記事一覧(公開日時順)

1号貯水槽からも新たに汚染水漏洩を確認―原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: 動画

 東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れ問題で、原子力規制庁は9日、最初に汚染水漏れを確認した2号貯水槽から、汚染水を移送している1号貯水槽でも汚染水漏れを確認したことを発表した。そのため、東電は同日午後、移送作業を停止。漏洩の原因は分かっておらず、原因解明の調査をしている。


菅直人元首相、5年猶予を糾弾「ブレーキが故障していても一ヶ月後に直るなら走らせると言うのか」―国会エネルギー調査会(準備会) 原発「新安全基準」の策定状況等を再検証 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: テキスト動画

 「ブレーキが故障していても一ヶ月後に直るなら走らせると言うのか」。

 菅直人元首相は、2013年4月9日に行われた「国会エネルギー調査会(準備会) 原発『新安全基準』の策定状況等を再検証」で、「原発新規制基準」の厳格適用まで5年間の猶予を持たせたまま再稼働を許可する規制委員会の方針に対し、このように批判した。


みんなの党と民主党、「脱原発法案」提出へ―院内集会「脱原発法の審議を求める集い」 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: 動画

 今年3月11日、福島第一原発事故から2年目に、「脱原発基本法案」が参議院に提出された。生活の党、みどりの風、社民党の3党共同によるもの。しかしその後、国会で審議されることもなく、進展は全く見えない。院内集会を主催した脱原発法制定全国ネットワークの只野靖弁護士は、「官僚や原子力村は法律に基づいて行政を行う。行政を変えるのは立法府。国会で、法案の審議を進めて欲しい」と、参加した国会議員に向けて強く呼びかけた。


排外差別デモで問われるべき罪とは? 「被害者は告訴も可能」 ~自民党改憲案についての鼎談 第5弾 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正前夜

※3月13日テキストを追加しました!

 2013年4月9日、都内で行われた自民党の憲法改正案についての鼎談の第5弾では、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のヘイトスピーチ(差別的発言)デモをめぐって、法的な視点から議論が交わされた。

 東京の新大久保や大阪の鶴橋などで展開されている、在日コリアンが対象の排外デモは、事態が深刻さを増しているのに警察の対応は十分ではない、というのが、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士、岩上安身の共通見解だ。

 この鼎談から1年半近くが経過した2014年9月26日。外国人特派員協会での記者会見で、松島みどり法務大臣(当時)が口にした、「個人や団体を特定した行動でないと、そういう形(取り締りなど)は、なかなか難しい」との言葉が象徴するように、今の日本の法律では、名誉棄損罪や侮辱罪でヘイトスピーカーに罪を問うことは難しいのか──。


「TPP交渉はほとんど終わっている」―第20回 ロックの会 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: 動画独自

 2013年4月9日(水)、東京・渋谷区恵比寿代官山ユナイスで、「第20回 ロックの会」が行われた。岩井俊二氏がオーガナイザーとなり、東京大学名誉教授村井俊治氏(むらい・しゅんじ)が地震予想を、揺れ動く日本の環境問題を武田邦彦氏らが語り、TPPについて、孫崎享氏が熱く現状を訴えた。


第1回 鈴木邦男シンポジウム in 札幌時計台「『日本の分』について考える」 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: 動画

 2013年4月9日(火)18時から、北海道札幌市の札幌時計台ホールで、「第1回 鈴木邦男シンポジウム in 札幌時計台「『日本の分』について考える」」が行われた。


東京電力 臨時記者会見 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: テキスト動画

 2013年4月9日(火)、東京電力本社で、『福島第一原子力発電所における地下貯水槽の状況について』臨時記者会見(14:30、3:20’)が行われた。

 福島第一原子力発電所敷地内に設置した地下貯水槽からの汚染水漏洩についての続報。漏洩が検知された貯水槽No.2の汚染水を移送している貯水槽No.1からも漏洩が検知された。


緊張高まる東アジア 戦争は想定外「そういうシビアなことを想定すると核施設なんてできない」と専門家指摘―緊急クロストーク 新規制基準「5年猶予問題」とは? 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: テキスト動画独自

 8日、社民党の福島みずほ党首と元東芝・原発設計技術者である後藤政志氏、FoEJapanの満田夏花氏、そして岩上安身の4人が緊急会談を行い、原子力規制委員会の進める「5年猶予」などについて厳しい批判を展開した。


「なぜこんなワクチンを接種させるのか」接種中止を求める訴え~全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会による記者会見 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: テキスト動画

特集 子宮頸がんワクチン
※ 全文文字起こしを会員ページに掲載しました

 4月8日15時から、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会による記者会見が厚生労働省で行われ、ヒトパピローマウイルスワクチン(以下HPVワクチン)被害の現状報告と、厚労省に提出した要請書・嘆願書が読み上げられた。会見にはHPVワクチン被害者の両親も駆けつけ、実際に今起きている被害についても報告がなされ、高熱等の重篤な症状が出ているにも関わらず、医療機関がそれを軽視し、内診すらしてもらえなかったこと、歩行障害が出る中、病院をたらい回しにされたことなどが明らかになった。


副作用のあるワクチン、見解示さず~子宮頸がん検診施策評価委員による記者会見 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: テキスト動画

特集 子宮頸がんワクチン
※ 会員ページに全文文字起こしを掲載しました

 4月8日14時から、全国主要都市の子宮頸がん予防対策実態調査評価が初めて発表された。厚生労働省で行われた記者会見でのNPO法人子宮頸がんを考える市民の会らによる説明では、副反応が問題視されているヒトパピローマウイルスワクチン(以下HPVワクチン)について、任意接種の自治体があったため、今回は評価対象にしておらず、検診のみの評価であるとした。


生活の党・小沢代表 自民党の改憲案を批判「自民党は9条を変えようとしているだけ」 ~生活の党 小沢一郎代表 記者会見 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: 動画

 小沢氏は4日の記者会見で、自民党の憲法草案について記者から聞かれると、「自民党の改正草案を見たところ、9条以外について見るところはない」「96条の手続き部分だけを先行するのは非常に邪道」と批判した。参院選の候補者選びなどを決定するメドについては、「連休後は、実質、選挙戦が始まってしまう」と連休前の決定を予定しているとした。

 また、政府が4月28日に開く「主権回復の日」式典への出欠については「まだ何も決めていない、党への出席要請もなさそうだ」と話し、検討中であるとした。玉城デニー氏が沖縄出身の議員ということもあり、多々問題があるとし、党として個々の対応を取ることに決定した。


【第81号】 ― 岩上安身のIWJ特報!IWJルポルタージュ「『射殺せよ!』と叫ぶデモが吹き荒れたあとの街で」(後編) 2013.4.7

記事公開日:2013.4.8 テキスト独自

 前編の発行から約一ヶ月。

 この間、新大久保や大阪・鶴橋で行われている差別・排外デモへの関心はますます高まっている。永田町では、民主党・有田芳生議員の呼びかけによって、この問題を扱った院内集会が開かれた。有田議員は、差別デモについて、「新大久保、鶴橋で行われたシュプレヒコールやプラカ―ドなどは、表現の自由から一線を超えている」と、問題視。「法務委員会に所属する参議院議員として、国会でも発信していく」と、この問題に取り組んでいく意気込みを示した。


東京電力 記者会見 2013.4.8

記事公開日:2013.4.8取材地: テキスト動画

 2013年4月8日(月)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30~、2:06′)が行われた。

 地下貯水槽からの漏洩に関する質問が続いた。漏洩量を最大120トンと見積もったが、検討時点での目安であり、実際の漏洩量は今後も調査を継続する方針。しかし、大量に漏れているとすると水位の挙動が説明できないため、漏洩量はもっと少ないと考えている。


東京電力 臨時記者会見 2013.4.7

記事公開日:2013.4.7 テキスト動画

 2013年4月7日(日)東京電力本社で『福島第一原子力発電所における地下貯水槽の状況について』臨時記者会見(18:00~、2:20′)が行われた。

 福島第一原子力発電所敷地内に設置した地下貯水槽からの汚染水漏洩についての続報。漏洩の原因の可能性の一つとして、漏洩検知孔の貫通部分から漏洩するケースを説明した。


第3回 脱原発サミットin茨城 (落合恵子氏・田中三彦氏・村上達也東海村村長) 2013.4.7

記事公開日:2013.4.7取材地: テキスト動画

 2013年4月7日(日)13時から、茨城県東海村の東海文化センターで、「第3回 脱原発サミットin茨城 ~私たちが択びたいのは笑顔のある未来~」が行われた。第3回目となった今回のサミットでは、原子力ムラの問題点、参院選を控え、脱原発へ向けて団結する必要性が語られた。


政府TPP首席交渉官 「日本は『国として』一丸となって交渉に臨むべき」 TPP政府対策本部が本格始動 2013.4.5

記事公開日:2013.4.7 テキスト

特集 TPP問題

 「内容については申し上げられないが、日本は非常に厳しい事前交渉のさなかにある」。4月5日夕、甘利明経済再生兼TPP担当相は、内閣府でTPP政府対策本部の看板かけ後に行われたぶら下がりで、記者団に対し語った。安倍政権は、7月に開かれる可能性がある交渉会合への参加を目指し、米国など参加国との事前協議を進めている。意気込みを問われた甘利大臣は、「タフな交渉になると思う。まずは日本の国益をしっかり踏まえ、日本の国益が、参加国すべての国益だという理解をしっかり届ける。すべての参加国がウィンウィンとなるような仕上がりに向けて、最大限取り組んでいきたい」と語った。


4・7 反核!PEACE DEMO in 六ヶ所 2013.4.7

記事公開日:2013.4.7取材地: 動画

 2013年4月7日(日)12時より、青森県六ヶ所村で「4・7 反核!PEACE DEMO in 六ヶ所」が行われた。主催は、みらいアクション青森で、六ヶ所村尾駮スワニー前に集合し、村役場前までをデモ行進した。あいにくの大雨にもかかわらず、参加者達は太鼓の力強いリズムにのり、「核のゴミ捨て場にするな」「再処理をやめろ」などとシュプレヒコールを挙げた。


六ヶ所 再処理工場門前抗議行動 2013.4.7

記事公開日:2013.4.7取材地: 動画

 2013年4月7日(日)10時30分より、青森県六ヶ所村で「第28回4・9反核燃の日 再処理工場門前抗議行動」が行われた。主催は、第28回4・9反核燃の日全国集会実行委員会。4月9日は、1985年に青森県が初めて核廃棄物を受け入れた日として、記念日とされている。プレアクションとして六ヶ所再処理工場門前では、大雨のなか集会が開かれ、参加者達は「再処理工場反対」などのシュプレヒコールを挙げた。


東京電力 臨時記者会見(10:00) 2013.4.7

記事公開日:2013.4.7取材地: 動画

 2013年4月7日(日)東京電力本社で『福島第一原子力発電所における地下貯水槽の状況について』臨時記者会見(10:00~、2:58′)が行われた。

 福島第一原子力発電所敷地内に設置した地下貯水槽からの汚染水漏洩についての続報。地下貯水槽No.2に残っている汚染水を貯水槽No.1に移送しているが、平行して貯水槽No.6へも移送する。そのことにより、汚染水の移送に要する日数が5.3日→3.1日へと短縮できると発表した。

 また、今回の漏洩を鑑み、貯水槽No.3についても検査したところ、僅かな漏洩の可能性が確認されたと発表した。


岩上安身「在特会はオウムにも似ている」 『水晶の夜』再びか。新大久保の今 ~緊急特番 新大久保で今、何が起きているか~「殺せ」と叫ぶ排外デモと、「仲良くしようぜ」というカウンター抗議の交錯 2013.4.6

記事公開日:2013.4.6取材地: テキスト動画独自

 日本一の歓楽街・新宿歌舞伎町の横を、東西に走る職安通り。その向こう側に広がる大久保のコリアンタウンでは、今、排外デモの過激化により不穏な空気が漂っている。この状況を問題視したIWJは、2013年4月6日(土)、緊急特番を編成。安田浩一氏、木野トシキ氏らをスタジオに招いて討議を行った。外部との情報共有をシャットアウトして、妄信的に行動する在特会らに対し、岩上安身は「在特会はオウムにも似ている」と形容し、安田氏は「一歩間違えれば『水晶の夜』になりかねない」と警鐘を鳴らした。また、木野氏らによるカウンター行動には、希望を見い出す声も聞かれた。