IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。
※IWJ速報@IWJ_Sokuho
3月30日、29日、およそ2週間ぶりにトルコで行われた停戦交渉の様子が伝わってきた。対面での交渉は、今月7日以来、4回目となる。
※【速報2889】トルコのイスタンブールで行われているロシアとウクライナの1日目の停戦交渉が終了。ウクライナ代表団「重要なのは安全保障」
停戦交渉を主催するトルコのチャブシオール外相は、「(2月28日の)交渉開始以来、最も重要な進展が見られた」と発表した。チャブシオール外相は、今後の交渉について「まず双方の外相が相互理解を深め、その上で大統領同士が会うことも視野に入る」と述べ、ハイレベルでの会談実現を模索する姿勢を示した。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナの中立化(NATO非加盟)を呑んでもよいと表明しており、実際に交渉の席ではウクライナ側が「中立化」に関する条約を提案した。
ゼレンスキー大統領は、ロシアが求める「中立化」についてNATOに代わる新たな安全保障の枠組みとともに議論をする用意がある考えと述べていた。
※【速報2895】TBS、29日:対面での交渉は、今月7日以来、4回目。(略)ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが求める「中立化」についてNATO=北大西洋条約機構に代わる新たな安全保障の枠組みとともに議論をする用意がある考えを示しています。
ウクライナの代表団は、「ウクライナの安全保障」が最重要だとし、「カナダやトルコなどがウクライナの安全を保障すれば、中立化に同意する」と、停戦交渉でロシア側に提案したということである。
ロシア代表団を率いるメジンスキー大統領補佐官は、ウクライナの「中立化」に関する条約の提案をウクライナ側から受けたことを明らかにし、持ち帰って検討する考えを示した。ウクライナの中立化案を受け入れるかどうかはロシアのプーチン大統領の判断に委ねられることになる。
ただし、メジンスキー大統領補佐官は、首都キエフと北部チェルニヒウ近郊の戦線縮小は停戦を意味しないとし、停戦交渉は今後もまだ続くと述べている。
ゼレンスキー大統領は演説で、「(ロシアとの停戦交渉での)会談から得られているシグナルは、ポジティブと言えるが、ロシアの砲弾の爆発を取り除くには至っていない」とし、具体的な結果のみを信じると述べた。
※【速報2900】ロイター、30日:ゼレンスキー大統領は演説で、「(ロシアとの停戦交渉での)会談から得られているシグナルはポジティブと言えるが、ロシアの砲弾の爆発を取り除くには至っていない」とし、具体的な結果のみを信じると述べた。
ウクライナ側がロシアが求めてきた「中立化」を、条件付きであれ受け入れる姿勢を示していることは、マスメディアが流し続けてきた「ロシア軍苦戦、劣勢」という情報が間違っている可能性を示唆する。本当にロシア軍が劣勢であれば、交渉でウクライナが妥協するはずがない。
ただし、ウクライナのポドリヤク大統領顧問は、30日、「イスタンブールの結果。新しい安全保障圏を提供する法的保護措置(NATOの第5条と同様)。クリミア返還の交渉。ウクライナ国家の能力の証明。国際安全保障の原則と機関の役割の改訂を開始する」とツイートした。
クリミアの返還と、「(NATOの第5条と同様)」の新しい安全保障圏というツイートには、ウクライナ側にも妥協を認めない強固な意見の持ち主がいて、国内で意思統一ができるのか、疑問だ。
※【速報2962】ポドリヤク大統領顧問ツイート:イスタンブールの結果。新しい安全保障圏を提供する法的保護措置(NATOの第5条と同様)。クリミア返還の交渉。ウクライナ国家の能力の証明。国際安全保障の原則と機関の役割の改訂を開始する。
ロシアのショイグ国防相は29日、ウクライナ軍の能力は著しく低下し、軍事作戦の第1段階の主な任務は完了したと改めて表明した。今後は親ロシア派武装勢力が一部を実効支配する東部ドンバス地域の戦闘に集中するという。
※【速報2920】ロイター、29日:ロシアのショイグ国防相は29日、ウクライナ軍の能力は著しく低下し、軍事作戦の第1段階の主な任務は完了したと改めて表明した。
ショイグ国防相の発表が事実であれば、ロシア軍はウクライナの軍事施設を概ね破壊して「非軍事化」を一段落させたということになるだろうか。
「軍事作戦の第1段階」には、24日の侵攻とともに、真っ先にロシア軍がチェルノブイリ原発、ザポロジェ原発、生物学研究所に入ったように、「汚い爆弾」や「生物化学兵器」に関する「調査」に関しても一定の成果を得た、という意味も含まれているかもしれない。
「非軍事化」、「中立化」と並んで、プーチン大統領が示したもう一つの目標は「脱ナチ化」であった。マリウポリは #アゾフの本拠地とされている。マリウポリでの激しい攻防、そしてこれから東部ドンバスへ軍事力を集中するということは、ロシア軍が本気で #アゾフの排除を完遂しようとしていることの表れなのかもしれない。
ただし、欧米の軍事関係者は、ロシア軍のキエフにおける戦線の縮小を、別の視点から見ている。
米国防総省のカービー報道官は29日、ロシアがウクライナとの停戦交渉で首都キエフ周辺での戦線の大幅縮小を表明したことに関し、ロシア軍が首都制圧に失敗したとの見方を示した。
※【速報2916】時事、30日:米・カービー報道官「ロシアはキエフ制圧に失敗」としながらも、キエフ包囲を目指して進軍していたロシア軍部隊の一部が戦線を離れ、北に移動しているとする分析結果を明らかにした。
英国防省も、ロシア軍がキエフの包囲に「失敗したのはほぼ確実」と戦況分析をしている。
とはいえ、欧米の専門家も楽観的な見通し一色ではないようだ。
『CNN』に対して、ある米当局者は、「誰もロシアの発表にだまされてはならない」と述べ、「キエフ近郊でのロシア軍の動きはいずれも撤退ではなく再配置だと見ている。世界はウクライナの他地域への大規模攻勢に備えるべきだ」とも説明した。ロシア軍の「縮小」は次の攻撃に向けての準備ではないかと見ているようだ。
※【速報2915】CNN、30日:米当局者「キエフ近郊でのロシア軍の動きはいずれも撤退ではなく再配置だと見ている。世界はウクライナの他地域への大規模攻勢に備えるべきだ」と説明。
停戦交渉の大きな懸案事項「東部ドネツクの扱い」は「脱ナチ化」にも関わる問題だが、この地域の帰属に関しては、ロシアもウクライナもまったく譲る気配がない。ゼレンスキー大統領は「領土の一体性」を守ると述べた。
「東部ドネツクの扱い」に大きな影響を与える可能性があるのが、マリウポリの攻防である。ショイグ国防相が「親ロシア派武装勢力が一部を実効支配する東部ドンバス地域の戦闘に集中する」というのは、作戦の第2段階としての「非ナチ化」に集中するということなのかもしれない。
ブリンケン米国務長官は29日、ウクライナとの和平模索に向け、ロシア側から「真に真剣である兆候」は確認していないと述べたが、マリウポリではロシア軍が優勢のようである。
ウクライナ東部の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシリン氏は29日、ロシアがドネツク地域全体を掌握した後、ロシア連邦への帰属を検討すると述べている。
ウクライナ南東部マリウポリの市長は28日、市の大部分がロシア軍の支配下に入ったとの認識を示していた。
どうやら、マリウポリの攻防は、ロシア軍が優勢に進めているようだ。
※【速報2918】ロイター、30日:ウクライナ東部の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシリン氏は29日、ロシアがドネツク地域全体を掌握した後、ロシア連邦への帰属を検討すると述べた。
一方、ポーランドに駐留している米軍が、ウクライナ軍を指導している、という情報がある。これは、バイデン大統領が28日に「同国にいるウクライナ軍部隊の『訓練』に協力している米軍兵士と話をした」と発言したものである。
バイデン大統領は「我々が話していたのは、ポーランドにいるウクライナ軍の訓練支援についてだった」と説明していた。
このバイデン大統領の発言に、またも、米政府の官僚達は「火消し」に追われている。
米国防総省は29日、ポーランドに駐留する米軍はウクライナ軍に武器を引き渡すのに伴い、「連携」を取っているが、「伝統的な意味」での訓練は提供していないと弁明している。
ホワイトハウス当局者は「ポーランドにいるウクライナ軍は、定期的に米軍と交流している。大統領が言及していたのはそのことだ」とCNNに話した。
米国防総省カービー報道官は、「多くの人が考えるような伝統的な意味での訓練ではない。連携を取っているとするのがふさわしいだろう」と、バイデン大統領発言を「解説」している。
※【速報2930】ロイター、30日:米国防総省は29日、ポーランドに駐留する米軍はウクライナ軍に武器を引き渡すのに伴い「連携」を取っているが、「伝統的な意味」での訓練は提供していないと表明した。
ゼレンスキー大統領は、なんとか米国とNATO諸国をロシアとの紛争に引き込みたい強い意向を常時示してきた。しかし、米国民は米国の参戦に対して好感していない。それなのに、バイデン大統領が「ウクライナ軍を米軍が訓練支援」と漏らしてみたりするために、「あの男(プーチン氏)は権力の座にとどまれない」と物議を醸す発言をしたり、実はバイデン政権は戦争に向けて前のめりなのではないかと、米国内でも不安が募っている。
28日、バイデン大統領は2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算教書を発表した。国防予算は8133億ドル、約100兆円にものぼる。
※【速報2943】朝日、29日:バイデン米大統領は28日、2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算教書を発表。69億ドル(約8500億円)をウクライナ危機に対応する同盟国やNATOなどへの支援に充て、米政府機関に対して10億ドル(約1200億円)を提供する考え。
ホワイトハウスによると、バイデン大統領の予算教書を発表会見で、NBCをはじめとする複数メディアの記者が、「あの男(プーチン氏)は権力の座にとどまれない」というバイデン大統領の発言に質問を浴びせ、バイデン大統領は「政策の変更を意図する発言ではなく、個人的な感情だ」と釈明に追われた。
NBCの記者が、口火を切った。
NBC記者「プーチンは権力の座に留まることはできない、とおっしゃったことを信じていますか? それとも、今はその発言を後悔しているのでしょうか? なぜなら、あなたの政府はその発言を撤回しようとしているからです。あなたの言葉は問題を複雑にしたのでしょうか?」
バイデン大統領「さて、3つの異なる質問をされましたので、すべてお答えします。
1つ目は、私は何も後ろに引いていない(撤回していない)。 実際、私はプーチンのやり方や、この男の行動に対して感じていた道徳的な怒りを表現したのです。ウクライナの子どもたちの半分がひどい目にあいました。私はちょうどその家族たちと一緒にいたところでした。
あの時も今も、私は政策の変更を明確に主張しているわけではありません。私は自分が感じている道徳的な怒りを表現したのであって、それについて謝罪するつもりはありません」
ここで、複数の記者から「あなたの個人的な感情ですか?」という念を押す声がいくつか上がった。バイデン大統領は「個人的なことです。私の個人的な感情です」と改めて回答した。
バイデン大統領「第二に、あなたは私に尋ねた…第二の部分は何でしたっけ?」
NBC記者「この瞬間の外交を複雑にしているのでしょうか?」
バイデン大統領「そうそう。それはないと思います。今、状況を複雑にしているのは、プーチンが殺戮を続けようとエスカレートしていること、つまり全世界に『なんてこった、この男は何をしているんだ』と言わしめるような行動をとっているということです。それが事態を大きく複雑にしています。
しかし、私はそれ(自分自身の発言)が事態を複雑にしているとはまったく思っていません」
会場がざわめいた。バイデン大統領は、NBCの記者に回答するのをやめて、ロイターの記者に質問を振った。
バイデン大統領「ロイターのスティーブ・ホランドに話を聞いてみましょう」
ロイター記者「大統領、ありがとうございます。あなたが『何も撤回しない』と言ったのは、あなたはウラジーミル・プーチンを権力の座から引きずり下ろすべきだと思っていまるということですよね。そういうことでしょうか? そして…」
バイデン大統領は、ロイターの記者を遮った。
バイデン大統領「いや、私が言ったことは…、私が言ったとおりのままです。私は、この男に対して感じた道徳的な憤りを表現したのです。政策の変更を明言したわけではありません。
そして、もし彼がこのままの路線を続けるなら、彼は世界中で除け者になってしまうだろうと思います。そして、国内での支持率もどうなるかわかりません」
他の記者「この発言が紛争をエスカレートさせるのではないかと懸念していますか?」
バイデン大統領「いいえ、そうではありません。全くない。
いいですか、いいですか、もうひとつは、何人かの人が私にも聞いてきましたが、あなたが質問したいのでなければ話した方がいいかもしれませんが、他の政府がこれは問題だ、私が物事をエスカレートさせていると示唆したという問題です。
(私の発言が)NATOを弱体化させたでしょうか?いいえ、そんなことはありません。 NATOはかつて、かつて、かつて、かつて、今日ほど強くなったことはありません。一度も」
また別の記者「『彼は権力を維持できない』と言うことが政権交代を意味しないのであれば、あなたの見解ではどうなのでしょうか?」
バイデン大統領「それは私が望むということです。–私はただ怒りを表現したのです。彼は権力の座に留まるべきではない。 悪い人が悪いことをし続けるべきでないのと同じです。しかし、どんな形であれプーチンを倒すために何かをするという根本的な方針があるわけではありません」
記者会見では、さらにもう1人の記者からバイデン大統領の「真意」を問う質問が続いた。
記者会見の最後の方で、男性の記者が質問に立った。記者はバイデン大統領が、ポーランドに駐留する米兵らと会った時のことを質問した。
記者「ここ数日、あなたが米軍がウクライナに行くと言ったように聞こえました。(バイデン大統領が『ロシアが化学兵器を使えば、それなりの対応をする』といった言葉に対して)米国が化学兵器を使用する可能性があると言ったようにも聞こえました。そして、ロシアの政権交代を要求しているようにも聞こえました。そして、私たちは知っている…」
バイデン大統領はここで質問を遮り、記者の質問を否定した。
バイデン大統領「3つのうち、どれも起こりませんでした」
記者「3つのうちどれも起こらなかった?」
バイデン大統領「あなたは言葉をそのように解釈していますね。私は部隊と話をしていたのです。ポーランドにいるウクライナ軍の訓練を支援することについて話していたのです。そういう文脈です。
私は彼らと2時間ほど一緒に座っていました。それが私たちが話したことです」
記者「『現地に行けばわかる』と言ったのは、米軍を(聞き取れず)派遣するつもりではなかったということですね?」
バイデン大統領「ポーランドにいるウクライナ軍と一緒にいること、そして話をすることを指していました」
記者「ロシアによる化学兵器の使用は『それなりの対応を引き起こす』と言いましたよね?」
バイデン大統領「それは重要な反応を引き起こすだろう(聞き取れず)」
記者「それはどういう意味ですか?」
バイデン大統領「私はあなたに言うつもりはない。 なぜ言わなければならないのか? バカにしてるのか?」
記者「世界は知りたがっていますよ」
バイデン大統領「世界は多くのことを知りたがっていますが、私は彼らに反応がどうなるかを教えていません。そうすればロシアは反応を知ることになってしまう」
最後に、NBCの記者がもう一度、質問に立った。
NBC「大統領、私はまだあなた(の発言)に戻りたいと思います。
政権を維持することはできない、という最初の言葉です。理解するために教えてください。あなたは、これまでのどの大統領よりも外交政策の経験が豊富です。それが個人的な感情であれ、大統領としての感情であれ、世界最大の核兵器庫の1つを指揮するあなたが、『権力を維持することはできない』と発言することが、なぜ人々が米国の政策であると信じ込むのか、理解できますか?
さらに、その発言をロシアがプロパガンダに利用することを懸念していますか?」
バイデン大統領は、「ノー、ノー」と強く否定。記者に「その理由は?」と詰め寄られ、バイデン大統領は「だってそれは馬鹿馬鹿しいからだ」とし、「私が避けたいのはロシアと陸上戦をすることや核戦争をすることだ」と回答した。
バイデン大統領「私はこの男(プーチン大統領)に怒りを表明しただけです。とんでもないことです。言語道断。何よりも野心が強い。彼は権力の座につくべきではありません」
バイデン大統領は再度、「プーチン大統領は権力の座につくべきではない」と繰り返しました。記者は角度を変えて質問しなおしました。
別の記者「あなたは自分の発言が外交努力を損なわないと確信していると言いましたが、はっきりさせておきたいのは、ウラジーミル・プーチンがそのように見ていると確信していますか? 彼がこれをエスカレーションとして利用しないと確信していますか?」
バイデン大統領「彼がどう考えようと、私は構わない。彼は自分のやりたいことをやるだけだ。プーチンは…いいですか…」
ここで記者は再度質問を重ねましたが、あとは空疎なやりとりになった。
バイデン大統領は、自らの発言に固執し、「政策変更ではなく、個人的な感情の表現」だと言い張って押し切った。「ロシアが自分の発言をエスカレーションに利用したって構うものか」とまで述べている。
ウクライナ危機を煽り続けてきたバイデン大統領だが、「個人的な感情」で、プーチン政権を転覆するまで、ウクライナ紛争を拡大するつもりなのだろうか。NBCの記者が言ったように、米国は世界最大の核戦力を保有している国だ。世界は、プーチンの突進だけではなく、バイデン大統領の「個人的な感情」のエスカレートも止めなければいけないのかもしれない。
30日、ロシアのラブロフ外相が、2月24日のウクライナ侵攻以来初めて、中国東部の安徽省屯渓に降り立った。
【速報2958】東京、30日:ラブロフ外相は王毅国務委員兼外相と会談し、ウクライナ情勢を巡り意見交換する可能性がある。アフガン情勢を巡る外相会合は中国の内陸部安徽省で30~31日の日程で開かれる。
事前に公表された動画でラブロフ外相は「我々はあなた方や支持者と共に、多極的で公正、民主的な世界秩序に向けて歩んでいく」と語っていた。
中国外交部によると、ラブロフ外相は第3回アフガニスタン周辺国外相会合に出席するため来中したということである。
ラブロフ外相は、第3回アフガニスタン周辺国外相会合の前に、中国の王毅外相と会談をした。王毅外相は、「中露関係は国際情勢の変化という新たな試練に耐え、正しい発展方向を維持し、弾力的な発展の勢いを示してきた」と述べました。
王毅外相「二国間関係の発展に対する両者の意欲はより強くなり、各分野での協力推進に対する信頼もより強固なものとなりました。 中国は、両首脳の重要なコンセンサスに導かれ、ロシア側と協力して、新時代の中ロ関係をより高い水準に押し上げる用意があります」
ラブロフ外相は、「国際情勢の重大な局面において、ロシアと中国の首脳は戦略的なコミュニケーションを維持し、ロシアと中国の関係の着実な発展と世界の多極化を推進する上で重要な役割を担っている」と述べました。
「世界の多極化」とは、言い換えれば、これまでの「米国一極支配」を変えてゆく、ということを意味する。重要な発言である。
ラブロフ外相は、再度、この「多極化」を推進するという言葉を使った。
「ロシアは中国と協力して、両首脳の重要な合意を実践し、ハイレベルの戦略的協力を引き続き強化し、様々な分野で両国の互恵的協力を深めていく用意があります。同時に、国際的な場、多国間の場において多極化を積極的に推進し、覇権主義、パワーポリティクスに反対し、国連憲章の原則を堅持します」。
ラブロフ外相は、ロシアとウクライナの交渉について説明し、ロシアは緊張を冷やすことを約束し、ウクライナとの和平交渉を継続し、国際社会とのコミュニケーションを維持すると述べた。
王毅外相は、「国際情勢が激動期に入り、世界が100年に一度の大きな変化を迎えていることを目撃した」と述べた。
王毅外相もまた、ラブロフ外相と呼応するかのように、「多極化」という言葉を使った。この言葉もまた、含みがある。ロシアとウクライナの紛争が、二国間の紛争に終わらず、ウクライナを支える米国とその同盟国と、中露およびそのサイドにつく諸国との、100年に一度の覇権をかけた局面に至っているのだという認識を示しているからである。
「中国は常に世界の多極化と国際関係の民主化を支持し、国連憲章の目的と国際関係の基本規範を守ることを提唱し、国際情勢の客観性と公平性を堅持し、常に歴史の正しい側に立ってきました。
ウクライナ問題には複雑な歴史と背景があり、長年にわたるヨーロッパの安全保障上の対立や、冷戦時代の考え方、集団間の対立があります。
現在の状況において、ロシアとウクライナが困難を克服して和平交渉を継続し、これまでの交渉で良好な結果が得られ、現地の状況が速やかに冷却されること、また、大規模な人道危機を防ぐためにロシアとすべての当事者が努力していることを支持するものであります。
長期的には、ウクライナ危機の教訓から学び、相互尊重と安全保障の不可分の原則に従って、すべての当事者の正当な安全保障上の懸念に対応し、対話と交渉を通じて、バランスのとれた、効果的かつ持続可能な欧州安全保障アーキテクチャを構築し、欧州における長期的な安全を実現することが必要です」
また、両外相は、アジア太平洋地域情勢、朝鮮半島、BRICSメカニズム、上海協力機構、アジアントラストなどの多国間情勢について意見交換し、立場を調整したということである。
※王毅、ロシアのラブロフ外相と会談(王毅同俄罗斯外长拉夫罗夫举行会谈)(中国外交部、2022年3月30日)
第3回アフガニスタン周辺国外相会合は、30~31日の日程で、アフガンのムッタキ外相代行のほか、パキスタン、イラン、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、インドネシア、カタールの外交関係者が出席する。
中国外務省と米国務省が29日発表したところによると、米国のアフガニスタン担当特別代表、トム・ウエスト氏も、中国、ロシア、パキスタンの代表らとアフガン情勢を協議するということだ。
これらはいずれも東アジア情勢に関係し、日本に直接的な影響があるはずである。中露が何を考え、何を語り合ったのか、我々は知る必要があるのだ。
日本のマスメディアは今、「ロシア憎悪」を煽る報道、論調一色に塗りつぶされているが、北の大地の巨大な熊が、自分たちと国境を接しているのだという冷静なリアリズムに立ち返るべきである。
【速報2889】トルコのイスタンブールで行われているロシアとウクライナの1日目の停戦交渉が終了。ウクライナ代表団「重要なのは安全保障」
(日本時間午後5:19 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:19)
【速報2890】ロイター、30日:ブリンケン米国務長官は29日、ウクライナとの和平模索に向け、ロシア側から「真に真剣である兆候」は確認していないと述べた。
(日本時間午後5:20 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:20)
【速報2891】ロシア・ウクライナの停戦交渉でロシア側の交渉責任者を務めるメジンスキー大統領補佐官は、首都キエフと北部チェルニヒウ近郊の軍事縮小は停戦を意味しないとし、停戦交渉は今後もまだ続くと述べました。
(日本時間午後5:20 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:20)
【速報2892】時事、30日:トルコのチャブシオール外相は29日、イスタンブールで同日行われたロシアとウクライナの代表団による対面での4回目の協議で「(2月28日の)交渉開始以来、最も重要な進展が見られた」と表明した。
(日本時間午後5:20 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:20)
【速報2893】時事、30日:チャブシオール氏は、今後の交渉について「まず双方の外相が相互理解を深め、その上で大統領同士が会うことも視野に入る」と述べ、ハイレベルでの会談実現を模索する姿勢を示した。
(日本時間午後5:20 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:20)
【速報2894】毎日、29日:停戦協議の終了後、ロシア側代表のメジンスキー大統領補佐官は、ウクライナの「中立化」に関する条約の提案をウクライナ側から受けたことを明らかにし、持ち帰って検討する考えを示した。
(日本時間午後5:21 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:21)
【速報2895】TBS、29日:対面での交渉は、今月7日以来、4回目。(略)ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが求める「中立化」についてNATO=北大西洋条約機構に代わる新たな安全保障の枠組みとともに議論をする用意がある考えを示しています。
(日本時間午後5:21 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:21)
【速報2896】共同、29日:ウクライナの代表団「カナダやトルコなどがウクライナの安全を保障すれば、中立化に同意する」と停戦交渉でロシア側に提案。
(日本時間午後5:21 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:21)
【速報2897】TBS、29日:ウクライナ第三の都市オデッサ。停戦交渉についての市民の反応。「交渉なので、例えばロシア語の地位などどこかで妥協は必要かもしれないが、それは双方向であるべきだ」という人もいれば「全く妥協する必要はない」という人も。
(日本時間午後5:21 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:21)
【速報2898】読売、30日:ロシアのウクライナ侵攻を巡る29日の停戦協議で、ウクライナは「中立化」に関して具体的な提案を行った。これを受け入れるかどうかはロシアのプーチン大統領の判断に委ねられる。
(日本時間午後5:22 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:22)
【速報2899】テレ東、30日:アメリカのバイデン大統領は29日、ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢をめぐり、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの首脳と電話会談し、ウクライナの安全保障に対する支援を継続することなどを確認しました。
(日本時間午後5:22 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:22)
【速報2900】ロイター、30日:ゼレンスキー大統領は演説で、「(ロシアとの停戦交渉での)会談から得られているシグナルはポジティブと言えるが、ロシアの砲弾の爆発を取り除くには至っていない」とし、具体的な結果のみを信じると述べた。
(日本時間午後5:22 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:22)
【速報2901】テレ朝、29日:ウクライナのゼレンスキー大統領が求めているプーチン大統領との首脳会談について、ロシアのラブロフ外相は早期の実現に否定的な姿勢を示しました。
(日本時間午後5:22 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:22)
【速報2902】読売、29日:ウクライナ国防省幹部は27日、露軍が東部と南部の作戦に注力している戦況から、プーチン露大統領が「朝鮮半島での韓国と北朝鮮のようにウクライナを二つに分断しようとしている」との分析を示した。
(日本時間午後5:23 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:23)
【速報2903】共同、29日:米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は28日、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領に近い新興財閥オリガルヒの1人、アブラモビッチ氏に有毒物質による攻撃を受けたと疑われる症状が出たと報じた。
(日本時間午後5:23 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:23)
【速報2904】共同、29日:ロシアのペスコフ大統領報道官は29日、アブラモビッチ氏が有毒物質による攻撃を受けた可能性があるとの米報道について「情報戦の一部だ。実情を反映していない」と述べ、否定した。インタファクス通信が伝えた。
(日本時間午後5:23 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:23)
【速報2905】ABEMA、29日:ウォール・ストリート・ジャーナルなどによると、アブラモビッチ氏とウクライナの和平交渉担当者の2人が3日、キエフでの会合後に中毒症状を発症していたと報じた。目の充血などが出たものの、既に回復しているという。
(日本時間午後5:23 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:23)
【速報2906】朝日、29日:アブラモビッチ氏はイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーのオーナーで、欧州連合(EU)や英国から資産凍結などの制裁を受けている。一方で、ロシアとウクライナの停戦を望み、陰で交渉を支えているとみられる。
(日本時間午後5:23 · 2022年3月30日 キエフ時間午前10:23)
【速報2907】CNN、28日:フランスのバルゴン住宅担当相によると、同国に到着したウクライナ人難民の数が約3万人に到達した。(略)バルゴン氏は「我々の目標はなるべく早期に約10万人を収容できるようになることだ」と語った。
(日本時間午後6:39 · 2022年3月30日 キエフ時間午前11:39)
【速報2908】日テレ、29日:ポーランドメディアによりますと、避難民の中には現地に残る家族を心配したり、避難生活に疲れを感じたりして、いったん自宅に戻る人が増えているということです。
(日本時間午後6:39 · 2022年3月30日 キエフ時間午前11:39)
【速報2909】朝日、29日:隣国ポーランド南部の古都クラクフでは毎日正午、ウクライナ上空に「飛行禁止区域」を設定するよう北大西洋条約機構(NATO)に求めるデモが開かれている。
(日本時間午後6:40 · 2022年3月30日 キエフ時間午前11:40)
【速報2910】共同、30日:マクロン大統領は29日、プーチン大統領と電話会談。ロシアの包囲攻撃が続くウクライナ南東部マリウポリから市民を避難させるために仏などが計画する人道支援活動の実施を認めるよう求めたが、回答は「検討する」にとどまった。
(日本時間午後6:40 · 2022年3月30日 キエフ時間午前11:40)
【速報2911】ロイター、29日: 包囲されているマリウポリから586人が車で退避、ルガンスク地域では513人がバスで避難した。
(日本時間午後6:40 · 2022年3月30日 キエフ時間午前11:40)
【速報2912】時事、30日:ブリンケン米国務長官は29日、ロシアがウクライナの首都キエフなどでの軍事作戦を縮小すると表明したことについて、「言葉ではなく行動を注視している」と述べ、侵攻が実際に終息に向かうのか見極める考えを示した。
(日本時間午後8:56 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:56)
【速報2913】ロイター、30日:米国のトッド・ウォルターズ欧州軍司令官は29日、ロシアがウクライナの軍事目標に向け極超音速ミサイルを繰り返し発射していると述べた。
(日本時間午後8:56 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:56)
【速報2914】共同、30日:米国防総省のカービー報道官は29日、ロシアがウクライナとの停戦交渉で首都キエフ周辺での軍事作戦の大幅縮小を表明したことに関し、ロシア軍が首都制圧に失敗したとの見方を示した。
(日本時間午後8:56 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:56)
【速報2915】CNN、30日:米当局者「キエフ近郊でのロシア軍の動きはいずれも撤退ではなく再配置だと見ている。世界はウクライナの他地域への大規模攻勢に備えるべきだ」と説明。
(日本時間午後8:57 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:57)
【速報2916】時事、30日:米・カービー報道官「ロシアはキエフ制圧に失敗」としながらも、キエフ包囲を目指して進軍していたロシア軍部隊の一部が戦線を離れ、北に移動しているとする分析結果を明らかにした。
(日本時間午後8:57 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:57)
【速報2917】共同、30日:英国防省、ロシア軍がキエフの包囲に「失敗したのはほぼ確実」と戦況分析。ロシア軍は今後、これまでキエフなどに投入していた戦力を、すでに攻勢を強めているルガンスク、ドネツクの東部2州に転用する可能性が高いと指摘した。
(日本時間午後8:57 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:57)
【速報2918】ロイター、30日:ウクライナ東部の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシリン氏は29日、ロシアがドネツク地域全体を掌握した後、ロシア連邦への帰属を検討すると述べた。
(日本時間午後8:57 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:57)
【速報2919】Bloomberg、30日:モスクワ在勤の政治コンサルタント、エフゲニー・ミンチェンコ氏は「イスタンブールでの協議後に双方が語ったことについて、極めて深刻な誤解があると思う」と説明。
(日本時間午後8:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:58)
【速報2920】ロイター、29日:ロシアのショイグ国防相は29日、ウクライナ軍の能力は著しく低下し、軍事作戦の第1段階の主な任務は完了したと改めて表明した。
(日本時間午後8:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:58)
【速報2921】イスタンブールでの4回目の対面での停戦交渉終了後、ウクライナ代表団、ロシア代表団はともに、両大統領の首脳会談の用意がある、と言及しました。
(日本時間午後8:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:58)
【速報2922】日テレ、29日:ウクライナ各地でロシア軍の激しい攻撃が続く一方、首都キーウ近郊の激戦地イルピンでは28日、ウクライナ軍が町を完全に奪還したと市長が表明しました。
(日本時間午後8:59 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:59)
【速報2923】AFP、29日:ウクライナのデニス・モナスティルスキー内相はテレビ演説で「軍と警察部隊が進撃し、街中で掃討作戦を実施している。現在進行形で行われている。街は解放された。ただまだ危険は残っている」と述べた。
(日本時間午後8:59 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:59)
【速報2924】ロイター、30日:ウクライナ南部の港湾都市ミコライフで29日、地方行政庁舎にロシア軍のロケット弾が命中し、少なくとも12人が死亡、33人が負傷した。
(日本時間午後8:59 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:59)
【速報2925】CNN、29日:ウクライナ南東部マリウポリの市長は28日、市の大部分がロシア軍の支配下に入ったとの認識を示した。
(日本時間午後8:59 · 2022年3月30日 キエフ時間午後1:59)
【速報2926】毎日、29日:ロシア軍による侵攻が続くウクライナ南東部のマリウポリの市当局は28日、露軍の包囲が始まった3月1日からの27日間で子供約210人を含む約5000人が死亡したとする推計を発表した。ウクライナメディアが報じた。
(日本時間午後9:00 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:00)
【速報2927】テレ朝、30日:ロシアのプーチン大統領はウクライナ南東部のマリウポリについて、「人道的状況の解決にはウクライナの民族主義者が武器を置く必要がある」と述べました。
(日本時間午後9:00 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:00)
【速報2928】共同、29日:ロシアのショイグ国防相は29日、ロシア軍はウクライナで同国側の戦闘能力を大きく損なわせたと強調、今後は親ロシア派武装勢力が一部を実効支配する東部ドンバス地域の戦闘に集中すると述べた。
(日本時間午後9:00 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:00)
【速報2929】Sputnik、30日:武装組織「アゾフ大隊」の創設者であり、ウクライナ極右政党「ナショナル・コープス」のアンドレイ・ビレツキー党首は英・The Financial Times紙の取材でアゾフ大隊に加わる戦闘員の多くがナショナリストであることを認めた。
(日本時間午後9:00 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:00)
【速報2930】ロイター、30日:米国防総省は29日、ポーランドに駐留する米軍はウクライナ軍に武器を引き渡すのに伴い「連携」を取っているが、「伝統的な意味」での訓練は提供していないと表明した。
(日本時間午後9:01 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:01)
【速報2931】CNN、30日:欧米諸国からウクライナに輸送されている兵器について、ポーランドに駐留する米軍がウクライナ軍にある程度の使い方を指導していると、関係者がCNNに明らかにした。
(日本時間午後9:01 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:01)
【速報2932】BBCのアブドゥジャリル・アブドゥラスロフ記者が、ウクライナ志願兵部隊である空中偵察チームの屋外活動に同行しました。
(日本時間午後9:01 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:01)
【速報2933】Newsweek、29日:ロシアのウクライナ侵攻開始から1カ月が過ぎたなか、ロシア軍の情報伝達システムが予想を超える度合いで機能不全に陥っている。
(日本時間午後9:01 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:01)
【速報2934】Newsweek、29日:複数の元米当局者や専門家が語ったところでは、ウクライナ東部の主要都市ハリコフ付近では、スマートフォンを暗号化する上で欠かせない3G・4G基地局も破壊され、ロシア軍は機密情報をオープンな状態で送信せざるを得ない。
(日本時間午後9:02 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:02)
【速報2935】Newsweek、29日:オープンソース型の調査報道サイト、ベリングキャットのユーザーらが明らかにしたように、現地のロシア軍偵察将校は上級司令官であるゲラシモフの死亡情報を、暗号化されていない携帯電話回線を使って本国に送っていた。
(日本時間午後9:02 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:02)
【速報2936】ロイター、30日: ウクライナとの国境近くにあるロシア軍の臨時駐屯地に29日遅く、砲弾が着弾したとタス通信が報じた。関係筋の情報として、ウクライナ側から発射されたことが初期段階のデータで示されていると伝えた。
(日本時間午後9:02 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:02)
【速報2937】マイナビ、29日:Security Affairsは28日、「GhostWriter」と呼ばれるサイバー攻撃グループがウクライナの政府機関を標的としたスピアフィッシングキャンペーンを実施しているという、ウクライナCERTの警告について伝えた。
(日本時間午後9:03 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:03)
【速報2938】プーチン大統領の大誤算は、ウクライナの兵力の読み違えと、ウクライナ国内に潜入している英米の特殊部隊の暗躍。
(日本時間午後9:03 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:03)
【速報2939】KOREA ECONOMICS、29日:去る28日(現地時間)、ウクライナメディア「ウクライナ独立情報局(UNIAN)」はロシア秘密警護局が率いる暗殺団員25人がスロバキアとハンガリー国境近くでウクライナ警察に逮捕されたと報道した。
(日本時間午後9:03 · 2022年3月30日 キエフ時間午後2:03)
【速報2940】ロイター、29日:バイデン米大統領は29日、仏独英伊の首脳と約1時間にわたり電話会談し、ウクライナへの追加支援の可能性を巡り協議した。米政府は同盟国と総額5億ドルの追加支援の可能性について協議していると明らかにした。
(日本時間午後10:47 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:47)
【速報2941】毎日、29日:米国防総省は28日、国防政策全般の指針となる「国家防衛戦略(NDS)」を米議会に提出した。中国を「最も重要な戦略的競争相手」とし、ウクライナに侵攻するロシアを「深刻な脅威」と位置づけた。
(日本時間午後10:47 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:47)
【速報2942】共同、29日:米政権は28日、2023会計年度の予算教書で、歳出総額を前年度比1%減の総額5兆7920億ドル(約718兆円)とした。
(日本時間午後10:47 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:47)
【速報2943】朝日、29日:バイデン米大統領は28日、2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算教書を発表。69億ドル(約8500億円)をウクライナ危機に対応する同盟国やNATOなどへの支援に充て、米政府機関に対して10億ドル(約1200億円)を提供する考え。
(日本時間午後10:48 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:48)
【速報2944】産経、29日:バイデン米政権は28日、2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算教書で、8133億ドル(約100兆円)の国防予算を要求した。
(日本時間午後10:48 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:48)
【速報2945】ホワイトハウス、29日:バイデン大統領は28日、2023年度予算発表の挨拶を行いましたが、そのなかでNBCの記者が、ワルシャワでの発言「プーチンは権力の座に留まることはできない」について質問。バイデン氏は謝罪しないと言明。
(日本時間午後10:48 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:48)
【速報2946】ホワイトハウス、29日:NBC「プーチンは権力の座に留まることはできない、とおっしゃったことを信じていますか? それとも、今はその発言を後悔しているのでしょうか?(続く)
(日本時間午後10:48 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:48)
【速報2947】ホワイトハウス、29日:NBC(続き)なぜなら、あなたの政府はその発言を撤回しようとしているからです。 あなたの言葉は問題を複雑にしたのでしょうか?」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2948】ホワイトハウス、29日:バ氏「1つ目は、私はまったく戻そうとしていない。 実際、私はプーチンのやり方や、この男の行動に対して感じていた道徳的な怒りを表現したのだ」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2949】ホワイトハウス、29日:バ氏「当時も今も、私は政策の変更を明確に主張しているわけではない。 私は自分が感じている道徳的な怒りを表現したのであって、それについて謝罪するつもりはない」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2950】ホワイトハウス、29日:NBC「あなたの個人的な感情ですか? あなたの個人的な感情ですか?」。バ氏「個人的なことです。 私の個人的な感情です」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2951】ホワイトハウス、29日:NBC「現時点の外交を複雑にしていないででしょうか?」バ氏「いや、それはないと思う」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2952】ホワイトハウス、29日:バ氏「今、状況を複雑にしているのは、プーチンが殺戮を続けようとエスカレートしていること、つまり全世界に『なんてことだ、この男は何をしているんだ』と言わしめるような行動をとっているということです 」。
(日本時間午後10:49 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:49)
【速報2953】ホワイトハウス、29日:記者「彼が権力を維持できないと言うことが政権交代を意味しないのであれば、あなたの見解ではどうなのでしょうか?」。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2954】ホワイトハウス、29日:NBC「それは私が望むということだ–私はただ怒りを表現したのだ。 彼は権力の座に留まるべきではない。 悪い人が悪いことをし続けるべきでないのと同じだ」。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2955】時事、29日:中国外務省の汪文斌副報道局長は29日の記者会見で、中国を「最大の戦略的競合国」と記した米国の国家防衛戦略について「冷戦や陣営対立の思考に満ちている」と批判した。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2956】時事、29日:中国外務省の汪文斌副報道局長「米側は仮想敵をつくり、集団対立をあおるやり方を反省、是正すべきだ」。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2957】東京、30日:インタファクス通信は30日、ロシアのラブロフ外相がアフガニスタン情勢を巡る近隣国の外相会合に参加するため、中国に到着したと伝えた。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2958】東京、30日:ラブロフ外相は王毅国務委員兼外相と会談し、ウクライナ情勢を巡り意見交換する可能性がある。アフガン情勢を巡る外相会合は中国の内陸部安徽省で30~31日の日程で開かれる。
(日本時間午後10:50 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:50)
【速報2959】AFP、30日:ラブロフ氏は王毅外相と会談。事前に公表された動画でラブロフ外相は「われわれはあなた方や支持者と共に、多極的で公正、民主的な世界秩序に向けて歩んでいく」と語った。
(日本時間午後10:51 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:51)
【速報2960AFP、30日:中国外務省が出した公式声明によると、王外相は、中ロ関係は国際情勢の変化という試練に耐えたなどと述べた。
(日本時間午後10:51 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:51)
【速報2961】AFP、30日:ラブロフ外相は、アフガニスタンの将来に関する一連の会合に出席するため、中国東部の黄山を訪れた。
(日本時間午後10:51 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:51)
【速報2962】ポドリヤク大統領顧問ツイート:イスタンブールの結果。新しい安全保障圏をを提供する法的保護措置(NATOの第5条と同様)。クリミア返還の交渉。ウクライナ国家の能力の証明。国際安全保障の原則と機関の役割の改訂を開始する。
(日本時間午後11:03 · 2022年3月30日 キエフ時間午後4:03)
【速報2963】ロイター、30日:米国のアフガニスタン担当特別代表、トム・ウエスト氏が今週、中国、ロシア、パキスタンの代表らとアフガン情勢を協議する。中国外務省と米国務省が29日発表した。
(日本時間午後10:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:58)
【速報2964】ロイター、30日:米国務省報道官は、中国東部の安徽省屯渓で開かれる協議に、中国がイスラム主義組織・タリバン暫定政権の代表も招いたと理解していると述べた。
(日本時間午後10:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:58)
【速報2965】ロイター、30日:外相会合は中国の王毅外相が議長を務め、アフガンのムッタキ外相代行のほか、パキスタン、イラン、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、インドネシア、カタールの外交関係者が出席する。(日本時間午後10:58 · 2022年3月30日 キエフ時間午後3:58)