「円安・国債安・株安のトリプル安に史上初のホルムズ海峡封鎖で原油価格高騰! ホルムズ海峡の事実上封鎖!──日本は生き残れるのか!」~岩上安身によるインタビュー 第1214回ゲスト エコノミスト 田代秀敏氏(1) 2026.3.9

記事公開日:2026.3.10取材地: テキスト動画独自
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(文・IWJ編集部)

特集 エコノミスト 田代秀敏氏中東
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 2026年3月9日、岩上安身はエコノミスト・田代秀敏氏に緊急インタビューを敢行した。インタビューは3分割し、1本目を、3月10日に初配信した。

 米国とイスラエルによるイランへの奇襲攻撃と、イスラエルによる報復攻撃により、中東情勢が緊迫化している。イランのイスラム革命防衛隊は、3月3日、「この地域(中東)から、1滴の石油も輸出させない」「(ホルムズ海峡を通過する)船は、すべて焼き払う」と、ホルムズ海峡の事実上の封鎖を表明した。

 その後、3月5日にイスラム革命防衛隊は、ホルムズ海峡の通過について、「米国、イスラエル、欧州、その他西側同盟国の船舶に対してのみ封鎖される」と、発表を修正した。

 米国時間の3月8日夜(日本時間9日午前)には、ニューヨークの原油先物市場で、原油価格が一時前週末比30%以上も上昇し、1バレル=119ドルを超えた。

 これに対してトランプ大統領は、「原油相場の短期的な動きは、米国と世界の安全と平和のために支払う代償としては、ごく小さいものだ」などと、原油高騰の値動きを過小評価する発言をしている。

 しかし、衆院選での高市政権・自民党圧勝を受けて、円安・国債安のダブル安だった市場は、イラン情勢を受けて、日本株の株価も下落し、トリプル安となった。

 市場は、積極財政(財政規律を守らない)高市政権に対して、ダブル安、そして、中東からの石油にほぼ全面依存していながら、何の手立ても打たない様子も見て、株安となり、トリプル安となってしまった。

  • 米・イスラエルのイランへの攻撃によって、石油価格は急騰! さらに円安・国債安に加えて株安のトリプル安に! 日本発の金融危機は、世界中に波及する!? 岩上安身は本日、エコノミスト・田代秀敏氏に緊急インタビューを敢行します! インタビューは、なるべく早く、撮りおろし初配信する予定です!(日刊IWJガイド、2026年3月9日)
    会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260309#idx-1
    非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55487#idx-1

 田代氏は、東京株式市場での日経平均株価のグラフ、東京為替市場でのドル・円為替レートのグラフ、日本国債10年物の先物価格のグラフを示し、そのいずれも、週明けの3月9日月曜日の開始時間に、先週末から急落(為替レートは円安=ドル高なので、グラフ上では急騰)していることを解説した。

 ここで岩上安身は、3月6日行われた茂木敏充外務大臣記者会見での、IWJ記者の質問と、茂木外相の回答の映像を流した。

 「石油危機を回避するために、ロシアへの経済制裁を解き、ロシアから石油・天然ガスを輸入する交渉をするという選択肢もあるのではないか?」というIWJ記者の質問に対し、茂木外相は、「私の考えとは異なっている」と答える一方で、茂木外相がどのような考えを持っているかについては、何も明らかにしなかった。

 この映像を見た田代氏は、以下のようにコメントした。

 「もう、たいへんのんきなお話を聞かせていただいた、という感じです。

 さすが、ベテランの政治家だけあって、堂々たる貫禄。

 外務大臣の態度を見ていると、『いや、日本、大丈夫』という気がするんだけど、果たしてそれは、現状をきちんと把握して、認識した上での『自信ある態度』だったのかなと、非常に疑問に思います」。

■全編動画 【1】

  • 日時 2026年3月9日(月)19:00~
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

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