タグ: デモ・抗議行動
ヘイト落書きを消す新たなカウンターが発足~「差別らくがき消し隊」50人、第一回新大久保大掃除の日 2014.3.2

「新大久保での人種差別デモ(ヘイトデモ)は、昨年(2013年)の9月8日を最後に、その後は行われていません。一時期のひどいヘイトデモの嵐は過ぎ去ったかのように思えますが、実は姿を変え、新大久保の街に住み、あるいはお店を営まれている方々を、傷つけ続けています」
「ヨーロッパとの大きな違いは、個人通報制度の有無」 ~『ヘイト・スピーチとは何か』師岡康子氏 2014.2.23

「2002年、拉致問題の表面化に伴い、在日韓国・朝鮮人に対する攻撃が激しくなり始めた。その頃は『嫌がらせ』と言い、ヘイト・スピーチ、ヘイト・クライムという言葉はなかった」──。
2014年2月23日、大阪市天王寺区のクレオ大阪中央で、岩波書店から出版された『ヘイト・スピーチとは何か』の出版記念として、著者の師岡康子氏をゲストに迎え、トークセッションが行われた。
師岡氏は「日本は、人種差別撤廃条約に入っている。しかし、差別禁止法を作らなくてはならないのに、手をつけない」と指摘し、さらに、「イギリスの警察や検察にはヘイト・クライム担当部署があり、法制度が整っている。それだけ、ヘイト・クライムや差別が多いということだが、それらを放置しないのだ」とヨーロッパの実情を語った。
学生から「憲法守れ!」のコール ~特定秘密保護法に反対する学生デモ 2014.2.1

特集 秘密保護法
特定秘密保護法に反対する学生が集まり、2月1日(土)、同法に対するデモが新宿周辺で行なわれた。
柏木公園で集会が開かれ、スピーチをした学生は「国民の知る権利と国家安全保障は常にせめぎ合わなければならない。それが民主主義です。今日はその民主主義を体現しましょう」と述べた。
神戸・三宮 反レイシズムデモ 2014.1.26

2014年1月26日(日)、神戸市三宮で在特会(在日特権を許さない市民の会)による街頭宣伝が予定されていることを受け、それに先立って「神戸・三宮 反レイシズムデモ」が行われた。およそ100名が参加し、ドラムの音にあわせてレイシズム(人種主義)への反対の声を上げた。
「アメリカと共に戦争のできる国づくりが、安倍政権の最終目標だ」 ~宇都宮健児×海渡雄一×岩上安身が2013年を振り返る(IWJ年末特番より) 2013.12.31

特集 2014東京都知事選
「都民の暮らしを考えたら、東京都として、TPPに反対する方向を打ち出さなくてはならない」「都知事になったら、柏崎刈羽原発の再稼働中止で、泉田新潟県知事とタッグを組む」──。
東京都知事選に立候補を表明した宇都宮健児氏は、このように意欲を示した。また、「どうしても国民は、憲法、原発、TPPなど、日本の将来を決定するような問題を議論するより、当座の雇用や景気に関心がいってしまう。それをうまく捉えたのが、アベノミクス。しかし、安倍政権の命は経済回復。来年4月の消費税増税でどうなるか」と語った。
新春 秘密保護法撤廃デモ 2014.1.13

特集 秘密保護法
1月13日(月)17時より、原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっとの主催による「新春 秘密保護法撤廃デモ」が行われた。兵庫県JR三ノ宮駅前のマルイ前からJR元町駅までデモ行進した。
「大間原発の発電はカモフラージュ。本当はプルトニウムのために作られた」 〜アーサー・ビナード講演会 2013.12.29

「今年は全国各地で、イルミネーションが多かった。原発事故以来、省エネに傾いていた国民に対して、『もっとムダに電気を使え』という、国と企業の(原発推進も含んだ)プロパガンダだ」──。
2013年12月29日、北海道函館市の千代台公園と函館市芸術ホールにて、「大間原発反対 年末締めくくり講演会 アーサー・ビナード ウォーク&講演会」が行われた。参加者らは、詩人のアーサー・ビナード氏とともに、津軽海峡を挟んだ対岸に建設中の、大間原発に反対するデモ行進をした。その後、函館市芸術ホールで、ビナード氏が講演を行った。
安田浩一氏「事実無根のデマを放置、容認してはいけない」 ~世界人権宣言65周年記念東京集会 2013.12.10

世界人権宣言が国連で採択されてから65年という節目を記念して、10日、差別を許さないネットワークの構築を目指す東京集会が開かれ、在特会(在日特権を許さない市民の会)を長年取材してきたジャーナリストの安田浩一氏が講演を行った。
安田氏は、反アパルトヘイト運動に身を投じ、27年間の獄中生活から釈放された後、大統領の座に就任したマンデラ氏による新政権の現場を取材するため、95年、南アフリカ・ヨハネスブルグを訪れた。取材先の一つ、「ソエト」という貧困地域は、白人政権が黒人らを強制的に居住させていた町で、麻薬、殺人、暴行が横行していた。安田氏は恐怖心から、ソエトでの取材を躊躇したというが、同行したソエト出身のカメラマンの友人や家族と出会っていく中で、「自分を恥じた」と語った。取材中、「恐い経験は何一切なかった」からだ。
秘密保護法に反対する奈良県集会&デモ行進 2013.11.30

2013年11月30日(土)17時より、奈良市のJR奈良駅前東側広場で「秘密保護法に反対する奈良県集会」と市内のデモ行進が行われた。河合町での講演を終えた山本太郎・参議院議員も急遽参加した。
「他者を見下し、攻撃しようとするネット右翼の態度は、排外主義と親和的だ」 ~大阪社会調査研究会「排外主義って何だろう」 金明秀氏 2013.11.30

「排外主義の高揚が、世界中で進行している。ただし、日本と欧米との大きな違いは、日本では『外国人が仕事を奪っている』という意識が低いことだ」。金明秀氏は、このように日本の排外主義の特徴を述べ、その理由を「在日コリアンは自営業者が52.1%を占める。そのため、在日コリアンが日本人から仕事を奪う、という意識は生まれにくかった」と結論づけた。
また、日本人が美徳と信じて疑わない同化主義の潜在的な危険性を語り、「将来、人口減少により、日本に移民が大勢入ってくる。その前に、多文化主義の重要性を理解し、同化主義の問題を自覚しておかなければならない」と訴えた。
ヘイトスピーチは「表現の自由」か。レイシストによって「表現の自由」が奪われたマイノリティ ~差別撤廃国会集会 2013.11.28

「ヘイトスピーチ」の場合、「表現の自由を侵害してしまうのはよくない」として、法規制に慎重論がとられることが多い。なぜか。現行法にも、例えば侮辱罪・脅迫罪といった「表現を規制する法律」は存在するというのに。
では、在特会らによるヘイトスピーチなどの差別・排外運動に対し、日本社会はどのように立ち向かうべきか。11月28日、民主党・有田芳生参議院議員などの呼びかけによって、第3回目となる「差別撤廃国会集会」が議員会館で開かれた。
11.24秘密にするなデモ@京都 2013.11.24

特集 秘密保護法
2013年11月24日(日)、京都市で「11.24秘密にするなデモ@京都」が行われた。13時半、円山公園ラジオ塔前から出発したおよそ130人のデモ隊が特定秘密保護法案の危険性を訴えた。
第9回 No Nukes! NAGOYA 脱原発デモ 2013.11.24

2013年11月24日(日)13時半より、名古屋市でTwitNoNukes758(なごや)主催の「第9回 No Nukes! NAGOYA 脱原発デモ」が行われ、およそ120人が参加した。
在特会らによる排外デモとそれに対するカウンター 2013.11.24

2013年11月24日(日)13時半より、札幌市で在日特権を許さない市民の会(在特会)北海道支部らによる排外デモとそれに対するカウンター行動が行われた。
封じられたレイシストデモへのカウンター 警察による表現規制の法的根拠はあるのか 2013.11.17

警察の対応に、明らかな変化がみられ始めた。
東京都・銀座で11月17日、排外デモとそれに対する抗議のカウンターが行われた。水谷橋公園を15時半に出発する排外デモ隊に合わせ、公園周辺では、15時前からカウンターの市民がデモ参加者らに対して「帰れ!」などと抗議の声を上げていた。
機動隊の数はデモ参加者とカウンターの市民を足した数よりも多く、現場は騒然とした。カウンターの市民らは機動隊によって1ヶ所に集められ、出入りできないよう取り囲まれた。
レイシストデモ「ついに来たか、西新井にも」〜足立区で初となる排外差別デモとそれに対する抗議 2013.11.10

「ついに来たか、西新井にも」ーー。
突如、街中に現れたデモ隊を見つめていた地元在住の男性は、IWJの取材に対しこのように答えた。
2013年11月10日(日)、東京都足立区で初となる排外差別デモが行われ、保木間公園を出発した約30人のデモ隊はシュプレヒコールを唱えながら西新井駅に向かった。デモの呼びかけ文には、以下のような趣旨が書かれている。
「足立区は外国人生活保護費が東京で800件(2012年)とダントツ。生活保護費も420億円で区民税収374億円を超し、受給者は約2万5000人で都内23区では最も多く、なんと生活保護費が税収を上回る体たらくの、足立区でデモを行います。今や日本の生活保護は大きな問題です。
憲法25条が定めた”国民が最低限度の生活を営む権利”であるにもかかわらず、当の日本国民がなかなかもらえない生活保護。これこそ、日本人差別ではないでしょうか?」
彼らは、外国人受給者が多いがゆえに、税収を上回るほどの生活保護費を足立区が負担しているかのように訴えているが、そもそも、税収と生活保護費を比較することに何の意味もない。
脱原発10000人デモ!原発ゼロを永遠に!NAGOYA ACTION 2013.11.10

2013年11月10日(日)14時より、名古屋市で「脱原発10000人デモ!原発ゼロを永遠に!NAGOYA ACTION」が行われた。
東日本大震災後、最初の脱原発デモへの参加が名古屋だったという首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフ (Misao Redwolf) 氏も駆けつけスピーチを行った。