タグ: 岩上安身インタビュー
「日本政府はすでに、TPP参加に際して、無礼で不公正な条件に同意している」米国交渉官が明言―秘密のTPP交渉会合に潜入した内田聖子氏が明かすTPPの正体~岩上安身によるインタビュー 第288回 ゲスト 内田聖子氏 2013.3.14
特集 TPP問題
3月4日から13日までの間、シンガポールで開催されていたTPP交渉会合の中で飛び出した、米国側の驚くべき発言が明らかになった。
14日、この会合に米国NGO「Public Citizen」のメンバーの1人として参加した内田聖子氏(アジア太平洋資料センター 事務局長)が岩上安見の緊急インタビューに答えて、その内幕を赤裸々に語った。
【大義なき解散総選挙4】「アベノミクスは『アホノミクス』」~岩上安身によるインタビュー 第287回 ゲスト 浜矩子氏インタビュー 2013.3.12
★衆議院解散を宣言した11月18日(火)の記者会見で、「アベノミクス」が順調であることを繰り返し強調した安倍総理。その「アベノミクス」を、同志社大学大学院教授の浜矩子氏は、安倍政権発足直後から「アホノミクス」とバッサリ。その真意とは何か?
特集 総選挙2014|
3月12日(火)10時から、東京都千代田区の同志社大学東京オフィスで「浜矩子氏インタビュー」が行なわれた。エコノミストで同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子氏に、岩上安身が安倍政権の経済政策、アベノミクスについて聞いた。浜氏は「アベノミクスは『アホノミクス』」だと指摘し、「グローバル市場の到来以前に逆行している」「時代錯誤的だ」と批判した。
「世界で唯一の防波堤林、がれきを活かした鎮守の森を作ろう!」~岩上安身によるインタビュー 第286回 ゲスト 宮脇昭氏 2013.3.5
特集 3.11
「本物の森、『鎮守の森』が日本を、地球を救う」と、60年間で4千万本の木を植え続けてきた、宮脇昭氏(地球環境戦略研究機関国際生態学センター長)はインタビューで語った。森作りのスペシャリストである宮脇氏は、自身の長年の研究と実践を活かし、「日本人と鎮守の森ー東日本大震災の防潮堤林についてー」と題した、命を守る森作りについて解説。「何があっても日本の国土と国民の命を守るために、三陸海岸の南北300キロに渡って本物の森を作り、さらにそれを日本全土、アジア、世界に発信するためにがんばります」と意気込みを語った。そして、三陸海岸を出発点として始まろうとしている「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を、国家プロジェクトとして、国民運動を通じ日本全体が命の森に囲まれるよう、「一人ひとりが木を育み、皆で共に植え続けていきましょう」、と呼びかけた。
【3.11特集】 岩上安身によるインタビュー 第283回 ゲスト「希望の牧場・ふくしま」吉澤正巳代表 2013.3.4
特集 3.11
東日本大震災――。巨大地震と大津波があらゆるものを破壊し、さらに、原発が次々に爆発し、放射能の恐怖が人々を襲う。国家や原子力産業の身勝手な都合で情報が隠蔽され、住民が翻弄される。想像を絶する恐怖と大混乱の中で、「牧場の牛たちを見殺しにはできない」と、現地にとどまった男性がいる。
大震災に襲われるまで、福島県内7ヶ所で1200頭の牛を飼育する「エム牧場」を仲間とともに運営し、浪江町で330頭を擁する浪江農場の責任者を務めていた吉澤正巳氏(59歳)である。
牧場運営が軌道に乗り、食糧安定供給の一翼を担ってきた牧場は、原発事故の発生によって状況が一変する。現在、浪江農場を存続させ、「希望の牧場・ふくしま」として運営を続ける吉澤氏に、大震災からまもなく2年を迎えるにあたって、当時の状況を振り返っていただくとともに、被災地復興の今後の方向性や希望を見いだす、必見のインタビュー。
「国の除染事業に警鐘」 ~岩上安身によるインタビュー 第285回 ゲスト 環境学者・畑明郎氏 2013.3.9
※全文文字起こしを掲載しました(6月12日)
「効果がない。できないものは、できない」――― 2013年3月9日(土)14時、日本環境学会顧問・前会長の畑明郎氏(元大阪市立大学大学院教授)は、滋賀県の邸宅において岩上安身が行ったインタビューで、国が進める除染事業について懐疑的な見方を示した。また、畑氏は、福島で起きている放射能汚染について、「水俣病などの四大公害問題を遥かに凌ぐ、史上最大の公害問題であるのに、政府は公害だと言わない」と述べ、政府の姿勢を批判した。インタビューでは、福島第一原発の事故後、国が福島県で実施している除染事業について、日本環境学会としての見解を聞いた。
「子ども・被災者支援法が進まないのは官僚機構のせい」~岩上安身によるインタビュー 第284回 ゲスト みどりの風・谷岡郁子議員 2013.3.7
※全文文字起こしを掲載しました(6月12日)
2013年3月7日(木)15時40分から、東京都千代田区の参議院で、みどりの風代表の谷岡郁子(たにおかくにこ)代表が、岩上安身のインタビューに応えた。 谷岡氏は、TPPを巡って立場が反対の、みんなの党との連携について、「公に意見をバトルさせる場を作って、新しい政治の形を示したい」と希望を語った。また、原発事故子ども・被災者支援法が具体的に進まないのは、「全党・全会派が賛成して作られた法律を、国家官僚が無視しているからだ」と、官僚機構を痛烈に批判した。
[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1]岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏 2013.3.5
特集 日米地位協定
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「日米地位協定」から見える属国日本の姿
日本国憲法よりも上位にあるとされる「日米地位協定」とは何か-3日、『日米地位協定入門』(創元社)が発売されたばかりの、沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏に岩上安身がインタビューした。オスプレイの強行配備から普天間基地の辺野古への移設問題、さらには原発再稼働からTPP交渉参加まで、「日米地位協定」を切り口に、日米間に横たわるいくつもの政治的課題を幅広く議論した。
「警察の暴走とメディアスクラム、影に潜む米国への配慮ーPC遠隔操作事件の全貌に迫る!」~岩上安身によるインタビュー 第281回 ゲスト 佐藤博史弁護士 2013.3.4
特集 PC遠隔操作事件
※サポート会員記事に全文文字起こしを掲載しました(2014年6月26日)
2013年3月4日(月)19時より、東京都港区の初沢スタジオで、パソコン遠隔操作事件の主任弁護人を務める佐藤博史弁護士に、岩上安身が緊急インタビューを行った。佐藤氏は、足利事件における控訴審以降の主任弁護人を務め、DNA再鑑定により、冤罪を立証した実績を持つ。今回の事件について、佐藤氏は、誤認逮捕の可能性、証拠の矛盾点、取り調べの可視化に応じない捜査機関の問題を指摘したほか、警察がマスコミに捜査情報をリークし、メディアスクラムによる事件のイメージ操作が先行していることなどを批判した。
「国策で原子力を推進する以上、原発に反対する国民は『敵』とみなされる」~ 岩上安身によるインタビュー 第280回 ゲスト 茨城県東海村村長・村上達也氏 日本の「軍事警察国家化」を懸念 2013.3.1
※2015年3月6日テキスト更新しました。
「原発は一睡の夢、短い間の幸せで終わる」——。
茨城県東海村の村上達也村長(当時)に2013年3月1日、茨城県那珂郡東海村庁舎で岩上安身がインタビューを行った。1997年から東海村村長を務める村上氏は、「中央依存体質からの脱却。地域主権の確立で、小規模分散型のエネルギー政策を」と、脱原発に向けたエネルギー政策の必要性を訴えた。
1999年に原発事故による初めての死者を出した「東海村JCO臨界事故」を経て、国が国策として欠陥品を輸入していたことを知ったという村上村長。「原発立地の地方自治体の中で、脱原発の声を上げている首長は自分ひとり。原発に依存した地域は、しばらくすると文化もコミュニティも壊れてしまう。東海村の将来を考えた場合、厳しいかもしれないが、脱原発を目指すことにした」と、自らが原発肯定派から脱原発に転じた理由を語った。
【地球温暖化と原発ルネッサンス 第二弾】「温度上昇はCO2が原因でないことが証明された」 破綻する地球温暖化論~岩上安身によるインタビュー 第279回 ゲスト 伊藤公紀氏 2013.2.28
特集 地球温暖化と原発ルネッサンス
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IWJ特報第101~104号「地球温暖化と原発ルネッサンス~横浜国立大学・伊藤公則教授インタビュー」
2013年2月28日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟S103会議室で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー 第二弾」が行われた。横浜国立大学教授の伊藤公紀氏は『シリーズ地球と人間の環境を考える01地球温暖化 埋まってきたジグソーパズル』(日本評論社2003年)、『これだけ知っていれば安心 放射能と原発の疑問50』(同2011)、渡辺正氏との共著『地球温暖化論のウソとワナ』(KKベストセラーズ2008)などの著書がある。前回に引き続き、地球温暖化のCO2還元説をめぐる環境への影響とされる証拠を一通り否定した後、太陽活動が地球の気候変動に及ぼす影響の多元的な要因、総合的視点の必要性について述べた。
「ソーシャルメディアは日常生活の延長線上にある」 〜岩上安身によるインタビュー 第278回 ゲスト USTREAM Asia代表取締役社長 中川具隆氏 2013.2.25
※全文文字起こしを掲載しました(2013年6月20日)
2013年1月25日(月)、東京都千代田区のUSEREAM Asia本社で、中川具隆代表へのインタビューが行われた。中川代表はソーシャルメディアのあり方について、「USTREAM上の番組でお金をかけずに視聴者を増やすのは、日常生活で人間関係を作っていくことと同じです」と語った。インタビューは他にも、ニコニコ動画やYouTubeといった他の動画サービスに対するUSTREAM Asiaの戦略、USTREAMと政治の相性など、多岐に渡った。
「TPPは現代の植民地政策」 米韓FTAの惨状からTPPを考える~岩上安身によるインタビュー 第277回 ゲスト 郭洋春氏(立教大学経済学部教授) 2013.2.21
特集 TPP問題
2013年2月21日(木)、東京都豊島区の立教大学 池袋キャンパスで、郭洋春氏へのインタビューが行われた。米国でTPPを推進している中枢機関USTR(米通商代表部)のカトラー代表補は、「TPPでは米韓FTAと同じか、それ以上の高いレベルの自由化を求める」と公言している。TPPの「先行モデル」とされる「米韓FTA」が締結されたのは、2012年3月15日。その後、韓国の経済・貿易はどのように変化した(させられた)のか。その惨状を、TPP問題に詳しい郭洋春教授にうかがった。郭氏は、米韓FTAに含まれている「ISD条項」によって、外国企業が自国の「土地」すらも収奪できてしまう仕組みを解説し、「TPPは現代の植民地政策」と批判した。
大本営指示は「殲滅せよ」!殺された朝鮮人農民は3〜5万人!東学党の乱の結末は日本軍によるジェノサイドだった!隠されてきた朝鮮侵略の真実!!~岩上安身によるインタビュー 第276回 ゲスト 奈良女子大学名誉教授・中塚明氏 2013.2.16
特集 戦争の代償と歴史認識
2013年2月16日(土)15時より、歴史学者の中塚明氏(奈良女子大名誉教授)に日朝関係について岩上安身が中塚氏ご自宅で話をうかがった。
北朝鮮の核実験問題や、尖閣問題で米国に翻弄される日本! 権力者は事実をねじ曲げ、国民は右傾化、日本は再び戦場に!?~岩上安身によるインタビュー 第275回 ゲスト孫崎享氏 2013.2.14
2013年2月14日(木)、北朝鮮の核実験をうけて、岩上安身が孫崎享氏へインタビューを行った。孫崎氏は、米国のターゲットである北朝鮮が、米国の思惑通りに動いてしまっていること、尖閣問題において日本が米国にうまく利用されていることに言及。さらに、安倍首相の歴史認識に対する姿勢や、自民党改憲案、エアシーバトルの状況などから、日本の右傾化に対する懸念と、戦争に巻き込まれる可能性も示唆した。領土問題において過去の欧州の歴史を遡ると、一度問題が起きれば、それが延々と続いていき、現状を変えようとすれば紛争に発展する。衝突を防ぐためには、現状を維持していくべき、と語った。
【地球温暖化と原発ルネッサンス 第一弾】「気候変動には温室効果ガス以外にも多くの要因がある」 岩上安身によるインタビュー 第274回 ゲスト 伊藤公紀氏(横浜国立大学教授) 2013.2.14
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IWJ特報第101~104号「地球温暖化と原発ルネッサンス~横浜国立大学・伊藤公則教授インタビュー」
2013年2月14日(木)15時30分から、神奈川県横浜市の横浜国立大学で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー」が行われた。伊藤公紀氏は横浜国大環境情報研究院教授で、環境物理化学、環境計測科学が専門である。地球温暖化について懐疑的な著作があり、太陽の気候変動に対する影響について述べている。伊藤氏は、気候測定方法の不備や気候変動の多元的要因の複雑性から、「CO2による地球温暖化、という単純化は認められない」とした。
岩上安身によるインタビュー 第273回 ゲスト 柳澤協二氏 2013.2.13
2013年2月13日(水)15時から、東京都内のIWJ事務所で「柳澤協二氏インタビュー」が行なわれた。元防衛官僚であり、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏が、岩上安身のインタビューに応じた。柳澤氏は、北朝鮮が核実験を行った背景には、アメリカに対する自己認知の要求があると説明し、北朝鮮と周辺各国の関係性を解説した。
岩上安身によるインタビュー 第272回 ゲスト 獨協大学教授古関彰一氏 2013.2.12
2013年2月12日(火)、埼玉県草加市の獨協大学で、憲法史の古関彰一(こせき・しょういち)教授への岩上安身によるインタビューが行われた。
岩上安身によるインタビュー 第271回 ゲスト ベル=アベス・ネダール氏 2013.2.8
特集 中東
※サポート会員ページに全文文字起こしを掲載しました(2014年6月26日)
2013年2月8日(金)16時45分過ぎから、京都市左京区の京都大学吉田南キャンパスで、アルジェリアのモスタガネム大学准教授であり、京都大学の客員研究員、ベル=アベス・ネダール氏へのインタビューが、岩上安身によって行われた。アルジェリア人質事件にからめてアルジェリアの概要、その言語社会と文化背景、またイスラム教世界などについて話を聞いた。
「金融とは健全な未来を作ること」拝金主義に陥った現代社会の問題や脱原発への想いを語る~岩上安身によるインタビュー 第270回 ゲスト 城南信用金庫・吉原毅理事長 2013.2.7
※2015年3月3日テキストを更新しました。
東日本大震災、福島第一原発事故後に「脱原発」を広く訴え、社内での節電や被災地への寄付などを行なっている城南信用金庫の吉原毅理事長に、2013年2月7日、東京都品川区の城南信用金庫本店で、岩上安身がインタビューを行なった。吉原氏は、城南信用金庫の歴史や、脱原発に踏み切るまでの経緯、拝金主義に陥ってしまった現代社会の問題点などについて語った。
岩上安身によるインタビュー 第269回 ゲスト 国際ジャーナリスト・春名幹男氏 「日米中関係と安倍外交について」 2013.2.5
2013年2月5日(火)、東京都内のIWJ事務所で、国際ジャーナリストであり、早稲田大学および名古屋大学の客員教授でもある春名幹男氏へのインタビューが行われた。インタビューでは、春名氏と岩上安身の2人が、尖閣諸島問題や従軍慰安婦の問題、またヘリテージ財団や米国のリベラル化など、さまざまな切り口から、日米、日中、日韓などの関係を分析し、解説を行った。日本の外交政策に関して、春名氏は「日本が安定した基盤を築くためには、総理同士が、人間的な関係をどれだけつくれるがが非常に重要」と強調した。