「TPPは経済協定ではなくアメリカ企業の為の投資協定だ」~岩上安身によるインタビュー 第146回 ゲスト ジェーン・ケルシー オークランド大学教授 2011.7.14

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 2011年7月14日、ニュージーランドのオークランド大学教授ジェーン・ケルシー氏に岩上安身がインタビューを行った。日本国民の生活に大きな影響を与えるであろうTPP問題。

 インタビューの中でケルシー氏は、TPP参加は本当に日本に国益をもたらすのか、強い軍事力を持つアメリカに対して、日本はどのような姿勢をとれば良いのか、また、国家が資本に飲み込まれつつある現状についても言及している。

 インタビューの最後に同氏は「日本にとって何が重要なのかを、日本政府に伝えてほしい」と力強く訴えた。


ジェーン・ケルシー教授 東京講演会〜TPPは実質、アメリカとその他8ヵ国の協定で、アメリカ議会の承認なしには成立しない 2011.7.14

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 2011年7月14日、TPPを考える国民会議主催のもと、オークランド大学ジェーン・ケルシー教授の東京講演会が憲政記念館で行われた。

 TPPは実質、アメリカとその他8ヵ国の協定で、アメリカ議会の承認なしには成立しない。アメリカの圧倒的影響力のもと交渉が進められており、特に医療保険・予算・インターネットのオープンアクセス・投資利権・10年間で関税をゼロとする農業が、重要な争点になるであろうと語った。

 また日本は、経済的観点ではなく、中国を仮想敵国とみなす安全保障の観点から交渉参加を推進していると語った。


ジェーン・ケルシー教授 札幌講演会 2011.7.13

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 2011年7月13日、TPPを考える国民会議主催、オークランド大学ジェーン・ケルシー教授によるTPPに関する札幌講演会が行われた。

 ケルシー教授は、TPPが、市場拡大などを期待した、従来の貿易協定とは異なる投資協定であり、インド、中国、韓国などを参加させることを視野に入れた戦略的協定だと指摘。協定の変更が困難であることや、内容に違反した場合の紛争解決裁判により、国家が危機に瀕しても、柔軟に対応できなくなることを警告した。


ジェーン・ケルシー教授 仙台講演会 2011.7.12

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 2011年7月12日(火)に、TPPを考える国民会議主催、オークランド大学ジェーン・ケルシー教授の講演会が仙台市で行われた。

 講演会では、ケルシー教授がTPPの成り立ちを説明、その影響や問題点、考えられる日本政府の参加理由を挙げた。

 特に、日本政府の一番大きな参加理由について「政治的に実現が難しい国内再編を、TPPを通して秘密裏に推し進め、政策として固めるため」と分析、「(本来国内の再編は)自国の民主主義、また主権に鑑み、日本の国民が決定することだと考えている」と、日本の民主主義の現状に警鐘を鳴らした。


首藤信彦議員・中野剛志氏・岩上安身トークイベント「TPPという巨大なタブーを敢て踏む 」~僕がテレビを辞めさせられた理由~ 2011.7.10

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特集 TPP問題

 2011年7月10日(日)、東京都渋谷区代官山にて、ゲストに首藤信彦議員と中野剛志氏を迎え、トークイベント「TPPという巨大なタブーを、敢て踏む ~僕がテレビを辞めさせられた理由~」が行われた。


TPP国民会議記者会見 2011.7.7

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 2011年7月7日に行われた「TPP国民会議記者会見」の模様。


TPPを考える国民会議合同会議 2011.5.24

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 TPPについて大きな国民運動にしようと、2月24日「TPPを考える国民会議」(代表世話人:宇沢弘文東大名誉教授)が発足。5月24日に世話人と賛同団体代表者合同会議を開き今後の活動を話し合った。


「TPPとは~どう変わる私たちのくらし」~中央公論編集長 安部順一氏、農水相 山田正彦氏、農民作家 山下惣一氏 2011.4.27

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 2011年4月27日(水)、「TPPとは~どう変わる私たちのくらし」公開シンポジウムが開催された。中央公論編集長 安部順一氏、農水相 山田正彦氏、農民作家山下惣一氏らが登壇した。


TPPを慎重に考える会〜企業が儲かるどうかという尺度で決める市場原理主義を徹底させるのがTPPだ 2011.3.8

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 2011年3月8日(火)8時、超党派の国会議員で構成する「TPPを慎重に考える会」(会長:山田正彦前農水相)が、衆議院会館にて勉強会を開催した。2月に発足した「TPPを考える国民会議」の代表世話人を務める東京大学名誉教授の宇沢弘文氏が講演を行った。


「核軍縮」を掲げ「戦争拡大」を進める米国の矛盾 ~岩上安身によるインタビュー 第97回 ゲスト ジャーナリスト・堤未果氏 2011.2.28

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 2011年2月28日、岩上安身がジャーナリストの堤未果氏にインタビューを行った。

 冒頭、堤氏は自身の近著『もう一つの核なき世界』(小学館)に触れ、「オバマのいう『チェンジ』とは、まさに『核なき世界』という理念の構造に似ている。言葉として、受け手が検証せず、都合よく解釈できるようになっている」と指摘。

 2009年4月のプラハ演説でオバマ大統領自身が言及した「核なき世界」を中心とする核軍縮の流れと、それにも関わらず戦争を拡大しようとする米国の矛盾について報告した。


TPPを考える国民会議 2011.2.26

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特集 TPP問題

 2011年2月26日、甲府で第一回目の「TPPを考える国民会議」対話集会が行われた。地元の農業団体や労組、生協関係者ら約150人が参加。集会では、同会議の世話人を務める山田正彦前農相が「問題は農業だけでない。米国が求める自由診療制度の受け入れなどを迫られ、国民皆保険制度が崩れる恐れもある」などと指摘。参加者からは「日本の風土や文化も揺るがす問題。情報が得られないのでは、国民的議論のしようがない」などの声が上がった。


TPPを考える国民会議記者会見  2011.2.24

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特集 TPP問題

 2011年2月24日、東京の憲政記念会館で「TPPを考える国民会議」の設立総会が行われ、宇沢弘文東京大学名誉教授が代表世話人に就任した。就任にあたって宇沢氏は「TPPに対して怒りを禁じ得ない」「残されたわずかな力を振り絞って、TPPから日本を守るために頑張りたいと思います」と胸の内を明らかにした。


岩上安身によるインタビュー 第96回 ゲスト首藤信彦衆議院議員 2011.2.24

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 2011年2月24日、岩上安身が首藤(すとう)信彦衆議院議員へのインタビューを行った。首藤議員は「TPPは反小沢派が反対していると書かれたりもしているが、私は小沢、反小沢、関係なく、反対している」と語った。

 TPPに関する情報は、外務省も「調査中、まだ開示できる段階ではない」という。限られた情報の中で、独自に情報を収集し、分析している首藤議員に話を聞いた。


岩上安身によるインタビュー 第94回 ゲスト 斎藤やすのり衆議院議員 2011.2.23

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 2011年2月23日、岩上安身が、衆議院議員会館で、民主党衆議院議員であり、気象予報士でもある、斎藤やすのり議員にインタビューを行った。

 斎藤議員は、「TPPを考える国民会議」の事務局を担当している。インタビューでは、TPPとは一体どういうものなのか、日本国民に何をもたらすのか、そして、民主党が現在のように支持率が低下してしまった根本的な原因とは何かなどについて話を聞いた。


中川村TPP反対デモ  2011.2.20

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 2011年2月20日、長野県中川村でTPP反対デモが行われた。当初IWJで中継を予定していたが、スタッフの体調不良により中継にうかがうことはできず、フリーター全般労働組合様より動画を提供していただいた。中川村では、村の人口の1割がデモに参加した。


消費者が問うTPP 食の安全が危ない〜トヨタ栄えて農、滅びる 2011.2.16

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特集 TPP問題

 2011年2月16日(水)13時30分より、参議院議員会館にて緊急シンポジウム「消費者が問うTPP 食の安全が危ない」が行われた。


ミニコミ誌「たんぽぽ」主催 TPP学習会  2011.2.13

記事公開日:2011.2.12取材地: 動画

 2011年2月12日、ミニコミ誌「たんぽぽ」主催によるTPP学習会が松戸市で行われた。TPPが与える影響を、生活に密着した視点から考える勉強会。会では、地域の農業が崩壊し、「食の安全」に直結する問題であると指摘。また、菅内閣の「開国」の根拠に疑問を呈した。


「TPPは国のあり方を根幹から変えてしまう」~岩上安身によるインタビュー 第90回 ゲスト 山田正彦前農林水産大臣 2011.2.8

記事公開日:2011.2.8取材地: テキスト動画独自

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 2011年2月8日、岩上安身が、「TPPを慎重に考える会」会長の山田正彦前農林水産大臣にインタビューを行った。TPPは、主に農業の問題としてマスコミで報じられているが、山田前農水相は「TPPは、国民生活のあらゆる分野に関係しており、国のあり方を根幹から変えてしまう恐れのあるものだ」と、警鐘を鳴らした。


前原外務大臣会見 2011.2.8

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 2011年2月8日、前原誠司外務大臣の定例会見が行われた。18分25秒ころから、岩上安身がTPPについて質問。前原外務大臣は、ルース大使と会食した際に、アメリカの方こそ不利益を被るのではないかと心配する声があるとの話を紹介。情報が開示されていない状況で、不安がおばけのように大きくなっているとの認識を示した。また、正確な情報に基づいて議論する環境を整えていきたいとも述べた。


TPPを慎重に考える会 ~ゲスト浜矩子氏 2011.2.4

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 2011年2月4日、同志社大学大学院教授の浜矩子氏をゲストに迎えて、TPPを慎重に考える会の会合が行われた。冒頭、山田正彦前農水大臣の挨拶の後、浜氏がTPPの大枠の考え方について解説した。