東京電力 記者会見 17:44 2013.4.22

記事公開日:2013.4.22取材地: テキスト動画
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 2013年4月22日(月)、東京電力本社で、定例記者会見(17:44、2:07’)が行われた。

 福島第一原発2号機SFP(使用済燃料プール)冷却装置の変圧器箱内でネズミの死骸を発見、機器に異常はなかった。他の電源箱、変圧器箱も順次点検して行く予定。

■全編動画

  • 日時 2013年4月22日(月)
  • 場所 東京電力本社(東京都千代田区)

 IAEAが福島第一原子力発電所現場視察し、何らかの助言を行ったが、内容に関しては会見担当者まではまだとどいていない。廃炉対策推進会議へ、一ヶ月後に報告書が提出される。東電は推進会議からの要請があれば、コメント等を述べる考えである。

 ネズミにより感電停電事故が発生したことを鑑み、所内電源施設を順次目視点検している。その結果、今日2号機の使用済燃料プール代替冷却装置の低圧変圧器箱内の一次側端子にて、ネズミが感電死している死骸を発見した。機器には焦げなどの異常はなく、通電状況にも影響はなかった。該当変圧器箱は、過去に内部を開けて点検したことはなく、今回初めて内部を点検した。したがって、いつネズミの感電が発生したかは不明である。

 この変圧器は2011.3.11の地震発生後に設置したものだが、点検し必要があれば交換して使用していく予定で、仮設か常設かは、一概には言えないという考えである。

 発電所内に、点検が必要な同様の電源箱、変圧器箱が多数あるが、いくつあり、どのような工程で点検していくかは整理中であり、総数はまだ把握していない。

 地下貯水槽の汚染水に関して、漏洩しているNo.2貯水槽からH2タンクへ移送を完了。H2タンク側で計測した水量は1070m3で、過去にNo.2側で計測した900m3とは異なるが、実測である1070m3の方がほぼ正しい水量と考えている。

 以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

報道配布資料

2013年4月22日

2013年4月21日

2013年4月20日

プレスリリース

2013年4月22日

2013年4月21日

2013年4月20日

福島第一

福島第二

写真・動画集

2013年4月22日

2013年4月19日

その他

福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果

その他の福島第一・第二原子力発電所の状況は東電ホームページのこちらを参照してください。

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