日刊IWJガイド・非会員版「10月7日夜に起きたM5.9の地震は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型だった! 1都4県で計43人が重軽傷! 帰宅困難者約120名を収容! 地震発生後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意を!」2021.10.9号~No.3313号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~10月7日夜に起きたM5.9の地震は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型だった! 1都4県で計43人が重軽傷! 帰宅困難者約120名を収容! 地震発生後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意を!

■ 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期8月、9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも7日間で月間目標額420万円の4.5%にとどまっています! 第12期が8月から始まって、現在までの不足額は401万3千100円です! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■<インタビュー報告>無名閣僚が「異様」に多い岸田内閣の顔ぶれ。新大臣の選挙区を見ると、皆、野党候補との接戦区ばかり! 大臣の肩書は選挙のための箔付けか!? 新潟5区から出馬予定の米山隆一氏へ岩上安身によるインタビュー!

■<撮り下ろし初配信>本日、午後4時より、「第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没 ―北陸新幹線・リニア新幹線の大阪延伸を考える―」を、フルオープンで撮り下ろし初配信します!

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年収録「おおさか維新・足立康史議員が『暴言』!? 甘利明氏『金銭授受疑惑』の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士」を再配信します!

■<IWJ取材報告>米国内に対中融和姿勢の兆候が見られる中、IWJ記者の質問に志位委員長は「日本だけが突出して軍事で突っ走れば、二重三重におかしなことになる」と答え、台湾海峡有事を懸念!~10.7日本共産党 志位和夫委員長記者会見

■2016年沖縄・高江のヘリパッド建設に伴う機動隊派遣で名古屋高裁が一審を覆し画期的な判決! 機動隊派遣は違法! 抗議車両・テントの撤去は「法的根拠が見当たらない」! 沖縄県警側の派遣要請には「重大な瑕疵」! 高江周辺の検問、抗議行動の撮影は「違法性あるいは相当性については疑問が生じ得る」!!
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■はじめに~10月7日夜に起きたM5.9の地震は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型だった! 1都4県で計43人が重軽傷! 帰宅困難者約120名を収容! 地震発生後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意を!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 一昨日の木曜日の22時41分、突然、千葉、埼玉、東京、神奈川など、首都圏を中心に大きな地震が襲いました。千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の地震でした。震源の深さは75キロとかなり深いものでした。

 最大震度は5強(東京都足立区、埼玉県川口市、宮代町)でした。

 発震機構は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と呼ばれるメカニズムで起きたとされます。断層に東西から押す力かかり断層がズレたタイプの地震でした。

※令和3年10月7日22時41分頃の千葉県北西部の地震について(気象庁、2021年10月8日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2110/08c/202110080050.html

 8日に行われた気象庁の記者会見では、記者の質問に気象庁の束田進也地震津波監視課長が次のように答えています。

 記者の質問「発生場所は?」

 気象庁「太平洋プレートが沈み込むところで、マグニチュード6程度の地震が度々起こっている場所」

 記者の質問「揺れの伝わり方は?」

 気象庁「特別な地震のしくみで起きたというよりは、地盤が昔の川沿いだった、周囲よりやわらかい場所で震度が大きく出ている」

 記者の質問「震源は? 」

 気象庁「太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界付近で起こった地震」

 記者の質問「地震が起きやすい場所なのか? 」

 気象庁「2005年7月23日にほぼ近い場所で発生している(深さ73kmでマグニチュード6.0)。今回の地震が深さ75kmでマグニチュード5.9のため、おおよそ同じ場所で起きた、似たような場所で起きている」

 記者の質問「首都直下地震との関連は? 」

 気象庁「内閣府が想定する首都直下地震は、もう少し震源が浅くて大きな地震。それよりは深くて規模も小さかった」

※埼玉・東京で震度5強 静岡県東伊豆町で震度4 気象庁「逆断層型の地震」(テレビ静岡、2021年10月8日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae62da8522d8b114838ee1e6d17394f0c0a905cb

 総務省消防庁によると、この地震で、8日14時の段階で、東京(3人)、茨城(1人)、埼玉(11人)、千葉(14人)、神奈川(14人)の1都4県で計43人が重軽傷を負いました。このうち重傷者は4人で、埼玉県で2人、千葉県で2人でした。住家被害は報告されていません。

※千葉県北西部を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第5報)(消防庁災害対策本部、2021年10月8日14時)
https://www.fdma.go.jp/disaster/info/items/20211007chibakenhokuseibu5.pdf

 この他、東京都でエレベーター閉じ込め5件発生しました(すべて解消済)。また、埼玉県草加市で建物火災が1件発生、千葉県袖ケ浦市の富士石油(株)袖ケ浦製油所で火災が1件発生、神奈川県川崎市のENEOS(株)川崎製油所でエチレンガスの漏洩が発生しました。いずれも、鎮火、処理済です。

 8日の午前3時時点で、帰宅困難者の一時滞在施設が、千葉市(2施設0人)、流山市(1施設36人)、港区(1施設人数不明)、足立区(1施設人数不明)、横浜市(1施設0人)で開設されました。

 朝日新聞の地震発生からの時系列を追った報道によると、交通の状況は、8日の朝8時40分現在、脱線があった日暮里・舎人ライナーは全線で運転見合わせ。JR東日本の運転見合わせは解消しています。一方で多くの路線で大幅な遅れが出ているといいます。

 東京メトロは、朝8時40分現在、東西線がJR中央・総武各駅停車の三鷹方面との直通運転を中止、千代田線は小田急小田原線との直通運転を中止となっています。

※【速報中】首都圏で重傷3人・軽傷29人 帰宅困難者120人を収容(朝日新聞、2021年10月8日)
https://digital.asahi.com/articles/ASPB77X3JPB7DIFI00H.html

 松野博一官房長官は、8日午前の記者会見の中で、「各自治体が一時滞在施設を6カ所、東京3カ所、神奈川2カ所、千葉1カ所開設し、約120名の方を収容したとのことだ」と述べました。

 気象庁は、次のように発表し注意を喚起しています。

 「過去の事例では、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が発生した事例は1~2割程度あることから、揺れの強かった地域では、地震発生後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。特に、地震発生後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります」

※令和3年10月7日22時41分頃の千葉県北西部の地震について(気象庁、2021年10月8日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2110/08c/202110080050.html

 実際、7日の22時41分以降、同じ千葉北西部を震源とする地震は、8日までに2回起きています。

 10月7日の23時44分と8日の5時11分です。それぞれ、マグニチュード3.2(最大震度1)と3.6(最大震度2)でした。

※地震情報(日本気象協会、2021年10月7日)
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/detail/2021/10/07/2021-10-07-23-44-30.html

※地震情報(日本気象協会、2021年10月8日)
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/detail/2021/10/08/2021-10-08-05-12-00.html

 今後1週間は、防災袋等の点検とともに十分な注意が必要です。

■ 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期8月、9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも7日間で月間目標額420万円の4.5%にとどまっています! 第12期が8月から始まって、現在までの不足額は401万3千100円です! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 9月のご寄付・カンパの集計が確定しましたので、ご報告させていただきます。

 9月のご寄付・カンパは、223件で、234万7400円でした。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 しかしながらこの金額は、今期の新たな月間目標金額である420万円の56%にとどまり、9月のご寄付・カンパは185万2600円の不足となりました。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 10月は1日から7日までに、17件、18万6900円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の月間目標額420万円の4.5%にとどまっています。第1週のこのペースの、が続くとすると、月間目標額の18%にしか届かないことになります。そうなったら、IWJは壊滅的な打撃を受けます。

 今期第12期は、3ヶ月目に入ったばかりですが、すでに8月は87万900円、9月は185万2600円、合計272万3500円の不足となっています。

 今月の目標額420万円に、8月と9月の不足分272万3500円をあわせた692万3500円に対して、今月のご寄付・カンパはまだ2.7%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人で前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。退会された皆様からは、「経済的に苦しくなったのですみません」等々のメールをいただいており、我々も胸を痛めております。

 しかし、会員減少は、IWJの運営基盤が崩れてゆくような事態です。どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、お声がけしていただいたり、SNSでIWJの存在や経営が厳しいことなどを拡散するなどして、お願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承する岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、麻生氏が副総裁、甘利氏が幹事長、高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が報じられています。

 それでも、このあとには衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自滅行為とも言える中距離ミサイル配備の準備を進めています。

※米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458384

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、中国に対し「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対です」とまで公言していました。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

※2021.9.24 【ハイライト・電磁パルス編】岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=ffeJkwXsX28&t=107s

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 【電磁パルス編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 安倍・菅政権の路線をそのまま継承することになるであろう岸田政権は、いよいよ改憲発議に着手する可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、かつてはリベラル色が強かった宏池会出身です。が、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物でもあります。悪く言えば、信念のない、よく言えば、順応性の高い人物であるといえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派に戻りましたあー! などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

※憲法記念日に安倍総理が櫻井よしこ氏らが主催する「5.3憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージをIWJが全文文字おこし!コロナ禍に乗じて「緊急事態条項を議論すべき」との「偽論」に要注意! 2020.5.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473790

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

※世界の「緊急事態条項」を検証!自民党改憲草案の「異常性」に迫る~岩上安身によるインタビュー 第612回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏 2016.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

 自民党は、中国、北朝鮮など「仮想敵国」に対する態度に硬軟はあるものの、岸田氏も含め、日米安保を外交方針の基軸としたまま、米国任せ、「思考停止」している点では共通しています。自民党が「日本を戦争できる国にする」ために改憲を進めるのも、米国の意向に沿っているからです。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか? という問いです。

 8月に米軍が20年間に及んだアフガニスタン戦争を終え、全軍を撤退させました。米軍は、9.11の報復として、アルカイダを匿っているという理由でアフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、次にイラクをまるごと破壊しました。

 その結果はどうなったでしょうか?

 米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任にも「もはや米国の国益ではない」と損切り。米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

※米軍が撤退を進めるアフガニスタンでタリバンが首都カブールを奪還、アフガニスタン政府・ガニ大統領はタジキスタンへ出国、ガニ政権は事実上崩壊!ハートランドである「アフガニスタンを攻略しようと侵攻した帝国はことごとく滅び去った。大英帝国しかり、ソ連しかり、そして米帝国しかり。帝国の墓場で米国は自国の覇権の墓穴を掘った」と岩上安身はツイート!(日刊IWJガイド、2021.8.16号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49267#idx-5

※米軍撤退開始とともに決まっていたも同然だったカブール陥落! アフガン脱出を急ぐ米大使館! アフガン人ジャーナリストは「米国に裏切られた」と米メディアに寄稿! 米国と米軍を信じた者たちを、あっさりと見捨てて去った! 取り残された者たちに身の保証はない! 日米同盟も同じ!(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-3

※タリバンによる首都カブールへの「無血入城」と大統領府掌握は、米国から中国への覇権の一部の「譲渡」!? 7月末に天津で開かれた米中外交対談、続けてその直後に中国とタリバン代表団が会談をもったその内容と意味は?(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-4

※バイデン米大統領が「米国の利益でない内戦を戦わない」と表明、同盟国から疑念噴出! 動揺が広がる! 「NATO、日本、韓国、台湾とは根本的な違い」と火消しに! 産経ワシントン客員特派員で在米右派ジャーナリストの古森義久氏ですらも、「米国は防衛を誓った相手国、同盟パートナーであっても、国内世論や国際情勢が変わればその誓約を一変させる」と指摘! 対米追従一辺倒の戦後右翼・保守はどうする!?(日刊IWJガイド、2021.8.23号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49311#idx-4

 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定の「ショック」が必要なのかもしれません。しかし、その「ショック」が、愚かな戦争と再度の徹底した敗戦なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

※対コロナ戦争の敗北を否認するばかりの菅政権!繰り返し現れる「無責任の体系」、日本は崩壊する米帝国への従属を続け「敗戦準備」を加速するのか!?~8.25岩上安身によるインタビュー 第1049回 ゲスト 京都精華大学国際文化学部講師 白井聡氏 2021.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495539

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアが、さらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

※テレビは民主主義の味方ではなくなった! 民放連が衆院憲法審査会で、「国民投票運動の放送対応の検討作業はこれで一区切り」と表明! テレビCMの量的な自主規制なしに改憲が発議されれば、緊急事態条項創設へまっしぐら!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448846

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.10.9 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【撮りおろし初配信・大阪 IWJ_YouTube Live】16:00~「第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没 ―北陸新幹線・リニア新幹線の大阪延伸を考える―」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月3日に収録した、「リニア市民ネット・大阪」主催の勉強会を配信します。これまでIWJが報じてきたリニア新幹線問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/linear-shinkansen-problem
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【タイムリー再配信 1011・IWJ_YouTube Live】20:00~「おおさか維新・足立康史議員が『暴言』!? 甘利明氏『金銭授受疑惑』の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
 
 2016年2月に収録した、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた郷原信郎氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/gouharanobuo

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/289552

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◆中継番組表◆

**2021.10.10 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】「衆院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【撮りおろし初配信・ IWJ_YouTube Live】16:00~「『憲法違反と言われるようなことをやっている!』強制送還されたスリランカ人男性が『裁判を受ける権利』を侵害されたとした高裁判決を受けて ~10・6第33回 難民問題に関する議員懇談会 総会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月6日に収録した、「難民問題に関する議員懇談会 総会」を配信します。これまでIWJが報じてきた難民関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%9b%a3%e6%b0%91
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【IWJ_Youtube Live】18:30~「岩上安身による神戸学院大学 上脇博之教授インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による神戸学院大学 上脇博之教授インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた上脇博之氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kamiwaki-hiroshi

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

97万人分の年金個人情報漏洩! 被害対応と賠償の費用はどこから? 危機が報じられる中国恒大集団への年金資金運用投資はどれほどか?~10.7 「年金情報流出問題」野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497232

高市早苗自民党政調会長の「『憲法の私権規定条項に制限を加えたい』旨の発言をどう考えるか?」とのIWJ記者の質問に「憲法についての理解が乏しいと言わざるを得ない」と枝野代表~10.7立憲民主党 枝野幸男代表定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497210

米国内に対中融和姿勢の兆候が見られる中、IWJ記者の質問に志位委員長は「日本だけが突出して軍事で突っ走れば、二重三重におかしなことになる」と答え、台湾海峡有事を懸念!~10.7日本共産党 志位和夫委員長 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497213

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■<インタビュー報告>無名閣僚が「異様」に多い岸田内閣の顔ぶれ。新大臣の選挙区を見ると、皆、野党候補との接戦区ばかり! 大臣の肩書は選挙のための箔付けか!? 新潟5区から出馬予定の米山隆一氏へ岩上安身によるインタビュー!

 昨日10月8日午後6時半過ぎより「<衆院選にむけての緊急インタビュー!>岩上安身による前新潟県知事・米山隆一氏インタビュー「無名閣僚ばかりの岸田内閣は臨時選挙対策内閣か!?」が配信されました。

 冒頭から、小説家、タレントの室井佑月さんとの結婚の話題となり、楽しい雰囲気で始まりました。

 米山隆一氏は、新潟5区から衆議院選挙に立候補予定です。

 室井佑月さんが一緒に新潟5区の街宣活動をしてくれていることを聞かれて、米山氏は次のように述べています。

 「選挙において奥さんはいろいろ取り上げられますが、人によってずいぶん違うのです。全然出てこない奥さんもいます。それぞれのスタンスでそれはいいと思うんですけど、私は正直助かっていると思いますよ」

 岩上安身に「もうおイタはしませんね」と向けられた米山氏は、「(室井さんは)浮気したら燃す、ガソリン掛けて燃すと言っていますよ。だから、ぼくはガソリンだとあなたに引火するから灯油にした方がいいよと言っています」と応じて笑わせてくれます。

 クールなインテリの米山隆一氏と情熱的な批評家の室井佑月さんとの物騒な言葉が飛びかいつつも、楽し気な日常生活が垣間見られた一瞬でした。

 岩上安身は、米山氏はもちろん、妻の室井佑月さんとも、テレビ出演で何回も共演したことがあり旧知の友人でした。両者ともにお付き合いさせていただいている岩上安身も、今回のご縁は「知らなかった」と言います。

 岩上安身は、インタビュー終了後、自身のツイッターで以下のようにツイートしています。

今、元新潟県知事で、弁護士兼医師の米山隆一さんのインタビュー終了。今度の衆院選に立候補するそうですが、何より最初に聞いたのは、ご結婚された室井佑月さんとのご関係。女性問題で辞任したこともある米山さんを室井さんは鷹揚に許したのかと思ったら、そうではないと。午後10:49 ・ 2021年10月8日
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1446472701325955075

妻となった室井佑月さんには、「浮気したらガソリンかけて燃やす」と言われたそうです笑。それに対して冷静に「ガソリンだと自分の方にも引火してしまって危険なので灯油にした方がいいよ」と返した夫の米山さん。言葉は物騒ですが、笑顔で楽しそうです。おのろけを聞かせてもらいました。お幸せに。午後10:55 ・ 2021年10月8日
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1446474214463078404

※(再掲載)「いろいろあったまきちゃう!」岩上安身×作家・室井佑月氏の「ぶっちゃけトーク」! 「モリカケ問題」「対米追従」「沖縄米軍基地問題」まで、2017年年末総決算!~岩上安身によるインタビュー 第829回 ゲスト 室井佑月氏 2017.12.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408506

※【スピーチ全文掲載】「多くのメディアに出る人間が、今の政府に反対しているし怖がっている」~作家の室井佑月氏がいい記事を書いたメディア人への応援を呼びかけ「Twitterやメールを送ってほしい」 2015.9.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/265448

※『緊急事態宣言』で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!~4.16岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医師・弁護士・元知事の視点から鋭い発言を続けている前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏 2020.4.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472946

※県には原発運転停止の権限がある!同意ない柏崎刈羽原発の再稼働なら法的手段も辞さない!? 〜地方自治が制限される「緊急事態条項」は不要と断言!~岩上安身によるインタビュー 第846回 ゲスト 新潟県・米山隆一知事 2018.2.16 
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/412382

 新潟5区の対立候補はなんと自民党の泉田裕彦元新潟県知事と、元長岡市長で元全国市長会会長の森民夫氏です。2人とも知名度と実績を誇る強敵です。一見すると、 かなり厳しい戦いになると思われますが、米山氏は、自費で固定電話を使った世論調査を実施したといいます。

 この調査によると、興味深いことに、泉田氏と森氏は、有権者に一括して保守派と捉えられて、保守派の票が割れているといいます。図式としては、2017年の衆議院選挙のときに、泉田候補が1万2000票の僅差で野党統一候補の大平悦子候補を破ったときと同じだといいます。

 今度の衆議院選挙では、米山氏は、立憲民主党(県連の推薦)、社民党、共産党(県連の推薦)の推薦を受けて、ちょうど、大平氏の位置に入れ替わり、野党統一候補として、3つ巴の戦を戦うことになります。

 米山氏は、野党共闘について次のように述べています。

 「野党側から選挙を見たときに、野党共闘に後ろ向きな人って勝つ気があるのかなと思いますね。政策が違うとかいいますけど、普通にフラットに政策見て、どう見たって野党同士の方が、自民党より政策共通していますよ」

 米山氏は泉田候補の知名度と実績を高く評価していますが、興味深いのは、もう一人の対立候補、森山民夫候補についても、次のようにその力を評価しています。

 「全国知事会って、権力に関心がある人と、我関せずという人と、分かれるわけですよ。そこをうまく政治的に動いて会長になるというのは、それはそれなりの手腕があります。全国市長会も同じです」

 泉田候補について、岩上安身は次のよう言及しました。

 「泉田さんを支えている層には、市民層、リベラル層もいたんですよ。その人たちは(泉田さんが自民党へ移ってから)離れたんですかね?」

 これに米山氏は「今回の選挙は自民対野党という構図ができています。泉田さんは好きだけど、やっぱり野党共闘だから、みたいなイメージでいて、保守は保守、野党は野党で分かれていて、最後は無党派層の取り合いになるのだと思います」と答えています。

 他方で、米山氏は独自の新潟5区の独自世論調査から、以下のように述べて、新潟5区での勝利に一定の自信を見せています。

 「保革が拮抗していて、保守が分裂しているので、図式的には、こちら側(米山陣営)が有利な情勢ではありますね、それだけでは何も決まらないですけど」

 岩上は選挙争点に触れて「この場合の選挙の争点は、コロナなのか、景気・経済なのか、再分配なのか、農業の保護なのか。どれが保革のイメージの差になっているのですか?」と米山氏に問いかけます。

 米山氏の答えは大変興味深いものです。

 「今回は、本当にばらけていて、そこも(世論調査で)聞いているんですよ。ここで、保革拮抗しているというのは、野党側に入れるか与党側に入れるかというだけで拮抗しているという意味なんですが、何を重要視しますかというところだと、コロナと経済、医療福祉が3分割されていて、それが20%、20%、20%くらいで、今回原発は全員が、反対しています。3人とも同じスタンスなので、(有権者が)重視する項目としては低くなっています。今は、多様になっていて、簡単に保革と言って割り切れない状況になっています」

 新潟5区の情勢分析から、日本全体の政治情勢が保革で割り切れないほど、多様化・複雑化している様子が窺えます。

 さらに岩上は畳みかけて、「とはいえ、選挙では、どちらかに投票しなければならない。そのときの保革の認識の差って何なのですか」と問います。

 米山氏は、「どちらかと言えば、そこは、経済で、今の経済政策を良しとするか、格差を是正して欲しいと思っているかでしょうね。医療福祉の位置も経済と同じで、医療福祉を充実することで格差を解消して欲しいということだと思いますね」と答えています。

 他方で、米山氏は野党について苦言も呈しています。

 「社民とか共産は、日ごろから地元で動いてくださる人々はいます。立憲はむしろいません」

 岩上はこれに「(立憲民主党は)一人一人スターみたいな人だけが勝ち上がって、党として全国を横断する組織が少ない」と応じます。

 米山氏は、これを受けて、「社民とか、共産とかは、それがちゃんとあるんですよ。しかし、それが凄い高齢化しています。熱い人たちだから、高齢になっても暑い気持ちを持ち続けています。そして、組織の中で君臨してしまっているところがあります。思い切ってスマホいじっている若者も思い切って登用して、組織を若返らせていくことが必要です」と述べています。

 このように、岩上安身による米山氏へインタビューでは、来るべき衆議院選挙において、有権者が重視すべきテーマとして、「格差是正」の問題が明確に浮上してきました。そして、保革支持の判断がどこで分かれるのかも明らかになってきました。さらに、野党の問題の核心である組織の若返りにも言及されました。

 このあと、インタビュータイトルにも掲げた通り、岸田内閣の組閣後の選挙区を見ていくと与野党の接戦区の候補が多いことに言及していきます。立民と共産が調整して候補者を統一し、どの選挙区とも野党共闘が成り立てば、岸田内閣の新大臣達は、軒並み落選という可能性が見えてきました。今回の衆院選、ぜひ、ご注目を!!

 公共性と公益性に鑑みて、このインタビューはしばらくフルオープンとさせていただきます。ぜひ下記のURLをご拡散ください。

※無名閣僚が「異様」に多い岸田内閣の顔ぶれ。新大臣の選挙区を見ると、皆、野党候補との接戦区ばかり! 大臣の肩書は選挙のための箔付けか!? 新潟5区から出馬予定の米山隆一氏へ岩上安身によるインタビュー!
https://www.youtube.com/watch?v=X-a-8x1mLAI

■<撮り下ろし初配信>本日、午後4時より、「第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没 ―北陸新幹線・リニア新幹線の大阪延伸を考える―」を、フルオープンで撮り下ろし初配信します!

 本日、午後4時より、「第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没 ―北陸新幹線・リニア新幹線の大阪延伸を考える―」を撮り下ろし初配信します。

 第16回リニア勉強会は、10月3日(日)午後1時半から4時半まで3時間に渡って、大阪府高槻市のクロスパル高槻(クロスパル高槻(高槻市立総合市民交流センター))の、 402会議室で開催されました。主催はリニア市民ネット・大阪です。

 詳細は、Facebookに掲載されていますので、どうぞ御覧ください。同ページからチラシもダウンロードできます。

 「北陸新幹線・リニア中央新幹線の大阪延伸が急ピッチ。 ルートの80%以上がトンネルです。掘削残土や地下水はどうなるの? あなたの家の真下に巨大トンネル!あなたは!?

 北陸新幹線、リニア中央新幹線建設に問題意識を持つ団体からの報告、東京外環道の建設に対して運動を展開する団体から現地で何が起きているかなどの報告を聞きます。

 大深度地下を利用した工事がいかに危険か、関西でも道路が陥没するかも?私たちが今知っておくべきことが盛りだくさんです。
 
 リニア中央新幹線の工事がすでに始まっている長野県大鹿村に移住した私たちの仲間からも報告があります」

※第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没(Facebook )
https://www.facebook.com/events/671130003846941/?ref=newsfeed

 会場には「リニア新幹線大阪いらん!」と掲げられた横断幕が張られています。

 第1部は午後1時30分から2時50分まで、各地からの報告がそれぞれ以下の4名から行われました。

 まず、リニア市民ネット・大阪代表の春日直樹氏から、リニア新幹線の問題について報告がありました。春日氏は、人類学者で一橋大学名誉教授です。2000年には『太平洋のラスプーチン』でサントリー学芸賞を受賞されています。

 春日氏はコロナ禍にもかかわらず、リニアの事業者はどんどん計画を進めている、今日はこんな状況だが、やはり開催すべきだと決断したと表明しました。
 
 春日氏は、リニア新幹線、北陸新幹線、東京外環道と、変わった取り合わせだと思われるだろうが、共通点は「大深度」であり、それを支える「大深度法」であると説明しました。同じ問題が出てくるので一緒に「ノー」と言うべきだと述べました。

 春日氏は「リニア新幹線、ほんとに夢の超特急?」という資料を指し示しました。

 「品川、相模原、甲府、南アルプスの3000m級の山並み。このど真ん中をぶち抜きます。この周辺は『断層の巣』と呼ばれています。中央構造線、それからフォッサマグナ」

 今の日本列島を作った巨大な地殻変動について説明しました。春日氏は、はじめてリニア新幹線の話を聞いた時、「えー!? 中央アルプスにトンネルを掘るの!?」と衝撃を受けたと言います。中央アルプスの地殻は今も複雑に動いているからです。

 また、トンネルを掘った時に出る土を谷に積み上げれば、熱海で起きたような土石流が起こる可能性があるとも指摘しました。その他、愛知県周辺で地下水の移動によって陥没が起こる可能性や生駒の断層を抜けるときの難工事、大阪平野の重金属を含む土をどうするのかといった問題点を順番に挙げていきました。 

 続いて、北陸新幹線・環境アセスのいったん停止を求める会事務局長の榊原義道氏、東京外環道訴訟を訴える会事務局の籠谷清氏、長野県大鹿村在住の北川誠康氏が各地の状況について報告しました。

 第2部は質疑応答になっています。各地の報告の詳細と、質疑応答はぜひ、撮り下ろし初配信全編で御覧ください。

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【撮りおろし初配信・大阪 IWJ_YouTube Live】
第16回リニア勉強会in 大阪 大丈夫? 家が、道路が、突然陥没 ―北陸新幹線・リニア新幹線の大阪延伸を考える―
[配信日時] 2021年10月9日(土)16:00~18:30
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※フルオープン配信

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年収録「おおさか維新・足立康史議員が『暴言』!? 甘利明氏『金銭授受疑惑』の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士」を再配信します!

 自民党の甘利明幹事長の「政治とカネ」をめぐる口利き疑惑について、本日午後8時から、2016年2月28日に収録した「岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士」を再配信します。

 2016年2月24日、衆院予算委員会の中央公聴会に招かれた郷原弁護士は、予算に関連して甘利明氏の「金銭授受疑惑」に言及しました。

 郷原弁護士は「現職有力閣僚であった甘利氏とその秘書をめぐって、独立行政法人のUR(都市再生機構)との補償交渉をめぐるあっせん利得処罰法違反の疑いが表面化し、しかも、そのような『口利き』を依頼したと告白している者から、『現職大臣が大臣室で現金を受領した』という事実も明らかになった」と指摘し、「ストライクゾーンが狭く設定されたあっせん利得処罰法の処罰の対象の、まさにど真ん中のストライクに近い事案である」と語りしました。

※予算委員会公聴会(衆議院インターネット審議中継、2016年2月24日)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=45525&media_type=

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ぜひ御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 なお、このインタビュー後には、なぜか足立議員から電話があり、「有意義なインタビューだった!」と感想を述べられています。このあたりの反応については、足立議員の頭の中がどうなっているのか、さっぱりわからないので、解釈しようがありません。

 こうした経緯については、以下の記事もあわせて御覧ください。

※国会で公述人に非常識な「暴言」を投げつけた足立康史議員が岩上安身にTwitterでリアクション! 2016.2.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/289755

※「なぜおれの悪口を言うんだよ」「なんでネットに出しているものを当人に渡せねぇんだよ」〜おおさか維新・足立康史議員がまた「暴言」「暴挙」!? IWJへの重大な信義則違反に抗議する! 2016.3.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/289812

 本日の再配信は公共性に鑑み、全編フルオープンでお届けします。

 仮に、その日の都合で見られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に見られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます! まだ会員登録がお済みでない方、お手続きは本当にカンタンですので、ぜひ、会員に!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【タイムリー再配信 1011・IWJ_YouTube Live】20:00~
おおさか維新・足立康史議員が「暴言」!? 甘利明氏「金銭授受疑惑」の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※おおさか維新・足立康史議員が「暴言」!? 甘利明氏「金銭授受疑惑」の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2016.2.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/289552

■<IWJ取材報告>米国内に対中融和姿勢の兆候が見られる中、IWJ記者の質問に志位委員長は「日本だけが突出して軍事で突っ走れば、二重三重におかしなことになる」と答え、台湾海峡有事を懸念!~10.7日本共産党 志位和夫委員長記者会見

 10月7日、東京都千代田区の参議院本館で、日本共産党の志位和夫委員長による定例記者会見が行われました。

 IWJ記者は、米国内での対中国強硬姿勢の変化の兆候と、そうした中での自民党の高市早苗政調会長による日本国内への中距離ミサイル配備発言、電磁パルスによる敵基地無力化論、甘利明幹事長による対中戦略的デカップリング発言などについて、志位委員長の見解を質問しました。

 これに対し、志位委員長は中国の覇権主義的な行動については、国際的な批判が必要だとしつつ、「バイデン政権が対中政策として、どういう政策を今とろうとしているのか、よく見極める必要がある」と語りました。

 その上で、「軍事対軍事で戦争になることは絶対に避けなければならない」と述べ、日本だけが軍事で突出し、台湾海峡有事に安保法制を適用することで、日本に戦火を呼び込むことの危険性を訴えました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 詳しくはぜひ、全編動画を御覧ください。

※米国内に対中融和姿勢の兆候が見られる中、IWJ記者の質問に志位委員長は「日本だけが突出して軍事で突っ走れば、二重三重におかしなことになる」と答え、台湾海峡有事を懸念!~10.7日本共産党 志位和夫委員長 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497213

■2016年沖縄・高江のヘリパッド建設に伴う機動隊派遣で名古屋高裁が一審を覆し画期的な判決! 機動隊派遣は違法! 抗議車両・テントの撤去は「法的根拠が見当たらない」! 沖縄県警側の派遣要請には「重大な瑕疵」! 高江周辺の検問、抗議行動の撮影は「違法性あるいは相当性については疑問が生じ得る」!!

 2016年7月10日の参院選で、沖縄選挙区で現役閣僚だった島尻安伊子氏が、基地建設反対を訴える伊波洋一氏に10万票差で大敗。その翌朝、当時の安倍政権は突如、住民の反対運動によりそれまで中断していた、東村高江の米軍北部訓練場ヘリパッド建設工事を再開しました。

 高江には工事再開に抗議する住民らが集まりましたが、安倍政権はこれを強制排除するために全国から機動隊を投入し、反対住民らが基地ゲート前に設置したテントや車両を強制的に撤去しました。

 IWJは当時高江に特派員を派遣し、この強制排除の一部始終を記録し、報じています。

※強制排除の「Xデー」が迫る沖縄県・東村高江~朝5時から始まる抗議集会に議員や弁護士、市民が集結!北部訓練場「N1地区」ゲート前からIWJがリポート! 2016.7.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319110

※抗議行動の強制排除、検問、テント撤去…法律も憲法も無視する国や警察の暴挙! 沖縄・高江ヘリパッド建設を小口幸人弁護士が徹底批判!(インタビュー:IWJ原佑介) 2016.7.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319475

※高江ゲート前に1600人が集結!参院選で当選した伊波洋一議員も駆けつけ怒り!「ハワイではコウモリのためにオスプレイの演習が禁止されている。沖縄県民はコウモリ以下なのか!」 2016.7.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319472

※「島尻安伊子落選の腹いせなのか!」高江ゲート前から現地レポート~早朝4時から150台で車両バリケード!強行姿勢を崩さない国が市民らを強制排除 2016.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319470

※政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議の模様 2016.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319749

※【高江・写真レポート!】「Xデー」に何が起きたのか!? 沖縄県東村高江〜500人の機動隊が150人の村に襲いかかった長い1日の写真記録を時系列で公開! 2016.7.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/321639

 10月7日、この沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設に伴う機動隊派遣をめぐり、名古屋高裁が画期的な判決を言い渡しました。

 2016年7月から12月にかけて、沖縄県公安委員会の要請により、高江には東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡の6都府県の機動隊が派遣されていました。

 このうち、愛知県警が機動隊を派遣したことについて、違法だとして賠償を求めた住民訴訟で、名古屋高裁は昨年3月の名古屋地裁での請求棄却の一審判決を覆し、派遣を決定する際の手続きに違法性があったとして、当時の県警本部長に約110万円の賠償を命じました。

 8日付け沖縄タイムスによると、「倉田慎也裁判長は判決理由で、派遣決定が県警本部長の専決で処理された点を問題視。『決定は愛知県公安委員会の実質的意思決定に基づいておらず、違法だと言わざるを得ない』と判断した」とのことですが、より注目されるべきは、その後です。沖縄タイムスは以下のように報じています。

 「工事が着手された2016年7月22日、現場周辺にあった抗議市民の車両やテントを機動隊員らが撤去した行為は『法的根拠が見当たらない』『違法である可能性が強い』と述べた。沖縄側がそのことを認識しながら派遣を要求したことには『重大な瑕疵がある』と批判した。

 また、高江周辺で繰り返された警察官による車両検問、抗議行動の撮影は『違法性あるいは相当性については疑問が生じ得る』と疑問視した」

※愛知県警が沖縄に機動隊派遣したのは違法 名古屋高裁が賠償命令 高江ヘリパッド訴訟「逆転勝訴」(沖縄タイムス、2021年10月8日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/843629

 つまり、名古屋高裁は、機動隊派遣の手続き上の違法性だけでなく、高江の市民らによる抵抗運動への強権的な排除行動や威圧的な監視・検問に対してまでも、違法の可能性を指摘したのです。

 これは画期的な判決といえるのではないでしょうか。

 この判決に、IWJ沖縄中継市民のKEN子さんは、次のような感想を寄せてくれました。

 「いやほんと、これはすごいですよね。

 (賠償請求)額は1億3000万円から(判決は)110万円に超値引きだけど、当時の警察組織、あるいは現在も続く警察と司法・行政あらゆる組織に疑問を投げる判決出たなと。

 今の辺野古もそうだけど、市民・県民・国民の税金で動いているはずの行政側の組織が、本来の目的である市民・県民・国民にとっての視点を見失い、『本当に不要不急か?』『今それ暴力的に排除してまで進めなきゃいけない事なのか?』という冷静な判断がなされないまま、多くの公務員を動員して既成事実を作ってしまった事は、今しっかり裁かれないと、今後も同じ事が起き得ると考えると、本当に恐ろしい事だと思います。

 ここ最近、三権分立の精神を忘れがちで、権力癒着とも取られる法曹界隈に対する不信感を払拭する第一歩としての判決を導き出した、勇気ある裁判官と裁判長、そして彼らを突き動かすべく、粘り強く訴え続けた市民の皆様に感謝を申し上げたいです」

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211009

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、尾内達也、渡会裕、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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