新規感染者数が落ち着いてきた東京都は医療体制と感染状況の評価がレベル1! しかし、欧米では感染が再拡大! 同じ状況が今後、日本を襲う? ブースター接種は必要か? 医療ガバナンス研究所・上昌広医師にうかがいました! 2021.12.11

記事公開日:2021.12.11 テキスト

 2021年11月25日、東京都は、感染状況の評価を4段階の最低ランクに引き下げた。しかしオミクロン株の影響も含め、日本がこのままコロナ感染を収束できるとは限らない。欧米では感染が再拡大しており、バイデン米大統領の首席医療顧問、ファウチ博士は、3度目のブースター接種が必須と主張している。


都が五輪関連施設の臨時医療施設への転用検討との産経のスクープは誤報!? IWJ取材に都福祉保健局もオリパラ準備局も「記事で初めて知った。各部署の誰も知らない」と回答! 産経取材の「関係者」は誰!? 産経はゼロ回答! 説明責任果たせ! 2021.12.10

記事公開日:2021.12.10 テキスト

 2021年夏、パラリンピック直前の東京では、4万人近い新型コロナ感染者が自宅放置の状態にあり、臨時医療施設の設置は急を要していた。

 そうした中、8月22日付け産経新聞は、「関係者への取材で分かった」として、東京都で、オリパラ関連施設の臨時医療施設への転用案が浮上したと報道した。そして、転用はパラリンピック終了後の9月6日以降になるというのである。


WHO(世界保健機関)のオミクロン株最新情報をIWJが全文仮訳! 「新型コロナ感染経験のある人」の方が感染しやすくなる可能性がある!? ワクチン接種者も「感染経験ある人」に該当するのか!? 2021.12.7

記事公開日:2021.12.7 テキスト

 IWJでは、2021年11月28日にWHO(世界保健機関)が更新したオミクロン株に関する最新情報の6項目を全文仮訳したので、御覧いただきたい。

 項目は「感染力」「重症化」「再感染」「ワクチンの効果」「現行検査の有効性」「現行治療の有効性」なのだが、もうひとつ特に注目すべき項目がある。オミクロン株が従来の変異株とはっきりと異なる点を著す項目で、それが「再感染力」という項目である。


WHOがオミクロン株を「VOC(懸念すべき変異株)」指定! 変異30以上で従来株の変異をことごとく網羅! その上で新たな変異も! 各国が渡航制限! 先進国だけのワクチン接種でパンデミックは収まらない! オミクロン株でダウ平均下げ幅1000ドル超、原油13%安の急落! 2021.11.28

記事公開日:2021.11.30 テキスト

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」出現を、下記記事でお伝えした。本記事はこの続報として、その影響を含めて詳細な情報をお伝えする。


新変異株オミクロン株(B.1.1.529)が南アフリカ中心に出現! 未知の変異多数! WHOは「監視下の変異株(VUM)」、欧州疾病予防管理センターは「注目すべき変異株(VOI)」に指定! この報を受けて、世界同時株安、日経株価も大幅下落! 2021.11.27

記事公開日:2021.11.30 テキスト

 2021年11月25日、新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン株(「B.1.1.529系統」)が、南アフリカ等で検出されたとのニュースが飛び込んだ。

 「オミクロン株」は、世界を席巻したアルファ株・デルタ株と共通の変異に加え、さらに新しい変異を持ち、しかもそれがどんな働きをするのかまだ不明であるため、大きな懸念が抱かれている。


だから言わんこっちゃない!やはり緊急事態条項が自民党の狙う改憲の本丸! 岸田総理肝入りの自民党新幹事長・茂木敏充氏がついに「本音」をむき出しに! 改憲の最優先は緊急事態条項! 野党はこの問題にどう対峙するのか! 2021.11.25

記事公開日:2021.11.25 テキスト

 2021年11月13日、読売新聞が報じたインタビューで、自民党の茂木敏充幹事長が「緊急事態条項」創設を優先的に目指す方針を語り、緊急事態条項がやはり改憲の「本丸」であるという、自民党の本音があらわになった。これは、「コロナ禍」を理由に緊急事態条項を導入しようとする「政治的ペテン」である。


維新は参院選での改憲国民投票に意欲! 「私人」自称する橋下徹氏はテレビで枝野代表に「維新と立憲で予備選」呼びかけ! 改憲でも都構想同様の「勝つまでジャンケン」の危険性!? 2021.11.12

記事公開日:2021.11.23 テキスト

 2021年11月9日に行われた、日本維新の会と国民民主党が初の幹事長・国会対策委員長会談が行われ、憲法審査会の定例開催で意見を一致させた。両党は、危険な「お試し改憲」や、2022年参院選での改憲国民投票に意欲を示している。


立憲民主・枝野代表が辞任を表明! 一方、国民民主・玉木代表は維新との連携に意欲! 巨大化する自民補完勢力! 自公+維新で改憲発議可能な3分の2超! IWJの取材に維新は緊急事態条項を含め自民党改憲案に賛成と回答! 2021.11.6

記事公開日:2021.11.6 テキスト

 2021年の衆議院選挙で、改選前14議席減となったことを受け、立憲民主党の枝野幸男代表が辞任を表明した。


マスコミの情報操作にだまされるな!「与党危機」の事前予想との落差がつくった自民党勝利ムード!第49回衆議院選挙・自民は15議席減でも「勝利」なのか!?マスメディアは選挙中・選挙後何を報じていたのか!? 2021.11.5

記事公開日:2021.11.6 テキスト

 第49回衆議院選挙で改選前の109議席を96議席へと13議席減らした「敗北」をうけて、立憲民主党の執行部が変化することになった。枝野幸男代表が辞意を表明、福山幹事長も辞意を表している。


衆院選の争点「改憲」! 改憲勢力が改憲発議可能な3分の2議席を確保するか!? 総理となった岸田氏は「緊急事態条項」について「嘘」をついたのか!? 自民党の政調会長となった高市氏は、改憲4項目に加え、自由と人権を保障する憲法各条の制約を無視! 2021.10.27

記事公開日:2021.10.27 テキスト

 2021年10月31日に投開票日が迫る衆議院総選挙の争点として、コロナ対策や貧困対策等が重要なのは言うまでもないが、それ以上に注目されるのは憲法改正の問題だ。

 この稿をアップする10月27日現在の見通しでは、自民・公明・維新ら改憲勢力が有利な情勢で、衆議院過半数233議席を超え、改憲発議可能な3分の2となる310議席を超えるのではないか、という情報も入ってきている。


国民民主党は改憲勢力なのか否か? 山尾志桜里議員(当時、国民民主)は「緊急事態条項が危険なのではない!」と主張!衆院選で改憲勢力が3分の2議席確保の場合、「改憲発議」! 改憲の国民投票はCM規制なし! 2021.10.27

記事公開日:2021.10.27 テキスト

 2021年10月31日の衆院選では、たとえ与党の自公で過半数どまりになろうとも、日本維新の会の勢力拡大等により、改憲勢力が3分の2議席を確保する可能性がある。もしそうなれば、改憲の発議と、改憲案の是非を問う国民投票が実施される危険性は非常に高い。


衆院選の争点「政治とカネ」! 総裁選の最中、自民党が河井夫妻参院選買収事件で「党支給の1億5000万円は買収原資でない」と幕引きはかる! ところが3000万円の使途は不明! 岸田総理は再調査に否定的! 党ぐるみで疑惑もみ消しか!? 2021.10.22

記事公開日:2021.10.22 テキスト

 2021年秋の衆議院選挙の争点の一つは「政治とカネ」の問題である。中でも、2019年参院選での河井案里・克之夫妻による選挙買収事件の原資に、自民党が河井陣営に支給した1億5000万円が使われたとの疑惑は、安倍元総理や菅前総理、二階前幹事長らの関与が疑われ、注目される。


衆院解散! 岩上安身が岸田総理に質問送付! 矢野財務事務次官の、与野党の「バラマキ合戦」批判に、高市自民党政調会長が反論する一方、鈴木財務相は擁護し、政権内で見解分裂!! 総理が見解示さなければ、有権者は投票を判断できない! 改憲案の緊急事態対応案にも言及! 2021.10.21

記事公開日:2021.10.21 テキスト

 岸田文雄総理は2021年10月14日、衆議院を解散し、10月31日の衆院選投開票を発表。同日夜7時に記者会見を行った。この日は、いつものように一問一答ではなく、最初の幹事社の記者から「3つ質問があります」等と複数の質問を投げかけても司会進行もさまたげず、岸田総理も嫌な顔は見せずに質問に回答していった。


「重症者以外は入院させない」入院制限について、IWJは上昌広医師に取材! 上医師は「保健所の負担が大きいので、中軽症患者は見捨てた」!「病床不足は国立病院機構や尾身さんの病院を全部空ければいい」「厚労大臣は辞職もの!」と一刀両断! 2021.8.5

記事公開日:2021.10.2 テキスト

特集 #新型コロナウイルス
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 2021年8月2日、菅義偉総理が発表した、新型コロナ患者は重症者以外「自宅療養」させるという方針に対して、大きな批判が一斉に沸き起こり、与党の自民党・公明党からさえ撤回要求の声が出た。

 IWJでは、岩上安身のインタビューでおなじみの、医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師に見解をうかがった。


批判を受けて高市氏は「電磁パルスで敵基地無力化」を「衛星の妨害で敵基地を無力化」にこっそり修正!〜自民総裁選候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その1) 2021.9.30

記事公開日:2021.9.30 テキスト

※重要なテーマなので、本記事は、2021/9/30より10/31までの1か月間、全文を特別公開いたします。

 9月19日朝のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に、総裁選に立候補していた河野太郎規制改革・ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が生出演した。

 4人の候補者に加え、番組キャスターの松山俊行フジテレビ政治部長、レギュラーコメンテーターの橋下徹元大阪市長と、安全保障政策についての議論が行われた。


デルタ株の感染の強さの理由みえてきた!デルタ株感染者の体内のウイルス量はオリジナル株感染者の1260倍! 潜伏期間はオリジナル株の約3分の2! 複製の速度が違う! ワクチンの感染予防と発症抑制効果は約半年で84%無効に! 2021.8.26

記事公開日:2021.8.26 テキスト

 感染爆発を引き起こすデルタ株のメカニズムが判明し始めた。

 岐阜大学大学院医学系研究科の下畑享良(たかよし)教授が、海外の注目すべき論文を、ご自身のブログで2021年7月31日に複数紹介している。

 雑誌『Nature』も取り上げた査読前論文によれば、デルタ株の潜伏期間はオリジナル株の3分の2の短さだという。これは複製の速度の違いによる。しかも感染者の体内のウイルス量はなんと最大「1260倍」にもなるとされる。


世界初の研究報告! 大阪大学の荒瀬尚(あらせ ひさし)教授らの研究グループが、新型コロナに感染すると「悪玉」である感染増強抗体が産生されることを発見! ワクチンで感染増強抗体が産出されると、逆にコロナに感染しやすくなってしまう可能性が!! これでワクチンを接種した人が再び感染するブレイクスルー感染の謎に一定の説明がつく! 2021.8.18

記事公開日:2021.8.18 テキスト

 5月21日、大阪大学の荒瀬尚教授らを中心とする研究グループが、新型コロナウイルスに感染した際に、感染を防ぐ「善玉」である「中和抗体」だけでなく、感染を増強させる「悪玉」、「感染増強抗体」も産出されることを世界で初めて発見したと報告した。

 これまでにも、「感染増強抗体」の産出はデング熱などで確認されてきたが、新型コロナウイルスでは初めての報告である。


麻生副総理の「台湾有事なら日米で台湾防衛」発言に、中国外交部が「断固反対」と猛反発! 米国はキャンベル・NSCインド太平洋調整官が「米国は台湾の独立を支持しない」と明言! 麻生副総理は国を導く資格なし! 辞任し、政界引退すべし! 2021.7.8

記事公開日:2021.7.26 テキスト

 麻生太郎副総理兼副大臣が「中国が台湾に侵攻したら日米で台湾を防衛しなければならない」と、2021年7月5日の自民党議員の政治資金集めパーティーで述べた。

 これは、台湾有事の際には日本も中国と戦争をするという意思表示であり、それは原発が林立する日本中に中国のミサイルが降り注ぐことを意味する。


世界で最もワクチン接種進むイスラエルがワクチン有効性著しく低下と警鐘! 楽観論で規制撤廃の英国! デルタ株にワクチン有効か!? 英巨大空母で2回接種済の乗組員約100人感染! 9月に10隻が日本各地寄港のリスク!! 日本は8月デルタ株9割予測! 2021.7.21

記事公開日:2021.7.21 テキスト

 イスラエルは世界で最もワクチン接種が進んでいる国のひとつだが、そのイスラエル保健省は、新型コロナのワクチンの有効性が、感染予防効果等に関して著しく下がっていると、2021年7月5日に報告した。

 一方、英国政府は、デルタ株の感染拡大を受けて、6月21日に予定していた国民の行動制限の解除を1ヶ月延期した。しかし7月も感染者が急増中にもかかわらず、死者数の増加率が低いこと等から、ワクチンの効果を期待して、7月19日に行動制限の全面的解除に踏み切った。国民の多くがマスクを外し、自由に行動し始めている。7月5日に制限解除予定を発表した際、ジョンソン英首相は「ウイルスとの共存」と語っている。


文在寅大統領が五輪での訪日、首脳会談見送りを発表! 背景に在韓日本大使館相馬公使の「マスターベーション」発言! まともな歴史認識も持たない政治家・官僚が極右発言を繰り返し、隣国を侮蔑して国際関係の信頼を破壊している! 2021.7.21

記事公開日:2021.7.21 テキスト

 2021年7月19日、韓国の文在寅大統領は、東京五輪に合わせた訪日をしないことを決定した。

 「従軍慰安婦」「徴用工」の問題などがこじれにこじれ、「戦後最悪」ともいわれる日韓関係で、菅総理と文大統領が会談することは、関係改善の糸口になるのではないかと期待されていた。しかし、ここにきて新たな問題が噴出している。