ALPS処理水、タンクに溜め続けるのが「今のスタンス」~「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見 2014.12.25

記事公開日:2014.12.26取材地: テキスト動画

 2014年12月25日18時から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見が開かれた。増田尚宏・福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントは2014年を振り返り、事故発生直後に「野戦病院のような状態」と言っていた発電所の状況が、3日先、3か月先の仕事の流れが読めるようになり、安全安心して仕事のできる作業環境が整ってきたと総括した。


福島第一のトレンチ止水壁、不完全だが一定の効果はあったと評価するも、工事が遅延すれば凍土遮水壁工事にも影響~東京電力記者説明会 2014.11.21

記事公開日:2014.11.21取材地: テキスト

 2014年11月21日(金)19時から原子力規制庁記者控室にて、海水配管トレンチの止水工事やサブドレンピットの状況について記者向けの説明会が行われた。東京電力は「止水は完全ではないが、一定の効果はある」と評価。止水ができなくてもトレンチ水平トンネル部分へグラウド充填を開始することを発表した。


ALPS全機種が実際の汚染水を使用したホット試験の段階に突入~東電定例会見 2014.10.20

記事公開日:2014.10.20取材地: テキスト動画

 2014年10月20日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。高性能ALPSがホット試験を開始し、既存ALPSのA、C系統、増設ALPSのA、B、C系統、高性能ALPSの全てが、実際の汚染水を使用したホット試験の段階に入った。


東電、高性能ALPS他、汚染水処理設備を初公開~東京電力福島第一原発入構取材 第9弾 2014.10.16

記事公開日:2014.10.18取材地: 動画

 東京電力は10月16日、高性能ALPS(アルプス)やモバイル型ストロンチウム除去設備など、福島第一原発から発生した高濃度汚染水から放射性物質を除去するための設備を報道陣に公開した。


7種の水浄化設備で早期の汚染水処理を目指す方針~東電定例会見 2014.10.16

記事公開日:2014.10.16取材地: テキスト動画

 2014年10月16日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。東電は、ALPSだけでなく複数種の汚染水浄化設備を多重的に用い、できるだけ早期に汚染水を浄化、リスク低減する対策を発表した。


福島第一、凍土遮水壁設置予定箇所の埋設物内溜まり水の調査を開始~東電定例会見 2014.10.2

記事公開日:2014.10.2取材地: テキスト動画

 2014年10月2日(木)17時30分から、東京電力にて定例記者会見が開催された。福島第一原発凍土式遮水壁の設置予定箇所にある地下埋設物内の溜まり水の事前調査を3日から行うことを発表した。


柏崎刈羽1号炉、冷温停止維持を前提に30年高経年化評価をすすめる~2014年度 第30回規制委員会 2014.10.1

記事公開日:2014.10.1取材地: テキスト動画

 2014年10月1日(水)10時30分から、原子力規制庁庁舎にて2014年度第30回規制委員会が行われた。東京電力柏崎刈羽原発1号炉について、冷温停止維持を前提に運転30年経過時の高経年化評価を進めることが承認された。


アルプスのフィルタが処理不良、処理後の水に白濁が発生、原因は「調査中」~東電会見 2014.9.29

記事公開日:2014.9.29取材地: テキスト動画

 2014年9月29日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。既存ALPSのB系統でフィルタ処理後の水に白濁が発生。運転を一時停止し、原因を調査する予定だという。A系統では、運転を続行している。


福島第一、トレンチ止水は凍結以外の方法も~原子力規制委員会 更田豊志委員長代理 記者会見 2014.9.24

記事公開日:2014.9.25取材地: テキスト動画

 2014年9月24日(水)14時30分から原子力規制庁庁舎にて、規制委員会定例記者会見が行われた。田中俊一委員長が海外出張のため、更田豊志委員が委員長代理として会見に対応。福島第一原発のトレンチは「止水できなければ凍土壁はお手上げ」であり、「トレンチは汚染水をそのまま固めてしまうという方法も」との代案を示した。


福島第二原発再稼働の是非「国が決めること」~東電会見「中長期ロードマップの進捗状況について(2014年9月分)」 2014.9.25

記事公開日:2014.9.25取材地: テキスト動画

 2014年9月25日18時30分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況について」の記者会見が開かれた。小渕優子経産大臣の視察に関して、「我々にとって有り難い視察だった」「福島第二の再稼働の是非は国が決めること」との見解を示した。


下請け作業者の累積被曝線量管理、元請け任せ~東電定例会見 2014.9.16

記事公開日:2014.9.16取材地: テキスト動画

 2014年9月16日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。1号機建屋カバー撤去、2号機トレンチ凍結止水は進展せず。プライバシーを理由に、緊急搬送された作業者の容態や作業被曝履歴を一切公表しない東電の姿勢に、記者から異議が続出した。


「着実に前進」廃炉に向けた取組み状況を説明 ~東電-小野明・福島第一所長会見 2014.9.11

記事公開日:2014.9.11取材地: テキスト動画

 2014年9月11日18時から、小野明・東京電力福島第一原子力発電所所長による記者会見が開かれた。福島第一原発事故から三年半目にあたり、廃炉に向けた取り組みや汚染水対策状況について説明。今年4月からの廃炉カンパニー設置、プロジェクト管理体制が効を奏し、着実に前進しているとの見解を述べた。


タンク連結弁から高濃度汚染水が滴下漏洩~東電定例記者会見 2014.9.4

記事公開日:2014.9.4取材地: テキスト動画

 2014年9月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。

 G4タンクエリア連結弁から、全ベータ:9.8×10^7 Bq/LのRO濃縮水が漏洩。堰内(せきない)に留まっている。原因は調査中だという。


福島第一原発は「やりがいのある職場環境」なのか――作業者アンケートの実施~東京電力「中長期ロードマップの進捗報告(8月分)」 2014.8.28

記事公開日:2014.8.28取材地: テキスト動画

 2014年8月28日18時から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況に関する記者会見」が開かれた。汚染水対策である増設・高性能ALPS、海水配管トレンチの凍結止水、サブドレン浄化設備といった対策の進捗、作業者アンケートの実施といったトピックスを発表した。


吉田調書、「個人的には手に入れば読みたい」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.8.27

記事公開日:2014.8.27取材地: テキスト動画

 2014年8月27日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。政府が吉田調書を公開する方針を示したことについて、規制委としては改めて規制基準に取り入れる考えはないことを示した。委員長個人としては、「手に入れば読みたい」とコメントした。


増設ALPSの性能試験計画を承認~2014年度 第21回原子力規制委員会 2014.8.27

記事公開日:2014.8.27取材地: テキスト動画

 2014年8月27日(水)10時30分から、2014年度第21回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原発の増設ALPSに関する実施計画の変更認可が承認、認可された。また、規制委と事業者トップとの意見交換会を、10月から月一回のペースで公開で行うことがほぼ了承された。


廃炉・汚染水対策福島評議会(第4回) 2014.8.25

記事公開日:2014.8.25取材地: 動画

 2014年8月25日(月)14時より、福島県郡山市のホテルハマツで、経済産業省と資源エネルギー庁主催による「廃炉・汚染水対策福島評議会(第4回)」が開催された。


地下汚染水の港湾への流出に東電「排水は避けられない」~東電定例会見 2014.8.18

記事公開日:2014.8.18取材地: テキスト動画

 2014年8月18日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。地下汚染水の排水について、東電は「サブドレンくみ上げと海側遮水壁はセットだが、地下水の港湾への放水は避けられない」と判断していることが報告された。高性能ALPSの検証試験を開始し、本設設備とは別に設備を用意することが報告された。


サブドレンくみ上げ地下汚染水、浄化して港湾内に放水する方針~東電定例会見 2014.8.11

記事公開日:2014.8.11取材地: テキスト動画

 2014年8月11日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。地下水の流入による汚染水増加を抑えるための計画の一つであるサブドレンからの地下水くみ上げ、浄化の後に港湾内へ放水する実施計画を申請したことが発表された。


地下汚染水浄化装置の試験運用開始、データ取得後に本格運用、海洋放出の予定~東電定例会見 2014.8.7

記事公開日:2014.8.7取材地: テキスト動画

 2014年8月7日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレンくみ上げ水を浄化し、海洋放水する方針が示された。くみ上げ浄化装置を通した後、タンクに溜めるところまで試験運用を行い、浄化能力を確かめるデータを取った後、改めて実施計画を申請して認可後に海洋放水になる見込みだ。