2021年3月1日、60代の医療従事者の女性の方が、新型コロナのワクチン接種3日後に亡くなった。基礎疾患及びアレルギー歴はなく、死因は、くも膜下出血と推定されている。
この事例は、ワクチンの副反応に死亡がありえるという重大な問題を、改めて私達に突き付けた。
IWJは厚労省に対して、ワクチンと死亡の因果関係の評価検討を行うという「専門家」は誰か、直撃取材した。しかし、厚労省の言う「専門家」は口をそろえて「ワクチンに関連があるとはされていない」と述べている。いつもの通り、国家は責任を問われないというパターンなのか!?
IWJは、さらに、「メーカーも国も免責になり、国民が自衛のためにワクチンを回避する選択肢が出てくれば、感染予防手段として、いつでもどこでも誰でもPCR検査が受けられる体制構築が必要では?」と問いかけたが、厚労省の回答は「PCR検査体制は別の部署の担当」だった。たらい回しである。
さらに取材を続けることによって、安全性問題は現場に丸投げであることや、英国でワクチンの感染予防効果に関する論文が出ても、「効果は不明」の公式見解は変えていないことも判明したのである。