日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナとロシアの報復の応酬がとまらない! プーチン大統領は『ウクライナを利用してロシアを破壊しようとする西側のエリートが問題』と批判」2024.1.5号~No.4115


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナが12月末クリミアのロシア海軍のノヴォチェルカスク揚陸艦を空中発射ミサイルで攻撃して破壊! ロシア軍はすぐさまウクライナ全土に「開戦以来最大規模のミサイル攻撃」! ウクライナ情報局は、ゼレンスキー大統領の命令で、ロシア領内ベルゴロドへクラスター爆弾を用いた民間人への無差別攻撃で報復! プーチン大統領は「ウクライナは我々の敵ではないが、ウクライナを利用してロシアを破壊しようとする西側のエリートが問題」だと「代理戦争」の背後にいる欧米を非難し、ロシア軍はウクライナ国内の軍事施設に報復攻撃! 停戦交渉を妨害した米英と欧州はいつになったら卑劣な「代理戦争」をやめるのか!?

■IWJへの緊急支援をお願いします! 2023年12月は、28日時点で月間目標額400万円の57%でした。IWJは事実にもとづいた真実を、市民の皆さまに伝え続けます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます!

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! イスラエルの極右政党「宗教シオニスト党」の党首であり、連立政権の財務大臣をつとめるベツァレル・スモトリッチ氏が、ユダヤ人にガザ地区への再入植を呼びかける!】パレスチナ人を虐殺し追放した土地に、イスラエルの不動産会社が「海辺のドリームハウス」を計画!? シオニストは、どこまで無神経なのか!?(AFP、1日ほか)

■【第2弾! イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アルーリ氏が2日にイスラエルによる攻撃で殺害される!】ハマスと同じく植民地主義シオニズムと戦うヒズボラの指導者は、アルーリ氏の殺害は「イスラエルによる明白な侵略」であり、「我々との戦争を考える者は後悔する」と警告!!(AFP、3日ほか)

■【第3弾! 米国によって暗殺されたイランのソレイマニ司令官の追悼式中に2回の爆発! このテロで103人が死亡!】イラン革命軍部隊司令官は、爆発が「シオニスト政権(イスラエル)と米国の工作員」によるものと主張! イラン国営テレビは、群衆が夜間に墓地に集まり、「イスラエルに死を」、「アメリカに死を」と叫ぶ映像を放映! 比較的慎重にふるまっていたイランに対する挑発のためのテロか!?(ロイター、3日ほか)

■<号外を出します!>「元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏が、ウクライナによるロシア領ベルゴロドへのロケット弾攻撃について、『ゼレンスキーは致命的なミスを犯した可能性がある』と警告!」

■<IWJピックアップ集・2024年新春特設サイトのご案内>激動の2023年を振り返る! 年末年始12月29日から1月7日(予定)まで新春特設サイトを開設します!【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題でIWJコンテンツを一堂に集めました! ぜひこの機会にゆっくりと御覧ください! なお、残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っていないので、会員の方はアーカイブで御覧ください! 特設サイトにアップするのは、年明けになります!

■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

■【急募! 事務班スタッフ】事務班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、ジャーナリズムに関する専門知識はいりません。PC操作ができること、きちょうめんな事務職の資質と、対外連絡などの必要最低限のコミュニケーション能力があれば大丈夫です! 取材のためのアポ取りや、IWJの活動予定を組み立てる役割を担っています。欠員につき、急募します!
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■はじめに~ウクライナが12月末クリミアのロシア海軍のノヴォチェルカスク揚陸艦を空中発射ミサイルで攻撃して破壊! ロシア軍はすぐさまウクライナ全土に「開戦以来最大規模のミサイル攻撃」! ウクライナ情報局は、ゼレンスキー大統領の命令で、ロシア領内ベルゴロドへクラスター爆弾を用いた民間人への無差別攻撃で報復! プーチン大統領は「ウクライナは我々の敵ではないが、ウクライナを利用してロシアを破壊しようとする西側のエリートが問題」だと「代理戦争」の背後にいる欧米を非難し、ロシア軍はウクライナ国内の軍事施設に報復攻撃! 停戦交渉を妨害した米英と欧州はいつになったら卑劣な「代理戦争」をやめるのか!?

 昨年2023年6月4日に始まったウクライナ軍による「反転攻勢」で、ウクライナ軍は、ロシア軍がヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルガンスク州のウクライナ東南部4州で、1000kmにわたって築いた3重の防衛線である「スロヴィキン・ライン」を、半年かかっても突破できませんでした。

 日本のマスメディアなどはこぞって、ウクライナが優勢に戦っているなどと数ヶ月にわたってデマを流し続けましたが、これは西側共通のプロパガンダです。昨年末近くになって、ウクライナ軍劣勢と、急に報道姿勢を改めましたが、現実にはむしろ逆に、「スロヴィキン・ライン」を超えてロシア側が支配地域をゆっくりと拡大しています。

 地上戦では「勝ち目」のなくなったウクライナ軍は、米英がこれまでロシアを刺激しないよう、供給してこなかった長距離ミサイルを、米英等の方針転換で手に入れて奇襲攻撃に用いました。なんとか西側諸国にウクライナ軍の活躍ぶりをアピールし、軍事支援を勝ち取ろうとしているかのようです。

 昨年末、12月26日、ウクライナ軍は、クリミア半島の南海岸に位置するフェオドシヤ港に駐留していた、ロシア海軍のノヴォチェルカスク揚陸艦を空中発射ミサイルで攻撃し、損傷を与えることに成功した、と発表しました。

 12月27日付『ロイター』によれば、ウクライナ空軍のユーリー・イフナット報道官は、巡航ミサイルを使用したことを認めましたが、その種類は明らかにはしませんでした。『ロイター』は英国かフランスが供与したミサイルである可能性を示唆しています。

 イフナット報道官は、ノヴォチェルカスク揚陸艦は深刻な損害に見舞われ、再就役するのは難しいと述べました。

 ロシア側も、ウクライナ側から攻撃があったことを認めています。ロシア国防省は、ウクライナ軍がクリミアのフェオドシヤ港を空中発射ミサイルで攻撃し、ノヴォチェルカスク大型揚陸艦が損傷したと発表しました。

 クリミア知事のセルゲイ・アクショーノフ氏は、『テレグラム』で、攻撃によって1人が殺害されたと述べました。

※Ukraine strikes Russian naval landing warship, Moscow admits damage(Reuter、2023年12月27日)
https://www.reuters.com/world/europe/ukraine-carries-out-air-assault-crimeas-port-feodosia-2023-12-26/

 ウクライナ軍によるクリミアへの攻撃を受けて、その反撃として、ロシア軍は12月29日、開戦以来最大規模のミサイル攻撃を、ウクライナの首都キエフを含む、ウクライナの諸都市に開始しました。

 12月19日付『ガーディアン』によると、ロシア軍は、キエフ、リヴィウ、ハリコフ、及びその他の西部と南部の都市へ爆撃をかけ、「少なくとも民間人30人が死亡、160人が負傷」しました。

 ポーランド軍は、ロシア軍がウクライナに向けて発射したミサイルの一部が、ポーランドの領空を、約40キロメートル、約3分にわたって通過したと発表しました。

 ウクライナ当局は、ドニプロペトロシク市の中心部で、ショッピングセンターと産科病院が攻撃を受けたと発表しました。

 さらに、南部の港湾都市オデッサでは、「ロケット弾3発が住宅に着弾し、3人が死亡、さらに子供2人と妊婦1人を含む26人が負傷した」と発表しています。

 ゼレンスキー大統領は、同日、ロシアが約110発のミサイルを発射し、「産科病棟、教育施設、ショッピングモール、高層住宅と民家、商業倉庫(施設)と駐車場」などを攻撃したと発表し、非難しました。

 ウクライナ空軍は、ロシアが「極超音速ミサイル、巡航ミサイル、弾道ミサイルを使用しており、その中には迎撃が極めて困難なミサイルも含まれている」と説明しました。

 最大速度がマッハ20ともいわれる極超音速ミサイルを追撃するのは、理論上も現実的にも不可能であり、「追撃が困難」なのは当然のことでしょう。

※Poland reports airspace incursion as Russia launches huge strike on Ukraine(The Guardian、2023年12月29日)
https://www.theguardian.com/world/2023/dec/29/russia-launches-huge-wave-missile-strikes-ukraine

 ロシア軍による大規模攻撃の翌日にあたる12月30日、ウクライナ軍は、ロシア国内のベルゴロドを標的とした大規模なロケット攻撃を行いました。

 日本人の感覚からすると、仕事納めも終わっていて、暮れも押し迫っているという大晦日の前日に、クリスマス休戦もなく(ウクライナもロシアもあのローマ教会ではなく、正教会のため、12月25日はキリストの誕生祭ではなく、1月7日が誕生祭りとされる。ただし、ゼレンスキー政権は正教会の伝統に逆らって、2023年からクリスマスを12月25日に変更している)こんなロケット攻撃の撃ち合いをしているのですから、本当に大変です。

 2024年1月1日付『RT』によると、12月30日の攻撃により、子供5人を含む25人の市民が殺害された、とベルゴロド州のヴャチェスラフ・グラドコフ知事が1日、『テレグラム』上で発表しました。

※Another child dies after Ukrainian attack on Russian city(RT、2023年1月1日)
https://www.rt.com/russia/590014-belgorod-death-toll-ukraine-attack/

 2023年12月31日付『RT』は、モスクワの治安関係者に取材した上で、ベルゴロド州への攻撃は、ゼレンスキー大統領の直接の命令によって開始された、と報じました。

 同『RT』によると、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍事情報局(GUR)のトップであるキリル・ブダノフ情報局長を作戦の責任者にすえました。

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■IWJへの緊急支援をお願いします! 2023年12月は、28日時点で月間目標額400万円の57%でした。IWJは事実にもとづいた真実を、市民の皆さまに伝え続けます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 12月は28日までの28日間で、141件、226万500円のご寄付をいただいています。ありがとうございます!

 しかし、これは、毎月の活動費の月間目標額400万円の57%でしかありません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 年が改まったこの1月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!

 どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額は合計で2200万円となってしまいました。第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

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 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

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 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! イスラエルの極右政党「宗教シオニスト党」の党首であり、連立政権の財務大臣をつとめるベツァレル・スモトリッチ氏が、ユダヤ人にガザ地区への再入植を呼びかける!】パレスチナ人を虐殺し追放した土地に、イスラエルの不動産会社が「海辺のドリームハウス」を計画!? シオニストは、どこまで無神経なのか!?(AFP、1日ほか)

 1日付『AFP』によると、イスラエルの極右政党「宗教シオニスト党」の党首であるベツァレル・スモトリッチ財務相は、12月31日に、今、現在進行形のパレスチナ人の虐殺を終えた後のガザ地区に、ユダヤ人が再入植し、ガザをイスラエル政府が長期にわたって支配しなければならないと、発言しました。

 「安全保障を実現するには、我々がガザを支配しなければならない。(中略)ガザを長期にわたって支配するには、民間人の存在が必要だ」。

 イスラエルは1967年から2005年までの間、ガザ地区にイスラエル軍を置き、入植活動をしていました。

 2005年に、イスラエルは軍と入植者を一時的に完全撤退させましたが、代わりに高い壁を建設して張り巡らせ、外部と遮断し、ガザ地区を「天井のない監獄」として封鎖してきました。

 スモトリッチ氏は、ガザで暮らす約240万人のパレスチナ人に対し、イスラエルは他国への移住を「奨励」すべきだと主張しています。

 「戦略的に正しい方法で移住を奨励し、ガザのアラブ人(パレスチナ人のこと)が200万人から10万~20万人になれば、(戦争が終わった)後のことに関する議論全体が全く異なってくるだろう。

 我々は国際社会と周辺のアラブ諸国の協力を得て、人道的な良いやり方でこうした難民の他国での社会復帰を支援していく」。

 ハマス側は、スモトリッチ財務相の発言は、「(パレスチナ人に対する)激しいあざけりで、戦争犯罪だ」と非難し、(ガザ住民は)自分達の土地と家から追放しようとするあらゆる試みに断固として立ち向かう」と宣言しました。

※イスラエル財務相、ユダヤ人のガザ入植再開呼び掛け(AFP、2024年1月1日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3498582

★スモトリッチ財務相によるパレスチナ人の虐殺・追放と、イスラエル人(ユダヤ人)ガザへの再入植の呼びかけは、再び国際社会で物議を醸しています。この発言によって、イスラエル軍によるガザ地区への集中的な破壊は、ハマスと戦うことが目的なのではなく、パレスチナ人を大量に虐殺すること、あるいは国外への永久追放によってパレスチナ人のいない土地にし、イスラエルによる占領と支配を貫徹することが目的なのだと、「本音」を明らかにしました。

 4日付『AFP』によると、米国は、スモトリッチ財務相のパレスチナ人に地区外への移住を奨励し、ユダヤ人に再入植を呼び掛けるべきだとの考えを示したことを非難してみせました。

 米政府は「イスラエルのベツァレル・スモトリッチ財務相とイタマル・ベングビール国家治安相による、パレスチナ人のガザ外への移住を奨励する最近の発言を認めない」と批判を表明はしましたが、これは米国の偽善的なポーズであるというべきでしょう。

 何十年も、米国はこうした偽善的な言葉を発し続け、その一方で、イスラエルに莫大な資金と兵器とを援助し続けてきたのです。全世界がこの偽善に騙され続けてきましたが、もはや騙されません。

 イスラエルにはパレスチナとの2国家併存など、実現するつもりは皆無です。

 米国も、時折、イスラエルをいさめてみせるものの、実際にやっていることは、イスラエルのみがパレスチナに国家を単独で樹立し、周囲のおアラブ諸国を妥協させて、事実上、中東にイスラエルが覇権をおよぼす帝国をつくることを後押ししてきました。

 そのためにイラクも、リビアも、シリアも邪魔だったのであり、今ではイランが1番の敵で、米国がイランを武力で倒せないならば、中東唯一の核保有国であるイスラエルが、単独でもイランをつぶすことをもくろんでいるのです。

※米、イスラエル閣僚を非難 ガザ住民の地区外移住めぐり(AFP、2024年1月4日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3498806

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■【第2弾! イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アルーリ氏が2日にイスラエルによる攻撃で殺害される!】ハマスと同じく植民地主義シオニズムと戦うヒズボラの指導者は、アルーリ氏の殺害は「イスラエルによる明白な侵略」であり、「我々との戦争を考える者は後悔する」と警告!!(AFP、3日ほか)

 ハマス幹部のサレハ・アルーリ副代表が2日、レバノン南部ベイルートへのイスラエルによる攻撃で死亡しました。3日付『AFP』などが報じました。

 昨年10月7日のハマスによるイスラエル襲撃以降、イスラエル軍がイスラエル北部に位置するレバノンの首都ベイルートを攻撃したのは、今回が初めてだということです。

 レバノンのメディアによると、イスラエル軍の無人機攻撃により、計7人が殺害されました。

 レバノンのナジブ・ミカティ首相は、アルーリ氏殺害を非難し、「この一件は、イスラエルとハマスの武力衝突にレバノンをより深く関与させることになる」と述べました。

※イスラエル、レバノン攻撃でハマス幹部殺害(AFP、2024年1月3日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3498732

★イスラエルによるハマス幹部アルーリ氏殺害が、パレスチナ内部だけでなく、中東地域に広く紛争を招く危険性が高まっています。

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■【第3弾! 米国によって暗殺されたイランのソレイマニ司令官の追悼式中に2回の爆発! このテロで103人が死亡!】イラン革命軍部隊司令官は、爆発が「シオニスト政権(イスラエル)と米国の工作員」によるものと主張! イラン国営テレビは、群衆が夜間に墓地に集まり、「イスラエルに死を」、「アメリカに死を」と叫ぶ映像を放映! 比較的慎重にふるまっていたイランに対する挑発のためのテロか!?(ロイター、3日ほか)

 3日付『ロイター』によると、同日、イラン南東部ケルマンで、2020年1月3日に米軍の無人機攻撃で殺害されたイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガーセム・ソレイマニ司令官の墓がある墓地で追悼式典中に、2回の爆発がありました。

 地元当局者は、国営イラン通信(IRNA)に対して、「墓地に通じる道沿いに仕掛けられた爆発物2つが、テロリストの遠隔操作によって爆発した」と語ったということです。

 この事件を受けて、イランのライシ大統領は「凶悪かつ非人道的な犯罪」と非難、4日に予定していたトルコ訪問を中止しました。

 最高権力者ハメネイ師は声明で「間違いなく厳しい対応が取られる」と警告しています。

 「コッズ部隊」のイスマイル・ガアニ司令官は、爆発が「シオニスト政権(イスラエル)と米国の工作員」によるものだと主張しました。

 国営テレビは、群衆が夜間に墓地に集まり、「イスラエルに死を」「アメリカに死を」と叫ぶ映像を放映しています。

※イランで爆発、約100人死亡 殺害司令官の墓近辺 「テロ攻撃」と当局(ロイター、2024年1月3日)
https://jp.reuters.com/world/security/MO5HKNYTFFJPJDDE33WVW5IQG4-2024-01-03/

 4日付『CNN』によると、爆発によって、少なくとも103人が死亡、188人が負傷しました。

※イランで連続爆発、103人死亡 米殺害の司令官の墓周辺(CNN、2024年1月4日)
https://www.cnn.co.jp/world/35213410.html

★イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官は、存命当時、イランで最も有力な軍人でした。4年前、イラクのバグダッド国際空港で、米軍による空爆で殺害されました。

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■<号外を出します!>「元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏が、ウクライナによるロシア領ベルゴロドへのロケット弾攻撃について、『ゼレンスキーは致命的なミスを犯した可能性がある』と警告!」

 元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏が、『サブスタック』の自身のブログ「ウェポンズ・アンド・ストラテジー(武器と戦略)」で、1月3日、ウクライナ軍によるロシア領内の都市ベルゴロドへの攻撃について、「ゼレンスキーは致命的なミスを犯した可能性がある」と警鐘を鳴らしました。

※Russia Steps Up Attacks on Ukraine After Rocket Strikes on Belgorod――Zelensky May Have Made a Fatal Mistake(Stephen Bryen、Substuck、2024年1月3日)
https://weapons.substack.com/p/russia-steps-up-attacks-on-ukraine

 本日の『日刊IWJガイド』2024年1月5日号でも、「はじめに」で、2023年末の12月26日に、クリミア半島の港湾に駐留していたロシア海軍船に対するウクライナ軍による攻撃に対して、「開戦以来最大の規模」とされるロシア側の反撃が12月29日から行われ、さらにそれに対し、ウクライナ側によってベルゴロドへの民間人に対する、クラスター爆弾を用いた無差別攻撃が12月30日に行われるなど、報復の応酬が続いていることをお知らせしています。

 ブライエン氏は米国防副次官のほか、リーハイ大学政府助教授、米国上院外交委員会上級参謀長、ユダヤ国家安全保障問題研究所所長、貿易安全保障政策担当国防次官代理などを歴任し、国防技術安全保障局の創設者および初代局長、デルタ・テック社の社長、フィンメカニカ・ノース・アメリカ(現レオナルド)の社長、および米国中国安全保障検討委員会の委員を務めた経歴があります。

 ゼレンスキー大統領は、莫大な損失を出す地上戦ではなく、米国や英国フランスなどが供与した長射程ミサイルや自爆型無人機などの「飛び道具」を用いて、クリミア半島やロシア領内に攻撃をかけ、西側諸国の注目を集め、軍事支援の再開に結びつる戦略に出ています。

 ブライエン氏は、このゼレンスキー大統領の戦略は、ウクライナ軍総司令官であるザルジニー将軍の唱える、確実に防衛できるところまで後退して、できる限りロシアの攻勢をしのぐという作戦とは、まったく別の方向性だと指摘しています。

 ブライエン氏は、ゼレンスキー大統領の戦略は、むしろ、ロシアと直接対決したくないNATO諸国の支持を失う「自傷行為」になるだろうと警告しています。

 詳しくはどうぞ、本日正午に発行する予定の「IWJ号外」をお読みください。

■<IWJピックアップ集・2024年新春特設サイトのご案内>激動の2023年を振り返る! 年末年始12月29日から1月7日(予定)まで新春特設サイトを開設します!【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題でIWJコンテンツを一堂に集めました! ぜひこの機会にゆっくりと御覧ください! なお、残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っていないので、会員の方はアーカイブで御覧ください! 特設サイトにアップするのは、年明けになります!

 2年目に入ったウクライナ紛争、闇バイト強盗「ルフィ」事件、袴田巌さんの再審開始、木原誠二前官房副長官の家族のからむ疑惑事件、G7広島サミットの開催、ジャニー喜多川氏の性加害問題とジャニーズ事務所の解体、福島第一原発のトリチウム水の海洋放出開始とアジアをはじめとする世界の反発、統一教会に対する質問権の行使と解散命令請求、インボイス制度の導入、東京都下をはじめ全国の米軍基地周辺でのPFAS汚染問題、10月7日に行われたハマスの「アルアクサの大洪水作戦」と、イスラエルによるパレスチナ人の大量虐殺、政治資金をめぐる裏金疑惑…と、2023年は、国内外ともに激動の1年でした。

 そしてその激動のほとんど、特にウクライナ紛争、中東問題などは、年末年始の休みもなく、年をまたいで継続しています。

 2023年を、皆さまはいかがお過ごしになられたでしょうか。どうぞ、皆さまおひとりおひとりにとって、2024年がより良い1年となりますように、祈念いたします。

 同時に、IWJの特にテキスト班としては、クリスマスもニューイヤーも戦火が途切れない、ウクライナ紛争とイスラエルを中心とする中東の状況を、ウォッチし続けてきました。

 しかし、まさか元旦から能登半島地震という大震災に見舞われるとは、予想だにしていませんでした。

 能登震災にあわれた被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。また、一刻も早く復興が進みますよう、祈念いたします。微力ながら、原発地における震災のリスク、そして中国などと日本海をはさんで直面する日本海側の戦争リスクにも、警鐘を鳴らさせていただきます。

 どうぞ、独自の視点を保ち続けているIWJにご支援をよろしくお願いします!

 IWJでは、年末年始12月29日から1月7日(予定)まで「新春特設サイト」を開設しています。激動の2023年のIWJコンテンツを【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題で、皆さまにぜひみていただきたい今年の岩上安身によるインタビューやIWJ取材・ハイライト、そして日刊IWJガイドの記事を一堂に集めました。

 それぞれ以下のリンクから御覧ください。

1)【ウクライナ編】
※IWJピックアップ集・2024年新春特設サイト ウクライナ紛争2年目、米国覇権の凋落が顕著に! ウクライナ軍の『反転攻勢』は失敗! あくまで戦争継続を望むゼレンスキー大統領とバイデン政権、次は米NATOとロシアの直接対決か?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520608

※日刊IWJガイド2023年総まくり【ウクライナ編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520733

2)【イスラエル編】
※IWJピックアップ集・2024年新春特設サイト パレスチナ人の大量虐殺と永久追放を進めるイスラエルと、あくまでもイスラエルを支援する米国が世界的に孤立を深める!【イスラエル編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520580

※日刊IWJガイド2023年総まくり【イスラエル編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520743

3)【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
※今こそ「リスクよりも便益が勝る」と進められたメッセンジャーRNAワクチン接種の検証を! レプリコンワクチン・パンデミック条約の危険性とは?【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520618

※日刊IWJガイド2023年総まくり【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520741

4)【安倍派等への強制捜査等(仮)】

※ウクライナ同様、日本が米国の代理戦争の捨て駒にされる、その布石か! 死の直前の故・安倍晋三元総理の発言はプーチンの論理を肯定していた!【安倍派等への強制捜査等(仮)】(仮題)

 残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っておりません。会員の方はアーカイブで関連コンテンツを御覧ください。特設サイトにアップするのは、年明けになります!

 能登半島地震の発災を受けて、また、5つ目の特設サイトの開設も急ぎたいと思います。2011年の東日本大震災の教訓が、今回の震災でも間違いなく生きると思います。

 普段は忙しくてゆっくりインタビュー動画を見る時間がないという方も、松の内間はお時間をとっていただき、ぜひこの機会にインタビュー全編やハイライト、日刊IWJガイドの記事などを御覧いただければと思います。

■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 12月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日に収録した、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

 2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は、感染症法の分類で季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。これに伴い、国が行ってきた感染者数の全数把握は終了し、「マスク、うがい、消毒、3密回避」への人々の意識も急速に緩んでいき、世の中は「コロナ前」に戻ったかのような「空気」が広がりました。

 振り返ると、日本で最初の感染者が確認されたのが2020年1月。感染力が強い未知のウイルスで有効な治療薬もない。この時は、結核やSARSと同じ危険度の「2類相当」に指定されました。コロナ禍の始まりです。

 医療現場をはじめ、人々の生活全般が大混乱に見舞われ、志村けんさんや岡江久美子さんなど、感染した著名人の訃報も相次ぎました。政府は緊急事態宣言を出し、街から人の姿が消えました。そんな中、唯一の光明のように「感染しても重症化を防ぐ」というワクチンが登場しました。

 2021年1月、菅義偉総理(当時)は、河野太郎行政改革担当大臣をワクチン接種推進担当大臣に任命し、自衛隊を使ったワクチンの大規模接種を実施しました。自治体や企業単位の接種も始まり、メディアはこれを大きく喧伝、人々はワクチン予約に殺到しました。

 しかし、国民がワクチン接種を義務や救いのように思い込み、2回、3回と回数を重ねていくうちに、接種後に身体の異変を訴える人が増えてきました。その症状は多岐にわたり、死亡例も少なくありません。いわゆる「コロナワクチン後遺症」と呼ばれるものですが、医療機関を受診しても「ワクチンとの因果関係は不明」とされることも多く、患者は途方に暮れているのが現状です。

 「ああ、バカなことやってる。こんなことやってたら死ぬに決まってる」。

 そう話すのは、世界的に知られる医学事典『MSDマニュアル』日本版の総監修を務めた、京都大学名誉教授の福島雅典氏です。

 福島氏は2023年11月16日、名古屋で岩上安身のインタビューに応じ、薬剤疫学の専門家の視点から新型コロナのmRNAワクチンの問題について、警鐘を鳴らしました。

 過去の薬害に詳しい福島氏は、このワクチン後遺症の原因究明、治療法の開発を目指して、同じ問題意識を持つ医師や研究者らと共同でワクチン問題研究会を立ち上げ、代表理事を務めています。

※「『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯 2023.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359

 ファイザーやモデルナが開発した新型コロナワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)を使って、人工的に合成したウイルスの遺伝情報を体内に入れて抗体を作るものです。しかし、メッセンジャーRNAはヒトに投与すると異物と認識されて炎症反応を引き起こします。そのため、医薬品に使うには難しいとされていました。

 しかし、米国の研究者2人が2005年に炎症を抑える方法を発表しており、それを使って新型コロナワクチンの開発は急速に進みました。2人の研究者はパンデミックの収束に貢献したとして、2023年のノーベル生理学・医学賞を受けています。

 福島氏によると、メッセンジャーRNAの分解酵素は強力で、生体にさまざまな悪さをするため、本来、すぐ壊れるようになっているとのこと。その、壊れなくてはいけないものを、壊れないようにしてワクチンを作ったため、多くの弊害が現れているのだと説明しました。

※「ノーベル賞を取っても被害をなかったことにするわけにはいかない」コロナワクチンの問題指摘する専門家に聞いた(2023年10月3日、CBC news)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/757044?display=1

 岩上安身は高血圧や狭心症などの既往症があるため、新型コロナのワクチン接種を医師に勧められ、4回接種したところで、5月の収束宣言のあとに、新型コロナに初めて感染し、1ヶ月間ベットに伏したままの状態を余儀なくされ、その後、後遺症のためか、体調を大きく崩してしまいました。

 それを聞いた福島氏は、「このワクチンを打った人は免疫能力が下がる。4回打ったら、そのあと感染しやすくなるし、どういう病気が起きてもおかしくない。一番起きやすいのは自己免疫疾患的なもの。それから内分泌系が起きやすい。学会報告もちゃんとされているけれど、まだ、本当に氷山の一角ですよ」と語りました。

 その上で、どんな薬も生体にとっては異物、必ず副反応があるのでリスクを重視するべきだと説き、「儲けたいとか、政策としてやってるところは、リスクを議論せずに『効く効く』と言いたくてしょうがないわけ。だけど、実際にこういう被害が出ていて、その人たち(後遺症の患者)に『そんなことはないんだ』って、うそぶいておれるっていうのは、人間性に問題があると思うよ」と痛烈に批判しました。

 多忙な福島氏は、基本的にメディアの単独インタビューをほとんど受けません。しかし、IWJのコンテンツ、過去の岩上安身によるインタビュー出演者のラインナップに共感されたということで、今回、特別にインタビューを受けていただきました。非常に希少価値のあるインタビューとなりました。

 以下、12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第627号の目次)
◆かつて京大の薬剤疫学講座を立ち上げた福島氏、新型コロナワクチンについて歯がゆい思いを吐露!「医者は、自分が投与した薬に責任があるんですよ」
◆もともと、薬は毒。今の西洋医学が作り出した薬にはリスキーなものがたくさんある。きちんと警告しないと薬害は頻発する!

(第628号の目次)
◆インフォームド・コンセントがなかった時代、新しい抗がん剤を1人の患者さんに次々と試していた医療現場。「これ、人体実験だよねって…」
◆国家を定義するのは「国民、国土、主権」の3つ。国民の健康は安全保障の最たるもの。それを守れないで国家と言えるのか?
◆「日本では世界に通用しない抗がん剤が年間800億円も使われている」と告発し、医師会が反対したインフォームド・コンセントの法制化を国に進言!
◆「黙っていたら、世の中が良くなるわけがない」。歴代の厚労大臣に建白書を提出、筋道を立てて物申してきた福島氏の足跡

(第629号の目次)
◆国をあげての新型コロナワクチンの奨励は「利益がリスクに勝る」から!? 拙速なワクチン接種開始を見て、すぐに「これは重大なことが起こる」と確信!
◆新しい医薬品の開発をする以上、そのリスクについては責任を持って明らかにしておかないといけない!
◆未熟な医者は次々と投薬し、副作用が起きたら、それにも薬を出す悪循環に。「薬をもらえればいいという患者もいるが、そういうもんじゃないんです」
◆生体にとって、薬というものは常に異物。副作用のない薬はない。ワクチン接種後の体調不良を「気のせいでしょう」と言う医者は不届きだ!
◆物事をあるがままに見るのは難しい。人は「こうあってほしい」と願うから「薬は良いもの、ワクチンは病気予防に必要」と刷り込まれてしまう

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、2022年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。
※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

■【急募! 事務班スタッフ】事務班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、ジャーナリズムに関する専門知識はいりません。PC操作ができること、きちょうめんな事務職の資質と、対外連絡などの必要最低限のコミュニケーション能力があれば大丈夫です! 取材のためのアポ取りや、IWJの活動予定を組み立てる役割を担っています。欠員につき、急募します!

 ご応募の資格は、できれば、真面目で、かつ明るく協調性のある方。交通費支給、研修期間中(最長で3ヶ月、通常1ヶ月程度)のみ1200円で、研修が終わり次第、時給は1300円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。

 水・木・金の3日間をカバーしているスタッフがいますので、週5日のフルタイムではなく、土曜日は休み、日・月・火の3日間だけでもかまいません。また、弊社はラッシュアワーを避けられる比較的フレックスタイム制であること、仕事に習熟すれば、在宅勤務も可能であること、兼業も相談に応じます。

 入職ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1ZLMg8HB3cGkq_SEnIdjNxknhfMnE7LGcII-P_HCUih4

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240105

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)
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