京都精華大学専任講師・白井聡氏「コロナ禍で『この政府は本当は機能していない』ことが誰の目にも明らかになった!」~1.30シンポジウム「現在の日本政治の混迷を打開し、真の民主主義を実現するためには何をすべきか?」 2021.1.30

記事公開日:2021.2.3取材地: テキスト動画
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(取材、文・浜本信貴)

 2021年1月30日(土)、午後2時半頃より、東京都豊島区のとしま区民センターにおいて、小沢一郎議員を支援する会の主催により、「シンポジウム『現在の日本政治の混迷を打開し、真の民主主義を実現するためには、何をすべきか?』」が行われた。

 シンポジウムは、京都精華大学人文学部専任講師の白井聡氏の講演「政権交代、何をなすべきか」を基調講演とし、辻恵元衆議院議員、文芸評論家の山崎行太郎氏、渡辺浩一郎元衆議院議員、そして、Zoom参加の森ゆうこ参議院議員らが白井氏の講演内容に応答した。また、小沢一郎衆議院議員からのビデオレターも会場で紹介された。

 白井氏は、日本政治の現状を「統治の崩壊」期として位置づけ、「新型コロナ対策の惨状」、「インパール作戦化する東京オリンピック」、「無能の極み」、そして「とまらない腐敗」のキーワードを使って、日本政治の現状を解説した。

 また、台湾のデジタル大臣・オードリー・タン氏の名前を挙げ、「氏の活躍を見ていると、政治家が政治をやることが本当に無意味だと思う」とも述べた。

 白井氏は、また、シンポジウム最後のまとめの発言の中で、「『これではいけないんだな』という空気は高まって来ていると思う。そんな中、コロナ危機によって、『この政府は、本当は機能していない』ということがさすがに誰の目にも明らかになってきたと思う」とし、「これまでの従来の発想にとらわれない、大胆な仕掛け、これでもってやっていく。政界を基盤ごと全部ぶっ壊すぐらいの大きなビジョンと気概と覚悟が必要」と結論づけた。

 白井氏の基調講演の詳細、そして、小沢一郎議員からのビデオレター、森ゆうこ議員のメッセージなど、シンポジウムの詳細については、ぜひ、全編動画でご確認ください。

■全編動画

  • 日時 2021年1月30日(土)14:00~17:00
  • 場所 Zoom(としま区民センター)
  • 主催 小沢一郎議員を支援する会(詳細

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