地域: 東京都
「核のゴミは鉱脈を探す段階から」 ~ウラン鉱山開発がもたらす環境汚染 講師 細川弘明氏 2014.6.21
「原発を稼働させると、各工程で『核のゴミ』が必ず発生する。それは、ウラン鉱山にも、ウランの精錬工場にも当てはまる」──。
2014年6月21日、東京・八王子の「八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場」で、映画『ジャビルカ』の上映会が開かれた。1回目の上映後、この映画の日本語版監修を担当した細川弘明氏(京都精華大学教授、原子力市民委員会)が、ウラン鉱石採掘を巡る、あまり知られていない問題について解説した。細川氏は、ジャビルカ鉱山開発計画の反対運動にかかわり、計画が完全中止に至るまで尽力してきた。
「6.20 原発一揆」希望の牧場・ふくしま代表・吉沢正巳氏による抗議行動 2014.6.20
2014年6月20日(金)、霞が関 農林水産省前で、希望の牧場・ふくしま代表 吉沢正巳氏による抗議行動が行われた。
吉沢氏は「殺処分の中止」「被ばく牛の餌支援」「被ばく牛に出現した白斑症状の原因究明」の三つの要求を訴えた。
「情報は人権の要石」 国連・自由権規約委員会での秘密保護法審査を前に、岩上安身が英エセックス大学人権センター講師・藤田早苗氏に聞く~岩上安身によるインタビュー 第430回 ゲスト 藤田早苗氏 2014.6.20
特集 秘密保護法
7月15、16日と、国連自由権規約委員会による日本審査がジュネーブで行われる。この審査で秘密保護法も議論の対象となり、規約に規定されている基本的人権を侵害するものであるかが、問われることになる。
6月20日、藤田早苗・英国エセックス大学人権センター講師に岩上安身がインタビュー。藤田氏は、国際人権法の専門家としての立場から、秘密保護法に疑問を呈しており、昨年以来、秘密保護法成立の動きに対して、国連の人権問題専門家にも働きかけてきた。
米軍基地の負担を強いられてきた沖縄からみる集団的自衛権への異論、憲法を軽視する安倍政権を前泊氏が批判ー憲法破壊の「集団的自衛権」行使容認反対!安倍政権は民衆の声を無視するな!戦争をさせない1000人委員会 6.19 院内集会 2014.6.19
特集 憲法改正|特集集団的自衛権
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「沖縄は唯一、自分たちの力で憲法を勝ち取った地域。(沖縄以外の人は)憲法が保障する平和社会に慣れ、憲法がない社会がどういうことか経験していないので、わからないのだ」
元琉球新報論説委員長で沖縄国際大学教授の前泊博盛氏が、6月19日、「戦争をさせない1000人委員会」主催の院内集会で講演し、安倍政権の進める解釈改憲に異を唱え、沖縄の視点から憲法の尊さを解説した。
解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会が緊急官邸前行動「与党協議で勝手に決めるな!」 2014.6.19
解釈改憲による集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が迫る6月19日、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」は首相官邸前で緊急抗議行動を行った。
「解釈改憲絶対反対!」「与党協議で勝手に決めるな!」のコールが響く中、群馬から参加した宗教者は、「安倍政権による解釈改憲を阻止するのが公明党の使命だ」と発言。「今なら間に合う。ちゃぶ台をひっくり返して欲しい」と、公明党へ呼びかけるスピーチも目立った。
「集団的自衛権と新自由主義はリンクする」 99%の民衆がテロリスト扱いに!? ~岩上安身によるインタビュー 第429回 ゲスト 孫崎享氏 2014.6.20
特集 集団的自衛権
2014年6月20日(金)、元外務省国際情報局局長の孫崎享氏に、岩上安身がインタビューを行った。
敷地境界実効線量が年間約10.06ミリシーベルトに上昇~東電定例会見 2014.6.20
2014年6月20日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパスの海洋放出の影響などにより、福島第一原発敷地境界実効線量が、これまでの年間約9.73mSvから、年間約10.06mSvになることが東電の試算により判明した。
事故発生後の安定ヨウ素剤配布「特に問題ない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.20
2014年6月20日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。安定ヨウ素剤を事後配布する共和町の方針は、「町の実情に応じて、町が判断したので問題ない。必要な時にきちんと迅速に配布する体制を取ることが必要」だという考えを示した。
東通原発1号機の審査着手「仕事のやり方が少し変わるだけ」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.6.18
2014年6月18日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。東北電力東通原発1号機の共通部分について、審査が着手されるが、田中委員長は、「審査の原則は変わらない、仕事のやり方が少し変わるだけ」との考えを示した。
集団的自衛権行使で日本は「赤紙で招集される時代に」元防衛官僚で現役の加茂市長が警鐘 2014.6.18
安倍政権が集団的自衛権の行使を可能とする解釈改憲にひた走る中、元防衛官僚で現在新潟県加茂市長の小池清彦氏が6月18日、「集団的自衛権について考える超党派の議員と市民の勉強会」で講演した。小池市長は、集団的自衛権の行使容認で、日本は「暴力社会になる」と警鐘を鳴らした。
元防衛官僚でありながら、小池氏は2003年、加茂市長として当時の小泉政権による自衛隊のイラク派遣に反対する要望書を提出している。護憲を訴える立場として、『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る 防衛省元幹部3人の志(かもがわ出版)』などの共著を出版している。
7月の国連自由権規約委員会が秘密保護法を審査「違反勧告を勝ち取りたい」 エセックス大学講師・藤田早苗氏が報告 2014.6.17
特集 秘密保護法
7月中旬、国連ジュネーブ本部で開かれる自由権規約委員会で、昨年12月に成立した日本の「特定秘密保護法」が審査にかけられる。これまで、国連人権機関のトップであるナビ・ピレイ高等弁務官ほか、国連人権理事会特別報告者のフランク・ラ・ルー氏らがそれぞれ、「何が秘密を構成するかが曖昧」「機密に関して報道するジャーナリストにとっても深刻な脅威を含んでいる」と、同法をめぐる懸念を表明してきた。外務省には条約の公式英訳の提出と対話の場を求めてきたが、日本政府はこの要求に対し、いまだにきちんと対応していない。英訳の作成も引き伸ばしたままだという。
地下水バイパス、トリチウム濃度が過去最高値に達するも水の汲み上げは継続~東電定例会見 2014.6.18
2014年6月18日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス揚水井No.12でトリチウム濃度が上昇し、6月16日採水分で過去最高2000Bq/Lに達したことが判明した。東電は、仮にこれまでの上昇傾向が続き、2600Bq/Lに達しても、一時貯留タンク内ではトリチウム濃度は378Bq/Lになると試算しており、汲み上げ運用を継続する方針を示している。