月別: 2013年9月
無名の新人が17万票を獲得、なぜ「選挙フェス」が成功したのか 〜岩上安身によるインタビュー 第346回 ゲスト による三宅洋平氏 2013.9.11
「祭は命をかけるから燃えるんだとしみじみと感じている」ーー。
こう語るミュージシャンの三宅洋平氏は、先の参議院選挙で緑の党から立候補し、無名の新人でありながらも17万6970票を獲得。快挙に導いた「選挙フェス」という戦略は、大手メディアからも大きな注目を浴びることとなった。11日、岩上安身がインタビューを行い、選挙戦を振り返りながら、三宅氏の今後について聞いた。
【文化】歌手の加藤登紀子氏が参加 「戦争という選択はできない」 〜日本アーティスト有意識者会議(NAU)第8回放送 feat.せんきょCAMP 2013.9.11
三宅洋平の「アーティストが政治を語るNAU」第8回が、9月11日に公開収録イベントとして行われた。第一部は、歌手の加藤登紀子さんをゲストに迎え、学生運動から政治、オリンピックに対する懸念、食から戦争に至るまで話が広がるままに語り合い、第二部では、ドキュメンタリー監督の杉岡太樹さんをゲストに、三宅洋平氏の選挙戦を追いかけたという現在進行中の作品について話を聞いた。
現在に生きる「韜光養晦」(とうこうようかい) 中国の国家戦略とは ~岩上安身によるインタビュー 第345回 ゲスト 天児慧氏 2013.9.11
※全文文字起こしをサポート会員ページに掲載しました(2013年10月21日)
早稲田大学現代中国研究所所長で、『日中対立~習近平の中国をよむ』(ちくま新書、2013.06)、『中華人民共和国史』(岩波新書、2013.08)などの著書がある天児慧氏に岩上安身がインタビューを行った。9月14日(土)に、IWJと香港フェニックスネットが共同配信を行う「日中時事討論会」の開催を控えてのもの。
「脱原発テント」設立から3年目、参加者からは「おめでたいことではない」の声 ~テントひろば3年目 怒りのヒューマンチェーン! 2013.9.11
経産省前の角地に「脱原発テント」が建てられたのが、2011年のまさにこの日である―。
2013年9月11日、経産省前で、「テントひろば3年目 怒りのヒューマンチェーン!」と題した抗議行動が行われた。3年目を迎えるにあたり、原子力行政を担う経済産業省、そして資源エネルギー庁に対し、改めて抗議の意を示す行動だ。
IOC総会での安倍総理の「完全ブロック」発言を受けて、官邸前で抗議行動が行われる ~安倍晋三ほら吹き祭VOL.1 2013.9.11
「日本代表である安倍総理のホラ吹き発言に続いて、私たち国民もホラを吹きましょう」--。
11日、IOC総会での安倍総理の汚染水「完全ブロック」発言は「ホラ」であると指摘する抗議行動が、市民らによって、官邸前で行われた。
「言葉尻を捉えるのではなく、どうすればリスクを克服できるのかもっと前向きに捉えてほしい」 ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2013.9.11
2020年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で、安倍首相が「汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」、「状況はコントロールされている」などの発言をしたことに対し、田中委員長は「言葉の端々をあげつらっても何の意味もない。このようなことを言うことによって、福島県の漁業関係者が不安になり、復興に向けた意欲が絶たれてしまうことが心配。福島の人たちにもっと心を寄せてほしい」と述べ、安倍首相と同じく福島第一原発は、それほど心配しなければいけない状況ではないとの認識を示した。
「評価を行うにあたってあまりに保守的な考え方をすると、事態の捉え方を誤る可能性がある」 ~第22回原子力規制委員会 2013.9.11
平成24年9月6日に、JAEAの東海再処理施設分析所の管理区域外で、放射性物質による汚染が確認された問題について原子力規制委員会は、レベル1(逸脱)というINES評価を下した。配管の腐食によって、放射性物質を含む廃液が漏えいした事象だが、作業員に法令限度を超える被爆がなかったことや、環境に対する影響が少ないことが判断基準。
「公聴会を開催して、もっと被災者の声を聞け!」 ~被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(案)の説明会 2013.9.11
「被災当事者の意見を聞く機会が少なすぎる。被災者に寄り添う姿勢が見えない。閣議決定のためにやっているようで、拙速きわまりない」と、佐藤和良氏(いわき市議)は批判した──。
2013年9月11日(水)15時より、福島市の福島県文化センターで、復興庁による「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(案)の説明会」が行われた。2012年6月、超党派によって議員立法で成立した、原発事故子ども・被災者支援法の策定について、政府は1年以上たって基本方針(案)を公表するに至った。それに関する説明会を、9月11日(福島市)と13日(東京都江東区)に開催。被災者からは、国に対して厳しい意見が相次いだ。
「憲法は守るものではなく守らせるもの」~岩上安身によるインタビュー 第344回 ゲスト 水島朝穂教授 2013.9.10
特集 憲法改正
「改憲対護憲」から「壊憲対立憲」へ――。
早稲田大学教授で憲法学が専門の水島朝穂氏は岩上安身のインタビューに応え、憲法の根幹は「権力者を縛る」という「立憲主義」の考え方にある、と語った。
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟 第2回口頭弁論、追加提訴 2013.9.10
2013年9月10日(火)、福島地方裁判所で、福島原発事故原状回復訴訟の第2回口頭弁論が開かれ、福島原発訴訟原告団は、1000名規模の追加提訴も行った。
「敦賀原発1号機の発電単価は50.8円」独自の試算結果を発表 ~金子勝氏講演会「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」 2013.9.10
「『電力不足キャンペーン』は明らかに破綻したが、燃料費上昇に伴う『原発は安いキャンペーン』がまだ行われている」――。
9月10日、「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」と題する講演会で、慶応大学経済学部教授の金子勝氏はこのように述べ、日本でこれまで連呼され続けてきた、「原発の電気は火力よりも安い」という、政府や電力業界による喧伝に対し、異を唱えた。
「基本方針案は被災者軽視、立法者軽視だ」パブコメ期限、4日後にせまる ~子ども・被災者支援議員連盟緊急総会 2013.9.10
10日、子ども・被災者支援議連は緊急総会を開き、先日、基本方針案を発表した復興庁や関係省庁から担当者を招集。被災当事者や支援者との間で意見交換が行われた。
総理のIOC総会での汚染水ブロック発言、規制庁はお茶を濁す ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.10
10日午前、「第17回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」に出席した四国電力と九州電力から、原子力規制庁は説明を受けたのち、午後2時より定例ブリーフィングを行った。
「大飯原発敷地内に活断層は存在する」 ~渡辺満久東洋大学教授インタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2013.9.3
「評価会合は本質を見失いかけている」――。
関西電力大飯原子力発電所敷地内にある断層について検討を重ねてきた、原子力規制委員会の有識者チームは9月2日、第6回にあたる評価会合で、議論の争点になっていた断層に限っては、「活断層ではない」という方向性を示した。
有識者の一人である渡辺満久東洋大教授は、IWJのインタビューに応え、今回の結果に同意しつつも、評価会合のあり方について幾つかの疑問を投げかけた。
猪瀬知事「心のデフレを取り払って、消費生活を豊かにする」 ~IOC総会 帰国記者会見 2013.9.10
10日(火)、都庁第一庁舎5F大会議場で、IOC総会帰国記者会見が行われた。
猪瀬直樹東京都知事は、「不確実な世界情勢の中で、平和のトップリーダーとして、オールジャパン体制で2020年を最高の大会に仕上げていかなければ」と東京五輪に向けた意気込みを語った。また、「心のデフレを取り払って、消費生活を豊かにする。そういう世界を取り戻したい」と7年後に向けた目標を掲げた。
子ども未来・愛ネットワーク 活動報告会 2013.9.10
2013年9月10日(火)、岡山市のきらめきプラザで、「子ども未来・愛ネットワーク 活動報告会」が行われた。
津田大介氏が進行役となり「現実的な脱原発政策論について考える」 ~第25回ロックの会 2013.9.9
ジャーナリストの津田大介氏が進行役を務め、9月9日19時30分から、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジ UNICEで、25回目のロックの会が行われた。この日のテーマは「自民党政権下における現実的な脱原発政策論について考える」。