【IWJ号外】ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題! 2024.1.15

記事公開日:2024.1.15 テキスト
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(文・IWJ編集部)

特集 中東
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 IWJ代表の岩上安身です。

 ジョン・ミアシャイマー・シカゴ大学名誉教授が1月5日自身の『サブスタック』アカウントで、BRICSの一角を成す南アフリカが、昨年2023年12月29日に国際司法裁判所(ICJ)に提出した、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、「真に重要な文書」であるとして紹介しました。

 ミアシャイマー教授は、「イスラエルが行っているジェノサイドに関するすべての事実を1ヶ所に集め、イスラエルによるジェノサイドについて、包括的かつ徹底的に裏付けされた記述を提供している点」が非常に重要だと指摘しています。

 イスラエル側は、南アフリカがICJに提出した文書に対して、「イスラエルに対して行われた最も非道で、不条理で、根拠のない主張」だと強く反発、イスラエル外務省が、各国のイスラエル大使館あてに、緊急公電で反対声明を出すよう支持を出しました。

 ICJは、2024年1月11日、12日と南アフリカの提訴を受けて審理を行いました。この一連の経緯について、IWJも『日刊IWJガイド』などでお伝えしてきました。

・【第1弾! イスラエルは10月7日以降、ガザで2万3000人を超える民間人を殺害! そのうち1万人近くが子供!!】イスラエルのやっているジェノサイドは明々白々な国際法違反の人道犯罪! なぜ、米国はこの国への制裁を妨げるのか!? ダブルスタンダードを隠さない米国に、世界のリーダーを気取る覇権国の資格はない! 1月11日と12日、オランダのハーグの国際司法裁判所(ICJ)で、南アフリカが提訴したイスラエルのパレスチナ人ジェノサイドの初公判が開催!(『アルジャジーラ』、2024年1月10日)
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・【第2弾! 国際司法裁判所(ICJ)で南アフリカは「イスラエルの空爆と地上攻撃はガザの『人口の破壊』を狙っていると主張」! イスラエルは「我々は今日、南アがテロ組織ハマスの法的な代理人になったという、史上最大の偽善を目の当たりにした」と反発!】(『ロイター』2024年1月12日、『タス通信』2024年1月11日)
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・【第1弾! 南アフリカが「イスラエルはガザでジェノサイドを繰り広げている」と、国際司法裁判所に提訴! イスラエル外務省は、各国政府に反対声明を出すよう圧力をかけろと、在外大使館に公電を送信!】イスラエルは「ガザへの人道援助を増やし、民間人殺害を減らす努力をすれば『ジェノサイド条約』の定義にあてはまらない」などと、連続大量強盗殺人犯がまだ人殺しは続けるが、少しペースダウンする、と言っているのに等しい開き直り! メシアニック・ジューの登場と増加が、キリスト教原理主義・福音派の終末論の期待をより一層高めている!(『アクシオス』、2024年1月5日)
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 以下に、IWJが全文仮訳・粗訳した、ミアシャイマー教授による、南アフリカがICJに提出した「申請書」の解題をご紹介します。ぜひお読みください。

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 「私は、現在進行中のガザ戦争に興味がある人なら誰にでも、広く流布され、注意深く読まれるべき、真に重要な文書に旗印をつけるために、書いている。

 具体的には、南アフリカが2023年12月29日に国際司法裁判所(ICJ)に提出した、84ページの『申請書』のことを指している(IWJ注1)。この申請書は、イスラエルがガザのパレスチナ人に対してジェノサイド(大量虐殺)を行ったと非難するものである。

 同申請書は、2023年10月7日に戦争が始まって以来、イスラエルの行動は『ガザ地区のパレスチナ人の国民的、人種的、民族的集団のかなりの部分を破壊することを目的としている』と主張している[原注1](IWJ注2)。

 この告発は、イスラエルも署名しているジュネーブ条約におけるジェノサイドの定義に明らかに当てはまる[原注2]。

 この申請書は、イスラエルがガザで何を行っているかを見事に記述している。この申請書は、包括的で、よく描かれ、よく議論され、徹底的に文書化されている。

 申請書には、3つの主要な構成要素がある」。

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 「第1に、2023年10月7日以来、イスラエル国防軍がパレスチナ人に与えてきた恐怖を詳細に記述し、なぜパレスチナ人に、さらに多くの死と破壊が待ち受けているかを説明している。

 第2に、この申請書は、イスラエルの指導者達が、パレスチナ人に対して大量虐殺の意図を持っていることを示す、実質的な証拠を提供している。(pp.59-69)(IWJ注3)

 実際、イスラエルの指導者達の発言――すべて綿密に文書化されている――は、衝撃的だ。

 『最高の責任を負う立場』にあるイスラエル人が、パレスチナ人への対処についてどのように語っているかを読むと、ナチスがユダヤ人への対処についてどのように語っていたかを連想する人もいるだろう。(p.59)

 本質的には、この申請書は、ガザにおけるイスラエルの行動と、イスラエルの指導者達の意思表明とを突きあわせると、イスラエルの政策が『ガザのパレスチナ人を物理的に破壊するために計算された』ものであることは明らかだ、と主張しているのである。(p.39)(IWJ注4)

 第3に、この申請書は、ガザ戦争を、より広範な歴史的文脈の中に位置づけることに、かなりの労力を費やしており、イスラエルが、長年にわたってガザのパレスチナ人を、檻の中の動物のように扱ってきたことを明らかにしている。

 この申請書は、イスラエルのパレスチナ人に対する残酷な扱いを詳述した、数多の国連報告書を引用している。

 要するに、イスラエルが10月7日以降にガザで行ってきたことは、10月7日のずっと前から行ってきたことを、より極端にしたものであるということを、この申請書は明らかにしているのである。

 南アフリカの文書に記述されている事実の多くが、以前からメディアで報じられていたことに疑問の余地はない。

 しかし、この申請書が非常に重要なのは、それらすべての事実を1ヶ所に集め、イスラエルによるジェノサイドについて、包括的かつ徹底的に裏付けされた記述を提供している点である。

 言い換えれば、細部(※個々の事実)の描写をおろそかにすることなく、全体像を明らかにしている、ということだ。

 当然のことながら、イスラエル政府はこの告発を『血の中の傷』であり、『事実も司法的根拠もない』というレッテルを貼っている。

 さらにイスラエルは、『南アフリカは、イスラエル国家の破壊を求めるテロ集団に協力している』と強弁している[原注3]。

 しかし、この申請書をよく読めば、こうした、イスラエルの主張に根拠がないことは明らかである。

 実際、裁判が始まれば、イスラエルが合理的かつ合法的な方法で、自国を守ることができるとは考えにくい。結局のところ、残虐な事実は争うのが難しい。

 南アフリカの告発について、いくつか、私の見解を追加しておきたい。

 第1に、この申請書は、ジェノサイドは、他の戦争犯罪や人道に対する罪とは異なるものだが、『そのような行為すべての間には、しばしば密接な関係がある』と強調している。

 たとえば、第二次世界大戦で、英国と米国が、ドイツや日本の都市を爆撃したように、戦争に勝つために民間人を標的にすることは戦争犯罪であるが、ジェノサイドではない。

 英米は、標的となった国家の『重要な部分』や、あるいはすべての人々を滅ぼそうとはしなかった。選択的暴力に裏打ちされた民族浄化も戦争犯罪であるが、ジェノサイドではない。イスラエル出身のホロコースト専門家オメル・バルトフが『すべての犯罪の中の犯罪』[原注4]と呼ぶジェノサイドとは異なるものである。

 実のところ、私は、イスラエルが戦争を開始した後2ヶ月間は、バルトフがイスラエル指導者側の『ジェノサイドの意図』と呼ぶ証拠が増えていたにもかかわらず、重大な戦争犯罪を犯しているが、ジェノサイドではないと信じていた[原注5]。

 しかし、2023年11月24日から30日までの休戦が終了し、イスラエルが攻撃に戻った後、イスラエルの指導者達が、実は、ガザのパレスチナの人口のかなりの部分を物理的に破壊しようとしていることが明らかになった。

 第2に、南アフリカの申請書は、イスラエルに焦点を当てているとはいえ、米国、特にバイデン大統領とその主な副官達に対して、大きな影響を与える。

 なぜか? バイデン政権がイスラエルのジェノサイドに加担していることは疑いようがないからだ。これもまた、ジェノサイド条約によれば、処罰の対象となる行為だからである。

 バイデン大統領は、イスラエルが『無差別爆撃』を行っていることを認めたにもかかわらず、『イスラエルを守る以外のことは、我々は何もするつもりはない』と述べた[原注6] (IWJ注5)。

 バイデン大統領は、自分の言葉を忠実に守り、イスラエルに追加の軍備を迅速に提供するために、2回も、議会を迂回することまでやった。

 バイデン大統領の行動の法的な意味合いはさておき、バイデンの名前――そして米国の名前――は、教科書に載るであろう、ジェノサイド未遂事件と永久に結びつけられることになるだろう。

 第3に、私は、ホロコーストの生存者とその子孫で満杯のイスラエルが、ジェノサイドという重大な罪に直面する日が来るとは想像もしていなかった。

 この事件が、国際司法裁判所(ICJ)でどのように決着するかによらず――そして私は、米国とイスラエルが公正な裁判を避けるためにとるであろう策略を十分に承知しているが――、将来的には、イスラエルは、まさしくジェノサイドの『正典』のひとつとなる事件の主犯として、広く認知されることになるだろう。

 第4に、南アフリカの申請書は、ICJが介入に成功しない限り、このジェノサイドがすぐに終わると考える理由はないと強調している。

 この点を強調するために、この申請書は、2023年12月25日(※キリスト教徒にとってはクリスマスだが、ユダヤ教徒にとっては降誕祭の日ではない)のイスラエルのネタニヤフ首相の言葉を2度引用している。

 『我々は戦争を止めない。我々は戦い続けており、今後数日間、戦いをより深めていく。これは長い戦いになるだろう。戦いはまだ終わっていない』。(p.8、p.82)

 南アフリカと国際司法裁判所が戦闘に終止符を打つことを期待したいが、結局のところ、イスラエルや米国のような国に、国際裁判所が強制する力は、著しく限られている。

 最後に、米国は自由民主主義国家であり、知識人、新聞編集者、政策立案者、評論家、学者などが満ち溢れており、彼らは世界中の人権保護に深い決意をもってることを日常的に宣言している。

 彼らは、戦争犯罪を犯した国に対して、特に米国やその同盟国が含まれる場合には、声を荒げる傾向がある。

 しかし、イスラエルのジェノサイドの場合、リベラル主流派の人権擁護論者のほとんどは、イスラエルのガザでの野蛮な行動や、イスラエルの指導者達のジェノサイド的な言説についてほとんど発言しない。(IWJ注6)

 願わくば、彼らの不穏な沈黙が、いつの日か彼ら自身によって釈明されますように。

 いずれにしても、歴史は彼らに優しくはないだろう。なぜなら、彼らは自国が恐ろしい犯罪に加担しているにもかかわらず、ほとんど何も語らなかったのだから。(IWJ注)

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(IWJ注1)直訳すれば「手続き開始のための申請書」。冒頭で、イスラエルを提訴し、パレスチナ人を保護する暫定的措置をICJに求めている。「裁判所規程第36条(1)および第40条ならびに裁判所規則第38条に従い、南アフリカ共和国(以下「南アフリカ」)の名においてイスラエル国(以下「イスラエル」)に対する訴訟を提起する本申請書を提出する栄誉に浴する。規程第41条に従い、本申請には、本書で訴えられた権利を、差し迫った回復不能な損失から保護するための暫定的措置を裁判所が示すことを求める要請が含まれる」。

[原注1] :APPLICATION INSTITUTING PROCEEDINGS(2023年12月28日)

(IWJ注2)南アフリカによる「手続き開始のための申請書」の「はじめに」には、以下のようにある。
 「南アフリカが訴えているイスラエルによる行為および不作為は、パレスチナの民族的、人種的、民族的集団の相当部分、すなわちガザ地区のパレスチナ人集団(「ガザのパレスチナ人」)の一部を破壊することを意図しているため、ジェノサイド的な性格を有している。問題の行為には、ガザのパレスチナ人を殺害し、身体的・精神的に深刻な被害を与え、身体的破壊をもたらすような生活条件を与えることが含まれる。これらの行為はすべてイスラエルに起因するものであり、イスラエルはジェノサイド条約に明白に違反し、ジェノサイドを防止することができず、ジェノサイド条約に基づくその他の基本的義務にも違反し、違反し続けている」。

[原注2]: Convention on the Prevention and Punishment of the Crime of Genocide(United Nations)

(IWJ注3)南アフリカの申請書の、「イスラエル国家高官らによるパレスチナ人に対する虐殺意図の表明」と題された項目には、ネタニヤフ首相とネタニヤフ政権の高官らの発言が列挙されている。いくつかの発言を引用する。
・ベンヤミン・ネタニヤフ首相(2023年10月7日)「(イスラエル軍兵士は)血に飢えた怪物を倒す準備ができている」。
・同(2023年11月3日)「これは光の子と闇の子との戦いだ。私たちは、光が闇に打ち勝つまで、つまり、善が私たちと全世界を脅かす極悪に打ち勝つまで、任務を放棄するつもりはない」。
・同(2023年12月24日)「私たちは怪物と対峙している。両親の目の前で子供たちを殺害した怪物と…。これは、野蛮人に対するイスラエルの戦いであるだけでなく、野蛮に対する文明の戦いでもある」。
・アイザック・ヘルツォーク大統領(2023年10月12日)「ガザにいる100万人以上のパレスチナ人は子供達だ。一般市民は関与していないというレトリックは真実ではない。絶対に真実ではない。…そして、我々は彼らの背骨を折るまで戦うだろう」。
・ヨアヴ・ギャラント国防相(2023年10月9日)「ガザを完全に包囲している。電気も食料も水も燃料もない。すべてが閉鎖されている。我々は人間の動物と戦っている」。
・同(2023年10月10日)「ガザは以前のようには戻らない。我々はすべてを排除する。ガザが以前のように戻ることはない。数週間、あるいは数ヶ月かけて、あらゆる場所に到達する」。
・イタマール・ベン・グヴィール国家安全保障大臣(2023年11月10日)「はっきりさせておきたいのは、ハマスが壊滅させられるべきだというとき、それはハマスにお祝いをする者、支援する者、お菓子を配る者、それらもすべてテロリストであり、彼らもまた壊滅させられるべきだということだ」。
・イスラエル・カッツ エネルギー・インフラ大臣(2023年10月13日)「ガザにいるすべての市民に即時退去を命じる。我々は勝利する。彼らはこの世から去るまで、一滴の水も、一本の電池も受け取らない」。
・ベザレル・スモトリッチ財務大臣(2023年10月8日)「50年ぶりの打撃を与え、ガザを崩壊させる必要がある」。
・アミチャイ・エリヤフ遺産大臣(2023年11月1日)「ガザ地区北部、かつてないほど美しい。すべてが吹き飛ばされ、平らになり、目を楽しませてくれる…。私の心の中では、長年にわたってガザのために戦った人たちや、グーシュ・カティフ(旧イスラエル入植地)から追い出された人たちに、たくさんの土地を手渡すつもりだ」。
・ニシム・ヴァトゥリ クネセト副議長、外交安全保障委員会委(2023年10月7日)「ガザ地区を地上から消し去る。できない者は交代させる」。

(IWJ注4)南アフリカの申請書には、「ガザのパレスチナ人に深刻な身体的・精神的苦痛を与える」の項目75に、以下のように記述されている。
 「ガザ全域で、防寒着、寝具、毛布、重要な非食品が極度に不足しており、人々は調理や暖をとるために廃材や廃棄物に大きく依存しているため、呼吸器疾患のリスクが高まっている。
 また、清潔な水の不足も深刻で、水分補給だけでなく、洗濯、掃除、調理の能力にも深刻な影響を及ぼしている。
 包囲と爆撃によるインフラ被害は、適切な水処理と配給、下水管理を妨げ続けており、洪水は避難民パレスチナ人の間で感染症が蔓延するリスクを飛躍的に高めている。
 2023年12月20日、世界保健機関(WHO)の事務局長は、『ガザではすでに感染症が急増している』と警告した。5歳以下の子どもの下痢患者は、紛争前の25倍にもなっている。このような病気は栄養失調の子どもたちにとって致命的であり、保健サービスが機能していない場合はなおさらである。
 下水はもはや管理できないため、パレスチナ人が暮らす通りに流れ込んでいる。
 どこを見ても、その場しのぎのシェルターでごった返している。どこに行っても、人々は絶望し、飢え、怯えている。
 こうした状況は、イスラエルが意図的に与えたものであり、ガザのパレスチナ人集団を破滅させるために計算されたものである」。

[原注3]:‘Blood libel’: Israel slams South Africa for filing ICJ genocide motion over Gaza war(The Times of Israel、2023年12月29日)

[原注4]: What I Believe as a Historian of Genocide(The New York Times、2023年11月10日)

[原注5]:Death and Destruction in Gaza(JOHN J. MEARSHEIMER、2023年12月12日)

[原注6]:How Joe Biden Became America’s Top Israel Hawk(Mother Jones、2023年12月22日)

(IWJ注5)バイデン大統領は、昨年10月18日にイスラエルを訪問してネタニヤフ首相と会談した際に、「シオニストになるためにユダヤ人である必要はないと思う。そして、私はシオニストだ」とまで述べている。
・はじめに~『ロイター』がスクープ! バイデン大統領、イスラエル訪問時に「シオニストになるためにユダヤ人である必要はないと思う。そして、私はシオニストだ」と発言!「国務長官としてだけではなく、一人のユダヤ人として皆さんの前に立っている」と発言したブリンケン国務長官に続き、イスラエル極右政権による過激な報復攻撃を容認し、「人道的停戦」を阻止したバイデン政権の、シオニズム政権としての「本性」があらわに! 米国はシオニズムというイデオロギーの前に、ひざまづいた!
会員版:(日刊IWJガイド、2023.10.26日号)>
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(IWJ注6)米国の知識人達は沈黙を守っているかもしれないが、ネタニヤフ首相と連立政権を組む、イスラエルの極右政党の閣僚らは、もはや、ジェノサイドの意図を隠そうともしていない。
・はじめに~ナチスと共通するシオニスト・イスラエルのパレスチナ人追放計画! ハマスとの戦闘終了後に「ガザ住民をガザ地区に残すべきではない」と主張!「人道的移民」が「唯一の解決策」だとうそぶき、コンゴなどに秘密裏に移民受け入れを要請! どこが「人道的」か!!
会員版:(日刊IWJガイド、2024.1.6号)
非会員版:(日刊IWJガイド、2024.1.6号)

・【第1弾! イスラエルの極右政党「宗教シオニスト党」の党首であり、連立政権の財務大臣をつとめるベツァレル・スモトリッチ氏が、ユダヤ人にガザ地区への再入植を呼びかける!】パレスチナ人を虐殺し追放した土地に、イスラエルの不動産会社が「海辺のドリームハウス」を計画!? シオニストは、どこまで無神経なのか!?(AFP、1日ほか)
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