┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~世界で最初の新型コロナ感染者が確認されてからまる1年! 世界の感染者は6654万人、死者は152万人に! 東京都では5日新規感染者最多を更新して584人! 大阪府では重症病床が逼迫、看護師が足りず、吉村洋文知事が自衛隊に派遣を要請!
┠■政府が「GoToトラベル」の来年2021年6月末までの延長と「感染が落ち着いている国・地域」からの小規模分散型パッケージツアー受け入れを決定! かつてない感染拡大時において、さらなる感染拡大を推進する決定に疑問!
┠■金沢で単身赴任中の42歳男性が発熱でPCR検査を希望するも受けられず、死亡後に陽性と判明! 政府はいつまで医学・科学を無視してPCR検査抑制を続けるのか?
┠■米医薬品大手ファイザーとモデルナが開発中の新型コロナワクチン、異例のスピードで緊急使用許可へとまっしぐら! 英政府は早くも来週12月8日からの接種を決定! 一方、多くの国でワクチン接種を望まぬ声が多数を占めるという調査結果が… 国際オリンピック委員会のバッハ会長が五輪参加者に接種を強く要望するも、日本の陸上五輪代表選手たちも「接種したくない」と明言! 拙速なワクチン認可に、高まる「重篤な副反応」の懸念!!
┠■【中継番組表】
┠■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月で、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円のうち、785万円、約58%の不足となっています! このまま1年間続けば3140万円の不足となり、IWJは期末を迎えずにして、倒産してしまいます! 過去に例のない、最大の経済的なピンチです! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
┠■11月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
┠■<本日の再配信>12月4日、大阪地裁が関西電力大飯原発3号機、4号機の原発設置許可取り消し判決! 規制委の新規制基準適合判断は「実際の地震規模が基準地震動を上回る可能性を検討していないので違法」判断! 本日午後8時より、2012年11月13日収録「『メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった』!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授」を再配信します!
┠■<再公開記事紹介>パレスチナ問題のインタビューを続々再公開中です! 安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第890回 ゲスト 「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏 第1弾 2018.7.24
┠■<新記事紹介>菅政権の「火種を消すために家ごと燃やしてしまえ」という手法! 日本学術会議問題で岩上安身の呼びかけに応じた早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学・木下ちがや研究員、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学・上脇博之教授のメッセージ!
┠■<ご意見募集>年末年始の再配信ラインナップ準備中! 皆様の「お気に入り動画」も募集します!
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■はじめに~世界で最初の新型コロナ感染者が確認されてからまる1年! 世界の感染者は6654万人、死者は152万人に! 東京都では5日新規感染者最多を更新して584人! 大阪府では重症病床が逼迫、看護師が足りず、吉村洋文知事が自衛隊に派遣を要請!
おはようございます。IWJ編集部です。
「新型コロナウイルスは存在しない」などという非科学的なプロパガンダをyoutubeで展開して「信者」を集めている大橋眞徳島大学名誉教授が監修した本が編集部に「献本」として送られてきました。
コロナ・パンデミックが本当かどうか疑問がある、という内容の本ですが、そんな疑問がある人は臨床の場に立ち会うべきです。大橋氏は医学博士ではあっても、医師ではありません。死にもの狂いで臨床の場で一人一人の患者を救うべく苦闘する臨床医や看護師らをあざ笑い、ノーマスクの集会を開き、「新型コロナウイルスは存在しない」と断言する。自分は一人の患者を救うこともせず、できもしないのに。
こうした無責任な人物による人心を惑わすプロパガンダによって、意図しようとしまいと、コロナ対策に力を入れようとしない政府を擁護する結果となっています。「現実を見よ!」と我々は強く主張したいと思います。
※本学名誉教授 大橋眞氏の活動に対する苦情について(徳島大学HP、2020年8月27日)
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/22379.html
新型コロナウイルスが確認されてから1年になります。
WHO(世界保健機関)は、2020年1月12日の発表で、中国・武漢で「2019年12月8日から2020年1月2日までに、41例の新型コロナウイルスの症状発症が確認された」と報告しています。この時点では、WHOは「ウイルスが人から人へと容易に感染するという明確な証拠はない」と報告しています。WHOも、新型コロナの危険性や伝染力を見誤っていたわけです。
※Novel Coronavirus – China(WHO、2020年1月12日)
https://www.who.int/csr/don/12-january-2020-novel-coronavirus-china/en/
それからわずか1年で、全世界の感染者数は6654万34人(ジョンズ・ホプキンス大学、米東部時間 12月4日昼12時)、死者は152万8868人(同)にまで増えました。
※CORONAVIRUS RESOURCE CENTER(JHONS HOPKINS UNIVERSITY&MEDICINE)
https://coronavirus.jhu.edu/
5日時点で、日本国内で感染者が多いのは、東京都(4万3377人)、大阪府(2万2197人)、神奈川県(1万3505人)、愛知県(1万1170人)、北海道(9852人)ですが、人口100万人あたり、直近7日間の新規感染者数の推移でみると、1位は大阪府の291.4人、2位は北海道の252.6人、3位は東京都の227.5人、4位は沖縄県の199.6人、5位は愛知県の173.2人となります。北海道は前の週と比べると減少傾向にありますが、他の都府県はいずれも前の週より増えています。特に大阪の状況は深刻です。
※新型コロナウイルス都道府県別感染者数・死者数(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/tokushu?g=cov
※【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移(札幌医科大学)
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html
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■政府が「GoToトラベル」の来年2021年6月末までの延長と「感染が落ち着いている国・地域」からの小規模分散型パッケージツアー受け入れを決定! かつてない感染拡大時において、さらなる感染拡大を推進する決定に疑問!
政府は12月3日の観光戦略実行推進会議で、来年1月末に期限となる「GoToトラベル」事業を6月末まで延長することを決めました。さらにインバウンドについて、感染が落ち着いている国や地域から、来春をめどにビジネストラックに準じた防疫措置を取った上で、小規模分散型パッケージツアーを実施することも、試験的に実施するとのことです。観光戦略実行推進会議は首相官邸で開かれ、菅義偉総理も出席しました。
※観光戦略実行推進会議(首相官邸、2020年12月3日)
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202012/03kanko.html
政府は現在、外国人の日本入国について、シンガポール、韓国、ベトナム、中国との間でビジネス上の短期滞在者については、入国後の14日間の行動制限を一部緩和する「ビジネストラック」の制度を設けていますが、観光目的での入国は受け入れていません。
※国際的な人の往来再開に向けた段階的措置について(外務省、2020年12月4日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
※新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限(外務省、2020年12月4日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
ツアーは来年7月の東京五輪に向けた「実証実験」との位置付けですが、国民を実験用のモルモット扱いするかのごとき人権感覚の希薄さには唖然とさせられます。国内で過去最大の感染爆発が起きている状況下での決定に、強い懸念を覚えざるをえません。
政府はすでに東京五輪を強行し、外国人観光客をほぼノーチェックで受け入れることを明らかにしています。外国人用のチケットは100万枚。東アジアをのぞき、世界中で新型コロナウイルスの感染爆発がとまらないのに、この日本政府の危機感のなさには、呆れ果てるとしか言いようがありません。
※五輪の訪日客、2週間待機免除を検討 交通機関も使用可(朝日新聞デジタル、2020年11月12日)
https://digital.asahi.com/articles/ASNCD3TG2NCDUTFK004.html
■金沢で単身赴任中の42歳男性が発熱でPCR検査を希望するも受けられず、死亡後に陽性と判明! 政府はいつまで医学・科学を無視してPCR検査抑制を続けるのか?
また、PCR検査抑制による痛ましい死亡事件が起こりました。中日新聞によると、亡くなった男性は、金沢大学薬学系准教授の高橋広夫さん。ぜんそくの疾患があったが、42歳の働き盛りで、金沢市内に単身赴任していたといいます。11月16日に強い倦怠感があり、自宅療養中の20日に39度台の発熱。21日に医療機関を受診したところ、インフルエンザの検査は陰性で、薬を処方され、午後には37度まで熱が下がったということです。
同21日、高橋さんは、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を希望しましたが、「かかりつけ医の判断がなければ検査は受けられない」と断られたといいます。ちょうど、21、22、23日と3連休であったため、24日に再び同じ医療機関を受診しましたが、25日の朝から音信不通となり、妻が知人を通じて金沢大学へ連絡、26日に職員が自宅を訪れたが、高橋さんは既に死亡していました。
その後、保健所によるPCR検査で陽性が判明しました。「時すでに遅し」とはこのことです。
※死亡前 コロナ検査断られ 金沢の男性 死後に陽性判明(中日新聞、2020年12月5日)
https://www.chunichi.co.jp/article/165411
石川県のホームページの「感染者847」というナンバーには、「症状・経過」の記述に、死亡後のPCR検査の記述しかなく、高橋准教授が新型コロナウイルスに感染した後の経過はまったく記載されていません。高橋准教授が2回受診したという医療機関は明らかになっていませんが、院内感染の可能性や、感染症対策の不備をただすためにも、一刻も早く明らかにされ、然るべき改善措置をとらせるべきです。
感染者847
(1) 年代:40代
(2) 性別:男性
(3) 居住地:石川県(金沢市)
(4) 症状・経過
11月26日(木曜日)警察から死亡された方の検査依頼があり、PCR検査の結果、陽性と判明
※令和2年11月27日(県内844例目、845例目、846例目)(石川県ホームページ、2020年11月27日)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kansen/coronakennai2011.html
金沢大学のホームページによると、高橋准教授は、生物情報学が専門分野で、活性相関物理化学の研究室を担っていました。コロナ禍の2020年度も、2編の共著論文を発表しています(うち1編は筆頭著者)。
※活性相関物理化学(金沢大学ホームページ、2020年12月6日閲覧)
http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/lab/kassei.html
初めての「コロナの冬」を迎えようとしている日本、また悲劇を繰り返すのでしょうか。
「春の第1波」の際にも女優の岡江久美子さんが経過観察中に容体が急変し、亡くなりました。
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■米医薬品大手ファイザーとモデルナが開発中の新型コロナワクチン、異例のスピードで緊急使用許可へとまっしぐら! 英政府は早くも来週12月8日からの接種を決定! 一方、多くの国でワクチン接種を望まぬ声が多数を占めるという調査結果が… 国際オリンピック委員会のバッハ会長が五輪参加者に接種を強く要望するも、日本の陸上五輪代表選手たちも「接種したくない」と明言! 拙速なワクチン認可に、高まる「重篤な副反応」の懸念!!
パンデミックの最中にも東京五輪開催に前のめりの菅政権ですが、11月に来日した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も「多くの(東京五輪)参加者にできる限りワクチン接種を受けていただきたい」と発言し、ワクチン接種を強く要請しました。
ところが、12月5日、陸上日本選手権を終えた陸上五輪の代表選手3名が記者会見し、コロナワクチンを「受けたくない」との意思を表明したのです。
※コロナワクチン「受けたくない」と新谷 副作用を懸念 陸上五輪代表会見(時事ドットコム、2020年12月6日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120500485&g=spo
報道によれば、女子1万メートルで東京五輪代表の新谷仁美選手は、ずばり「正直受けたくないと思っている」と述べたといいます。女子5000メートルの田中希実選手も、「(コロナ感染予防としては、ワクチン接種よりも)アスリートとして体調管理をするのが一番手っ取り早い」とコメントしましたし、男子1万メートルの相沢晃選手は、「専門家の意見を聞いて考えたい」と述べつつ、安全性に対する懸念をはっきり示しています。
彼らの主張は、ワクチンに対する無知や、「わがまま」から出たものであると批判すべきでしょうか?
そうとは言えません。
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このように、新型コロナワクチンの認可・接種への動きが加速度的に進んでいますが、一方、接種を受ける側の人々の間では、多くの国々で「ワクチンができてもただちに接種したくない」と考えている人々が非常に多いことが明らかになっています。そうした国民の割合は、なんと4割前後にもおよびます!
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こちらは、近日中にアップする記事でお読みください。
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◆中継番組表◆
**2020.12.7 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】13:00~「第1回養鶏業者裏献金疑惑 野党合同ヒアリング ―内容:鶏卵業者による元農林水産大臣への裏献金疑惑、クルーズ船接待、鶏卵事業の基金制度など、農林水産省、法務省」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
養鶏業者裏献金疑惑 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%9b%bb%e5%8a%9b
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【タイムリー再配信 811・IWJ_YouTube Live】20:00~『メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった』!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2012年11月に収録した、岩上安身による渡辺満久東洋大学教授のインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた渡辺満久氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E6%BA%80%E4%B9%85
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/40115
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◆中継番組表◆
**2020.12.8 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 812・IWJ_YouTube Live】20:00~「『新規制基準自体にノーをつきつけた』 高浜原発再稼働禁止の仮処分、何が画期的だったのか~弁護団共同代表の河合弘之弁護士に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第526回 ゲスト 河合弘之弁護士」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2015年4月に収録した、岩上安身による河合弘之弁護士のインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた河合弘之氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b2%b3%e5%90%88%e5%bc%98%e4%b9%8b
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242735
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ホワイトハウスのパーティーでトランプ氏が2024年大統領選出馬を示唆! 1月のバイデン新大統領の就任演説の日にあわせて選挙活動を開始か!? 拡散された動画にはマスクなしで咳をする出席者の姿も!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485830
新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続するという調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表!「ワクチン開発に期待が持てる」!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485833
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■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月で、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円のうち、785万円、約58%の不足となっています! このまま1年間続けば3140万円の不足となり、IWJは期末を迎えずにして、なくなってしまいます! 過去に例のない、最大の経済的なピンチです! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
いつもIWJをご支援・応援していただき、ありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
しかしながら、IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています。
IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJは現在、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって活動しています。今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しでした。
しかし、8月、9月、10月の3ヶ月の合計目標額1350万円に対し、ご寄付・カンパの総額は564万8629円にとどまりました。この3ヶ月で不足となった金額は、785万1371円になります。この不足金額は、目標額の58%に相当します。約6割も不足してしまいました。
仮に第1四半期と同じ不足分が第2~4四半期まで続くなら、3140万円もの不足となってしまいます。もちろん、売り上げ1億円弱の小企業にこんな赤字は借金でも穴埋めできませんから、1年を経ずして、このままではIWJはつぶれてしまいます!
11月のご寄付・カンパは現在集計中ですが、本当にこのままだと、IWJは活動を停止するか、極限にまで縮小するか、どちらかにせざるをえません。
IWJ代表である岩上安身は、IWJの緊縮財政にあわせ、前期、前々期から3期連続で、今期も役員報酬を50%カットし続けています。その上で、現在の財政ピンチに対処するため、今月個人の貯金から400万円をIWJに貸し付けました。岩上安身はこれまでにもIWJに貯金を貸し付けており、その貸付残高は593万円にものぼっています。
岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、IWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。このまま200万、300万というペースで毎月生み出される赤字を、岩上個人の貯金を崩して埋めていくなら、岩上個人の貯金も数か月も数ヶ月を経ずして底を尽き、それがIWJの命運の尽きる日となります。
加えて岩上安身は、11月7日に家の近くの路上で、左足を路面の窪みにとられて転倒。左足を骨折してしまいました。
回復まで2ヶ月はかかるそうです。その間、自宅でも会社でも室内を移動するのにも松葉杖を使い続けることになり、活動範囲が制約されてしまっています。
また、度々ご報告しておりますように、総合病院での睡眠時無呼吸症候群の精密検査の結果、睡眠時にかなりの回数と長い時間、無呼吸状態になり、血中酸素飽和濃度が極端に低くなっていることが判明しております。
通常の人であれば酸素飽和濃度は98~99%であるところ、岩上安身は一番低い時では84という数値を記録しています。
主治医によると、「急性でこんな低い数値が出たら、エベレストの山頂にヘリコプターで連れて行ったようなもので、卒倒してしまう数値です」と言われたそうです。意識があって活動しているのが信じられないくらい、血中の酸素濃度が低いレベルなのです!
これに対処するため、岩上安身は現在、CPAPという鼻から空気を送り込む装置を装着しての治療を開始しています。これほど睡眠が取れていない状態では、体調が悪いのは当然なのですが、そこに加えての転倒、骨折。弱り目に祟り目です。
この体調の報告は、岩上安身が近々行う予定にしておりますが、岩上自身は「必ず、骨折も睡眠時無呼吸症候群も治して、また、バリバリと仕事をしますので、それまで、IWJをお支えください」と、決意を表明しています。
ですが、財務がこのような状況では、岩上安身が健康な身体を取り戻し、自由に動き回れるようになるまで、IWJが活動を継続することはできそうにありません。
それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。
また、先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのためには、LiveUという機器の導入が必要となります。連日お伝えしてきた内容を以下の記事にまとめました。お時間のある時にどうぞお目通しください。
※IWJの財政が本当にピンチです! 10月末は岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことに! 他方、激変する情報環境の中で、生き残りをかけて新機材を導入、全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへのご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします! 2020.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483507
IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援とを、スタッフ一同、皆様に心からお願いする次第です。どうかよろしくお願いいたします!
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、口コミやSNS等でIWJへご支援を呼びかけていただければと思います。11月30日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4224名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!
下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。
※いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告>
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/information/donation
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■10月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
皆様、IWJへのご支援、ありがとうございます! 岩上安身とIWJスタッフ一同、この場をお借りして深くお礼申し上げます。ありがとうございます!
ここに、感謝を込めて11月にご支援くださった方々のお名前を、順次ご紹介させていただきます。
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@Coochan201207 様
K.Y. 様
アベ ユタカ 様
ミヤモト ユキ 様
野島 哲朗 様
ナカジマ カズタカ 様
A.Y. 様
小林 由美 様
S.T. 様
サイトウ ナオコ 様
緒方 浩美 様
カタヤマ ヤスト 様
イワネ ミドリ 様
ナカジマ カズヨ 様
M.R. 様
増見 尚利 様
Y.S. 様
T.K. 様
真下 八十雄 様
チハラ タカフミ 様
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皆様、ありがとうございます! 今後とも、どうぞ、IWJをよろしくお願いいたします!
■<本日の再配信>12月4日、大阪地裁が関西電力大飯原発3号機、4号機の原発設置許可取り消し判決! 規制委の新規制基準適合判断は「実際の地震規模が基準地震動を上回る可能性を検討していないので違法」判断! 本日午後8時より、2012年11月13日収録「『メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった』!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授」を再配信します!
大阪地裁は12月4日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)3号機と4号機について、住民ら130人が国に対して原発設置許可の取り消しを求めた住民訴訟の判決で、住民側の訴えを認めて設置許可を取り消しました。IWJはこの判決後の記者会見と報告集会を生配信しました。
※国相手の大飯原発3・4号運転停止を求める裁判 ~設置変更許可の取り消しを求める~ 判決後の旗出し、記者会見、報告集会 2020.12.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485785
2011年の東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発事故により、日本中の原発が運転を停止しましたが、関西電力は大飯原発3号機と4号機について2011年10月と11月、当時の民主党政権が決めたストレステストの評価を当時の原子力安全・保安院に提出しました。
2012年2月、原子力安全・保安院はこれを妥当とする評価書を発表。これに対して3月、原子力安全委員会がこの審査書を妥当だと確認し、大飯原発3号機と4号機は2012年7月に再稼働しました。
※国際原子力機関(IAEA)によるストレステストに関するレビューミッションオープニング会合 頭撮りのみ 2012.1.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/2717
※第7回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 2012.1.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/2503
※IAEAの調査団長へのぶら下がり会見 2012.1.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/2736
※FPAJ主催 グリーンピースジャパン事務局長・佐藤潤一氏記者会見 2012.2.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/3672
※保安院臨時会見(17:00~) 2012.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/3838
※大飯原発3・4号機の再稼動に待った! 緊急院内集会&国会議員署名提出 2012.2.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/4276
※第1回・発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価検討会 2012.2.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/4360
※大飯原発3・4号機の再稼働を止めよう!3・27政府交渉 2012.3.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/6435
※院内集会「STOP!大飯3・4号機再稼働 インスタント安全基準に、みんなでNO!」 2012.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/8428
※【第39号-42号】岩上安身のIWJ特報!大飯原発再稼働・消費税増税・TPP 野田内閣の歴史的な「暴挙」をめぐって 2012.6.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/64588
※日本外国特派員協会主催 石橋克彦神戸大学教授、渡辺満久東洋大学教授記者会見「大飯原発再稼働:地震で本当に大丈夫?」 2012.6.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21082
※大飯原発1.3号機起動操作時の中央制御室内の現場映像と起動操作立会い後の牧野副大臣へのぶら下がり 2012.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21590
※3号機臨界時の中央制御室内の現場映像と立会い後の牧野副大臣へのぶら下がり 2012.7.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21668
※渡辺満久東洋大教授にきく どうする?大飯原発~隠され続けた断層(破砕帯)問題 2012.7.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21984
2012年に新たに設置された原子力規制委員会は2013年に新規制基準を作成しました。
※新規制基準(原子力規制委員会)
https://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei.html
原子力規制委員会が大飯原発の新規制基準への適合を審査する中、原発の敷地内の破砕帯が活断層かどうかが議論されました。
※大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回2日目) 2012.12.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/47148
※大飯原発3・4号機で初の評価会合 島崎委員、「6月の報告では遅すぎる」 熊川断層を含む3連動の再試算を早期に要求 ~第1回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合 2013.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/74876
※【IWJブログ】新規制基準の問題点とは何か? ~「5年猶予問題」について考える緊急クロストーク 2013.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/75239
※規制委員会、大飯原発3・4号機現地調査 ~第11回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合 2013.6.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/84212
※「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」 原子力規制委、大飯原発稼働継続をおおむね容認 ~第13回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合 2013.6.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/86007
※「有識者会合で議論したい」-規制委調査団、建屋南側の新たなトレンチを入念に調査 ~大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合による現地調査(第3回1日目) 2013.7.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/93388
※大飯原発有識者会合、「活断層か否か」で意見割れるも、大手メディアは「『活断層ではない』で見解一致」と一斉報道 ――規制庁は報道を否定 「メディアの先走り」を疑問視する声も 2013.9.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/99515
※「大飯原発敷地内に活断層は存在する」 ~渡辺満久東洋大学教授インタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2013.9.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/99778
※「武村式を適用すると地震動は4.7倍に跳ね上がり、格納容器も破壊され大破局に」 ~大飯原発裁判 交流会 2014.2.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/123904
※「規制委の議論と結論は納得できない!」大飯原発は基準地震動を上回る可能性が!? ~前原子力規制委員会委員長代理 島崎邦彦氏 記者会見 2016.7.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/317534
大飯原発3号機、4号機は2013年9月に定期検査のため運転を停止。さらに2014年5月21日には、福井地裁が住民訴訟で運転差し止めの判決を言い渡しました。
※「真っ正面から受け止めてくれた」福井地裁の画期的な判決を高評価~大飯原発3、4号機差し止め訴訟判決記者会見 2014.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/141024
※【岩上安身のツイ録】大飯原発差し止め訴訟判決結果をうけての記者会見 2014.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/141224
しかし、2018年7月には控訴審で名古屋高裁金沢支部が運転差し止めを取り消しました。この間、2017年5月に原子力規制委員会は、大飯原発3号機、4号機に対して新規制基準適合審査の合格を決定しました。大飯原発3号機は今年7月から、4号機は今年11月から定期検査のため運転を停止しています。
※大飯発電所3号機の定期検査開始について(関西電力、2020年7月17日)
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2020/0717_3j.html
※大飯発電所4号機の定期検査開始について(関西電力、2020年10月30日)
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2020/1030_2j.html#:~:text=%E5%A4%A7%E9%A3%AF%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%EF%BC%94%E5%8F%B7%E6%A9%9F%EF%BC%88%E5%8A%A0%E5%9C%A7%E6%B0%B4%E5%9E%8B%E8%BB%BD%E6%B0%B4%E7%82%89%20%E5%AE%9A%E6%A0%BC%E9%9B%BB%E6%B0%97,%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%82%92%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
4日の大阪地裁の判決は、規制委が新規制基準に適合すると判断したことについて、関電が算出した耐震設計の目安になる基準地震動の値に「看過し難い過誤、欠落がある」と指摘。「実際の地震規模が基準地震動を上回る可能性」について、規制委が検討しなかったことを「違法」だと判断しました。
※大阪地裁判決の要旨(日本経済新聞、2020年12月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67045460U0A201C2CC1000
そこで、本日午後8時より、2012年11月13日に収録した、岩上安身による東洋大学渡辺満久教授インタビューを、冒頭のみオープンで、その後は会員限定で再配信いたします。
渡辺教授は変動地形学の専門家で、原子力規制委員会から、有識者として、大飯原発直下にある破砕帯の調査メンバーに選ばれました。「メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった」と語る渡辺教授は、大飯原発だけでなく、全国各地の原発敷地内に存在するといわれる活断層について、その危険性を指摘しています。
ぜひ、本日の再配信をご視聴ください!
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【タイムリー再配信 811・IWJ_YouTube Live】20:00~
「メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった」!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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■<再公開記事紹介>パレスチナ問題のインタビューを続々再公開中です! 安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第890回 ゲスト 「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏 第1弾 2018.7.24
IWJでは、12月3日から連日、岩上安身による中東・パレスチナ問題に関するインタビューの再公開を先行的に進めています。
その背景として、米国大統領就任が確実になったバイデン氏の中東政策が、日本の安全保障に重大な意味を持つことは、自衛隊の中東派遣の例からも明らかだからです。
イスラエルの代表的メディア、ハアレツ(Haaretz)は、バイデン氏が、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和安全に共存する「二国家解決」を支持し、イスラエルのパレスチナ入植に反対する一方で、トランプ大統領がエルサレムに移した米国大使館をテルアビブに戻す意思はない、と断言したと伝えています。果たして、バイデン氏は中東政策をどう進めるのでしょうか? 詳しくは、IWJがハアレツの記事を仮訳した下記を御覧ください。
※米大統領選バイデン氏勝利を見通し、イスラエル紙ハアレツが分析記事を掲載! IWJが仮訳!! バイデンはイスラエルのパレスチナ入植に反対だが大使館はテルアビブに戻さない!? イラン核合意には復帰するだろう!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484544
中東情勢における最重要ファクターの一つが、イスラエルとパレスチナの問題であることは言うまでもありません。しかし、その歴史を知らなければ、バイデン政権の政策の意味を正確にとらえることはできません。
こうした観点にもとづいて、今回、インタビューの再公開を進めています。
岩上安身は、これまでさまざまな専門家に、パレスチナ問題に関してインタビューを重ねてきました。現在、IWJのサイト上の大がかりな整理作業の影響で、それらのコンテンツの一部が閲覧できない状態となっていますが、重要性に鑑み、東京経済大学 早尾貴紀准教授、および「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏等へのインタビューを順次、先行して再公開していきます。
第1弾として、2018年1月25日に行った早尾准教授へのインタビューを再公開しました。
※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第1弾!】パレスチナ問題の原点であるイスラエルによる「民族浄化」の真実を暴く!~岩上安身によるインタビュー 第842回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.1.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410412
第2弾として、2018年4月14日に行った早尾准教授へのインタビューを再公開いたしました。
※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.4.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418096
早尾准教授への岩上安身によるインタビューは、第3弾、第4弾と続きます。順次再公開しますので、ご期待ください!
そして今回、2018年7月24日に行った、役重善洋氏へのインタビュー第1弾を再公開しました。役重氏へのインタビューも第5弾まで続きます。こちらもご期待ください。
役重氏へのインタビュー第1弾を行った2018年は、5月に米国がイラン核合意から離脱し、在イスラエル米大使館がエルサレムに移転するなど、特にトランプ米政権の誕生以降の、米国外交の極端な「イスラエルびいき」が際立った年でした。
同時期、米国のトランプ政権に擁護されていることで調子づいたイスラエルは、パレスチナ自治地区のガザで、抗議デモをおこなうパレスチナ人に対して激しい弾圧を加えました。
イスラエルはパレスチナ人に容赦ない攻撃を加え、米国はそんなイスラエルを国際社会からの批判もお構いなしに擁護。そして米国とイスラエルは共に、イスラム社会に対して激しい敵意を向けたのです。
イスラエルとパレスチナをめぐり、国際社会でこうした険悪な事態が発生し続ける理由は何でしょうか?
その「謎」を解くキーワードの一つが、非ユダヤ教徒による、特にキリスト教徒によるシオニズムを指す「ジェンタイル・シオニズム」という言葉です。「ジェンタイル」とは「異邦人」を意味します。
岩上安身は、このジェンタイル・シオニズムに関わる問題に焦点をあて、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員で、「パレスチナの平和を考える会」事務局長を務める役重善洋(やくしげ・よしひろ)氏にインタビューをおこないました。
キリスト教徒によるシオニズムというのであれば、「キリスト教シオニズム」とか、「クリスチャン・シオニズム」という言葉を用いた方がわかりやすい気もします。事実、「キリスト教シオニズム」「クリスチャン・シオニズム」という用語はあります。
しかし、役重氏によれば、「ジェンタイル」といった場合、それは必ずしもキリスト教徒を指すとは限りません。そして役重氏は、ユダヤ教徒でもキリスト教徒でもない「ジェンタイル・シオニスト」の一例として、なんと安倍晋三総理(当時)を挙げたのです!
いったいどういうことでしょうか?
また、インタビュー5日前の2018年7月19日に、イスラエル国会で新設・可決された、憲法と同等に位置付けられる基本法「国民国家法」。これが「ナチスの跡を追う!?」ものであると指摘されました。それは、なぜでしょうか!?
現在の中東問題の根底に潜む、さまざまな「謎」を解き明かす、役重氏へのインタビューを、ぜひ御覧ください!
※安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第890回 ゲスト 「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏 第1弾 2018.7.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428159
■<新記事紹介>菅政権の「火種を消すために家ごと燃やしてしまえ」という手法! 日本学術会議問題で岩上安身の呼びかけに応じた早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学・木下ちがや研究員、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学・上脇博之教授のメッセージ!
菅総理による日本学術会議新規会員への人事介入の件は、学問の独立性の侵害、任命権の解釈の恣意性が問題とされるうえ、憲法違反の声をはじめとして、各界からの批判が治まる気配はありません。
任命拒否された6人は、軍事研究解禁に反対するのではないかと、菅政権に判断され、任命が拒否された疑いがあります。
岩上安身による日本学術会議トップの関係者に対する取材によれば、現在、日本学術会議内部では、軍事研究解禁賛成派と反対派のバランスがギリギリのところに差し掛かっています。この6人を任命しないことで、賛成派が反対派を上回ることになる可能性が高いため、周到に準備した上で、任命を拒否した可能性があります。
岩上安身は、この件を喫緊の重要問題として、各界の学者・研究者にメッセージをお願いしました。今回は、早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学国際平和研究所研究員・木下ちがや氏、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学法学部・上脇博之教授からメッセージをいただきました。以下に、お寄せいただいたメッセージを紹介します。
下記記事で、ぜひ各氏のメッセージを御覧ください!
※菅政権の「火種を消すために家ごと燃やしてしまえ」という手法! 日本学術会議問題で岩上安身の呼びかけに応じた早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学・木下ちがや研究員、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学・上脇博之教授のメッセージ!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485925
■<ご意見募集>年末年始の再配信ラインナップ準備中! 皆様の「お気に入り動画」も募集します!
現在IWJでは、年末年始の再配信ラインナップの検討を進めています。日本の年末年始といえば大きながない静かな日々となるうえ、さらに今年はコロナ禍もあって外出しにくくなることが確実です。
しかし、IWJでは豊富なコンテンツを駆使して、皆様に決して退屈しない年末年始をお過ごしいただきたいと考えています!
そこで、今回はIWJ会員の皆様、日刊IWJガイドの読者の皆様から「お薦め」や「お気に入り」の動画を募集することになりました。これまでIWJがお贈りしてきた動画コンテンツの中で、印象深いものや思い出に残っているもの、あるいは「深刻な危機感を覚えた」もの、または皆様がIWJを知ったきっかけになったものなど、「ほかの人たちにも観てほしい!」と思う動画を募集します。
「これ!」と思うものがある方は、動画の名前や記事のURLを記載して、以下の投稿先メールアドレスへお送りください。お薦めいただく動画の数に制限はありませんので、1個でも10個でも、ご自由にご記載ください!
皆様から頂戴したご意見は、IWJ編集部で集計のうえ、年末年始の再配信ラインナップ候補として活用させていただきます。ご協力をよろしくお願いいたします!
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ご意見投稿先
メールアドレス: office@iwj.co.jp
件名は「年末年始お薦め動画」としてください。
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それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201207
IWJ編集部(岩上安身、辻部亮子、城石裕幸、中村尚貴、六反田千恵)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】