【神奈川・大義なき解散総選挙】「わざわざ600億円以上も費やして解散しなくてもよかった」――安倍政権が「保身を目論んだ」と批判 ~維新の党 江田憲司共同代表 第一声 2014.12.2

記事公開日:2014.12.2取材地: テキスト動画
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(取材・記事:IWJ・細井正治、記事構成:IWJ・原佑介)

 「安倍総理は『今のうち解散』で、もう4年間政権を延命しようと保身を目論んだわけです」

 維新の党の江田憲司共同代表は、衆院選公示日の12月2日午前10時半頃、神奈川県・横浜駅西口で第一声をあげた。安倍政権の衆院解散の判断は、政権を延命するためだけに国民無視で行われた、大義なき解散であると痛烈に批判した。

■ハイライト

  • 日時 2014年12月2日(火) 10:30〜
  • 場所 JR横浜駅西口(神奈川県横浜市)

※以下、発言要旨を掲載します

「増税の『先送り』だけなら、すぐにできたのです」

江田憲司共同代表(以下、江田・敬称略)「いよいよ本日、選挙戦の火蓋が切られました。安倍総理は自らが約束した国会議員定数削減もせず、閣僚の『政治とカネ』の問題も起こり、国民の間で政治不信は蔓延しているでしょう。『アベノミクス』と騒いでいますが、国民の生活は苦しくなっています。

 消費税増税前に景気を上げ、みなさんの給料を上げなければいけないのに、サラリーマンの実収入は12ヶ月連続ダウンのままで、見事に失敗しています。この後もどんどん悪くなる一方です。だからこそ安倍総理は『今のうち解散』で、もう4年間政権を延命しようと保身を目論んだわけです。

 私たちは、9月の結党時に『こりゃダメだ』と判断し、秋の国会で消費増税凍結法案を提出しました。安倍総理はこれに賛成さえすれば、わざわざ600億円以上も費やして国政多難、師走の繁忙期に『国民そっちのけ解散』などしなくてもよかった。増税の『先送り』だけなら、すぐにできたのです」

安倍政権の勝利は原発再稼働への道に続く

(…会員ページにつづく)

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