タグ: 安保法制
「安倍さんの視野狭窄、それを担ぐメディアの暴走。そうはいかないよ、というのが私のマニフェスト」 〜岩上安身によるインタビュー 第588回 ゲスト 元最高裁判事・濱田邦夫氏 2015.10.9
特集 安保法制
※10月23日テキストを追加しました!
「自由で、平和な美しい日本を守ろう! 抵抗勢力は、知的なものに反発しこれを圧迫し、人の尊厳を冒す言動をし、また幻想を追って自らのそして世界の現実を冷静に見つめることを拒否する人々だ。第二次世界大戦終戦後70年で日本が築き上げてきた自由で豊かな社会、ユニークな国際的信用を大きく傷つけてはならない。この抵抗勢力が辿っている戦前の暗黒の日本への逆コースを阻止しよう!」(濱田邦夫氏マニフェストより)
「抵抗勢力とは、ずばり、安倍さんですか?」。
そう尋ねる岩上安身に元最高裁判事の濱田邦夫氏は、「安倍さんと、彼の独裁を許す自公の政治家、御用学者、『今は亡き』内閣法制局、そして、安倍さんと幻想を共有する人々です」と答えた。
日本共産党が提唱する「国民連合政府」、その狙いと実現可能性に迫る!世界的に追い風が吹く左派への支持を共産党は取りつけられるか?~岩上安身によるインタビュー 第587回 ゲスト 志位和夫委員長 2015.10.8
特集 安保法制反対メッセージ
菅官房長官は2016年4月15日の記者会見で、熊本地震に関連し緊急事態条項を「極めて重い課題」と発言。
※10月16日テキストを追加しました。
日本共産党が今、にわかに大きな注目を集めている。
集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案が「可決・成立」した9月19日、日本共産党の志位和夫委員長は記者会見を開き、『野党5党1会派』(民主、維新、共産、社民、生活、その他無所属クラブ)の結束を呼びかけ、「国民連合政府」の結成を呼びかけた。
安保法案「採決不存在」に賛同署名が3万筆超え!~呼びかけ人の学者ら、署名受け取り拒絶の「自民・鴻池事務所」を厳しく批判 委員会室への乱入者の氏名判明!! 2015.9.25
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
※10月8日テキストを追加しました!
「あのような混乱の中に(まっとうな)『採決』はないと判断した、大勢の国民有志が、私たちに賛同してくれた」──。
こう語るのは、東京大学名誉教授の醍醐聰氏である。NHKによる生中継もあり、世間の関心を大いに集めた、2015年9月17日の参院特別委員会で採決時の大混乱。醍醐氏らは、あの状況で「採決」がなされたとは到底言えず、安保関連法案が「可決」されたことにもならないと主張、同法案の審議再開を求めている。
中央公聴会で「今はなき内閣法制局」と痛烈な皮肉をユーモア込めて語った濱田邦夫・元最高裁判事のマニフェストとブログを、単独インタビューの直前、特別掲載! 2015.10.7
「『法匪』という言葉がございます。字義をあやつって、法文そのものの意図するところとはかけ離れたことを主張する、これは悪しき例であります」
「匪」とは、ストレートに「悪者」を意味する言葉である。「法匪」という言葉には、強い非難の気配が濃厚に漂う。
2015年9月15日の参議院の中央公聴会で、政府を強く非難した、元最高裁裁判官の濱田邦夫氏の発言である。
「右へウイングを広げて、政権交代に向けた戦略を描いて行くべき」!?共産党捨身の「野党共闘」に反対し、安倍政権の「解釈改憲」を合憲と主張する民主党右派・長島昭久議員に岩上安身が直撃インタビュー~岩上安身によるインタビュー 第586回 2015.10.6
特集 集団的自衛権
※10月25日テキストを追加しました!
「この安保法制が文字通り『戦争法案』でないことを天下に示さなければならない」――
安保法制に自分は反対票を投じたものの、可決したからにはこれが定着し、野党の言う「戦争法案」などではなく、平和と安全の法制であることを示さなければならない、という意味のツイートである。
きっかけは、ツイッター上での長島議員との直接とのやりとりだった。
「抵抗しても無駄だ」とばかりに国民に無力感を与える安倍政権への対抗手段とは? ~中野晃一氏「デモの質的変化」に希望を見い出す 2015.9.26
特集 安保法制反対メッセージ
※10月6日テキストを追加しました!
講演会場はたいへんな熱気につつまれていた。会場は立錐の余地もなく、立ち見の客であふれている。
安全保障関連法の成立から約1週間後の2015年9月26日、東京都内で開かれた上智大学教授の中野晃一氏の講演会。
冒頭、立ち見が出るほど盛況な客席に目をやった中野氏は、「これは、今の日本の状況が、それだけ悪いことの現れでもある」と苦笑した。そして、「(安保法が成立し)今は、かなり絶望的な状況であることを認めねばならないが、一方では、形容しがたい希望が自分の中に宿っている。みなさんも、そうではないか」と集まった市民らに呼びかけた。
【スピーチ全文掲載】国会前の反対派を指して「12万人でなにが民意だ」と言うなら「賛成派5百人のデモには民意のかけらもない」―T-ns SOWLの16歳タクヤさんスピーチ「安倍政権NO!☆大行進」 2015.10.5
特集 安保法制
「来年の参院選で安倍政権の独裁的な政治は、終わりにさせなければなりません!」
高校生による団体T-ns SOWLの中心メンバーであるタクヤさんが、サウンドカーの上から呼びかけると、デモの参加者から大きな歓声が上がった。
社民党・福島みずほ議員 国会報告会 in 長岡 2015.10.5
特集 安保法制反対メッセージ
2015年10月5日(月)18時から、新潟県長岡市のアトリウム長岡で、社民党の福島みずほ議員による国会報告会が開催された。
「社会が動けば政党は後を追いかけてくる」山口二郎氏――安全法制反対の「シングルイシューでの参院選での野党の結集を」柳澤協二氏――「安保法制を問う」シンポジウムで激論 2015.9.8
特集 安保法制反対メッセージ
2015年9月8日(火)、参議院議院会館講堂にて安保法制に抗するシンポジウムが開かれた。登壇者はイラク政治・現代中東政治の専門家で千葉大学教授である酒井啓子氏、主催団体新外交イニシアティブの評議員で元内閣官房副長官補である柳澤協二氏、政治学が専門で法政大学教授である山口二郎氏の3名。
【速報】「共産党は『清水の舞台』どころではない、大胆な決断だっただろう」――生活・小沢代表が共産・志位委員長と会談!「野党で統一すれば国政・地方問わず自公に勝る」と自信! 2015.9.28
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
「共産党としては、清水の舞台から飛び降りるどころではない、大胆な決断だっただろう」――。
2015年9月28日、日本共産党・志位和夫委員長との会談を終えた「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表は、安保法制廃止に向けた共産党の「3つの提案」について理解を示し、「自公に変わる政権を作るために力を合わせて頑張る」と語った。
【速報】「小沢さんとは全面的な合意に達した。大変嬉しい」――安倍政権打倒の共産党「3つの提案」で志位委員長と生活・小沢代表が会談 2015.9.28
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
日本共産党が示した3つの提案が、野党間で徐々に広がりをみせている。
2015年9月28日、午後4時より、日本共産党の志位和夫委員長が、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表と会談。3つの提案(※)の主旨を説明し、協力を求めた。
【速報】「大きな方向性を共有できた」共産・志位委員長、社民・吉田党首との「野党結集」会談で手ごたえ 「民主党とも引き続き信頼関係にもとづき話し合っていく」 2015.9.28
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
「吉田党首からは、『たいへん大胆な踏み込んだ提案をいただいた。前向きに受け止めて、積極的な選挙協力ができるようにしっかりと議論を進めていきたい。様々な問題があるかもしれないが、連立政権の方向性についても賛同する』というご発言があった。引き続き協議をしていくことも確認した」——。
「戦争法廃止の国民連合政府で一致する野党が選挙協力を行う」とする提案を呼びかけている日本共産党の志位和夫委員長が、2015年9月28日、13時から社民党の吉田忠智党首と会談。その後、共産党本部で緊急記者会見を行い、「私どもの提案の方向性について全体的に共有できた」と手応えを滲ませた。
ママたちはもう信用しません!「国民の命を危険にさらす法案を米国の利益のために無理やり通した」安倍総理――「安保関連法に反対するママの会」廃案と賛成議員の落選運動に向け決意表明 2015.9.25
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
「連休で忘れるどころか、さらに怒りは行動へと盛り上がっています!」
2015年9月19日未明、安全保証関連法案が参議院で強行採決された。自民党のある閣僚経験者は、「三連休を挟めば国民は忘れるだろう」と発言したと言われる。「安保関連法に反対するママの会@大阪」の森本久美子氏はこう反論した。
「安保法制廃案は、政府を共にしなくても可能」民主党・岡田代表、共産党の「国民連合政府」構想には慎重姿勢 〜党首会談後の定例会見で 2015.9.25
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
※9月27日テキストを追加しました!
安保法制廃案で野党が結集し、協力を行う——。結党以来の大胆な呼びかけを行った共産党・志位和夫委員長と、民主党の岡田克也代表が2015年9月25日、党首会談を行った。
その後に民主党本部で行われた定例会見では、会談内容について質問が集中。岡田氏は、「思い切った提案をされたことには敬意を表する」としながらも、「共産党と政府を共にできる、というのはかなりハードルが高い」と慎重な姿勢を示した。
では、統一政府を条件とさえしなければ、民主党から他党へ選挙協力することもあり得るのか?——IWJ記者の質問に岡田代表は、「共に法案を廃案に追い込む意向だが、統一政府を作るとなるとハードルは高くなる」と、論点を逸らした。
安保法制に反対する有志デモ 2015.9.27
岡山の若者有志が中心となり急遽呼びかけて、「安保法制に反対する有志デモ」が2015年9月27日(日)17時より岡山市内で行われた。約130人が参加した。
「SEALDsの誠実さと感覚的な新しさをどう国民に広げるか、これは僕らの役割だ」――民主・福山哲郎議員に岩上安身が訊く!共産党「国民連合」提案には「まずは話を聞くこと」岩上安身によるインタビュー 第583回 ゲスト 福山哲郎議員 2015.9.25
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
委員でもない、ましてや議員ですらない秘書などの与党関係者ら約20人の乱入によって「盗まれた」、安保関連法案の参院特別委員会での採決。この凶行は速記録の停止中、つまり議事の中断中のできごとだった。
「委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」――。
民主党・幹事長代行で、特別委員会の理事も務めた福山哲郎参議院議員は2015年9月25日、岩上安身のインタビューに答え、「盗まれた採決」の一部始終を語った。
「だれの子どもも、ころさせない」、世界をつくる―ママたちが声を上げるとき 2015.8.26
2015年8月26日(水)12時より、京都大学職員組合による「昼休みミニ講義 拡大企画」として、「戦争法案に反対するママの会」発起人の西郷南海子氏(京大院教育学研究科院生)が招かれ、「『だれの子どもも、ころさせない』、世界をつくる―ママたちが声を上げるとき」と題して講演を行った。
「野党が本気で止めようと思ったら、まだ策はあった」――“一人牛歩”で徹底抗戦した山本太郎議員に岩上安身が訊く!「やられたら取り返すしかない!」と再スタートを呼びかけ!岩上安身によるインタビュー 第582回 ゲスト 山本太郎議員 2015.9.24
特集 安保法制|特集 安保法制反対メッセージ
全242人の参議院議員のうち、ただひとり「牛歩戦術」で安保関連法案の成立に抗った山本太郎参議院議員。9月18日の参院本会議では、「ここまで議会制民主主義を破壊した自民党は死んだも同然」だとして、数珠を手に、喪服姿で合掌するという「お焼香パフォーマンス」まで演じてのけた。
「『国民の声を聞け!』という議員が1人もいないのは問題だろう、と思って牛歩をした。雨の中でも声をあげてきた全国の人たちに申し訳ないので」――。
2015年9月24日、山本議員は岩上安身のインタビューに応じ、安保法案可決までの与野党の攻防の全貌を明かした。