皆様、いつもIWJへの温かいご支援、本当にありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心から感謝いたします。
IWJは生き残りをかけて視聴者の利便性と財政基盤の安定化を目指して全チャンネルをYouTubeでの配信に移行します! IWJはインターネットメディアとして、新技術をいち早く導入して国会前デモの生中継や現場からの生配信を実現してきました。
しかし、Live Shellをつかった生配信は、画像の質でも視聴の利便性でももはやYouTube Liveに遅れを取ってしまっています。IWJが時代にキャッチアップし、生配信をYouTube Liveに切り替えるためには新規機材の導入費用が必要です。
コロナ禍による財政悪化を乗り切るためにも、改革を断行するIWJに会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします! 10月のご寄付・カンパは目標額の12%にとどまっています! IWJの活動維持のためにもぜひ、ご支援をお願いいたします!
IWJは全配信チャンネルをYouTubeへ移行します
IWJでは現在、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。
IWJは設立当初、Ustreamというライブストリーミングのプラットフォームを利用して番組の中継配信を行っていましたが、現在は「岩上安身によるインタビュー」と、録画配信や再配信をYouTubeで配信しています。また、その他のシンポジウムや記者会見、集会やデモなどの生中継は、ツイキャスを使っています。
YouTubeへの移行で、IWJの財政的な基盤を固め、財政的な自立を目指します。
YouTubeは現在、世界的に見ても動画配信サービスの中で圧倒的に利用者が多く、高画質での配信が可能で、視聴者が増えれば収益が得られるというメリットがあります。
特定の資本やスポンサーからの影響を受けず、真の独立メディアとして権力の監視というジャーナリズム本来の使命を忠実にまっとうしようとするIWJにとって、財政的な自立は避けられない課題の一つです。
「ユーチューバー」と呼ばれる職業が存在できるほどに発展したYouTubeは、IWJの財政的な基盤を固める上でも重要です。IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」の登録者数は、10月24日現在、5万2000人を超えましたが、その時点から伸び悩んでいます。まだまだ大きな収益にまではなっていませんが、総視聴回数は過去28日間で61万回と、60%伸びており、少しずつ収益も増加傾向にあります。
IWJとしては、生配信を含めたすべての中継をYouTubeでの配信に切り替えたいのですが、YouTubeは、比較的大きな容量の安定した通信環境が必要となります。
現在、IWJはUstream時代から使い続けているLive Shellという配信装置と、市販の一般的なポケットWi-Fiで中継を行なっているため、YouTubeの大きな容量には耐えられません。これまでも何度かこの組み合わせでYouTube Live配信に挑戦してみましたが、途中で中継が途切れてしまうというアクシデントに見舞われて失敗してきました。
IWJはインディペンデントな市民ネットメディアとしての生き残りをかけています。
現在、権力べったりの政治的偏向著しい洗脳報道を手がける資金力豊富な右派メディアや、権力と癒着した記者クラブメディアの一部が、半分は娯楽を手がけ、残った片手でネットの動画配信に参入してきています。排他的な記者クラブの特権を手放すどころか、菅政権となってからさらに癒着がはなはだしくなる一方の既存大手メディアの偏向報道ぶりは皆様もよくご存知のことと思います。
IWJとしては、権力監視を怠らない、あらゆる政治的党派から独立した、インディペンデントな市民ネットメディアとしての生き残りをかけて、今後すべての中継、配信をYouTubeに移行する必要性を強く感じています。
全ての配信を視聴者数の圧倒的に多いYouTubeで行うことができるようになれば、より多くの人々へIWJの存在価値をアピールできることになります。権力におもねる御用メディアのたれ流す濁流の洪水の如きプロパガンダに対抗する一筋の清流となりうると確信しています。
またIWJのYouTubeチャンネルへの登録者が増え、再生回数が増えれば収益の増加が見込まれ、IWJの経営の安定化にもつながるという期待もあります。
なお、利用者の方々にとっても、YouTubeへ移行することよってIWJの配信を、これまでより高画質で御覧いただけるようになるほか、視聴者の側で画質を選んだり字幕を表示したり動画を保存するといった、YouTube独自の様々な機能を利用することができるようになります。ユーザーの皆様にとっても、様々なメリットがあります。
新機材導入にはおよそ250万円もの設備投資が必要です。
しかし、これまでツイキャスで行っていた記者会見場や集会場、屋外などの「現場」からの生中継、生配信をYouTube Liveで行うためには、複数のネット回線を束ねて容量の大きな帯域を確保しながらカメラからの画像データをYouTubeに送る「LiveU」という新たな機材が必要となります。
この機材の導入には、最も安い物でも1セットで約40~50万円かかります。すべての配信をYouTubeで行うためには、1日の配信の数だけ、この機材を導入しなければなりません。現在のIWJの中継規模を維持するには、東京だけでも少なくとも4台から5台のLiveUが必要になります。また沖縄や関西、福島など、重要なニュースの多い地方からの中継のためにも導入が必要になると思われます。
つまり、およそ250万円もの設備投資にもなりますが、ここで技術革新についていかなければ、ジリ貧になるばかりです。IWJの存続を賭けたチャレンジをどうぞご理解ください。
先日、このLiveUのデモ機が編集部に届き、テストを行なった後、25日の中継で実際に使ってみました。この日の取材現場は日比谷図書館地下大ホールという、電波状況の厳しい地下だったにも関わらず、安定して中継を行うことができました。アーカイブを公開していますので、ぜひ御覧ください。
IWJは政治的に権力におもねらず大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせた柔軟な改革にも、敏感に果断に対応していきたいと考えています。どうか、IWJのこうした取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
IWJは880万円のマイナス財政、岩上安身は私財400万円の投入を決意!! どうぞぜひご支援ください!
IWJの第11期は8月1日からスタートして2か月半が過ぎました。しかしながら、8月のカンパ総額は月間目標額の36%にしか届かず、9月は月間目標額の26%の達成率にとどまっています。
この結果、10月の月間目標額は9月の不足分が加算された995万3340円となりました。しかし10月1日から27日までのご寄付・カンパの総額は114万8969円であり、目標額の約12%という達成率にとどまっています。
9月は8月よりも達成率が大きく低下してしまいましたが、10月もこのままではさらに低い達成率となってしまいます。今月はキャッシュフローが足りず、岩上安身個人から目前の固定費の支払いを乗り切るために400万円をIWJが借り入れることとなりそうです。言うまでもなく、岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、地を這いつくばるように生きてきた一介のジャーナリストに過ぎず、岩上安身にIWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。
このままでは、IWJは秋以降、これまでのような活発な活動を継続することはできそうにありません。
それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
皆様と一緒に私たちもコロナ危機を何としても乗りきりたいと思います! 同時に日本が対米追従一本槍で、覇権をかけた米中対立のための、代理戦争の鉄砲玉にされるのを黙って指をくわえて見ているわけにはいきません!
強まる言論と報道への統制、あるいは菅政権による日本学術会議の6名の任命拒否という違憲・違法の動きの裏にも、軍事研究を解禁し日本を米国の従属国のまま軍事国家化してゆくという強い意志が存在します。1つ1つの事件の背景にあるこうした「俯瞰的視点」を持ちあわせていることも、IWJの特色であると自負しています!
ぜひ、会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!
また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、SNS等を使って、IWJの良い点、優れた点を、口コミでお知らせいただければと思います。10月13日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4256名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!
下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。