【IWJウィークリー37号】米国からのプルトニウム返還要求を読み解く(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.2.8
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岩上安身と IWJ 記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けします!ダイジェストながら、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。
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「未来を、自分たちで作るのか。それとも傍観して、『だめだな、この国は』と言って終わるのか。それによって、未来の子どもたちの暮らし方が変わる」──。
2014年2月8日、京都市のキャンパスプラザ京都において、メイン・スピーカーに田中優氏を招いて、トークセッション「キョウトミライ・今日と未来を繋ぐお金とエネルギーの話」が行われた。田中氏は「お金とエネルギーの使い方で、未来が変わる」と語った。
「核爆弾を残したままの世界を、次の世代に渡せない。原発や核燃サイクルはやめるべき」──。
2014年2月8日、大阪府茨木市の市民総合センターで、講演会「大震災から3年 今私たちができること」が行われた。宮城県石巻市の水産会社に勤務し、東日本大震災後に茨木市へ移住した武藤北斗氏が、原発・核燃料サイクルの問題、被災地の模様などを語った。
特集 2014東京都知事選
小泉政権時代、厚生労働省は生活保護費の圧縮を進めた。2005年度から2007年度には、16歳から18歳の子どもがいる母子家庭に支給されてきた可算が廃止され、2007年度からは、15歳以下の子どもがいる母子家庭への可算が廃止された。この2007年当時に厚生労働大臣だったのは、舛添要一氏である。
2009年8月18日、神奈川県内で行った街頭演説で、舛添氏は派遣村の取り組みについて触れた際、「4000人分の求人票を持って行ったが、一人も手を挙げなかった。大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はない」と発言した。そして、8月25日の閣議後記者会見でその発言を弁明する際に、「怠け者発言は生活保護の母子家庭(への母子加算)について言ったつもりだ」と語った。
この「母子家庭は怠け者」発言に対して、当然ながら抗議がなされた。「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」などの団体が、舛添氏に対して発言の撤回と謝罪を求める抗議文を送っている。
特集 2014東京都知事選|特集 子宮頸がんワクチン
今回の都知事選には、厚生労働大臣時代に子宮頸がんワクチンを積極的に推進し、認可を決定付けた「責任者」である舛添要一氏が出馬している。「脱原発」が最大の争点だという声も多く見受けられるが、副反応被害が相次ぐ子宮頸がんワクチンの問題について、舛添候補には説明責任があるだろう。当然のことながら、舛添候補だけではなく、他候補の政策を見比べた上で、判断する必要がある。子宮頸がんワクチンの問題も、都知事選における大切な争点の一つとして、注目されるべきだと私たちは考える。
特集 2014東京都知事選
投開票が2月9日(日)に迫った東京都知事選挙。細川護熙氏が立候補したことにより、今回の選挙では、数ある争点の中から「脱原発」が最大の争点としてクローズアップされている。
原発といえば、エネルギー需給の側面から語られることがほとんどである。「脱原発」のシングル・イシューで今回の選挙を戦う細川氏は、再生可能エネルギーの活用によって、「原発ゼロ」を達成すると繰り返し主張している。
しかし、原発は、エネルギーの観点からのみ語られる問題ではない。原発は、軍事と安全保障の問題と密接に関わっているのである。
特集 東京都知事選2014
東京都都知事選12日目の2月7日。IWJのカメラは1日の最後に、新橋駅SL広場で行なわれた、細川護熙都知事選候補と小泉純一郎元総理の街頭演説を中継した。
演説がスタートしたのは夕方6時。2人の元総理の登場は、多くのサラリーマンや買い物客の足を止めた。広場は、演説に聞き入る聴衆で溢れかえった。今ではおなじみの両氏の演説時の光景である。
床次眞司委員(弘前大学教授)は「実効線量は(セシウムの)外部被曝の数値だが、甲状腺がんは、放射性ヨウ素や内部被曝の相関なので、プルームの移動などと対照すれば、もっと被曝との因果関係を確かめられる」と指摘した。
「単胎における先天奇形・異常の発生率は2.39%で、一般的な発生率(3~5%)とほぼ同様。先天奇形・異常の中でもっとも多かった疾患は、心臓奇形の発生率0.79%であったが、心臓奇形の自然発生率約1%と変わらなかった」との報告もあった。
特集 2014東京都知事選
以前、私が取材でお話をうかがった、福島からの避難当事者である宍戸俊則さんが、今回の東京都知事選で候補者の一本化を求める動きがあることについて、ご自身の思いをTwitterに投稿されている。そこで、宍戸さんから、改めて原稿をお寄せいただいた。以下、掲載する。(岩上安身)
特集 2014東京都知事選
いつの時代も、人は威勢いいコトバや華々しいコトバに惹かれ、求めてしまう。不況だデフレだ、アベノミクスで景気が戻っても自分の財布は潤わないとくればなおさらだ。
「岩盤規制をぶっ潰す!」
「国家戦略特区で企業が世界一活動しやすい国に!」
「TPPで国際競争力を取り戻す!」
これらはみんなそう。「なんか聞いているだけで雄々しくてエネルギーがあふれてくるなぁー」とか「低迷する日本経済もこれで再起するようなだぁー」とか「それが巡り巡って、俺の給料も上がるかもなぁー」と、思ってしまう人もいるだろう。もちろん、そう思ってしまっても罪はない。悪いのは、戦闘的な言葉を使うことで物事の本質を見えなくし、有無をいわせずみなを納得させる「空気・ムード」をつくる側なのだ。
特集 2014東京都知事選
私は東洋大学の夜間部に通う4年生、来年度は留年します。留年する理由は、就活のシステムにのらずに自分の進路を切り開きたく、そのためにはもう1年の時間が必要だと考えたためです。
社会人として、どのような進路を歩んでいくのか、その決め方は、本来であれば多様なはずですが、「就活しなければまともな会社に就職できない」というような「就活圧力」によって、進路の道が一元化されているのが現状です。
特集 2014東京都知事選
私が都政に求めることは、はっきりしている。それはブラック企業問題への対応だ。
後述するが、ブラック企業は若い人材を使い潰す企業を指しており、その増加は、日本社会全体に弊害をもたらす「社会問題」であると認識されている。
これを受け、政府も相談窓口の拡充などの対策を打つに至っている。
特集 東京都知事選2014
環境問題に取り組む弁護士・学者グループが、東京都知事選で細川護熙候補を推すことを表明した。2月7日に記者会見を行い、斉藤驍(ぎょう)・小田急訴訟弁護団長が発表した。
斉藤氏は、今回の都知事選で、原発の是非が争点になっていることは極めて意義深いと述べた。そして、脱原発を文明史的と捉え、これに真剣に取り組んでいるのは細川護熙候補ただ一人だと言う。
特集 東京都知事選2014
東京都知事選挙の投開票日まで残すところあと3日となった2月6日、12時半からJR蒲田駅西口で行われた舛添要一候補の演説に、石破茂自民党幹事長と井上義久公明党幹事長が駆けつけた。
特集 東京都知事選2014
2月7日(金)12時より、東京都知事候補者の宇都宮健児氏の街頭演説が、東京都港区の虎ノ門交差点で行われた。NPOもやい理事長の稲葉剛氏や、福島原発事故被災者で、現在静岡で避難生活をしている長谷川克己氏らが応援演説を行った。
2014年2月7日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発汚染水のストロンチウム90の分析結果の訂正について、報告を受けたデータをチェックし、指摘していくことになるとの考えを示した。
2月7日(金)18時半より、官邸前と国会周辺で、毎金曜定例の「原発再稼働反対!首相官邸前抗議」が行われた。先週スピーチした、都知事選候補者の宇都宮健児氏がこの日もステージに立ち、福島の被災者が厳しい状況におかれている事が風化していると懸念を示し、支援の必要性を強く訴えた。
2014年2月7日(金)18時より、名古屋市東区の関西電力東海支社前で「大飯原発・高浜原発再稼働反対!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が行われ、およそ90名が参加した。
2014年2月7日(金)18時より、札幌市中央区の北海道庁前で−7℃を下回る寒さの中、83回目となる「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。