日刊IWJガイド・日曜版「在日コリアンが多く住む元徴用工史の象徴・ウトロでの放火事件で容疑者逮捕! 容疑者は韓国民団施設に放火! 放火事件はヘイトクライム!」2021.12.19号~No.3384号


┏━━【目次】━━━━━━━━━

■はじめに〜今年8月在日コリアンが多く住む「ウトロ地区」に放火した容疑で、22歳の男(無職)が逮捕される! 男は7月に名古屋市の在日本大韓民国民団施設にも放火し逮捕・起訴されていたことが判明! 「ウトロ地区」への放火はヘイトクライムであった! 日本は自国内のヘイトクライムに厳しく向き合わなければ、他国の人権問題を批判する資格はない!

■皆さまへ緊急のお願いです!! 「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前から訴え続けてきましたが、改憲勢力で改憲発議可能な3分の2以上の議席を占められてしまった今回の総選挙!! そして、16日に開かれた憲法審査会で、国民民主党玉木代表が、「緊急事態条項の議論だ」と発言!! その「正体」を明らかに。12月15日までのご寄付・カンパは月間目標額の20%!! 11月末までの累積の赤字は約628万円! どうか緊急のご支援をよろしくお願いします!! 20日(月)永井幸寿弁護士緊急インタビュー決定!危険きわまりない「緊急事態条項」について。

■【中継番組表】

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■はじめに〜今年8月在日コリアンが多く住む「ウトロ地区」に放火した容疑で、22歳の男(無職)が逮捕される! 男は7月に名古屋市の在日本大韓民国民団施設にも放火し逮捕・起訴されていたことが判明! 「ウトロ地区」への放火はヘイトクライムであった! 日本は自国内のヘイトクライムに厳しく向き合わなければ、他国の人権問題を批判する資格はない!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 在日コリアンが多く住む京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区で今年8月にあった放火事件がヘイトクライムであったことが判明しました。

 12月6日、京都府警が、放火の容疑で奈良県桜井市高田に住む、有本匠吾容疑者を逮捕しました。有本容疑者は22歳、無職です。8月30日午後4時ごろ、在日コリアンが多く住むウトロ地区の空き家に放火し、空き家と近くの倉庫など計5棟が全焼、住宅2棟が半焼しました。

 ウトロ地区は、戦時中に飛行場建設のために動員された朝鮮人労働者が居住しており、今でも在日コリアンが多く暮らす地区です。ウトロ地区の住民たちが中心となって、「徴用工」の歴史を紹介する「ウトロ平和祈念館」を2022年4月に開く予定になっています。

 「ウトロ平和祈念館」での展示候補として、かつての朝鮮人労働者らの宿舎跡から回収した生活用品や食器棚を、倉庫で保管していましたが、有本容疑者による放火で、この倉庫が全焼、近くにあった住民運動の立て看板十数枚も焼けてしまいました。

 「ウトロ平和祈念館」を準備する一般財団法人ウトロ民間基金財団の金秀煥(キムスファン)理事は、「土地問題やまちづくり運動の歴史を示す看板の大半が焼失した。他の場所で難を逃れた収集品もあるが、ウトロの歴史を象徴する貴重な品であり、被害は深刻だ」(朝日新聞)と述べています。

 有本容疑者は、7月にも、名古屋市にある韓国民団愛知県本部の敷地内の建物(在日本大韓民国民団施設)に放火し、雨どいなどを焼損させた器物損壊などの罪で11月、名古屋地検に起訴されています。

※ウトロの空き家に放火容疑で男逮捕 住民運動の看板も焼失 京都府警(朝日新聞、2021年12月6日)
https://www.asahi.com/articles/ASPD66FWSPD6PTIL02Z.html

※宇治市のウトロで7棟全半焼、祈念館の展示品候補も焼失(朝日新聞、2021年9月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASP807RJ6P8ZPLZB017.html?iref=pc_rellink_01

 ウトロ平和祈念館のホームページは以下です。

※ウトロ平和祈念館
https://www.utoro.jp/history

 12月15日、京都府内の市民団体などが、事件は差別的動機で特定の民族・集団を狙った犯罪「ヘイトクライム」の可能性があるとして、同種犯罪の根絶を目指す声明文を発表しました。

※京都・ウトロ放火は「ヘイトクライムの可能性」 市民団体が根絶目指し声明(京都新聞、2021年12月15日)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/694735

 「京都府・市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」は、この声明文を公開しています。

 「ウトロ地区そのものが日本の朝鮮植民地支配と第二次世界大戦、戦後の在日朝鮮人の苦悩の歴史を今も語り続けています。ウトロでの放火は、7棟の家屋が焼失しただけでも大きな被害をもたらしましたが、それに加え戦前・戦後のウトロ地区とそこに生きてきた人々の歴史を証明するかけがえのないものを一瞬にして奪い去ったのです」

 「容疑者は、民族団体やウトロ地区など、朝鮮半島にルーツをもつ特定の民族集団を狙って、放火行為などに及んだとされます。これが事実であれば、容疑者のしたことは、ヘイトクライムに該当します。ヘイトクライムとは、皮膚の色、言語、宗教または信条、国籍または民族的または種族的出身、世系、年齢、障害、ジェンダー、性的指向・性自認等の属性を理由として、その集団又はその構成員に対して行われる犯罪です」

※ヘイトクライム根絶をめざす声明文 ~ウトロ地区の放火事件を受けて~(京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会、2021年12月15日)
https://antiracismkyoto.wixsite.com/antiracism/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%AB%98%E6%A0%A1-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8

 ウトロ地区は、戦時中、朝鮮人労働者の集団居住地でした。1942年2月、京都飛行場と併設飛行機工場建設が決定され、日本の国際航空工業が建設工事を受注しました。これらの工事には2000人ほどの人員が動員されましたが、そのうちの約1300人が朝鮮人労働者であり、彼らとその家族の居住地がウトロ地区でした。

 その歴史を留めるかつての宿舎や飯場、住居などを保管したい住民らと、1989年にウトロ地区の土地を購入した「西日本殖産」の間で、強制退去、土地明け渡し訴訟、韓日市民の募金によるウトロ地区の約3分の1にあたる土地2000坪の買い取り、といったやりとりがありました。その後も、京都府・宇治市が不良住宅の改善を謳って「ウトロ町づくり」事業を進め、住民らが歴史を消そうとしていると反発していました。 

※「最後の朝鮮人労働者たちの集団居住地」ウトロ地区撤去開始(ハンギョレ、2016年6月30日)
http://japan.hani.co.kr/arti/international/24516.html

 歴史的な経緯から、ウトロは「最後の徴用工村」として、元徴用工問題の象徴的な存在です。2018年に、韓国の最高裁判所である大法院(韓国の最高裁)が、元徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じる判決を下し、日韓で政治的課題になりました。今年6月7日には、ソウル中央地裁が、原告である元徴用工の遺族らの賠償請求の訴えを退けた判決を出しました。ソウル中央地裁の判決は、2018年大法院判決を否定するもので、韓国世論を賛否二分しました。

※国際法考慮の判決、韓国世論を二分 元徴用工訴訟に賛否(朝日新聞、2021年6月8日)
https://web.archive.org/web/20210608100406/https://www.asahi.com/articles/ASP685TWWP68UHBI010.html

 有本容疑者の放火の動機はまだ明らかになっていませんが、元徴用工訴訟がひとつのきっかけになった可能性があります。元徴用工問題に反発する『デイリー新潮』は、2020年、ウトロ村が政治的に利用されていると批判する記事を出しています。

※文在寅も激励、日本国内の「最後の徴用工村」…政治的に利用されてきた歴史をひもとく(デイリー新潮、2020年8月12日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/08120557/?all=1

 ウトロ平和祈念館の開館準備を進めている一般財団法人ウトロ民間基金財団も、15日、声明を出し、「京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」が紹介しています。

 「今回の事件はウトロの住宅が立ち並ぶ地区での放火で、住民の生命と財産を脅かす重大犯罪であり、決して許されるものではありません。また一連の事件がすべて在日コリアンの関連施設であることからも特定の民族に対する憎悪にもとづくヘイトクライムである可能性が高いと思われます。もしそうであれば、地区住民のみならず在日コリアンたちの平穏な生活を破壊し不安に貶める極めて深刻な問題であると言わざるをえません」

※ウトロ地区での放火容疑者逮捕を受けて 一般財団法人ウトロ民間基金財団(京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会、2021年12月15日)
https://antiracismkyoto.wixsite.com/antiracism/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%AB%98%E6%A0%A1-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8

 冒頭でご紹介した「京都府・市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」の声明文は、「ヘイトスピーチは、単に『不快』な発言だというレベルの問題ではなく、さらなる物理的な暴力と社会的排除を促す土台となります」と述べ、「ヘイトクライムは、朝鮮の人々に対して、この社会では排除されるべき対象であるというメッセージを送るもの」であり、「ヘイトクライムは、民主主義社会における根本基盤である対等で平等に生きることを否定するのです。それゆえ、ヘイトクライムは、個人にとってだけでなく、社会にとって危険な犯罪」であると警鐘を鳴らしています。

 ウトロ地区に放火をするといった凶悪なヘイトクライムに厳しく向き合わなければ、国家としても社会としても、日本に他国の人権問題を批判する資格などはありません。

※ヘイトクライム根絶をめざす声明文 ~ウトロ地区の放火事件を受けて~(京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会、2021年12月15日)
https://antiracismkyoto.wixsite.com/antiracism/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%AB%98%E6%A0%A1-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8

 一般財団法人ウトロ民間基金財団は、声明文の中で、「憎悪の連鎖を断ち切り、共に生きていく関係を築いて」いこうと呼びかけています。

 「ウトロは、困難に直面しながら声を上げた住民たちと、ウトロと向き合ってきた日本市民、在日コリアン、そして韓国市民が協力して権利と暮らしを守った歴史をもつところです。この歴史は日本と朝鮮半島が互いに理解を深めあい、力を合わせることで新しい社会を築いていけることを示してくれています。互いが出会い、学びあうことで憎悪の連鎖を断ち切り、共に生きていく関係を築いていく、それこそが『ウトロ平和祈念館』の意義だと言えるでしょう」

※ウトロ地区での放火容疑者逮捕を受けて 一般財団法人ウトロ民間基金財団(京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会、2021年12月15日)
https://antiracismkyoto.wixsite.com/antiracism/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%AB%98%E6%A0%A1-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8

 日本の大手メディアは、ウトロ地区に放火するというヘイトクライムに対して及び腰のように見えますが、IWJは引き続き、この問題を追求していきます。

■皆さまへ緊急のお願いです!! 「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前から訴え続けてきましたが、改憲勢力で改憲発議可能な3分の2以上の議席を占められてしまった今回の総選挙!! そして、16日に開かれた憲法審査会で、国民民主党玉木代表が、「緊急事態条項の議論だ」と発言!! その「正体」を明らかに。12月15日までのご寄付・カンパは月間目標額の20%!! 11月末までの累積の赤字は約628万円! どうか緊急のご支援をよろしくお願いします!! 20日(月)永井幸寿弁護士緊急インタビュー決定!危険きわまりない「緊急事態条項」について。

 お世話になっております。IWJ代表の岩上安身です。

 12月も折り返しが過ぎました。12月15日までのご寄付・カンパは、80件、82万4000円です。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 IWJでは、第12期の年間の予算の見通しを立て、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。

 しかしながら、12月15日までのご寄付・カンパの金額は、月間の目標額の20%にとどまっています。

 12月に入り、IWJの今期第12期も5ヶ月目に入りました。

 今期第12期は8月から始まり、11月で4ヶ月目を終えました。しかしながら、8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回り、10月は153万290円下回り、11月は202万5900円下回りました。

 4ヶ月間の累計の不足分は627万9690円となってしまいました。

 このペースで進んでいくと、IWJは壊滅的な打撃を受けてしまい、今期の途中で活動を極端に縮小するか、停止せざるをえなくなるかもしれません!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでいます。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけのもともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、前期の第11期の途中から無報酬で働いてもおりましたが、8月から始まった第12期も、1年間にもわたって、無報酬で働き続けています。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい苦しい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方の私の貯えでは、627万9690円もの不足分を穴埋めすることはできません!

 どうか会員の皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3429人です。そのうちサポート会員は1196人です。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1200円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが1人3500円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます。

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 天下分け目の衆院選が、改憲勢力の圧勝で終わってしまいました。先の選挙ほど重要な選挙は過去になかったのではないかと思われますが、最も重要な「改憲問題」という争点が隠され、大変残念な結果になってしまいました。

 世界は今、100年に1度あるかないかの巨大な政治的経済的軍事的な地殻変動に見舞われています。いうまでもなく、日本を含む世界全体に単独覇権国として支配力と影響力を及ぼしてきた米国が衰退し、中国が米国の国力を上回る勢いの新興国と台頭してきているからです。

 地球上の覇権国の力関係が、劇的に変わろうとしつつあります。この米中のせめぎあいに、米国の「従属国」に甘んじてきた日本はモロに巻き込まれつつあります。

 米国の衰退の原因は、米国自身の奢りによるところが大きい、と言わざるをえません。自ら生み出した新自由主義とグローバリズムのために、米国内部で超富裕層と貧困層の格差が民主主義国と言えないほど開いてしまい、他方、単独覇権主義を徹底するために、巨大な軍事力を備え、行使してきたために、巨額の財政赤字を積み上げ、結果として国力を落としてしまっています。

 財政赤字と国民の格差の拡大については、そっくりそのまま日本で同じことが起こっています。日本が米国のマネをしてこなかった(できなかった)のは、軍事力の行使だけでしたが、今後の行方次第ではそのタガも外れてしまうことでしょう。

 日本の場合、現在GDP比266%もの債務を「平時」の間に積み上げてしまっており、このあと「有事」となって巨額の戦費を必要としたら、戦時国債を大増刷して国民に強制的に買わせるか、その前に財政破綻の危機に瀕するか、いずれにしても国債のデフォルトを避けるため、改憲によって緊急事態条項を導入した上で、それを使って全国民に大増税をかけることになるでしょう。

 私がIWJというインターネット報道メディアを立ち上げた(会社登記)のは、正式には2010年12月のことですが、準備期間に約1年間かけました。その際、IWJという社名だけ決めて、「移行期通信」というメルマガを支持者の方々にお送りしていました。

 社名になぜIndependent(独立)という言葉を入れると決めていたのか。独立メディアである、という意味はもちろんのことですが、もう少し深い意味を込めて、日本の独立に少しでも資するように、という願いを込めたからです。それが私の志であり、一貫した「初期衝動」です。

 日本よ、独立せよ。

 米国への過度の依存から離れ、世界の国々、とりわけ隣国との友好に尽くし、独立国としてサバイバルせよ、という思いです。

 その思いを込めてスタートしたIWJですが、私の願い、言いかえれば危機感の方が、的中してしまい、日本は国力を落としながら、さらに米国への依存を深めどんどんと危うい方向に向かいつつあります。

 敗戦から冷戦の終わりまで日本は当たり前のように米国に、外交・安全保障を依存してきました。実際、「軽武装・経済優先」という当時、自民党の主流派だった宏池会のような考えでも、実際、日本は豊かになっていたのですから。

 しかし、冷戦に「勝利」した米国は、傲りたかぶり、世界を一極支配する単独覇権システムを強引に構築しようとし、かえって世界の反発を買って多極化を招いてしまいました。

 にもかかわらず日本は、米国を不動のヘゲモン(覇権国)としてあがめたてまつり、依存をさらに深めており、米中対立の「最前線」に立たされつつあります。その戦争準備のために、国会から立法権を奪って、内閣独裁を実現し、超法規的な「政令」を繰り出せる緊急事態条項を含めた改憲をしようと躍起になっているのです。

 衆院選についての報道も連日行われていたのに、今回の選挙の真の争点である自民党の改憲案については、すべてのマスコミが開票が終わるまで沈黙し続けました。

 自民党単独で過半数を取るか、自公で過半数を取るか、などが問題なのではなく、改憲に前のめりな姿勢を見せる維新と国民がどれだけ議席を獲得するか。結果、自公プラス維新と国民を含めた改憲勢力が衆議院の4分の3に迫る議席を得て、改憲発議が可能になってしまったという事実をどう受け止めるか。その点こそが、今回の総選挙の真の争点だったのであり、そして選挙後に我々が直視しなくてはならない最重要課題なのです。

 しかしながら、大手メディアは、開票が終わるまで改憲問題の、特に最も危険な緊急事態条項については、大っぴらに報じたり、論じたりするのを、徹底して避けてきました。多くの国民に、その危険性を悟らせないためなのです。

 改憲勢力が改憲発議可能となる議席を占めるかどうか、というこの総選挙の真の争点を、事前に報じ、論じるメディアはIWJをおいては皆無に近く、ありとあらゆるテレビ局や大新聞は、程度の違いこそあれ「立憲議席増、自民議席減」という、根拠の怪しい(各社自身の調査の生データと乖離している)、無党派の中でも「やや立憲寄りで反自民」の層が、「油断」をするようなアナウンスを繰り返しました。

 そのあげく、投票率も上がらず、事前の予測とは真逆に立憲・共産の野党共闘が議席を減らし、自民自身は議席を減らしたものの、公明は微増、自民の「別動隊」である維新は、4倍増と躍進し、国民民主も微増となり、改憲勢力全体では議席を増やしました。

 そして、10月31日の投開票が終わった途端に、岸田総理や、維新の松井代表らが、手を翻したように、積極的に改憲について発言し始め、大手メディアは、これに飛びついて改憲について記事にし、番組で取り上げています。

 前段でも触れた通り、16日の衆議院憲法審査会で、自民党の新藤氏は自民党が提示している改憲4項目の緊急事態条項について、「大規模な自然災害に加えて感染症の蔓延などといういわゆる有事と言うべき事態が発生した場合に、どのように対応するのか、国としての枠組みについて議論しておくことは、国民の関心も高く、極めて重要なことだ」と主張しました。そして、国民民主党の玉木代表は、「議論しなければならないのは、コロナ禍で明らかになった緊急事態における法の支配の空洞化で、ここを是正するための議論、つまり緊急事態条項の議論だ」と発言し、真の「正体」を露わにしました。

※衆院憲法審査会 衆院選後初の憲法論議 改正是非などで各党意見(NHK、2021年12月16日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211216/k10013390721000.html

 自民・公明・維新・国民の改憲勢力によって、憲法に「緊急事態条項」が書き加えられるのは、本当にすぐそこまで迫っています。

 自民党は改憲4項目を示していますが、その中の「緊急事態条項」こそが改憲の「本丸」なのです。IWJは、2012年に自民党が憲法改正草案を出した約10年も前からこの危険性を指摘し続けてきました。

 実際に私は、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士との共著「前夜」にて、自民党の「緊急事態条項」を含む憲法改憲草案の危険性を徹底的に記しています。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

※前夜 〜日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(配信記事)
https://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C

 しかし、ここまで緊急事態条項の必要性を正面に掲げるようになっても、改憲勢力は「災害のため」というカムフラージュを相変わらず口にして国民を欺きマスメディアも、緊急事態条項の中身の検討、その危険性については、まったく触れません。

 はっきりと言いきります。緊急事態条項は、「台湾有事」という言葉でしきりに安倍元総理らが煽り立てている、米国と中国との戦争に日本を参戦させること見すえて、この緊急事態条項によって、日本に戦時独裁体制を築き、国民の反対を強権発動で抑え込んで米国の傀儡国として、米本土を守るため、日本国民を犠牲にする無謀な戦争に突っ込むための仕掛けです。

 同時に、景気の回復やコロナ対策どころか、戦費調達で無制限に国債を増発して国の借金がどうにもならなくなったら、国家緊急権をもって、国民に対して大増税を強行するためでもあります。

 1946年、第二次大戦の敗戦の翌年、日本政府は国民に強制的に買わせた戦時国債がインフレで価値がなくなっている時、国家緊急権(緊急勅令)を発令して、「一回限り」という言い訳つきで全国民から財産を没収し、(最高税率90%!)インフレのために額面ほどの価値のなくなった国債の形ばかりの返済にあてて、表向きデフォルトをまぬがれた「前科」があるのです。

 来週の12月20日(月)午後7時から、永井幸寿弁護士に危険きわまりないこの「緊急事態条項」について岩上安身が単独インタビューを行います。フルオープンで公開しますので、知人、ご友人をお誘いの上ぜひ御覧になってください。

視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

※(再掲)改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

※【エッセンス版】改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 明石順平弁護士 第3弾
https://www.youtube.com/watch?v=DSyU3bKBn5Y

※【矢野論文について・切り抜き5】岩上安身による弁護士 宇都宮健児氏、エコノミスト 田代秀敏氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=pHZl0wcn5-c

 その恐ろしい「財産税」のために、新円切り換えと同時に緊急勅令(=国家緊急権)を用いて、全国民の預金封鎖を行うという荒業まで用いたのでした。

 国家緊急権は、国家が、国民の意志とは無関係に超法規的な強大な権力をふるえるようになる、「悪魔の魔法の杖」の如きものです。

 国家緊急権という万能の「魔法の杖」を国家に渡さないように、IWJはこれまでもずっと、この問題に警鐘を鳴らし続けてきました! しかしこの問題は、マスコミではタブー扱いになっています。選挙前も、選挙後も、です。

 選挙後も、「改憲」の話は出ても、「緊急事態条項」については大きく取り上げたり、コミットしないよう、各政党の政治家も、御用記者クラブメディアも、慎重にふるまっています。口裏もあわせずして、大手メディアがことごとく、「緊急事態条項」については黙り続ける、こんな芸当がどうしてできるのでしょうか?

 多くの国民は世間の話題にもならないため、その危険性に気づかず、眠るように忘れさせられてゆくのです。

 その点の危うさを、IWJはずっと「炭鉱のカナリア」のように、近づく危機を1人でも多くの方に知らせるべく、叫び続けています!

 戦後憲法は、明治憲法に書き込まれていた、この危険な国家緊急権を取り除きましたが、自民党をはじめとする現在の改憲勢力は、再び憲法に書き入れようとしています。もしも書き込まれれば、どうなるのでしょうか。暴力的な愚行を一度やらかした政府です。二度とやらないなどと誰が保証できるのでしょうか。

 こうして、マスコミが沈黙し続けている自民党改憲案の危険性を訴え続けているIWJが、今、活動費が足りずに沈没しかけています! 市民の皆さんからの緊急のご支援がどうしても必要です!

岩上安身拝

下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.12.19 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh3・奈良】13:30~「植民地主義に抗う沖縄と連帯する奈良県集会 ―登壇:丹羽雅雄氏(琉球民族遺骨返還訴訟弁護団長)、屋良朝博氏(前衆議院議員)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「琉球人遺骨返還を求める奈良県会議」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた辺野古関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%be%ba%e9%87%8e%e5%8f%a4
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】14:30~「『つじ恵事務所』主催『オール関西 平和と共生』共催 講演会『衆議院選を振り返って…今後の日本政治の行方を考える』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「つじ恵事務所」主催、「オール関西 平和と共生」共催の講演会を中継します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%8c%e3%81%84%e3%82%8f%e6%96%b0%e9%81%b8%e7%b5%84

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◆中継番組表2◆

**2021.12.20 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】19:00~「岩上安身による 永井幸寿弁護士インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による永井幸寿弁護士インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた永井幸寿氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b0%b8%e4%ba%95%e5%b9%b8%e5%af%bf

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「生産性が低いフリーランスはいなくなって下さいと言われているように感じる!」消費税免税事業者を追い詰めるインボイス制度で「1ヶ月分の収入を失う」!!~12.16《STOPインボイス!》財務省への署名簿提出及び記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500265

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■<今週の新記事振り返り>

日本大学理事長・加藤直人氏「日本大学は田中前理事長と永久に決別し、その影響力を排除いたします」~日本大学 記者会見 「今般の不祥事に伴う本学の対応と今後について」 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500076

スクープ! 改憲勢力がこぞって不透明な「錬金術」! 日本維新の会は政党助成金を「基金」計上し自由に使用! 鈴木宗男議員は1400万円以上ため込み! 自民党もなんと総裁の岸田文雄総理のため込み2600万以上! IWJは総務省直撃! 鈴木議員と維新本部にも質問状! 2021.12.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500135

新自由主義時代の寵児、「村上ファンド」の村上世彰氏が、維新に合計2900万円の巨額献金! そのうち150万円は政治資金法違反の疑いがあると上脇博之・神戸学院大学法学部教授らが大阪地検に告発状を提出! 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500055

IWJの質問に小西洋之議員は「国政に関わった経験ある人の組織的行為」、杉尾秀哉議員は「国会で自民党との関係取り上げる可能性」!~12.10 ツイッター「Dappi」アカウントによる書き込みに対する損害賠償訴訟についての緊急記者会見 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500065

「労働組合として当然の労使の交渉を求め、待遇の改善を求めることが刑事事件になるという群を抜いた異常さ、何としても無罪判決を!」~12/12 「弾圧をはねのけろ 12・12全国同時アクション in 大阪」集会&デモ行進 2021.12.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500111

「運転期間が40年を超える日本原電、関西電力の4機の原発を、このままスムーズに運転させるかどうかが分水嶺」~12/4 老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか 2021.12.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499907

政府の打ち出すケア労働者の賃上げは月9000円、看護師はコロナ対応した人限定、期間限定で月4000円!!「使命感や責任感だけではもう耐えられない!」~12.13ケア労働者の大幅賃上げを求める現場労働者による記者会見 2021.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500182

IWJ記者の質問に「内政干渉にあたらない」と13日国会答弁を繰り返し! 台湾のシンポで「台湾有事は日本有事」と勇ましく煽った安倍元総理の発言は「正当な関心の表明」と言えるのか?~12.14林芳正 外務大臣 定例会見 2021.12.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500199

東京都と都医師会が、コロナ感染爆発第6波に備え、国の新たなレベル分類指標を参考に独自の対策を発表!「数的にはかなり対応できると思うがスピードが大事、オミクロン株はそこが心配!」~12.14東京都医師会 記者会見 2021.12.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500196

黒田兼一・明治大学名誉教授「日本の賃金水準は30年間ずっと停滞したままだ」! 18日のシンポで「全国一律最賃制実現に向けた最賃法改正の提言」を発表予定~12.15「12.18最賃シンポジウム」開催に関する記者会見 2021.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500222

北海道室蘭市が東電福島第一原発の周辺で出た高濃度のPCB廃棄物処分の受け入れを表明! 反対する市民らが環境省にヒアリング「市長の決定は唐突で住民の了解を得ていない」!~12.13第11回核ごみに関する政府との会合 2021.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500188

二度と悲惨な戦争を繰り返させないために「2021年 京都不戦のつどい」―記念講演:「なぜ日本は侵略戦争を続けたのか」原田敬一 佛教大学名誉教授 ほか 2021.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500079

「生産性が低いフリーランスはいなくなって下さいと言われているように感じる!」消費税免税事業者を追い詰めるインボイス制度で「1ヶ月分の収入を失う」!!~12.16《STOPインボイス!》財務省への署名簿提出及び記者会見 2021.12.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500265

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド・日曜版「『村上ファンド』の村上世彰氏が維新に合計2900万円の巨額献金! そのうち150万円は政治資金法違反の疑い!『身を切る改革』とは!?」2021.12.12号~No.3377号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49918

日刊IWJガイド・非会員版「NHK『日曜討論』で共産・田村智子氏が政府のコロナ対応、経済対策の不備を次々指摘 れいわ・大石晃子氏は『維新バスター』ぶりを発揮!!」2021.12.13号~No.3378号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49920

日刊IWJガイド・非会員版「自民・高市早苗政調会長が長期・超長期国債の躊躇なき発行、プライマリーバランス凍結を主張!! 日本財政は大丈夫か!?」2021.12.14号~No.3379号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49929

日刊IWJガイド・非会員版「中国でも初めて確認!世界中に急速に感染拡大するオミクロン株、英国で初めての死者! WHOは『リスクは極めて高い』と発表!」2021.12.15号~No.3380号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49934

日刊IWJガイド・非会員版「大阪地裁、『森友問題』で国は改竄強要が赤木俊夫さんの自殺の原因になったことを認め、賠償責任を認める! IWJは上脇博之神戸学院大学教授と財務省に緊急取材!」2021.12.16号~No.3381号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49938

日刊IWJガイド・非会員版「岸田政権で初の衆院憲法審査会開催! 自民、公明、維新、国民が緊急事態条項制定に前のめり!! 立憲・共産は『安倍4項目』の議論を批判」2021.12.17号~No.3382号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49940

日刊IWJガイド・非会員版「オミクロン株の市中感染が始まる!? ヒトの気管支ではオミクロン株の複製能力はデルタ株・オリジナル株の約70倍! 」2021.12.18号~No.3383号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49943

■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!

【タイムリー再配信 1037・IWJ_YouTube Live】20:00~「アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は『アベ政治』を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(2)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443579

【タイムリー再配信 1038・IWJ_YouTube Live】19:00~
戦場は日本列島!緊迫化する北朝鮮情勢、安倍政権に核ミサイル着弾の「覚悟」はあるか~岩上安身によるインタビュー 第749回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/377549

【タイムリー再配信 1039・IWJ_YouTube Live】20:00~
「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、富樫航)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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