『自由意志による従属』としての日米関係~岩上安身によるインタビュー 第301回 ゲスト 中部大学・三浦陽一教授 2013.4.23
特集:TPP問題
※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月21日)
「サンフランシスコ講和条約以降の日米関係は、単に日本がアメリカに従属したというだけの関係ではありません。これは、日本側が国家の意思として明確に打ち出した、『自由意志による従属』なのです」。
著書『吉田茂とサンフランシスコ講和』(大月書店1996年刊)で、膨大な一次文献の検証を通して、いわゆる「吉田茂神話」を解体してみせた、中部大学教授の三浦陽一氏は、2013年4月23日(火)15時より、愛知県春日井市の中部大学の研究室で、岩上安身のインタビューに答え、戦後の日米関係をこのように表現した。