日本社会のダブル・スタンダードが司法の世界に凝縮されている ~元裁判官・瀬木比呂志氏の記者会見 2014.2.27

記事公開日:2014.2.27取材地: テキスト動画

 『絶望の裁判所』(講談社現代新書)で日本の司法世界の実態を描き出した元裁判官・瀬木比呂志氏が2月27日、記者会見を行った。瀬木氏は同書を「司法という狭い世界ではなく、日本社会全体を批判する」ために書いたという。日本の社会同様に、裁判所も形式主義にとらわれており、きれいな表面と見えない裏というダブル・スタンダードが存在すると瀬木氏は主張する。


外国人記者ら、日本の孤立化を懸念 ~米国に建てられた慰安婦像に抗議する地方議員による記者会見 2014.2.25

記事公開日:2014.2.27取材地: テキスト動画

 「慰安婦の問題は韓国に捏造された問題である」ーー。

 「慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会」は2月25日、外国特派員協会で記者会見を開き、米国カリフォルニア州・グレンデール市に建てられた従軍慰安婦像に抗議する意を改めて示した。会の世話人代表である松浦芳子杉並市議は「チャンネル桜」発起人に名を連ね 、田母神俊雄後援会長の肩書きも持つ。また訪米団の一人である辻村ともこ狛江市議は、2009年の総選挙で幸福実現党から公認を受け、自身も幸福実現党都副代表という経歴を持つ。


世界の反原発活動家が、福島原発事故の被災者を訪問 ~外国特派員協会主催 国際環境NGOグリーンピース記者会見 2014.2.21

記事公開日:2014.2.27取材地: テキスト動画

 福島原発事故の被災者に関する調査活動を実施した、国際環境NGOグリーンピースによる報告記者会見が、2月21日、日本外国特派員協会にて行われた。

 会見は、グリーンピースが同日発表したプレスリリース「日本政府の原発推進に世界から強い批判」の発表に合わせて開催された。

 グリーンピースは、2月16日から19日に、世界5か国から反原発活動家11人を招聘。原発事故の被害者の証言を聞く機会を提供した。


H6タンク漏洩事故調査続行中、金曜に会見で説明予定~東電定例会見 2014.2.26

記事公開日:2014.2.27取材地: テキスト動画

 2014年2月26日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。H6タンクからの漏洩については、作業員らへのヒアリング調査を続けている。2月28日(金曜日)にJビレッジで会見を開き、その詳細を説明することが決まった。


「安全については第一義的には企業が責任を持たないといけない」~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2014.2.26

記事公開日:2014.2.26取材地: テキスト動画

 2014年2月26日(水)15時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。東電が汚染水の漏洩などを繰り返すことについて、田中委員長は、「安全については第一義的には企業が責任を持たないといけない」と苦言を呈し、場合によっては「トップとの会合があるかもしれない」とほのめかした。


「東京電力の企業体質に問題があることを表している」~第44回原子力規制委員会 2014.2.26

記事公開日:2014.2.26取材地: テキスト動画

 2014年2月19日10時30分より第43回原子力規制委員会が開催された。東京電力で福島第一H6タンク漏洩、敷地境界線量増大、柏崎刈羽のウォーターロッド曲がりなどといった事故が続発していることから、田中俊一原子力規制委員長は、「東京電力の企業体質に問題があることを表している」と、東電を厳しく批判した。


「JR東海は充分な磁界情報を提示していない」 リニア新幹線問題で、関係省庁を交え意見交換 2014.2.26

記事公開日:2014.2.26取材地: 動画

 リニア新幹線は環境にどのような影響を与えるのか。

 2月26日(水)、参議院議員会館で、「環境影響評価知事意見書(3月25日)を前に市民と国会議員が一緒に考える ―南アルプスとリニア新幹線」と題する院内集会が行われた。リニア新幹線計画を所管する国交省、環境影響評価をする環境省を呼び、リニア新幹線計画沿線の住民らが計画案の疑問点をぶつけながら、意見交換を行った。発言者の中からは、「JR東海は充分な磁界情報を開示していない」などの批判が述べられ、事業者の姿勢を正すよう行政として指導するべきとの意見が挙がった。


外国特派員協会主催 元海上自衛官・高嶋博視氏 記者会見 2014.2.26

記事公開日:2014.2.26取材地: 動画

 2月26日(水)、東京都千代田区にある日本外国特派員協会の主催で、「武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録」の著者、元海上自衛官・高嶋博視氏の記者会見が行われた。


【文化】雅楽の危機と可能性─芸術は「歪んだ空間」を変えられるか?~安冨歩と平智之のWトンチ Live 第2回 2014.2.25

記事公開日:2014.2.25取材地: テキスト動画

 東京大学教授の安冨歩氏と前衆議院議員の平智之氏の「Wトンチ・ライブヴァージョン」第2弾が、2月25日(火)に渋谷・ラストワルツで行われた。

 今回は、日本でただ一人、笙(しょう)を一人で制作できる職人であり演奏者でもある鈴木治夫氏が招かれ、鈴木氏の演奏とともに開演し、安冨氏と平氏のトークは鈴木氏を交えて行われた。


諦めない心に世界中が感動 ―浅田真央選手が外国特派員協会で記者会見(全文) 2014.2.25

記事公開日:2014.2.25取材地: テキスト動画

 「ソチオリンピックでは、最終的には自分の目指している演技が出来ました。でももう一つの目標として、日本にメダルを持って帰れなかったのは今でもとても残念ですし、すごく悔しい気持ちでいっぱいです」

 ソチ五輪から帰国した浅田真央選手が2月25日、日本外国特派員協会で会見を行った。浅田選手は前半のショートプログラムで16位となったものの、フリーではすべてのジャンプに成功し、見事142.71点をマークし、自己ベストを更新。メダルには至らなかったが、総合6位で入賞した。会見では森元首相の発言についてなど、記者からの質問に丁寧に応えた。


子宮頸がんワクチンの重篤な副反応に警鐘を鳴らす医学者・研究者グループが国際シンポジウムを開催~製薬会社のロビーイングを告発 2014.2.25

記事公開日:2014.2.25取材地: テキスト動画

 重篤な副反応が相次いだことから、積極的勧奨が一時中止されている子宮頸がんワクチンが、再びお勧めされようとしている。厚生労働省のワクチン副反応検討部会は1月20日、ワクチン接種後に起きた痛みや運動障害などの副反応は、「心身の反応」によるものだとする論点整理を行い、ワクチンとの因果関係を証明できないとして、2月26日の審議で接種勧奨が再開される見方が強まっている。


新自由主義(亡)者、舛添要一に物申す ~築地市場移転絶対反対!国家戦略特区絶対反対!都庁前アクション 2014.2.25

記事公開日:2014.2.25取材地: 動画

 2月25日(火)18時より、東京都庁入口前で、火炎瓶テツ氏の呼びかけによる、「新自由主義(亡)者、舛添要一に物申す ~築地市場移転絶対反対!国家戦略特区絶対反対!都庁前アクション」と題する抗議行動が行われた。


山田元農水相らが警鐘を鳴らすTPPの危険性 ―著書『TPP秘密交渉の正体』出版記念パーティー 鳩山元首相も参加 2014.2.25

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特集 TPP問題

 「TPPを叩き潰せるかどうかは今年一年にかかっている」―。

 民主党政権時のTPP参加表明の舞台裏や、最新の交渉状況について暴いた山田正彦元農水相の著書『TPP秘密交渉の正体』(竹書房新書)の出版を記念して、2月25日、東京都港区・南青山会館でパーティーが行われた。榊原英資氏、原中勝征氏、大下栄治氏、植草一秀氏、孫崎享氏、高木一夫氏が発起人となって開かれたこのパーティーには、鳩山由紀夫元総理や亀井静香衆院議員、福島みずほ参院議員、宇都宮健児弁護士も駆けつけた。


福島第一使用済燃料プールの冷却装置停止「現地検査官が監視している」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.2.25

記事公開日:2014.2.25取材地: テキスト動画

 2014年2月25日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。本日の午前9時45分頃に東電福島第一原発4号炉の使用済燃料プール(SFP)冷却が停止する事故が発生した件について、森本次長は、規制庁の対応として、「現場の保安検査官が現地で監視している」と述べた。


【東京築地移転問題】都はいまだ安全宣言を出せず「地下水モニタリングの手法は検討中」 ―市場関係者との協議会で 2014.2.24

記事公開日:2014.2.24取材地: テキスト動画

 政府が築地市場の移転を予定している、豊洲新市場の土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会が、2月24日都庁で開かれた。協議会は、東京都の中央卸売市場担当者の東京都委員、築地市場関係者の業界委員と3人の学者によって行われた。2月20日に開かれた技術会議でも報告があった、工事のさらなる進捗状況が説明された。


汚染水移送配管の弁は安全運用をしていなかった~東電定例会見 2014.2.24

記事公開日:2014.2.24取材地: テキスト動画

 2014年02月24日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。2月19日に発生したH6エリアタンクの汚染水溢水事故の原因調査の結果、タンクへつながる配管の弁は安全運用をしていないことが分かった。


3回目の「NO NUKES DAY原発ゼロ統一行動」 全国の脱原発の取り組みと連携 2014.2.24

記事公開日:2014.2.24取材地: 動画

 3月9日(日)に「3.9 NO NUKES DAY原発ゼロ統一行動」が行われる。首都圏反原発連合、さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3者が合同で行うもので、今回で3回目だ。これに先立ち、2月24日(月)に記者会見が行なわれた。


子宮頸がんワクチン「いまだ有用だと判断できる情報が存在しない」~厚労省検討部会の判断を弁護士らが厳しく批判 2014.2.24

記事公開日:2014.2.24取材地: テキスト動画

 薬害オンブズパースン会議が2月24日、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に関する厚生労働省での審議会の検討結果を批判する意見書を、厚生労働大臣、厚労省ワクチン副反応部会の委員らに送付したとして、厚生労働省で記者会見を開いた。


原子力規制委員会「第11回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ」 2014.2.24

記事公開日:2014.2.24取材地: テキスト動画

 東京電力福島第一原発で2月19日に発生したH6エリアの天板付近からの汚染水漏洩について、原子力規制委員会は2月24日、「第11回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ」で対応策などを検討した。東電からの調査報告をもとに議論は進められ、タンクの水位管理の甘さなどが判明したが、今回の事故原因などは依然として判明しなかった。


泉田新潟県知事らが大雪被害の緊急要望書を政府に提出 ~古屋防災相と会談 「広域応援できる体制作りを」 2014.2.21

記事公開日:2014.2.23取材地: テキスト動画

※【会談の模様をほとんど報じない既存メディア】を追記しました。(2014年2月23日20時)

 2014年2月14日金曜日から続いた大雪は、関東甲信越・東北など全国9県で死者24人、負傷者596人、数千世帯に及ぶ孤立地域を出す、未曾有の豪雪災害となった。今、国の災害対策のあり方が問われている。

 2014年2月21日、「全国積雪寒冷地帯振興協議会」の会長である新潟県の泉田裕彦知事が、山形県新庄市長、長野県栄村長とともに自民党、国交省、内閣府を訪問し、今後の雪害対策に関する緊急要望書を提出した。自民党では平沢勝栄衆院議員(政務調査会長代理)、国交省では中原八一参院議員(大臣政務官)、内閣府では古屋圭司防災担当大臣が、それぞれ対応した。