新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続するという調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表!「ワクチン開発に期待が持てる」! 2020.12.4

記事公開日:2020.12.5 テキスト
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(文:尾内達也 記事構成:IWJ編集部 文責:岩上安身)

 横浜市立大学の山中竹春教授をリーダーとする「抗体検査プロジェクト」チームが、感染後半年後も新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」を98%の人が保有していたことがわかった。

 新型コロナウイルスの抗体は数ヶ月で消えるとの研究もあったが、山中教授の報告は、それをひっくり返すものとなる。しかし、一方で「集団免疫の獲得」を目指した、積極的なコロナ対策をうたなかったスウェーデンは深刻なコロナ禍に見舞われている。人々が感染し、抗体をもつことで集団として克服してゆく、というシナリオは座礁したかに思われる。個々の研究の検証は、まだ今後にかかっているようである。

▲Covid-19イメージ(米国疾病対策予防センターCDCより)

記事目次

山中竹春教授による今回の研究では、新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」が半年後98%の人に残っていたことが確認された!半年後も同一人物で調査し、高い精度を持つと評価される

 横浜市立大学の山中竹春教授をリーダーとする「抗体検査プロジェクト」チームが、新型コロナウイルスに感染した376人(平均年齢49歳、男女比1:1)を感染後半年後に調査した結果、新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」を98%の人が保有していたことがわかった。

 6か月後の中和抗体の保有率は、無症状・軽症の人で97%、中等症・重症の人で100%で、全体として98%の人が保有していたという。

 山中教授は、横浜市立大学医学部臨床統計学の教授である。

  • 教授挨拶(横浜市立大学、2020年12月4日閲覧)

 山中教授によると、新型コロナウイルスに感染した場合、たくさんの種類の抗体ができるが、ウイルスをブロックできる「中和抗体」と呼ばれる抗体が免疫上は重要になり、今回の抗体調査で、この「中和抗体」のすべてではないが、その一部をデータから特定できたという。

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