山本太郎氏出馬表明。反TPP掲げ統一比例名簿提案、波紋呼ぶ ~山本太郎緊急集会!どうする参議院選挙! 2013.5.27

記事公開日:2013.5.27取材地: 動画
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特集 TPP問題|特集 山本太郎

 山本太郎氏が、次期参院選への出馬を表明した。「出ます。やるという意思は固まった。しかし、どういうやり方をとるかが問題」。こう語る山本太郎氏は、5月27日に行われた「山本太郎緊急集会! どうする参議院選挙!」において、反TPPで団結する「統一比例名簿の作成」を生活の党、社民党、共産党などに提案。

 これを受け、生活の党の森ゆうこ参議院議員は、「私の新潟選挙区はすでに社民、共産、民主、生活と出揃っている。調整はもう不可能。国民の混乱も招く」と難色を示し、「山本太郎さんにはできる限り共闘していくためのシンボルとして、みんながもっとも注目する東京選挙区に立っていただきたい。その旗の元に私たちは結集し、応援したい」と語った。

 共産党・笠井亮衆議院議員は、「共産党としても共闘は追求したい」としながらも、「比例は政党選挙。結局、選挙が終わったらまたバラバラになるのでは、選んだ政党と選んだ議員が違う中身になる」との懸念を述べ、「有権者への責任」という観点からも、難しい提案であると離した。社民党党首・福島みずほ参議院議員も、「政党で選ばれた人間は、その党が無くならない限り別の党に行けない。選挙後、バラバラになろうというのは無理。参院選まで40日を切った。統一名簿を作るというのは、政党を作るのと一緒。簡単に作った党というものは、簡単に壊れる」と、厳しい見方を示した。

 こうした発言を受けた山本氏は最後に、「どこに票を入れていいかわからない人の目印を作りたい。この時期に言い出している僕がおかしいのは重々承知している。持ち帰って、もう一度考えて欲しい」と訴え、反TPP、脱原発を掲げる議員を「一議席でも減らさないことのためにどうしたらいいか考えて欲しい」と話した。

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「山本太郎氏出馬表明。反TPP掲げ統一比例名簿提案、波紋呼ぶ ~山本太郎緊急集会!どうする参議院選挙!」への1件のフィードバック

  1. 黄金千貫 より:

     共産党・笠井さんが話をした後、会場から上がった声(44分ごろ)が端的に有権者の苛立ちを表してますね。

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