解釈改憲による集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が迫る6月19日、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」は首相官邸前で緊急抗議行動を行った。
「解釈改憲絶対反対!」「与党協議で勝手に決めるな!」のコールが響く中、群馬から参加した宗教者は、「安倍政権による解釈改憲を阻止するのが公明党の使命だ」と発言。「今なら間に合う。ちゃぶ台をひっくり返して欲しい」と、公明党へ呼びかけるスピーチも目立った。
主催者の高田健さんは、7月初旬に予定されている安倍晋三首相の外遊前に閣議決定がされるとの見通しを示し、その可能性の高い7月4日の朝8時にも首相官邸前に集まろうと呼びかけた。
さらに、「戦争を許さない1000人委員会」が主催で衆議院議員会館で行われていた院内集会参加者らも官邸前に合流し、午後8時から抗議行動を開始した。これに、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」抗議行動参加者も加わり、官邸前歩道は主催者発表で瞬間最大1000人の人々が集まり、熱気にあふれた。