2014年11月5日(水)15時より、姉川尚史・改革特別タスクフォース事務局長による「原子力安全改革プラン進捗報告記者会見」が開かれた。改革目標や目標達成度の定量化、評価方法、安全文化醸成のための7原則を10特性に変更したことなどを報告した。
2014年11月5日(水)14時30分から原子力規制庁庁舎にて、田中俊一規制委員会定例記者会見が行われた。運転中している炉からの燃料取り出し移送は、緊急時には、3カ月の冷却でできるという考えを示した。
2014年11月5日(水)10時30分から、2014年度第36回原子力規制委員会が開催された。フランスから返還が予定されている半減期が長い低レベル放射性廃棄物(長半減期低発熱放射性廃棄物)の運搬に関して関係規則を改正、パブコメが実施されることが決まった。
「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
孫崎享著『戦後史の正体』など「戦後再発見双書」を手がけた編集者の矢部宏治氏の新著『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』。本書で重要視されているのが、国連の「敵国条項」の存在である。
国連憲章第53条と第107条では、第2次世界大戦で枢軸国側に立って戦った7カ国(日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド)が、「敵国条項」の対象国であるとされている。しかし、日本以外の国は、政変や善隣外交(旧西ドイツによる東方外交など)によって、事実上、「敵国条項」対象国の地位を脱していった。あらゆる国際協定の上位に位置する国連憲章において、日本は、いまだに国際社会の「敵国」であるとされているのである。
「一番の争点は、新辺野古基地を作らせるのか、作らせないのか」――。2014年10月30日、告示された沖縄県知事選に立候補した翁長雄志氏。出陣式の演説をこう切り出した。
「普天間の県内移設反対、新辺野古基地は絶対に作らせない、そしてオスプレイ配備撤回。これを訴えるなかに、むしろ経済が発展する」。翁長氏は「基地経済依存」からの脱却は、沖縄の経済発展にもつながることだと強調した。
「私たちと信頼関係をもって、お話ができるのは、いったい誰なのか。それはここにおられる、仲井真知事でございます」――。
沖縄県知事続投を目指し、2014年10月30日(木)、那覇市の選対本部前広場で開かれた、仲井真弘多・前沖縄県知事の出陣式。自民党の谷垣禎一幹事長が激励に訪れた。谷垣氏は、自民党と仲井真氏との絆の強さをアピール。「心と心が結びつく仕事」をするための相手として、仲井真氏の当選が必要だと訴えた。
「川内原発再稼働が決まったら、この運営の方法、いわば鹿児島方式が全国に広まってしまうのではないか」――。
10月29日(水)、鹿児島県日置市にて川内原発再稼働に関する手続きの一環として、住民説明会が行われた。運営側の不備や、説明不足を指摘する声が鳴り止まぬなか、質疑応答を打ち切る形で会は幕を閉じた。
一夜明けた10月30日(木)、IWJは、鹿児島市内の若い世代による反原発運動の中心、天文館ATOMS代表の鮫島亮二氏にインタビューした。
「喧嘩をしに来たわけではありません。話をしにきているんです」
10月29日、鹿児島県日置市で開催された、川内原発再稼働に係る住民説明会は、怒号と紛糾のうちに終始した。平日の夕方から始まるこの説明会に参加することができたのは、限られた者だけだ。より多くの住民へ、より生活者の目線に立った説明責任を問いかける声は、閉会後もやむことがなかった。
この日、説明会が開始する前にも、再稼働に反対する市民らは、説明会場前で抗議行動を行っていた。
※11月4日(火)の岩上安身の連投ツイートを再掲します.
モーニングバード出演を終えて、帰宅。今日は晴天。明日までは晴天が続くという。秋晴れの2日間。大事に使いたいところ。今日のモニバでは、尊厳、安楽死の問題を取りあげた。大きなテーマなので、時間をかけないと議論が深まらない。ちょっと時間が短過ぎたと思う。
僕は、自分の父親を看取った経験を話した。自発的呼吸ができなくなっている、とはいえ、温かく、呼吸もし、心臓も動いている。なのに、「もう死んでいるのと同じです」と医師に言われた時のショック。結局、家族が生死の境を決めなくてはならない。その心の負担の大きさは並大抵のものではない。
2014年11月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機南側ダストモニタで警報が発生したが、1号機では作業がないため、ダストモニタの故障と判断し、機器交換していたことが発表された。通常の日報で公表しているという。
2014年11月4日(火曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。防災訓練の結果評価は「内閣府の原子力防災と相談しながら決める」とし、いつ公表されるかも含めて相談するということが報告された。
2014年11月4日(火)12時15分から、新潟市の万代シティ屋外広場で、新潟市長選挙(9日投開票)に立候補している斉藤裕氏の街頭演説が行われ、今年2月に行われた東京都知事選に立候補した弁護士の宇都宮健児氏が応援に駆け付けた。
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