2011年3月12日、原子力格納容器設計者・後藤政志氏「格納容器ベントは格納容器の自殺」、「ものすごい冷やさなければ、メルトダウンするのが当たり前」〜岩上安身によるNPO法人原子力資料情報室インタビュー完全文字起こし(その2) 2021.3.22
「3.11」地震が発生した2011年3月11日14時46分18秒から約25時間後——-。
2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発1号機が大爆発を起こし、原子炉建屋のコンクリート壁と天井が爆風で飛散し大きな噴煙が上がった。噴煙が収まると、鉄骨の骨組みだけが突き出している1号機の原子炉建屋が確認された。
福島中央テレビの無人監視カメラが捉えた映像は、日本テレビ系で午後4時50分ごろから放映され、午後6時25分、菅直人総理が福島第一原発の周辺半径20km圏内の住民に避難指示を出した。





















