岩上安身によるインタビュー 第93回 ゲスト 斎藤やすのり衆議院議員 2011.2.23

記事公開日:2011.2.23取材地: テキスト動画独自
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 2011年2月23日、岩上安身が、衆議院議員会館で、民主党衆議院議員であり、気象予報士でもある、斎藤やすのり議員にインタビューを行った。

 斎藤議員は、「TPPを考える国民会議」の事務局を担当している。インタビューでは、TPPとは一体どういうものなのか、日本国民に何をもたらすのか、そして、民主党が現在のように支持率が低下してしまった根本的な原因とは何かなどについて話を聞いた。

 TPPに参加するということは、各国のさまざまな多様性が失われることになる。斎藤議員は、TPPに参加するか否かという問題は、「国民が生きている社会をどのように作っていくか」という議論であり、マスメディアで報道されているような、農業対工業という問題ではないと自身の見解を説明した。

 政府はTPPに関する情報を開示しないまま、菅内閣は6月に参加するかどうかの決定をするといっている。広範な国民の議論を盛り上げるために、「TPPを慎重に考える会」が中心になって、影響を受ける多くの団体とともに「TPPを考える国民会議」を進めていく予定になっている。

 また、海水面の温度の変化は、近年急激に変わるようになった。これが世界の気候に影響を与え、干魃や水害をもたらしている。このような時代だからこそ、食料の自給率を上げていくことは大変重要であり、国の安全保障にもつながる。しかし、斎藤議員は「TPPに参加することは、日本の農業が打撃を受けることになり、自給率を上げることとは反対の方向へ向かうことになる」と警鐘を鳴らす。

 ニュージーランドやオーストラリアでも、TPPに対する大きな反対運動が起きている。TPPは、それぞれの国の国内法よりも、アメリカの資本家にプライオリティがあるという大きな問題のあるシステムだということが明らかになりつつある。

 鳩山内閣の頃、民主党の政権運営は、党で議論されたことが政府に伝わるというフローだった。しかし、昨年6月からは、政府から党に伝わるという逆の流れになっている。斎藤議員は「これが、党内のとまどいを生み、混乱の元となっている」と述べた

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