東京電力 記者会見 2013.5.27

記事公開日:2013.5.27取材地: テキスト動画
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 2013年5月27日(月)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。

 4号機原子炉建屋の耐震性評価、定期的な検査をは行なっているが、1~3号機建屋は、損傷がそれほど大きくないため、耐震評価済で定期的な検査は行わない考えを示した。

■全編動画

  • 日時 2013年5月27日(月)
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

【冒頭説明の概要】

 2号機使用済燃料プールは、計器の定期点検のため、代替冷却装置を約83時間停止していることがわかった。プールの水温上昇は0.183℃/hで、冷却停止時のプール水温21.4℃から約36.6℃に達する見込みで、運転上の 制限値65℃に対して余裕があると発表した。冷却の停止は過去にも計器点検などで行なっており、特別なことではないと述べた。

 3号機建屋上部のがれき撤去、使用済燃料プールの養生、スキマサージタンクハッチの養生の更新を行うことを公表した。現在養生されているが、完全ではなく、一部露天になっている。その箇所も塞ぐように更新する。
 先日、3号機屋上のがれき撤去用無人重機から油がもれたが、重機制御用のオイルパイプがひっかかりはずれたのであり、カバーをつけることで対処する。カバー付けが完成するまでは無人クレーンで撤去作業を進めていると述べた。

 4号機原子炉建屋の耐震性評価、定期的な検査をは行なっているが、1~3号機建屋は行なっているのかという記者の質問に対し、1~3号機は建屋の損傷がそれほど大きくないため、耐震評価済で定期的な検査は行わないと回答した。オペフロアより下の階の損傷具合が対象になっている。

 また、株主総会のマスコミ公開についても質問がでたが、検討中と回答した。


以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

報道配布資料

2013年 5月27日

2013年 5月26日

2013年 5月25日

プレスリリース

2013年5月27日

2013年5月26日

2013年5月25日

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について

福島第一

福島第二

地下貯水槽関連分析結果

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