George Polk AwardやI.F. Stone Medalを受賞した米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー(2018年没)が、世界的な視点から、統一教会に関する調査報道活動を展開しました。IWJでは、ロバート・パリーの残した、統一教会の最暗部に焦点をあてた「文鮮明師のダーク・サイド」を10回にわたってご紹介しました。
※ロバート・パリーの調査報道シリーズ(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%BC
自民党自体が統一教会のマインドコントロール下にある!? 文鮮明カラーを払拭した韓鶴子体制の統一教会が「国家復帰」計画の野望を企てる!~岩上安身によるインタビュー第1101回 ゲスト ジャーナリスト・鈴木エイト氏 第1弾 2022.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511308
文鮮明という「メシヤ」が「再臨した国」韓国に貢がされる「エバ国家」日本!? 自民党に深く浸透する統一教会の「正体」! ~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト 北海道大学大学院 櫻井義秀教授 2018.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429742
◆しばらくフルオープン! フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題特集!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
特集 フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題!
https://iwj.co.jp/wj/open/fuji_nakai
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■少子化が危機的状況に! 2024年の日本の合計特殊出生率(1人の女性が15歳から49歳までの間に平均して何人の子どもを産むかを示す指標)は、過去最低だった2023年の1.20を大きく下回り、1.15を割り込む見込み!
厚生労働省による2024年の公式発表(例年6月頃)はまだですが、日本総研や複数の専門機関による予測では、日本の合計特殊出生率(1人の女性が15歳から49歳までの間に平均して何人の子どもを産むかを示す指標)は、約1.15と過去最低を更新する見込みです。
たとえば、日本総研の藤波匠上席主任研究員は、「1人の女性が一生涯に産む子どもの数に相当する合計特殊出生率は、過去最低だった前年の1.20を大きく下回り、1.15を割り込む見込み」と推計しています。
人口維持に必要な水準(人口置換水準)である「2.07から2.08」を大きく下回り、2人の間で平均して1人の子供しか増えない見込みで、代ごとに人口が半減していき、高齢者を現役世代が支えられなくなる見込みです。
日本人の少子化は、危機的水準に至ってしまったと言わなければなりません。
※2024年の出生数は68.5万人、婚姻数は47.5万組の見通し(日本総研、2024年12月3日)
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=109244
日本総研の藤波匠上席主任研究員の分析によれば、2024年の出生数は70万人を割り込み、国立社会保障・人口問題研究所による将来人口推計の中位推計で示された2024年の出生数に比べて7.0万人の下振れとなります。
藤波氏は、次のように述べています。
「2024年のわが国の出生数(日本人)は、前年比5.8%減の68.5万人になる見通し。
出生数の減少ペースに、明らかな加速が認められた2016年から2023年(昨年)までの年平均の減少率は4.0%であったことから、足元の減勢は極めて強い状況」。
この出生数の減少は、コロナ禍が大きく影響したとして、藤波研究員は、こう述べています。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
―――――――
■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第5回>ガソリン1リットルあたり10円の補助制度が、5月22日から開始! しかし、現実にはすでに原油安! なのに円安や人件費高騰などの理由で、ガソリン価格は高止まり! 政府・与党は、野党が求める、不合理なガソリン税の暫定税率25.1円の撤廃に応じず、石油元売各社への10円定額補助に固執! しかも、毎週1円ずつのガソリン価格引き下げで、消費者への恩恵は「雀の涙」!
高騰していた原油価格に対し、政府が決定した、ガソリン1リットルあたり10円の補助制度が、5月22日から始まります。
5月17日付『沖縄タイムス』は、『共同通信』の配信記事として、「新制度はガソリン1リットル当たり10円を支給する仕組みだが、1週目の22~28日は、制度開始前の買い控えを防ぐ激変緩和措置として、店頭価格が5円引き下がるよう、補助額を調整する。その後、補助額を10円まで段階的に拡大する」と報じています。
※ガソリン定額補助、22日開始 店頭価格5円引き下げ(沖縄タイムス、2025年5月17日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1585237
その一方で、この『沖縄タイムス』の記事は、「ただ補助金は石油元売り各社に支給するため、ガソリンスタンドでは当面、新制度の補助金が支給される前に仕入れた在庫が販売される」として、補助金が店頭価格に反映されるまで、2~3週間かかるとの見通しを伝えています。まるで、米価高騰のガソリン版のような話です。石油元売各社だけが、利益を上げているのではないかとの不信感がぬぐえません。
これまで実施されていた補助金制度は、翌週のレギュラーガソリン1リットルあたりの価格が185円程度になるように、毎週、補助金を石油元売り各社に支給するものです。185円を下回る場合は、補助金は支給されません。
直近では、4月17~23日と5月15~21日に、ガソリン価格が基準価格の185円を下回り、補助額がゼロになりました。
これに対して、22日から始まる新制度は、1週間後の5月29日時点のレギュラーガソリンの小売価格の全国平均が、185円より5円下がって180円になるように補助を開始し、以降、1週間ごとに1円ずつ下がるように補助を追加し、6週間後の7月3日に、全国平均小売価格が175円になるようにします。
この間に、原油価格の下落した場合でも、下落分に加えて、1円下がるように補助金が支給されます。
また、原油価格が上昇した場合は、上昇分を打ち消した上で、さらに1円下がるように、補助金が追加されます。ただし、補助金額は、最大10円です。
全国平均小売価格が175円になったあとは、ガソリン1リットルあたり10円が、定額補助金として、石油元売り各社に支給されます。
※燃料油価格激変緩和補助金(経済産業省資源エネルギー庁)
https://nenryo-gekihenkanwa.go.jp/
一方、トランプ米大統領の「トランプ関税」政策で、世界経済が減速するとの予測が広がり、高騰していた原油価格は、すでに下落傾向にあります。
5月18日付『産経新聞』は、原油安について、「2022年2月のロシアによるウクライナ侵略直後の半値程度で推移している」と報じています。
※トランプ関税で原油価格下落 ウクライナ侵略直後の半値 日本に「恵みの雨」も懸念あり(産経新聞、2025年5月18日)
https://www.sankei.com/article/20250518-XU72PB73BZNLLMXFWUQQOGAUGQ/
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
―――――――
■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第6回>日本維新の会・前原共同代表が記者会見で、「おそらく自公以外は(ガソリン税の)暫定税率の廃止については賛成でありましょう」「野党と協力して法案を出す」などと、まるで与党であるかのごとき発言! 4月に立憲民主党が要請したガソリン税暫定税率廃止法案の共同提出を蹴って法案を潰しておきながら、今更何を!? 大阪関西万博で首根っこをつかまれている維新は、もはや与党の「言いなり」!
2024年10月に行われた衆議院選挙では、与党(自民党191、公明24)は215議席と惨敗、過半数の233議席に18議席届きませんでした。
対する野党側は、立憲民主党148議席、日本維新の会38議席、国民民主28議席、れいわ新選組9議席、共産党8議席、参政党3議席、日本保守党3議席、社民1議席、合計250議席(その他無所属など12議席を含む)となっています。
仮に自公以外の野党の大連合が実現したとしても、日本維新の会か国民民主党が抜ければ、過半数を割ります。
つまり、日本維新の会と国民民主党が、連立与党のキャスティングボートを握っていることになります。
2025年度の新年度予算案は、自公の少数与党に、日本維新の会が賛同したことで、3月4日、衆議院本会議で可決されました。
立憲民主党、国民民主党、れいわ新選組、共産党などは反対していました。
日本維新の会の岩谷良平幹事長は、「すべてに賛成ではないが、国民の暮らしを守り、次世代と日本の未来のため、責任ある野党として予算案に賛成する」と説明しました。
※新年度予算案 衆院本会議で可決 国会での修正は29年ぶり(NHK、2025年3月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250304/k10014739381000.html
維新が電撃的に賛成にまわり、予算案が可決された背景には、「日本維新の会と国民民主党を『天秤』にかけた結果に違いない」などとする評価も出ていました。
2月21日、自公と維新は、3党協議の結果として、高校授業料の無償化と社会保障改革などに関する文書に合意し、維新の衆議院の38議員が賛成にまわったと『東洋経済』が報じています。
これに対して、「天秤」にかけられた国民民主党が主張してきた、「103万円の壁」問題やガソリン税の暫定税率の廃止については見送られた形になりました。
『東洋経済』は、維新が自公の賛成にまわった理由に、大阪関西万博があるのではないか、と指摘しています。
「大阪・関西万博の準備等に直接資する事業」として2025年度予算に計上されている費用は、「途上国等の出展支援等のための費用」が45億円、「全国的な機運醸成等に要する費用」が34億円など、合計85億1000万円にのぼっていました。
この予算案が通らなければ、困るのは、大阪が地盤である維新の方、というわけです。
※自公維「電撃合意」に走らせた党内事情と万博予算(東洋経済、2025年2月23日)
https://toyokeizai.net/articles/-/860523?display=b
日本維新の会共同代表・前原誠司氏は、16日の記者会見で、「自民党・公明党との3党協議があまりうまく進んでいないのではないか」と問われ、「我が党の政策実現という大局的な見地に立って予算案に賛成した」と述べ、3党合意を原点として、「我々が合意したことが骨太の方針にそのまましっかりと書かれるのではないかと想定しております」と胸を張りました。
しかし、記者が質問したように、与党との協議は、教育無償化以外、社会保険料やガソリン税をめぐる協議はあまり進捗が見られないのも事実です。
前原氏は、ガソリン税について以下のように説明しました。
前原氏「ガソリンの問題につきましても、我々としては、この夏からしっかりやるべきだというふうに思っています。このゴールデンウィークでも遠出をされる方々がたくさんおられて、少しでも安いところということで本当に涙ぐましい努力をされているということが、種々の報道等でも明らかになっています。
このガソリンというのは、毎日の生活の足、そして仕事の手段として使われている大変重要なものでありまして、この四半期のGDPでもマイナスということになっているわけであります。
トランプ関税の影響も徐々に出始めているということでありまして、ある自動車企業は1日にかなりの金額の赤字が出てきているということでありまして、そういった実体経済がどんどんどんどん痛み始めているということを、しっかりと国民の生活に寄り添って、自公としては早くに結論を出してもらいたいと思っております。
我々3党協議はしっかり続けていきたいと思っておりますし、野党との連携も視野に入れながら、これから取り組みを進めていきたいと思っています。
おそらく自公以外は暫定税率の廃止については賛成でありましょうし、そういったことも、あまり不誠実な対応が続くのであれば、野党と協力して法案を出すことも視野に入れながら対応していかなくてはいけないのではないかと思っておりますが、3党協議はしっかりと続けていきたいとこのように考えております」
前原氏の発言で「我々3党協議はしっかり続けていきたいと思っておりますし、野党との連携も視野に入れながら」というくだりがあります。「他の野党との連携」ならばわかりますが、「野党との連携」「野党と協力して法案を出す」などというのは、まるで自らは与党であるかのごとき発言です。事実上、維新は与党の一角にある、というのが前原氏の認識なのでしょうか。
ガソリン暫定税立廃止をめぐって、立憲民主党は4月、今年7月からガソリン税の暫定税率を廃止する法案を、単独で衆議院に提出しています(筆頭提出者は、稲富修二・衆財務金融委員会野党筆頭理事)。
立憲民主党は、国民民主党と日本維新の会にも、共同で法案を提出するよう求めましたが、国民民主党も日本維新の会も、与党の自公とガソリン価格を引き下げるための対応策や、ガソリン税の暫定税率の廃止を求めて協議を行っているとして、立憲民主党の要請にそっぽを向いて応じませんでした。
※ガソリン税の暫定税率廃止法案 単独で衆議院に提出 立民(NHK、2025年4月18日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250418/k10014782721000.html
ところがその維新は、3月、2026年度にガソリン税の暫定税率を廃止する法案を国会に提出しているのです。わざわざ廃止時期を1年だけ遅らせて、単独で提案したのは、立憲民主党が出した法案潰しだったと言われても仕方ないと思われます。
※維新 ガソリン税など暫定税率 来年4月から廃止法案 国会提出(NHK、2025年3月3日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250303/k10014738871000.html
前原氏は、「おそらく自公以外は(ガソリン税の)暫定税率の廃止については賛成でありましょう」などとうそぶいていますが、だったら、なぜ、立憲民主党が法案を提出した際の協力要請には応じなかったのか。共同提出していれば、他の野党も賛同した可能性は高かったと思われます。
少数与党の国会で、野党全党が「暫定税率の廃止」を支持すれば、議会で多数を握れる可能性がありました。そのチャンスを潰しておいて、今さらのように「野党と協力して法案を出す」などと、白々しいと言わざるを得ません。
大阪関西万博は来場者数が伸びず、大幅な赤字が見込まれています。その補填を大阪府民や県民に求めることになれば、維新にとっては大ダメージです。なんとか国に補填させたいというのが、維新の本音でしょう。万博で首根っこをつかまれている維新は、もはや、与党でも野党でもない、「ゆ党」どころか、野党のふりをした、与党の別働隊、という構図が透けて見えます。
維新の「裏切り」によって、同じようなことが、「消費税減税問題」でも起こるかもしれません。
石破総理は5月19日の参院予算委員会で、消費税減税をすれば「国債の金利が上昇する」などと反論し、消費税減税に否定的な姿勢を変えませんでした。
※消費税減税、金利上昇の恐れ 石破茂首相が野党に反論(日本経済新聞、2025年5月19日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1816A0Y5A510C2000000/
しかし、消費税に関しては、野党は全党が、「減税」を打ち出しています。減税の対象(食品限定から全対象まで)、減税期間(1年から恒久)、その財源などの考え方は違いますが、すでに議席数で見れば、消費税減税支持が多数派になっています。
特に、食料品に対する消費税の減税については、野党全党が支持しています。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
―――――――
― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ―
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
YouTubeへの高評価とチャンネル登録も、よろしくお願いします。10万人登録まであと少しです!
ご支援のほども、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250522
IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、六反田千恵)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【 https://iwj.co.jp/ 】
公式X(旧ツイッター)アカウント【 https://twitter.com/iwakami_staff 】