「封鎖解除なき停戦はしないというハマースは、パレスチナ人の気持ちを代弁している」 ~岡真理氏(京大教授)が語る、主要メディアが報じないガザの実情 2014.7.26
特集 中東
★本日(7月31日)20時より、岩上安身による岡真理・京大教授インタビューをCh1で配信!ぜひご覧下さい。→【IWJチャンネル1はこちら】
「イスラエルは、パレスチナ人を封鎖状態に置き、数年に一度、戦争を起こすほうが都合がいいのだ」──。
パレスチナ問題に詳しい岡真理氏(京大教授)は、7月26日に京都で行った講演で、パレスチナ問題の歴史や背景を無視した日本のマスコミ報道を批判。その上で、「2012年のガザ攻撃時の停戦条件が、封鎖解除であったにもかかわらず、イスラエル側は履行しなかった。今回も『封鎖解除については、停戦後に協議する』としている。ハマースが受け入れないのは当然だ」と語った。