福島第一原発2号機格納容器内部水位は300mmだと判明~東電定例会見 2014.6.9

記事公開日:2014.6.9取材地: テキスト動画

 2014年6月9日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。2号機PCV(格納容器)内部の水位は300mmだと判明。デブリの状態はまだわからないが、温度測定の結果などから十分に冷やされていると東電は判断している。


作業員の負傷が続発、対策として「一人危険予知」活動を導入~東京電力「福島第一原子力発電所 小野明所長」記者会見 2014.6.6

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 2014年6月6日17時から、東京電力で福島第一原発所長記者会見が開かれた。小野明福島第一発電所所長は、作業員の負傷が続発していることから、対策として一人危機予知活動を導入する考えを示した。緊張感の不足や、通常とはかけ離れた福島第一原発の作業環境に対応してもらう考えだ。


ノッチタンクに雨水が流れ込み、汚染水が漏えい~東電定例会見 2014.6.4

記事公開日:2014.6.4取材地: テキスト動画

 2014年6月4日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。総容量4000トンのノッチタンク群の天板開口部から雨水が流れ込み、内部の汚染水が漏えいしたことが保安検査官の臨時パトロールによって発見された。定時パトロールは行っていなかったという。


福島第一、遮水壁の被曝対策は「線源遮断が大事」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.6.4

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 2014年6月4日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。東電福島第一原発の凍土式遮水壁の工事作業員の被曝対策として、「鉛エプロンの効果は限定的。きちんと測定し、対策を立てて線源を遮断するほうが効果的かつ大事だ」という考えを示した。


福島第一凍土式遮水壁について、委員から苦言~2014年度 第10回原子力規制委員会 2014.6.4

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 2014年6月4日10時30分より、2014年度第10回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原発の凍土式遮水壁について、更田豊志委員は「力を入れる所を誤らないように」と苦言を呈し、東電にもエネ庁にも、意見を言う必要があるならば言っていく考えを明らかにした。


福島第一凍土遮水壁「議論は検討チームで行う」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.3

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 2014年6月3日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土遮水壁について、6月4日の規制委員会で現状の報告をし、具体的な議論は6月6日の検討チームで行うとの方針が示された。


地下水バイパス一時貯留タンクから833トンを放水~東電定例会見 2014.6.2

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 2014年6月2日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス、一時貯留タンクGr2(グループ2)から833トンを海洋放水したことが発表された。


福島第一凍土遮水壁、着工を承認~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.30

記事公開日:2014.5.30取材地: テキスト動画

 2014年5月30日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発凍土遮水壁の実施計画認可の前に行う工事について、「着手は妨げない」との旨を東電側に伝えたことが報告された。

 凍土遮水壁の凍結管そのものといった安全に係わる部分の工事は、規制庁による実施計画の認可が必要だが、準備工事等は、規制庁から認可を受ける前に着手しても良いことが承認された。これを受け、東電は週明けの6月2日から工事を開始する予定を発表している。


福島第一、凍土式遮水壁が6月2日に着工~東電定例会見 2014.5.30

記事公開日:2014.5.30取材地: テキスト動画

 2014年5月30日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。凍土式遮水壁の工事を6月2日に着手することが発表された。2014年度末までに工事を終え、2015年3月末から凍結運転を開始する予定だという。


増田・廃炉カンパニープレジデント、凍土式遮水壁「6月頭着工目指す」~東京電力「中長期ロードマップの進捗」についての記者会見 2014.5.29

記事公開日:2014.5.29取材地: テキスト動画

 2014年5月29日17時30分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見が開かれた。増田尚宏(ますだ なおひろ)CDO(福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント)は、「地下水バイパスの運用開始、ALPSの運転見通し、1-3号機PCV配管からの漏えい個所特定」が大きなトピックスだとした。また、作業環境改善のため、本日29日に給食センター起工式を行ったことを報告した。


福島第一、1号機の汚染水漏えい箇所を特定~東電定例会見 2015.5.28

記事公開日:2014.5.28取材地: テキスト動画

 2014年5月28日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。ロボットによる調査の結果、福島第一原発1号機の格納容器につながる配管の伸縮継手箇所から水が漏えいしていることが記録映像により確認された。


福島第一原発、吉田元所長の調書について「コメントは控える」~東電定例会見 2014.5.23

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 2014年5月23日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。吉田昌郎元福島第一原発所長のヒアリング調書について、「コメントは控える」との見解を示した。


STOP汚染水・海を汚さないで!緊急アクション 2014.5.21

記事公開日:2014.5.21取材地: 動画

 2014年5月21日(水)13時から、福島県いわき市の四倉海岸で、「STOP汚染水・海を汚さないで!緊急アクション」が行われた。


無責任な「地下水バイパス」実施に対する中止要請書の提出 2014.5.20

記事公開日:2014.5.20取材地: 動画

 2014年5月20日(火)、脱原発福島ネットワークが東京電力(株)平送電所を訪ね、東京電力の廣瀬直己代表執行役社長あての「無責任な『地下水バイパス』実施に対する中止要請書」を提出した。


地下水バイパスの運用開始、海洋排水実施へ~東電記者説明会 2014.5.20

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 2014年5月20日(火)18時ごろより、原子力規制庁記者控室にて福島第一原発の地下水バイパス等に関する記者説明会があり、5月21日10時ごろから海洋排水の準備、実施を行うことが発表された。今後一週間程度のサイクルで、くみ上げた地下水の排水を行う見込みであるという。


ALPS処理水貯蔵タンクの配備に遅れ~東電定例会見 2014.5.19

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 2014年5月19日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。汚染水タンク着工遅れエリアがあり、2014年後半から2015年前半にかけて、タンク容量が逼迫することが判明し、新設エリアの検討、2015年度以降のタンク増設計画を具体化する予定であることが報告された。


福島第一原発凍土壁「期限ありきで審査しているのではない」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.16

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 2014年5月16日14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土遮水壁について、事業者側は6月着工を見込んでいるが、規制当局としては規制要求を確認し、「期限ありきで審査しているのではない」との姿勢を示した。


凍土壁に対し「東電が、しっかり答えるのが当然。データで答えてほしい」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.13

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 2014年5月13日14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発の凍土遮水壁について、片山審議官は「規制委・規制庁は規制当局であり、懸念事項について、データで答えることが大事だ」との考えを示した。

 6月にも工事開始を予定している凍土壁について、”特定原子力施設監視・評価検討会”で、「いまだそもそも論的な議論を行っている」と記者から疑念をおびた質問が上がった。片山審議官は、「規制当局としての懸念事項は前もって示しており、事業実施主体の東電が、しっかり答えるのが当然のことだ」と答えた。事業を行うのであれば、「認可しうる規制上の要求に、データで答えてほしい」との考えを示した。


作業員がドクターヘリで緊急搬送~東電定例会見 2014.5.9

記事公開日:2014.5.9取材地: テキスト動画

 2014年5月9日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。作業員がドクターヘリで緊急搬送され、手術をして一命を取りとめたことが報告された。詳しい情報は入っておらず、またプライバシーの理由から、これ以上のことは公表されていない。


福島第一の汚染水問題、止水できなければ凍土壁対策から撤退する可能性も~第21回 特定原子力施設監視・評価検討会 2014.5.2

記事公開日:2014.5.4取材地: テキスト動画

 福島第一原発に建設が予定されている凍土遮水壁をめぐり、5月2日(金)、原子力規制委員会は特定原子力施設監視・評価検討会を開き、凍土遮水壁の安全性などについて、事業者である東京電力らと議論した。

 検討会の冒頭、規制委員会の更田豊志委員は、「凍土遮水壁の問題をきっちりとやりたい」と汚染水対策への意気込みを述べた。また、会では事業者側と規制側との認識の不一致が見られ、議論が紛糾する場面も見られた。