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エドウィン・ライマンさん(憂慮する科学者同盟)講演会 2015.7.20
2015年7月20日(月)13時30分から、京都市上京区の同志社大学・今出川キャンパスで、憂慮する科学者同盟のエドウィン・ライマン氏の講演会が開かれた。
川内原発「工事計画認可」補正申請、9月末頃の見込み~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.5
2014年8月5日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原発の工事計画認可の補正申請について、事業者は9月末を見込んでいると、記者から質問が上がった。
「原発事故が起きたからには、もう廃炉しかない」 〜講演会 河野太郎氏、玄侑宗久氏 2014.6.29
河野太郎氏は、東電が29年間隠していた臨界事故を取り上げて、「1978年11月2日、福島第一原発3号機で、操作ミスから制御棒5本が抜け落ち、臨界が7時間半続く『臨界事故』が起こった。しかし、東電は、この事故を隠蔽したため、情報が共有されず、他社の原発でも同様の事故が、何回も起こってしまった」と明かした。
2014年6月29日、福島県郡山市の南東北総合卸センターで、佐藤栄佐久前福島県知事らが呼びかけ人となって結成された「福島県内の全原発の廃炉を求める県民の会」が学習講演会を開催した。河野太郎衆議院議員、作家の玄侑宗久氏が講演を行った。河野氏は、日本の原発政策の流れと核燃サイクルの実態、原発再稼働の真意、再生可能エネルギーの可能性などを語り、玄侑氏は、分断した福島県民を憂い、「ひとつにするためには、福島第一と第二の廃炉を」と提案した。
【IWJブログ】核燃料再処理工場を抱える青森県六ヶ所村で注目される村長選挙、明日22日に投開票(IWJ青森中継市民・外川鉄治) 2014.6.21
古川健治村長の任期満了に伴う青森県六ヶ所村の村長選挙が、2014年6月17日に告示された。6月に入っても出馬表明をしていたのは現村長の後継指名を受けた戸田衛・前副村長のみで、無投票当選の見通しが高まっていたが、先週に入って無所属の新人3名が名乗りを上げた。
六ヶ所村には日本原燃が所有する核燃料の再処理工場がある。1983年に事業指定申請書が提出され、1993年から工事がスタート。当初は2010年の本格稼動を予定していたが、相次ぐトラブルのため20回に渡って可動が延長され、現在のところ2014年10月に完成時期が設定されている。
「政府のエネルギー基本計画は虚構のようなもの」 〜「原子力依存からの脱却と地域再生」伴英幸氏ほか 2014.6.14
「原発事故が起こったら、地域社会は崩壊する。また、原発が安全審査に通らなかった場合は事業破綻につながり、やはり地域社会の崩壊になる」──。
2014年6月14日、青森県青森市のリンクステーションホール青森で、人権擁護大会プレシンポジウム「原子力依存からの脱却と地域再生~核燃・原発廃止への道筋を探る」が行われた。原子力資料情報室共同代表の伴英幸氏による基調講演に続いて、伴氏と弘前大学名誉教授の神田健策氏(農業経済学)、東北大学教授の長谷川公一氏(社会学)が、原子力関連施設の集中する青森県のこれまでと、今後の原発・核燃料サイクルからの脱却の方策について論じた。
福島第一凍土遮水壁、着工を承認~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.30
2014年5月30日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発凍土遮水壁の実施計画認可の前に行う工事について、「着手は妨げない」との旨を東電側に伝えたことが報告された。
凍土遮水壁の凍結管そのものといった安全に係わる部分の工事は、規制庁による実施計画の認可が必要だが、準備工事等は、規制庁から認可を受ける前に着手しても良いことが承認された。これを受け、東電は週明けの6月2日から工事を開始する予定を発表している。
「再稼働は電力会社が一方的に決めるものではない」 ~河野太郎議員「原発再稼働で貿易黒字にはならない」 2014.5.27
2014年5月27日、茨城県水戸市のみまつホテルで、東海第2原発の再稼働に反対する茨城県自治体議員連盟(東海第2反対議連)の発足総会が行われた。茨城県議会と県内18市町村議会の、脱原発を訴える議員計37人が超党派で結成。発足総会には27人が参加した。
この日は、原発ゼロの会の河野太郎衆議院議員(自民党)が招かれ、「エネルギー政策と原発を巡る情勢」と題して記念講演を行った。河野氏は、現在の原子力政策には経済的合理性がないとし、「原発を再稼働する場合には、いくつかの要件をクリアする必要がある」と述べた。
規制委員の新しい候補が国会で提示~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.27
2014年5月27日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。地域の防災避難計画を策定するのに参考となるデータとして、線量等の試算結果が示されることが報告された。
トラブルの調査、報告を東電任せにする規制庁の姿勢が露呈~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.15
2014年4月15日(火)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発で発生した、ポンプの誤動作による滞留水の流入問題について、規制庁は原因究明と再発防止策、汚染水の回収を指示していることが報告された。
地下水バイパスの放水基準「関与することはない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.25
2014年3月25日(火)13時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発における地下水バイパスの放水基準となる『数値』に関して、森本次長は、「規制庁が関与することはない」という考えを示した。
泊原発1、2号機の審査は3月25日14時の審査会合からスタート~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.20
2014年3月20日(木)14時から、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。北海道電力泊原発1、2号機の審査は、3月25日14時からの審査会合で開始されると報告があった。
新規制基準適合性審査書案の作成へ、3月にも着手~第43回原子力規制委員会 2014.2.19
2014年2月19日10時30分より、第43回原子力規制委員会が開催された。プラントの審査状況を見極め、2~3週間後を目処に審査書案を作成、判定した後、外部からの意見を募集し、公聴会も開催する方針が決まった。
「44トンのプルトニウム処理に必要なフルMOX大間原発」 〜第2回脱原発弘前映画祭 講演 小出裕章氏ほか 2014.2.15
「広島原爆の1万4000発分の死の灰が溜まっている」という、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールついて、小出裕章氏は「現在、その貯蔵燃料を移動している。それが完全に達成できたら、今後、大量の放射性物質が吹き出すことはないと思う」と希望を語り、また一方で、次のような懸念を述べた。
「しかし、事故は収束していない。すでに、炉心がどこにあるかわからない。汚染水もあふれ出ている。それにもかかわらず、日本政府は事故を忘れさせようと策謀をめぐらす。自民党は、停止中の原発を再稼働させようとし、新設、海外輸出までしようとしている」──。
2014年2月15日(土)、青森県弘前市の弘前文化センターで開催された「AFTER311 第2回脱原発弘前映画祭」の中で、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演・トークイベントが行われた。小出氏は、福島原発と青森の現状、そして、今後の課題について、前後半の2部に分けて講演した。
「まず、法律で『原発ゼロ』を決めることだ」 〜原子力市民委員会「原発ゼロ社会への道」意見交換会 2014.2.8
2014年2月8日、名古屋市中区の東別院会館で、「原子力市民委員会『原発ゼロ社会への道──新しい公論形成のための中間報告』意見交換会」が行われた。
脱原発を目指す有識者と市民らで作るシンクタンク「原子力市民委員会」(座長・舩橋晴俊氏)は、「脱原子力政策大綱」の4月公表に向けて、意見交換会を各地で行っている。1月に次いで、名古屋では2回目の開催となる今回は、中間報告2章「放射性廃棄物の処理・処分」と、3章「原発ゼロ社会を実現する行程」とについて、説明と意見交換が行われた。
女川2号機、島根2号機、再処理施設、MOX燃料加工施設の審査開始へ ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.1.10
2014年01月10日(金)14時15分頃から、本年初めての森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。来週に開催される審査会合で、東北電力女川原発2号機、中国電力島根原発2号機、さらに再処理施設やMOX燃料加工施設といった核燃料施設の審査が初めて取り上げられる。
原子力規制・防災対策予算は前年比プラス7% ~第37回原子力規制委員会 2013.12.25
2013年12月25日10時30分から第37回原子力規制委員会が開催された。2014年度予算案が閣議決定されたことを受け、原子力規制・防災対策予算は、おおむね要求通りの前年度比でプラス7%、758億円が認められたことが報告された。
あと20年あれば原発分の電力は再生可能エネルギーで賄えるようになる ~即時原発ゼロの設計図! 中西正之氏講演会 2013.8.3
「電気料金を値下げし、CO2を減らし、エネルギー自給率を高め、経済を活性化し、空気汚染も減らす。そのための最適な選択はなにか、という設計図だ」──。中西正之氏は、即時原発ゼロを実現する方法を、このように話した。
2013年8月3日(土)13時30分より、福岡県北九州市戸畑区のウェルとばたにおいて、中西正之氏講演会「即時原発ゼロの設計図!」が開かれた。冒頭、深江氏より、九州電力川内、玄海原発再稼働申請についての報告があり、中西氏の講演に移った。天然ガスによるコンバインドサイクル発電の仕組みと優位性。天然ガスの一般知識。そして、再生可能エネルギーの可能性と、原発廃炉の方法まで、現状可能な技術を使い、20年後には原発をなくしても、エネルギーが賄えることを証明した。
九州電力が玄海3、4号機の再稼働申請 〜核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく九州電力株式会社からの申請 2013.7.12
「玄海原子力発電所3、4号機につきまして新規制基準への適合性を審査していただく準備が整いましたので、申請書を提出いたします」九州電力は12日、川内原子力発電所1・2号機に続いて2原発目の再稼働申請を規制委員会に提出した。
会見で九州電力側は、企業活動の透明化や組織風土の改善などに力を入れ、安全対策に対する説明をしっかり行ない、地元へ理解を求めていきたいと述べた。