「世界中の皆と手を繋いで、ファミリーハウスを作りたい」──。
2013年9月29日、青森市浪岡の国立青森病院敷地内にある社団法人岩木憩いの家で、シンポジウム「障がいがある人・患者・家族があずましく滞在できる施設のつくり方」が行われた。
地域の中核病院に、遠方から通院・入院する患者や介護する家族にとって、交通費や宿泊費の負担は切実な問題である。
ファミリーハウスとは、そのような人たちが病院の近くに宿泊滞在できる施設で、岩木憩いの家も、そのひとつ。この日は、患者や家族らにとって、あずましい(居心地のよい)ファミリーハウスのあり方を巡って、ファミリーハウスあおもり、ドナルド・マクドナルド・ハウス、岩木憩いの家の、3つの施設の事例が紹介された。
特集 大阪都構想
「堺市民にとって大阪都構想は百害あって一利なし」と現職候補が声を上げれば、維新公認の新人候補は、「堺という地名はなくならない。なくすのは市長という役職と市議会だけだ」と強調する―。9月29日(日)に投開票が行われる、大阪府堺市の市長選挙。無所属で、民主党が推薦し自民党が支持する、現職の竹山修身(おさみ)候補(63)と、地域政党・大阪維新の会の公認で出馬している新人、堺市議を4期務めた西林克敏(かつとし)候補(43)の一騎打ちとなっている。とりわけ、維新陣営が掲げる大阪都構想の実現には堺市の参加が不可欠であることから、大阪都構想への賛否が最大の争点となっている。
「海産物のストロンチウム検査を、すぐに始めるべきだ」──。
9月28日、札幌市中央区の佐藤水産文化ホールで開かれた北海道集会「生活環境を脅かす放射能汚染・子どもたちのために子育て世代がいま知るべきこと」では、海への流出が止まらない福島第一原発からの放射性汚染水問題が、食卓に上る魚介類の安全に与える影響について、東海ネット市民放射能測定センター(Cラボ)運営者の大沼淳一氏がスピーチした。
「農業は、ささいな自然とのかかわり合いで喜びを感じることができる。その喜びの中に、希望の源泉を見出せる」。20年にわたって海外で有機農法を指導してきた村上真平氏は、こう語った。
「有機農法で福島の作物を復活させよう」と熱く語るのは、福島県の二本松に残って農業に取り組む大内信一氏。「福島は、ナタネ、ヒマワリ、大豆、野菜などの栽培で必ず復活する」。
2013年9月28日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で「原発事故後の福島と私達の歩み」が行われた。原発事故後も福島に留まって有機農業を続ける大内信一氏と、飯舘村で自然農法を探求しつつも、事故後に三重県伊賀市へと避難した村上真平氏とが講演を行った。
2013年9月28日(土)14時より、広島県尾道市で「第4回さよなら原発歌声パレード in おのみち」が行われた。
日本の廃棄物処理の杜撰さは、使用済み核燃料だけに言えるものではない。有害物質であるPCBの処理においても、日本は先進国に大幅に遅れをとっている。
2013年9月28日(土)14時から、福岡県北九州市小倉北区の小倉生涯学習総合センターにて、元化学会社社員で、現在、大学職員を務める原田和明氏が「PCB処理の現状と課題」と題し、約1時間半にわたって講演をおこなった。2013年1月に、「真相 日本の枯葉剤 日米同盟が隠した化学兵器の正体」(五月書房)を出版している原田氏は、「原子力ムラと同じくPCBムラが存在する」と指摘する。
27日、東京電力は柏崎刈羽原発の「規制基準適合審査(安全審査)申請」を、原子力規制庁に提出した。
14時から行われた規制庁の定例ブリーフィングでは、この件に質問が集中した。
9月20日の定例会見で猪瀬東京都知事は、安倍総理がIOC総会で、福島第一原発の状況を説明した「汚染水ブロック発言」について、「今、必ずしもアンダーコントロールではありません。アンダーコントロールする、アンダーコントロールになるんだと意思表明したことが大事」と発言し、波紋を呼んだ。
特集 平成から令和へ天皇と日本の歴史を考える
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日本人はどこから来たのか。そもそも「日本人」とは何か――。
人類学の分野では、人類の起源を解き明かそうとする試みが長年行われてきた。数十年前の通説では、「人類は100万年以上前にアフリカを出て世界各地に広がり、長い年月をかけて黒人や白人へと進化した」とされてきた。しかし近年の研究で、この通説は覆された。
毎週金曜日に行われている首都圏反原発連合主催の再稼働反対抗議行動が27日(金)に開催された。